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第一章
痛いお尻と応援団長
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「……久場くん」
「ん、」
「僕、久場くんの自転車乗ってみたい」
「え? これに」
「僕、ママチャリしか乗ったことがないからこういうの乗ったことがなくて」
久場の自転車は、何段も変速が出来てタイヤも大きくてストレートハンドルのクロスバイクだ。
母のママチャリも好きだけど、やっぱり一度はこういうかっこいい自転車に乗ってみたかった。
この本音も、今まで誰にも話したことはない。凄く恥ずかしいけれど打ち明けてみる。
「いいよ、あ……でも由人は足が地面に着かないだろう」
「はっ! そうだった! 今のなし、忘れて」
そうだ、足の長さが違い過ぎるんだった! またやってしまった、恥ずかしい!
「はは、由人はほんとかわいいな、俺が後ろから支えてやるから乗ってみろよ」
久場が押していた自転車を停める。しかし由人にはサドルの位置がすでに高い。
「サドル低くしような」
「ごめん……」我が儘を言ったせいで久場を煩わせてしまった。
「いいって……一番低くしたぞ、どうだ、乗れそうか? ほら俺に捕まって股がれ、大丈夫だ俺が支えてる」
急に怖くなったけれど、もう乗るしかなくなってしまった。
「久場くん! 絶対手離さないで! わっ、えっ! なにこのサドル、とんがってる! お尻痛い! 足が、足が地面に着かない! 恥ずかしい!」
「ははは、大丈夫だって、ほらちゃんと支えてるから、漕いでみろ」
「もういい! 降ろして、お尻が痛い、だめ、漕げない、ママチャリと違い過ぎる!」
「仕方ねーな、格好だけでもつけてみろ、ケツはそんなに出さなくていい、腹を引っ込めて、由人力み過ぎだって、肘ちょっとだけ曲げる」
自転車に乗った由人の肩と、ハンドルを持って久場は、ゆらゆらと揺れる自転車を支える。
自転車は揺れ、サドルは硬く擦れ食い込む。
それでも久場の指示に懸命に従うけれど、羞恥と恐怖でみるみる顔を赤くなっていく。
「無理、無理、お尻痛い」
由人は久場に真っ赤な顔を向けてふるふると振り、助けを求めた。
「はは、そんなに?」
必死な由人の顔を見つめながら久場が眉を下げて笑う。
「久場くんどうしてこんなの乗れるの? もう無理、お願い、降ろして」
「もっと安定した所で練習した方がいいな、分かった分かった、俺にしがみついて降りろ」
「僕は……クロスバイクにも乗れないんだ……情けない……」
「こいつのサイズが由人に合ってないだけだ、足が着くやつ選べば大丈夫だから、落ち込むなよ」
久場は左手でハンドルを掴み、右腕を由人の腰に回して抱えるように自転車から降ろしてやる。
「もういいです、僕にはママチャリがお似合いなんです……」
「そんなに落ち込むなって」
慰めながら、久場は抱きしめた右腕で由人の腰を引き寄せ、体を密着させる。
由人の顔を至近距離で覗き込む。
早朝とはいえ通学路の周りは住宅街で、そんな場所で久場はじっと由人を見つめる。
「あ、久場くん……あの、近い……」
「由人が泣いてるかもって思ってな、顔ちゃんと見せて」
久場の腕が解かれ、由人の前髪をかきあげる。
おでこを全開にされ、じっと見下ろされる。
「泣いてないです……」
久場に見つめられ、由人は急いで前髪を下ろして瞳を隠してしまう。
泣いてはいないが、潤んだ瞳を見られのは恥ずかしかった。
「由人は照れ屋だから、そんなに前髪伸ばしてるのか?」
久場の質問に、由人はコクコクと頷く。
「そうか……まあ、みんなに見せちゃうのも勿体無いから、そのままでいいか……」
久場がぼそっと呟いてまた自転車を押して歩き始める。
由人は息が整わないまま、急いで久場に追いつく。
真ん中に挟んだ自転車を押しながら久場は、胸に手を当てて呼吸を整え歩く由人の横顔を眺めている。
「俺、由人といるとすげぇ楽しい」
並行して歩く久場の言葉はとても嬉しいもので、由人は照れくさく言葉を返そうと顔を向けると、そこには真顔でじっと見つめてくる久場の目があった。
咄嗟に視線を逸ら、短く答える。
「僕もだよ……」
落ち着いてきていた鼓動がまたどっどっどと、早まり由人は胸に置いた手をきゅっと握りしめた。
五月も終わる頃、六月の体育祭に向けて練習が始まる。
