あの理不尽王子をやっつけたい!!!! 〜自分達に向けられる理不尽に仲間(美少女)達と立ち向かう!〜

妄想屋さん

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第一章

僕のスキル 前編

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「スキル?」

 言葉の意味は分かるのにどの経緯でこの言葉の意味を知ったのかは分かったらない。

「この世界のスキルって、どういうものなのか聞いてもいいかな?」

 それを聞いたセドゥがキョトンとする。

?ウイは、ここじゃない別の世界から来たの?」

 「……分からない。記憶が無いんだ。」

「そっか……」

 僕の言葉を聞いてセドゥが悲しそうな顔をしてる。この人は他人の痛みが分かるのか。僕と違って、上辺だけじゃなく人のことを心配できるのか。
 ……信じてみよう。何もしなけりゃどうせ死ぬんだ。
 そこまで思考したところでセドゥがハッとしたように顔をあげる。

「ごめん!えっと、スキルがどういうものかっていう質問だったよね。スキルっていうのはみんなが持ってる特別な能力のことだよ。人によって能力は様々。私の場合は知りたい事が分かる能力だしウイの場合は……相手に能力みたいだね」

「……僕にもあったんだ、スキル」

「みんなが持ってるものだからね」

 恐怖を与えるか、相手をひるませるくらいのものと考えていいか。

「セドゥ、君のスキルは知りたいことが全部分かるって言ってたよね。僕はここから出たい。どんなことをしてでも生き延びたい。だから……協力してくれないかな?」
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