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第29章 「彼」からの連絡
どういうご用件?
しおりを挟むさて、合否の返事は意外と早く、3日後に来た。
『ぜひ相原さんに来ていただきたいということで決まったので、いろいろ書類を送りたいんですが、「天野方」って書いてある方の住所にお送りすれば大丈夫ですか?』
「はい!それでお願いします。ありがとうございます!よろしくお願いします!」
『こちらこそ』
一気に食い気味に返事をしたせいか、電話の向こうで少し笑っている様子が分かった。
さて、忙しくなるぞーっ。
◇◇◇
そのさらに4日ほど後、19時頃、「彼」からスマホに不在着信があった。
さらにLINEで、「大事な話があるから会いたい」とのこと。
少しためらったが、こちらから「電話では話せないことなんですか?」と折り返すと、『今なら自宅に一人だから大丈夫だ』と言われた。
「どういうご用件ですか?」
『マナちゃん――今からでもうちに戻ってこないか?今日帰ってくるというなら、今からでも迎えに行くから』
「え…?」
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