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第一部ルート6「終焉」~それぞれの道~
戦闘4
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衝撃から5秒ほど経った時に、フィーレが飛び出してハクシが潜ってきた穴から人が飛び出してくる。
翼が生えているが、紛れもなくアリル本人だった。
人形のようにピクリとも動かない彼女は、成すがままに空中を舞っていた。
「これ以上犠牲者は出したくない!」
アサトはそう言い残して手に持っているナイフを投げ出し、全速力でアリルをキャッチしにいく。
ギリギリで追いつき軽い小さな体をギュッと抱きしめて呼びかけていた。
「アリル!死んじゃダメだ!」
眉間にシワを寄せて、息は苦しそうに荒げている。
額からは痛々しいほどの血が流れ落ちてきて、止まる様子は一向にないように思う。
重傷を負っているが、フィーレよりか軽傷なのが不幸中の幸いである。
「これを使ってやってくれ。」
私はハクシに小瓶に入った白いヌルヌルした液体を渡された。
「なにこれ?」
「効き目が抜群の傷薬だ。本人の意識次第で効果は変わってしまうが、アリルなら大丈夫だろう。」
伝える事を伝えてハクシは急いで自分が潜り抜けてきた穴へと移動する。
「ちょっと!どうするつもり?」
「早くクイナの元へ行かないと、手遅れになってしまう!アリルの事は頼んだぞ!」
早々と穴の中へと飛び込んでいった。
ひとまずクイナの事はハクシに任せて、アリルの事を優先しよう。
「あれ?手に持ってた薬が無い…。」
アサトを見るとその手にはもう薬が握られており、そのままぶっかけようよしていた。
よく見るとアリルは巻いていた包帯がなく、素っ裸の状態である。
「ちょーっと!まって!」
アサトにはその気は無いと思うが、これ以上させると何か危険な匂いがプンプンするので薬を取り上げた。
「早くしないとアリルが死んじゃうよ!」
複雑な心境を露にしながら、アサトの切実な言葉に少し心が痛む。
「薬にも効率的な使い方があるんだから、ここは私に任せておいて!」
苦し紛れに出てきた言葉だが、アサトは納得してくれたらしい。
私は白いヌルヌルの液体に抵抗があったものの、意を決して手に乗せて感触を確かめる。
冷たい物だと思っていたが、割と暖かくサラサラとしていた。
その液体を丁寧にアリルの傷口に塗りたくっていく。
「あっ、んっ…。」
直後にアリルが反応をみせる。
頭の傷口の血を拭い、薬をじっくりと塗り込んでいった。
順番に肩から足の先までの無数の傷を包み隠すように、同じようにじっくりと塗り込んでいった。
「ぁあんっっ!」
…なんとも言えない自主規制がすぐにかかりそうな声が、何度も何度も部屋中を埋め尽くす。
アサトが純粋な心で心配そうにコチラを見つめてくる。
本当ならば教育上悪い気がするのだが、別に悪い事をしてるわけじゃ無いので私は作業を続ける事にした。
「んっ…あんっ…はうっ!!」
私はアリルの反応に少しづつ変な気分になってきていた。
ダメダメと思いながら、無心で塗り続けていく。
「あぁぁっ…あんっ…ひゃっん…」
徐々に反応が上がっていきわざとらしい違和感があったので、私は薬を塗る手を止めて呆れた声で語りかける。
「あんた意識あるでしょ…。」
5秒程の変な間あった後にアリルはバレた事を残念そうに反応を返してくる。
「……あら、残念…ちゃんと心の芯まで塗ってもらって淫らになっていく私をアサトに見せてあげたかったのに…。」
「どれだけ恥ずかしい思いさせてるのよ!気づいてるなら、ちゃんと言ってよ!」
からかわれた事にため息を付いていると、アサトが急にアリルに抱きついた。
「本当に無事で良かった…。」
急な行動にアリルはタジタジになっている。
予想外の事に対しては、可愛いところもあるのだなと思った。
