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12話
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月が滲むほどに曇った空の下、演習場の空気はいつもより重たかった。
それは天候のせいだけではなかった。
文哉自身の中にも、答えを出せずにいた“迷い”が残っていた。
――自分は、ここにいてもいいのか。
――男である自分が、前線に立つ意味はあるのか。
この世界では、男は希少であり、守られる存在。
それが常識であり、制度としても厳しく運用されていた。
実戦に出るなど、論外。許されているのはシミュレート訓練と演習、あとは護衛付きの任務のみ。
だが文哉は、それでも“戦う”という道を選んだ。
目の前で誰かが傷つくのが怖かった。
失うことが、何よりも――怖かった。
それを知っていたのは、彼の傍にいた少女たちも同じだった。
その日の訓練は、各個戦術ではなくチーム戦。
バイオギア〈アカツキ=バーンブレイカー〉の“本領”を引き出すための、実戦的な演習だ。
「文哉……今日、なんか違うね?」
控え室でヘアバンドを整えていたしずくが、ふと声をかけた。
「……そう?」
文哉は、淡く微笑んだだけでそれ以上は答えなかった。
(変わろうとしてる。そんな顔……)
しずくはそう思ったが、それを言葉にはしなかった。
演習が始まる。相手は、最新型の汎用女性機〈エルネスタ=ドラグナイア〉を中心に編成された3人小隊。
それぞれ異なる属性の連携機体で構成されており、火力も耐久も段違い。通常なら、文哉の単独機ではまず勝ち目がない。
だが。
〈アカツキ=バーンブレイカー〉は、ただの男用試作機ではない。
精神エネルギーと“意志の炎”を出力に変換する特殊機構を持ち、搭乗者の覚悟によって性能そのものが変動する――いわば「感情で戦う」機体だった。
敵機の一斉射撃。
文哉は回避もせず、ブレードを構えた。
「……ここで逃げたら、また誰かを失う」
彼の声と共に、機体の胸部装甲が赤熱する。
バーンブレイカーの背部ユニットが展開し、紅蓮の炎を纏ったようなエネルギーが全身を包む。
「“燃焼変換、第二段階――烈陽形態”」
その瞬間、文哉の動きが変わった。
加速。ブースト。ブレード回転。
熱と意志が交錯する中、彼は一切迷わず飛び込んだ。
敵機の一機――重装型の〈アストリード=ガルヴァニス〉が斬撃を構えるも、文哉のバーンブレイカーが一瞬でその間合いに入った。
刃と刃が交錯し、火花が弾ける。
「……俺はもう、守られてるだけの存在じゃいられない!」
振り抜かれたブレードは敵機の腕部を貫き、衝撃と共に膝をつかせた。
それを遠くから見つめていたのは――柊 真帆。
管制室のモニター越しに、唇を噛みしめていた。
(……あんなに、迷ってたのに)
(なのに……どうして、あんなに前を見てるの)
残りの敵機が連携して囲みにかかる。
だが文哉は、それを読むように動いた。敵の次の一手、三手先までも見通すような動き。
「心配なんて、もうさせたくない。俺自身が、前に出る。守るために」
吹き上がる蒸気、焼けつく装甲。
その中で、彼の瞳だけは冷たく、そして熱かった。
――そして、ついに。
最後の敵機を“撃破”ではなく、“戦闘不能”に追い込むことで勝利が決定する。