高校最後の体育祭、由人のクラスは青組で久場はブロック団長に選ばれる。
この期間は由人にとっては鬼門で、運動神経が悪い自分が周りに迷惑をかけない様に、何か失敗をしないようにと、日頃以上にひっそりと大人しくしている。
しかし久場は、体育祭が終わったら受験勉強に本腰を入れると親を納得させ、一日中大忙しで学校中を元気に走り回り、応援団の練習も放課後に毎日だった。
そんな久場の姿を見ていると、由人はじっとなんてしていられなかった。
久場の負担が少しでも軽くなればと、人文字パネルの準備や、応援団のユニフォームの法被と袴、白手袋の準備などなど、頼まれれば引き受け立派な雑用係になっていた。
「そんなに張り切らなくても」と、笑いながら早恵子達も学校に残って塾の時間ぎりぎりまで由人をサポートしてくれる。
雛子はその背の高さと眼光の鋭さを買われ応援団の一員に選ばれた。満更でもなさそうで、親と塾講師に許可をとり出来るだけ練習に参加している。
相変わらず久場には心を開いていないようであまり口は利かないが、ブロック団長としての手腕や頑張りは認めているようで素直に従っていた。
三年生にもなれば、塾が優先で残らない生徒が大半だが、それは仕方がないことで、その分学校にいる間は雑用係の由人のところまで手伝うことはないかと聞きにくるクラスメイトもいて、由人も久場に負けないくらいに大忙しだった。
朝の登校も、話題は体育祭のことばかりで、臆病で要領の悪いの由人は自分は上手く出来ているか、何か見落としていないかと、久場に確認してもらう。
「大丈夫だ、助かってる」と、久場に頭を撫でられてはほっと安心をする。
まだ誰も来ていない教室に、二人で入ると後方の机を動かしてスペースを作り、久場が応援合戦の演舞や口上を練習する。
由人は、前髪をピン留めでとめ、教室の床に体操座りをして、その練習を特等席で見る。
久場の表情は真剣で引き締まり、演舞中に叩かれる太鼓の音を口ずさむその声は静かで低い。
清らかでシンとした朝の空気を、体幹を鍛え上げた久場の足の擦り音と声だけが儀式のように揺らす。
その全てが由人だけに向けられていた。
学校中の人気者、アポロンのようなカリスマ性、全てを兼ね備えている久場が、由人に見せる優しさは本物で特別だった。
久場がこんなことをするのは僕だけ。
二人きりで仲良く話すのは朝のこの時間だけで、それ以外の時間はみんなの久場だけど、確かに久場は僕を特別扱いしている。
それはきっと久場の気まぐれで、大久保や丸太のようにずっと仲の良い親友にはなれないだろうし、いつ飽きられるか分からないけれど、せめて高校を卒業するまでは……特別な友達でいられたらいいな。
演舞が終わり久場が一礼すると、由人は毎回息を吐きながら「凄い……」と、声を漏らす。
「かっこいい?」
久場が人懐っこい笑顔で聞いてくる。
「凄くかっこいい!」
由人は、きらきらとした眼差しで見上げる。
久場は、体操座りをしたままの由人の前にしゃがむ。
「由人に褒められると、めちゃくちゃ頑張れる」
嬉しそうにそう言って、ワシワシと髪を撫でてくる。
毎朝このやりとりをしている。
演舞を考えたり練習したりしているのは久場なのに、なぜその大きな手で撫でてくれるのだろうか。
頭をよぎる疑問は付きまとうけれど、久場が喜んでくれるならなんでもいい……
今時間が止まってくれたらいいのにと、由人はまた思ってしまう。体育祭が永遠に来なければ、僕の頭を久場が毎日撫でてくれる。この優しい眼差しも永遠に僕だけを見てくれるのにな。
そんな夢物語をこっそり妄想しても時は止まってなどくれない。
時間は過ぎ、他のクラスメイトもぞくぞくと登校してくる。
特別な日々は過ぎていく。
「ん、」
「僕、久場くんの自転車乗ってみたい」
「え? これに」
「僕、ママチャリしか乗ったことがないからこういうの乗ったことがなくて」
久場の自転車は、何段も変速が出来てタイヤも大きくてストレートハンドルのクロスバイクだ。
母のママチャリも好きだけど、やっぱり一度はこういうかっこいい自転車に乗ってみたかった。
この本音も、今まで誰にも話したことはない。凄く恥ずかしいけれど打ち明けてみる。
「いいよ、あ……でも由人は足が地面に着かないだろう」
「はっ! そうだった! 今のなし、忘れて」
そうだ、足の長さが違い過ぎるんだった! またやってしまった、恥ずかしい!
