4 / 74
入社日その朝の世界
しおりを挟む
――4月。都内某所。
目覚まし時計の音に起こされる。お気に入りの時計はカタツムリの形をしていて、ぶんちゃかぶんちゃか賑やかな曲を流す。手を伸ばしてその背中に乗るテントウムシを押して演奏を止めると途端に静かになった部屋と肌触りの良い布団から二度寝の誘いがやってくる。誘惑にくじけそうになるが、今日が初出社であることを思い出しがばりと起きた。
「おはようございます」
部屋から出てきた科戸さんに朝の挨拶をすると、仕事終わりなのかバスローブ姿でお風呂上りのいいにおいをさせながら「おはヨ」ときらきらした光の入るリビングに降りて来た。
「科戸さん、朝ごはん今日はどうしますか? パンもお米もどちらも対応できますよ」
「ナルちゃん……いいお嫁さんになるわー」
「いえ、僕はお婿さんになりたいんですけど」
「どっちでもいいわー」
「よくないです」
「いいの」
「はい」
断言する科戸さんに抵抗するのはやめて、僕はリクエスト通りコンチネンタル・ブレックファストの用意を始めた。僕も今日は、米&納豆&鮭、卵焼きの鉄壁の和朝食ではなく、オーダーの来たメニューに自分のスクランブルエッグを加えて、アメリカン・ブレックファストにすることにした。科戸さんは欠伸を手で隠しながらテーブルにつくと新聞を広げて読み始めた。その前にクオリティシーズンのヌワラエリアのポットと砂時計を置く。
「科戸さんいいんですか? ホットミールなしで」
二人分のカップとソーサーを並べながら尋ねる。
「いいのよ。朝からそんなに食べられないわ。お子様と違って」
お子様?
「気にしないで」
新聞から顔をのぞかせにこりと笑顔を向けられた僕はキッチンに戻って卵の用意を始めた。不思議と科戸さんは砂の最後の一粒が落ちると同時に新聞を机に置きポットから紅茶を注いでカップを口元に寄せた。
いいなあ。なんか、そういう何気ない力ってかっこいい……。
僕はいつも極めて一般市民的思いでその姿を眺めていた。なぜだか僕の周りには、僕の力の皆無さに反比例して時空を超えてもあまりあるほど壮大な力を持ち合わせた方たちがいらっしゃる。情報省の “なんでもやります課” のデスクにいる時はそこまで感じない果ての無い隔たり……。あ。初出社前に、なんだかいじけた気持ちでいっぱいになりそう。
「ナルちゃん、本当によく仕込まれてるわね。紅茶の温度も香りも完璧よ」
卑屈を嫌う科戸さんの声にはっと我に返る。
「それはもう、ちょ……」
刹那、僕は先日の惨劇を思い出した。学習したのだ。
「チョ?」
僕の斜め下に避けた視線を科戸さんの目が追いかけてくる。
「ちょーうどよい頃合でよかったです」
逃げるのをやめた僕が科戸さんの目を見てまっすぐ答えると、良く出来ましたといわんばかりの笑顔が返って来たので僕も笑ってみた。二人の静かな笑いが、柔らかい光で満たされ心地よい風の入るリビングに響いた。もう、なんだこれ。
二人で平和な朝食を終えて後片付けをした僕は部屋に戻って着替え、鞄とトレンチコートを持ってリビングのソファでTVを見始めた科戸さんに声をかけた。
「科戸さん、僕、そろそろ出ますね」
「お待ち」
「はい」
「寝癖。伸びた分が直ってないわヨ」
「! 直してきます!」
そうだった。少し前に通っていた学校もどき(訓練校)が終わってから今日まで、女性の身体になる必要がなかったから、うっかりしてた。頭髪、伸びるんだった。慌てて洗面所に飛び込もうとした僕を科戸さんが止めた。
「おいで。直してあげる」
「ありがとうございます」
科戸さんは僕をソファのヘリに座らせた。
「しかし地味よねぇ。このスーツ。もっといいの持ってるじゃない」
「最初は地味目な方がいいかと。でもこれ就活にも使えましたし新入社員って感じもしますし、変に目立っても面倒そうで困ります」
「まあそうね。いきなりブランドスーツ身に付けて行くような会社でもなさそうだし」
「いきなりもなにも、そんな高級スーツ着てる人、一人も見ませんでしたよ」
「お姫サマ、いるんじゃないの?」
「いらっしゃるとは思いますが……いえ、いらっしゃらないと困るんですけど……面接のときにはそれらしい方にはお会いしませんでした」
「……なるほどねェ……でもナルちゃん、女の子の服なれたものね」
「そうでしょうか? ネクタイがないので胸元がスースーするのが気になりますが」
「情報省のユニフォームからしたら何だってスースーするんじゃないの? スカートなんだし」
「あ、それは慣れました。このストッキングと言うやつがなかなか手強かったですけど」
僕は足を持ち上げて見せてみた。最近は伝線させることもあまりない。伝線しづらいものを選んで買ってるんだけど。最初はひどかった。ストッキングで経費を使い切ったらどうしようかと本気で悩んだ。びっくりしたのは、ストッキングを履いたまま虫除けスプレーをかけたら、その部分が一瞬で禿げたときだ。なんであんなことになったのか今でも不可解。今年の夏は気を付けよう。
「変なところで順応力高いのね。って言うか足おろしなさい、女子」
「すみません」といいつつも、ストッキングのつま先が微妙にずれているのが気になって手を伸ばした。
「アラ? その時計……」
伸ばした手の袖口から見えた時計を言っているらしい。
「これは就職祝い?に、ちょ……」
「チョ?」
「……ちょっといいでしょ?」
科戸さんの眉毛が器用に片方持ち上がる。
「そう言えばピアスなんていつあけたの?」
寝癖を直したついでに髪を結うことにしたらしい科戸さんは持ち上げた髪の隙間から見える小さな赤い石を言っているらしい。
「これは緊急時用とのことで任務中は身に付けるようにとちょ……」
「チョ?」
「……ちょっと痛かったです」
「そう」
「はい」
穏やかに、平和に、頭髪を無事に守って出社するため、僕は可能な限りの清々しい笑顔を作ってみた。
「はい。出来た」
「有難うございます」
「リボンでもつけようかしら。可愛いの、あるのヨ~」
「謹んでお断り申し上げます。それでは行って参ります」
いざ出陣――これはこの世界に来てはまった大河ドラマで覚えた言葉だ――と、鞄を手にした僕を、科戸さんが再び制止した。
「待ちなさい」
「?」
「これ」
「なんでしょう、これ」
「見ればわかるでしょ。眼鏡よ」
確かにどこからどうみても黒縁の眼鏡がそこにある。それはわかる。
「僕は視力は悪くありませんが。20.0ぐらいは見えると思うんですけど」
「それがまずいって言ってんのよ。ほんの数ヶ月前に、訓練中の慎ましい親睦会(?)か何かに出掛けて行って、うっかり人類度外視の裸眼視力で物見て電波受信してるって言われてなかったかしら? 天然へっぽこちゃんはこれだから……」
天然へっぽこ?