演習終了の合図。だが、誰も声を上げなかった。
静寂の中で、彼の存在だけが確かに、場を支配していた。
演習後。外の風が冷たい。けれど、彼の胸の奥は静かに燃えていた。
後方から、小さな足音が近づいてくる。
「……文哉くん」
振り向くと、そこにいたのは真帆だった。
スケッチブックを胸に抱え、でもその表情にはいつものような戸惑いがない。
「今日のあなたを見て……私、ちょっと泣きそうだった」
「えっ……?」
「――もう、気持ちに迷いなんて無かった」
その言葉は、涙ではなく、誇りと祝福に満ちた微笑みと共に口にされた。
文哉は、はにかんだように笑ってから、ひとつだけ頷いた。
「……ありがとう。見ててくれて」
夕暮れの風が吹く。
でもそれは、彼をもう止めることのない、ただの風だった。
✿✿✿✿
午後のチャイムが鳴り、教室にゆるやかな緊張感が戻ってくる。
全生徒が座席に着くと、担任教官の氷室先生が、いつものように前に立った。
「それじゃあ、ホームルーム始めるわよー。今日はまず、次回の戦術演習について確認しておくわ」
この《ノア・クロス》では、ホームルームと言えど内容は濃い。単なる連絡事項だけでなく、バイオギア演習の日程や精神ケアの確認など、男子学生(=文哉)を含めたクラス全体の安全管理も重視されている。
「男子のバイオギア稼働率については、管理局からの経過観察もあるから、次回は全体戦じゃなくペア形式でいくわ。文哉くん、可能なら希望のパートナーを……」
「――あ、先生っ、それ私が!」
教室の右列から、勢いよく手を挙げたのは桜葉 梨羽だった。
赤茶の髪が揺れるほどに前のめり、笑顔はいつもどおり全開だ。
「私、この前の訓練でちょっとミスっちゃっててさ~。そのリベンジってことで、お願いしたいなって!」
(また始まった……)
と、クラスの誰もが心の中で苦笑する。梨羽が文哉と組みたがるのは、日常茶飯事だ。
その隣では、柊 真帆が視線を伏せ、少しだけ肩を縮めていた。
(……言えるわけない。私も、本当は、文哉くんと……)
教科書の影からそっと彼の横顔を見つめながら、彼女は胸の奥でそっと言葉を呟いた。
(あの時の演習、私……あなたに助けられたのに、まだちゃんと、ありがとうも言えてない)
彼女の指は、机の上で小さく震えていた。
一方、窓際席で体操服のジャケットをラフに羽織ったままの海里 しずくは、少し口を尖らせていた。
「ま~た梨羽、出たなぁ。早い者勝ちじゃんかこれじゃあ~」
そして、ふと文哉の方を見やる。
(でも、ほんとすごいなって思う。男の子で、こんなに真面目に戦ってて、しかも強くなってて)
いつだったかの訓練の記憶が蘇る。炎の中で立つ彼の姿は、今もまぶたに焼きついていた。
(……正直、ちょっとドキドキしちゃうよね。アイツ)
「ちょっとちょっと、順番にね? 文哉くんが困っちゃうでしょ」
と、担任が慌てて割って入る。教室内に笑いが起きるが、それでも文哉本人は、苦笑しながらもどこか穏やかだった。
「俺は誰とでも大丈夫だよ。うん……皆と組めたら嬉しいし」
その一言が、ヒロインたちそれぞれの心をぐらりと揺らす。
(あーもう、そういうとこズルいんだよ~!)
梨羽は両手を組み、勢いよく机に突っ伏した。
(そんなん言われたら、他の子だってその気になっちゃうじゃん!)