「はは、由人はほんとかわいいな、俺が後ろから支えてやるから乗ってみろよ」
久場が押していた自転車を停める。しかし由人にはサドルの位置がすでに高い。
「サドル低くしような」
「ごめん……」我が儘を言ったせいで久場を煩わせてしまった。
「いいって……一番低くしたぞ、どうだ、乗れそうか? ほら俺に捕まって股がれ、大丈夫だ俺が支えてる」
急に怖くなったけれど、もう乗るしかなくなってしまった。
「久場くん! 絶対手離さないで! わっ、えっ! なにこのサドル、とんがってる! お尻痛い! 足が、足が地面に着かない! 恥ずかしい!」
「ははは、大丈夫だって、ほらちゃんと支えてるから、漕いでみろ」
「もういい! 降ろして、お尻が痛い、だめ、漕げない、ママチャリと違い過ぎる!」
「仕方ねーな、格好だけでもつけてみろ、ケツはそんなに出さなくていい、腹を引っ込めて、由人力み過ぎだって、肘ちょっとだけ曲げる」
自転車に乗った由人の肩と、ハンドルを持って久場は、ゆらゆらと揺れる自転車を支える。
自転車は揺れ、サドルは硬く擦れ食い込む。
それでも久場の指示に懸命に従うけれど、羞恥と恐怖でみるみる顔を赤くなっていく。
「無理、無理、お尻痛い」
由人は久場に真っ赤な顔を向けてふるふると振り、助けを求めた。
「はは、そんなに?」
必死な由人の顔を見つめながら久場が眉を下げて笑う。
「久場くんどうしてこんなの乗れるの? もう無理、お願い、降ろして」
「もっと安定した所で練習した方がいいな、分かった分かった、俺にしがみついて降りろ」
「僕は……クロスバイクにも乗れないんだ……情けない……」
「こいつのサイズが由人に合ってないだけだ、足が着くやつ選べば大丈夫だから、落ち込むなよ」
久場は左手でハンドルを掴み、右腕を由人の腰に回して抱えるように自転車から降ろしてやる。
「もういいです、僕にはママチャリがお似合いなんです……」
「そんなに落ち込むなって」
慰めながら、久場は抱きしめた右腕で由人の腰を引き寄せ、体を密着させる。
由人の顔を至近距離で覗き込む。
早朝とはいえ通学路の周りは住宅街で、そんな場所で久場はじっと由人を見つめる。
「あ、久場くん……あの、近い……」
「由人が泣いてるかもって思ってな、顔ちゃんと見せて」
久場の腕が解かれ、由人の前髪をかきあげる。
おでこを全開にされ、じっと見下ろされる。
「泣いてないです……」
久場に見つめられ、由人は急いで前髪を下ろして瞳を隠してしまう。
泣いてはいないが、潤んだ瞳を見られのは恥ずかしかった。
「由人は照れ屋だから、そんなに前髪伸ばしてるのか?」
久場の質問に、由人はコクコクと頷く。
「そうか……まあ、みんなに見せちゃうのも勿体無いから、そのままでいいか……」
久場がぼそっと呟いてまた自転車を押して歩き始める。
由人は息が整わないまま、急いで久場に追いつく。
真ん中に挟んだ自転車を押しながら久場は、胸に手を当てて呼吸を整え歩く由人の横顔を眺めている。
「俺、由人といるとすげぇ楽しい」
並行して歩く久場の言葉はとても嬉しいもので、由人は照れくさく言葉を返そうと顔を向けると、そこには真顔でじっと見つめてくる久場の目があった。
咄嗟に視線を逸ら、短く答える。
「僕もだよ……」
落ち着いてきていた鼓動がまたどっどっどと、早まり由人は胸に置いた手をきゅっと握りしめた。
五月も終わる頃、六月の体育祭に向けて練習が始まる。
高校最後の体育祭、由人のクラスは青組で久場はブロック団長に選ばれる。
この期間は由人にとっては鬼門で、運動神経が悪い自分が周りに迷惑をかけない様に、何か失敗をしないようにと、日頃以上にひっそりと大人しくしている。