一時はどうなるかと思っていたが、とりあえずアリルが無事で何よりだ。
次はクイナの暴走を何とかしないと…。
翼が生えているが、紛れもなくアリル本人だった。
人形のようにピクリとも動かない彼女は、成すがままに空中を舞っていた。
「これ以上犠牲者は出したくない!」
アサトはそう言い残して手に持っているナイフを投げ出し、全速力でアリルをキャッチしにいく。
ギリギリで追いつき軽い小さな体をギュッと抱きしめて呼びかけていた。
「アリル!死んじゃダメだ!」
眉間にシワを寄せて、息は苦しそうに荒げている。
額からは痛々しいほどの血が流れ落ちてきて、止まる様子は一向にないように思う。
重傷を負っているが、フィーレよりか軽傷なのが不幸中の幸いである。
「これを使ってやってくれ。」
私はハクシに小瓶に入った白いヌルヌルした液体を渡された。
「なにこれ?」
「効き目が抜群の傷薬だ。本人の意識次第で効果は変わってしまうが、アリルなら大丈夫だろう。」
伝える事を伝えてハクシは急いで自分が潜り抜けてきた穴へと移動する。
「ちょっと!どうするつもり?」
「早くクイナの元へ行かないと、手遅れになってしまう!アリルの事は頼んだぞ!」
早々と穴の中へと飛び込んでいった。
ひとまずクイナの事はハクシに任せて、アリルの事を優先しよう。
「あれ?手に持ってた薬が無い…。」
アサトを見るとその手にはもう薬が握られており、そのままぶっかけようよしていた。
よく見るとアリルは巻いていた包帯がなく、素っ裸の状態である。
「ちょーっと!まって!」
アサトにはその気は無いと思うが、これ以上させると何か危険な匂いがプンプンするので薬を取り上げた。
「早くしないとアリルが死んじゃうよ!」
複雑な心境を露にしながら、アサトの切実な言葉に少し心が痛む。
「薬にも効率的な使い方があるんだから、ここは私に任せておいて!」
苦し紛れに出てきた言葉だが、アサトは納得してくれたらしい。
私は白いヌルヌルの液体に抵抗があったものの、意を決して手に乗せて感触を確かめる。
冷たい物だと思っていたが、割と暖かくサラサラとしていた。
その液体を丁寧にアリルの傷口に塗りたくっていく。
「あっ、んっ…。」
直後にアリルが反応をみせる。
頭の傷口の血を拭い、薬をじっくりと塗り込んでいった。
順番に肩から足の先までの無数の傷を包み隠すように、同じようにじっくりと塗り込んでいった。
「ぁあんっっ!」
…なんとも言えない自主規制がすぐにかかりそうな声が、何度も何度も部屋中を埋め尽くす。
アサトが純粋な心で心配そうにコチラを見つめてくる。
本当ならば教育上悪い気がするのだが、別に悪い事をしてるわけじゃ無いので私は作業を続ける事にした。
「んっ…あんっ…はうっ!!」
私はアリルの反応に少しづつ変な気分になってきていた。
ダメダメと思いながら、無心で塗り続けていく。
「あぁぁっ…あんっ…ひゃっん…」
徐々に反応が上がっていきわざとらしい違和感があったので、私は薬を塗る手を止めて呆れた声で語りかける。
「あんた意識あるでしょ…。」
5秒程の変な間あった後にアリルはバレた事を残念そうに反応を返してくる。
「……あら、残念…ちゃんと心の芯まで塗ってもらって淫らになっていく私をアサトに見せてあげたかったのに…。」
「どれだけ恥ずかしい思いさせてるのよ!気づいてるなら、ちゃんと言ってよ!」
からかわれた事にため息を付いていると、アサトが急にアリルに抱きついた。
「本当に無事で良かった…。」
急な行動にアリルはタジタジになっている。
予想外の事に対しては、可愛いところもあるのだなと思った。
一時はどうなるかと思っていたが、とりあえずアリルが無事で何よりだ。
次はクイナの暴走を何とかしないと…。
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