あなたと過ごす最後の七日間

パプリカ

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1日が終わろうとしている。わたしの二度目の7月17日がまもなく幕を閉じる。

疲れた。とても。緊張感がずっと続いていた。授業中などでも過去の映像がフラッシュバックのように襲ってきて、気を失いそうになったこともある。

これをあと何日も繰り返さないといけない。わたしは自室のベッドに寝ながら、憂鬱な気持ちに押し潰されそうになっていた。

「……これから、どうしよう」

そう、問題はそれ。
わたしはなにをすべきなのか。
そのことを、一日中考えていた。

でも、結論はでていなかった。
正直なところ、わたしは死んでもいいと思っているのかもしれない。

絶望感に打ちのめされて、何もやる気が起きなくなっているのかもしれない。
必死に抗おうとする気持ちが、なかなか生まれてはこない。

自殺をすれば、そんな考えがよぎる。
この苦しみから逃れるには、自殺を選ぶのが妥当な判断なのかもしれない。

「……海斗くん」

そう、海斗くんを残してはおけない。わたしの責任で、彼を救わないといけない。
それがわたしの罪の償い方。

でも、どうやって?
方法はあるの?

逃れられない運命というものが、この世にはある。
わたしはこんな能力はあるけれど、逆にいえばそれくらいしか取り柄がない。どこにでもいる女子高生でしかなくて、できないことのほうが多い。
そう、やれることにも限界はある。

なら、早い段階で諦めたほうがいいのかもしれない。
だって、あの日を何度も繰り返すなんて、とてもじゃないけど耐えられない。

自殺で、いいのかな。正直なところ、自殺にはあまり抵抗がない、ううん、怖い気持ちはあるけれど、そこまでのためらいはないということ。
わたしはかつて何度も死んでいる。だから死へのハードルが他の人よりも低いんだと思う。

「他に方法なんて思い付かない。覚悟を決めないと、そうでしょ、莉子」

そんなふうに言い聞かせるように言っても、やっぱり頭には海斗くんの顔が浮かぶ。
もし、わたしが自殺をすれば、海斗くんはひとりぼっちになる。

そうなったら海斗くんはどうなるんだろう。さすがに後追いなんてことはしないだろうけど、悩み苦しむことは間違いないと思う。

「あーもう、どうしたらいいの」

横になったまま、髪をくしゃくしゃにする。お風呂から上がったばかりで、まだ髪はしめっていた。
考えがあっちにいったり、こっちにいったり、全然結論が出ない。

「このままじゃ、また同じことの繰り返しだよ」
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