(……でも、やっぱり優しいな)
真帆は小さく微笑んで、俯き気味の視線をそっと上げた。
(そういうところ、ちゃんとみんな見てるんだよ、文哉くん)
(優しすぎるから、勘違いする子も出てくるかもね~)
しずくは冗談めかして内心そう毒づいた。
でも同時に、心のどこかで――
(だけど、それでも私は……誰より近くで、その“炎”を見てたい)
放課後、ホームルームは解散。
廊下に出た文哉のもとに、ヒロインたちが続々と集まる。
「今日さ、帰りにちょっと寄り道しない?アイスでも食べてさっ!」
「ま、待って、それなら図書室も付き合ってもらっても……」
「えー? アイスの方がテンション上がるっしょー?」
そして――
その中心にいる文哉は、やっぱり優しい笑みを浮かべていた。
どこかまだ無自覚なその顔に、三人の少女たちは、それぞれ異なる胸の音を鳴らしていた。
そして、誰も言葉にはしないけれど――
“いちばんになりたい”という気持ちは、すでに教室の外でも静かに火花を散らしていた。
それは天候のせいだけではなかった。
文哉自身の中にも、答えを出せずにいた“迷い”が残っていた。
――自分は、ここにいてもいいのか。
――男である自分が、前線に立つ意味はあるのか。
この世界では、男は希少であり、守られる存在。
それが常識であり、制度としても厳しく運用されていた。
実戦に出るなど、論外。許されているのはシミュレート訓練と演習、あとは護衛付きの任務のみ。
だが文哉は、それでも“戦う”という道を選んだ。
目の前で誰かが傷つくのが怖かった。
失うことが、何よりも――怖かった。
それを知っていたのは、彼の傍にいた少女たちも同じだった。
その日の訓練は、各個戦術ではなくチーム戦。
バイオギア〈アカツキ=バーンブレイカー〉の“本領”を引き出すための、実戦的な演習だ。
「文哉……今日、なんか違うね?」
控え室でヘアバンドを整えていたしずくが、ふと声をかけた。
「……そう?」
文哉は、淡く微笑んだだけでそれ以上は答えなかった。
(変わろうとしてる。そんな顔……)
しずくはそう思ったが、それを言葉にはしなかった。
演習が始まる。相手は、最新型の汎用女性機〈エルネスタ=ドラグナイア〉を中心に編成された3人小隊。
それぞれ異なる属性の連携機体で構成されており、火力も耐久も段違い。通常なら、文哉の単独機ではまず勝ち目がない。
だが。
〈アカツキ=バーンブレイカー〉は、ただの男用試作機ではない。
精神エネルギーと“意志の炎”を出力に変換する特殊機構を持ち、搭乗者の覚悟によって性能そのものが変動する――いわば「感情で戦う」機体だった。
敵機の一斉射撃。
文哉は回避もせず、ブレードを構えた。
「……ここで逃げたら、また誰かを失う」
彼の声と共に、機体の胸部装甲が赤熱する。
バーンブレイカーの背部ユニットが展開し、紅蓮の炎を纏ったようなエネルギーが全身を包む。
「“燃焼変換、第二段階――烈陽形態”」
その瞬間、文哉の動きが変わった。
加速。ブースト。ブレード回転。
熱と意志が交錯する中、彼は一切迷わず飛び込んだ。
敵機の一機――重装型の〈アストリード=ガルヴァニス〉が斬撃を構えるも、文哉のバーンブレイカーが一瞬でその間合いに入った。
刃と刃が交錯し、火花が弾ける。
「……俺はもう、守られてるだけの存在じゃいられない!」
振り抜かれたブレードは敵機の腕部を貫き、衝撃と共に膝をつかせた。
それを遠くから見つめていたのは――柊 真帆。
管制室のモニター越しに、唇を噛みしめていた。
(……あんなに、迷ってたのに)
(なのに……どうして、あんなに前を見てるの)
残りの敵機が連携して囲みにかかる。
だが文哉は、それを読むように動いた。敵の次の一手、三手先までも見通すような動き。
「心配なんて、もうさせたくない。俺自身が、前に出る。守るために」
吹き上がる蒸気、焼けつく装甲。
その中で、彼の瞳だけは冷たく、そして熱かった。
――そして、ついに。
最後の敵機を“撃破”ではなく、“戦闘不能”に追い込むことで勝利が決定する。
演習終了の合図。だが、誰も声を上げなかった。
静寂の中で、彼の存在だけが確かに、場を支配していた。
演習後。外の風が冷たい。けれど、彼の胸の奥は静かに燃えていた。