しかし久場は、体育祭が終わったら受験勉強に本腰を入れると親を納得させ、一日中大忙しで学校中を元気に走り回り、応援団の練習も放課後に毎日だった。
そんな久場の姿を見ていると、由人はじっとなんてしていられなかった。
久場の負担が少しでも軽くなればと、人文字パネルの準備や、応援団のユニフォームの法被と袴、白手袋の準備などなど、頼まれれば引き受け立派な雑用係になっていた。
「そんなに張り切らなくても」と、笑いながら早恵子達も学校に残って塾の時間ぎりぎりまで由人をサポートしてくれる。
雛子はその背の高さと眼光の鋭さを買われ応援団の一員に選ばれた。満更でもなさそうで、親と塾講師に許可をとり出来るだけ練習に参加している。
相変わらず久場には心を開いていないようであまり口は利かないが、ブロック団長としての手腕や頑張りは認めているようで素直に従っていた。
三年生にもなれば、塾が優先で残らない生徒が大半だが、それは仕方がないことで、その分学校にいる間は雑用係の由人のところまで手伝うことはないかと聞きにくるクラスメイトもいて、由人も久場に負けないくらいに大忙しだった。
朝の登校も、話題は体育祭のことばかりで、臆病で要領の悪いの由人は自分は上手く出来ているか、何か見落としていないかと、久場に確認してもらう。
「大丈夫だ、助かってる」と、久場に頭を撫でられてはほっと安心をする。
まだ誰も来ていない教室に、二人で入ると後方の机を動かしてスペースを作り、久場が応援合戦の演舞や口上を練習する。
由人は、前髪をピン留めでとめ、教室の床に体操座りをして、その練習を特等席で見る。
久場の表情は真剣で引き締まり、演舞中に叩かれる太鼓の音を口ずさむその声は静かで低い。
清らかでシンとした朝の空気を、体幹を鍛え上げた久場の足の擦り音と声だけが儀式のように揺らす。
その全てが由人だけに向けられていた。
学校中の人気者、アポロンのようなカリスマ性、全てを兼ね備えている久場が、由人に見せる優しさは本物で特別だった。
久場がこんなことをするのは僕だけ。
二人きりで仲良く話すのは朝のこの時間だけで、それ以外の時間はみんなの久場だけど、確かに久場は僕を特別扱いしている。
それはきっと久場の気まぐれで、大久保や丸太のようにずっと仲の良い親友にはなれないだろうし、いつ飽きられるか分からないけれど、せめて高校を卒業するまでは……特別な友達でいられたらいいな。
演舞が終わり久場が一礼すると、由人は毎回息を吐きながら「凄い……」と、声を漏らす。
「かっこいい?」
久場が人懐っこい笑顔で聞いてくる。
「凄くかっこいい!」
由人は、きらきらとした眼差しで見上げる。
久場は、体操座りをしたままの由人の前にしゃがむ。
「由人に褒められると、めちゃくちゃ頑張れる」
嬉しそうにそう言って、ワシワシと髪を撫でてくる。
毎朝このやりとりをしている。
演舞を考えたり練習したりしているのは久場なのに、なぜその大きな手で撫でてくれるのだろうか。
頭をよぎる疑問は付きまとうけれど、久場が喜んでくれるならなんでもいい……
今時間が止まってくれたらいいのにと、由人はまた思ってしまう。体育祭が永遠に来なければ、僕の頭を久場が毎日撫でてくれる。この優しい眼差しも永遠に僕だけを見てくれるのにな。
そんな夢物語をこっそり妄想しても時は止まってなどくれない。
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特別な日々は過ぎていく。
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