心も身体も健康で幸せな人生を生きるには？

自分を信じることで、どんな効果があるのか？（２）

三、　自分を信じる方法は？

　自分を信じられない人は、以下を試してみましょう。

1. 小さな成功体験を積み重ねる

　小さな成功体験を繰り返すことで、「自分には無理、できない」という思い込みが、「自分は決めたことは必ず達成できる」「自分は絶対に大丈夫」という考えに変わるのです。

2. 知識やスキルを身につける

　1で小さな成功体験を積み重ねたら、次に知識やスキルを身につけます。題材は何でもよいです。
　
　自分が成長するために必要な知識はスキルは何かを、自分と向き合って考えます。

　その知識やスキルを身につけたら、それを活かす場を考えて、行動をしていきます。行動を繰り返すことで、成果が出て、それが自信を持つことに繋がっていきます。

3. 理想の自分を思い描く

　理想の自分や、理想の未来を思い描きます。

　視覚化するために、お手本にする人の写真や理想の生活のイメージを壁に貼ってもいいですね。

　そうすると、潜在意識に理想が刷り込まれ、脳が理想実現に向けて自動的に動き始めるのです。

　人間は、思い描いた理想しか達成できないと、脳科学や心理学で言われています。

　逆に言うと、自分の理想を思い描くからそこに行けるようになるのです。

　一流のスポーツ選手は、この真理を有効に使って、理想の未来を描き、必要な行動に集中できるように自分の脳を訓練しています。

4. 自分を信じることによる効果は？

　自分を信じることができると、何があっても大丈夫と思える、他人に振り回されないようになる、思いが現実になり始める、等、自分の人生が好転していきます。

　誰かの言うとおりにすればうまくいく、という考えを捨ててみましょう。

　自分の外の考えは、それを考案した人の考えであり、自分の内側から生まれた考えではないので、自分には合わないのです。

　人の意見を鵜呑みにせず、一度立ち止まって自分で考えてみる。それで、その人の意見では無く、自分の意見が正しいと思ったら、自分の責任で動いてみる。

　自分の人生を他人まかせにしていたら、どうしてよいかわからず、不安で生きづらいですよね。

　自分の人生を自分でコントロールできている、とわかると、自分の望む方向へ人生を仕向けることができます。

　たとえ、間違った道を選んだとしても、気づいてすぐに方向転換できる、もしくは、間違った道が実は間違っていなかったという気づきが生まれるかもしれません。


　最後に、『学校では教えてくれない大切なこと（14）自信の育て方』 という本の一説を紹介します。

「自分を信じる力を育てるために大切なことは、だれかに勝つことでも、だれかにほめてもらうことでもありません。自分をよく知り、自分はどう思うかを大切にして行動することで、自分を信じる力が育っていきます。それは、幸せに生きるための土台になるものです。」


　まとめ：

　根拠なしで、自分を信じてみる。

　他人を信じて裏切られた方はいるかもしれませんが、自分を信じて裏切られた人はいないんではないでしょうか？

　だって、自分に裏切られるって…おかしいですよね？笑