後方から、小さな足音が近づいてくる。
「……文哉くん」
振り向くと、そこにいたのは真帆だった。
スケッチブックを胸に抱え、でもその表情にはいつものような戸惑いがない。
「今日のあなたを見て……私、ちょっと泣きそうだった」
「えっ……?」
「――もう、気持ちに迷いなんて無かった」
その言葉は、涙ではなく、誇りと祝福に満ちた微笑みと共に口にされた。
文哉は、はにかんだように笑ってから、ひとつだけ頷いた。
「……ありがとう。見ててくれて」
夕暮れの風が吹く。
でもそれは、彼をもう止めることのない、ただの風だった。
✿✿✿✿
午後のチャイムが鳴り、教室にゆるやかな緊張感が戻ってくる。
全生徒が座席に着くと、担任教官の氷室先生が、いつものように前に立った。
「それじゃあ、ホームルーム始めるわよー。今日はまず、次回の戦術演習について確認しておくわ」
この《ノア・クロス》では、ホームルームと言えど内容は濃い。単なる連絡事項だけでなく、バイオギア演習の日程や精神ケアの確認など、男子学生(=文哉)を含めたクラス全体の安全管理も重視されている。
「男子のバイオギア稼働率については、管理局からの経過観察もあるから、次回は全体戦じゃなくペア形式でいくわ。文哉くん、可能なら希望のパートナーを……」
「――あ、先生っ、それ私が!」
教室の右列から、勢いよく手を挙げたのは桜葉 梨羽だった。
赤茶の髪が揺れるほどに前のめり、笑顔はいつもどおり全開だ。
「私、この前の訓練でちょっとミスっちゃっててさ~。そのリベンジってことで、お願いしたいなって!」
(また始まった……)
と、クラスの誰もが心の中で苦笑する。梨羽が文哉と組みたがるのは、日常茶飯事だ。
その隣では、柊 真帆が視線を伏せ、少しだけ肩を縮めていた。
(……言えるわけない。私も、本当は、文哉くんと……)
教科書の影からそっと彼の横顔を見つめながら、彼女は胸の奥でそっと言葉を呟いた。
(あの時の演習、私……あなたに助けられたのに、まだちゃんと、ありがとうも言えてない)
彼女の指は、机の上で小さく震えていた。
一方、窓際席で体操服のジャケットをラフに羽織ったままの海里 しずくは、少し口を尖らせていた。
「ま~た梨羽、出たなぁ。早い者勝ちじゃんかこれじゃあ~」
そして、ふと文哉の方を見やる。
(でも、ほんとすごいなって思う。男の子で、こんなに真面目に戦ってて、しかも強くなってて)
いつだったかの訓練の記憶が蘇る。炎の中で立つ彼の姿は、今もまぶたに焼きついていた。
(……正直、ちょっとドキドキしちゃうよね。アイツ)
「ちょっとちょっと、順番にね? 文哉くんが困っちゃうでしょ」
と、担任が慌てて割って入る。教室内に笑いが起きるが、それでも文哉本人は、苦笑しながらもどこか穏やかだった。
「俺は誰とでも大丈夫だよ。うん……皆と組めたら嬉しいし」
その一言が、ヒロインたちそれぞれの心をぐらりと揺らす。
(あーもう、そういうとこズルいんだよ~!)
梨羽は両手を組み、勢いよく机に突っ伏した。
(そんなん言われたら、他の子だってその気になっちゃうじゃん!)
(……でも、やっぱり優しいな)
真帆は小さく微笑んで、俯き気味の視線をそっと上げた。
(そういうところ、ちゃんとみんな見てるんだよ、文哉くん)
(優しすぎるから、勘違いする子も出てくるかもね~)
しずくは冗談めかして内心そう毒づいた。
でも同時に、心のどこかで――
(だけど、それでも私は……誰より近くで、その“炎”を見てたい)
放課後、ホームルームは解散。
廊下に出た文哉のもとに、ヒロインたちが続々と集まる。
「今日さ、帰りにちょっと寄り道しない?アイスでも食べてさっ!」
「ま、待って、それなら図書室も付き合ってもらっても……」
「えー? アイスの方がテンション上がるっしょー?」
そして――
その中心にいる文哉は、やっぱり優しい笑みを浮かべていた。
どこかまだ無自覚なその顔に、三人の少女たちは、それぞれ異なる胸の音を鳴らしていた。
そして、誰も言葉にはしないけれど――
“いちばんになりたい”という気持ちは、すでに教室の外でも静かに火花を散らしていた。
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