「これかけてれば1.2ぐらいになるわ。透視力だの地獄耳だの変な噂たてられたら困るでショ。電波受信中ぐらいなら天然ちゃんか宇宙人でなんとかなるかもしれないけど」
「宇宙人はまずいです! いきなりバレてますよ!」
あわあわした僕に科戸さんは溜息をついて「言葉のアヤって覚えてちょーだい」と言い「それに」と続けた。
「それに?」
「変態胸どっきゅん萌え死にしちまえには、ちびっこぺったんめがねっこ、でしょ? そういう相場なの。決まってるの」
え? 相場? どのような? 変態って?
?を頭上に乱発させている僕を、科戸さんは「いいの。いいの。天然ちゃんは気にしないで。それよりもう出ないと遅刻するわよ」と玄関まで背中を押し最後に「頑張ってね」と笑顔で外へと送り出した。
目覚まし時計の音に起こされる。お気に入りの時計はカタツムリの形をしていて、ぶんちゃかぶんちゃか賑やかな曲を流す。手を伸ばしてその背中に乗るテントウムシを押して演奏を止めると途端に静かになった部屋と肌触りの良い布団から二度寝の誘いがやってくる。誘惑にくじけそうになるが、今日が初出社であることを思い出しがばりと起きた。
「おはようございます」
部屋から出てきた科戸さんに朝の挨拶をすると、仕事終わりなのかバスローブ姿でお風呂上りのいいにおいをさせながら「おはヨ」ときらきらした光の入るリビングに降りて来た。
「科戸さん、朝ごはん今日はどうしますか? パンもお米もどちらも対応できますよ」
「ナルちゃん……いいお嫁さんになるわー」
「いえ、僕はお婿さんになりたいんですけど」
「どっちでもいいわー」
「よくないです」
「いいの」
「はい」
断言する科戸さんに抵抗するのはやめて、僕はリクエスト通りコンチネンタル・ブレックファストの用意を始めた。僕も今日は、米&納豆&鮭、卵焼きの鉄壁の和朝食ではなく、オーダーの来たメニューに自分のスクランブルエッグを加えて、アメリカン・ブレックファストにすることにした。科戸さんは欠伸を手で隠しながらテーブルにつくと新聞を広げて読み始めた。その前にクオリティシーズンのヌワラエリアのポットと砂時計を置く。
「科戸さんいいんですか? ホットミールなしで」
二人分のカップとソーサーを並べながら尋ねる。
「いいのよ。朝からそんなに食べられないわ。お子様と違って」
お子様?
「気にしないで」
新聞から顔をのぞかせにこりと笑顔を向けられた僕はキッチンに戻って卵の用意を始めた。不思議と科戸さんは砂の最後の一粒が落ちると同時に新聞を机に置きポットから紅茶を注いでカップを口元に寄せた。
いいなあ。なんか、そういう何気ない力ってかっこいい……。
僕はいつも極めて一般市民的思いでその姿を眺めていた。なぜだか僕の周りには、僕の力の皆無さに反比例して時空を超えてもあまりあるほど壮大な力を持ち合わせた方たちがいらっしゃる。情報省の “なんでもやります課” のデスクにいる時はそこまで感じない果ての無い隔たり……。あ。初出社前に、なんだかいじけた気持ちでいっぱいになりそう。
「ナルちゃん、本当によく仕込まれてるわね。紅茶の温度も香りも完璧よ」
卑屈を嫌う科戸さんの声にはっと我に返る。
「それはもう、ちょ……」
刹那、僕は先日の惨劇を思い出した。学習したのだ。
「チョ?」
僕の斜め下に避けた視線を科戸さんの目が追いかけてくる。
「ちょーうどよい頃合でよかったです」
逃げるのをやめた僕が科戸さんの目を見てまっすぐ答えると、良く出来ましたといわんばかりの笑顔が返って来たので僕も笑ってみた。二人の静かな笑いが、柔らかい光で満たされ心地よい風の入るリビングに響いた。もう、なんだこれ。
二人で平和な朝食を終えて後片付けをした僕は部屋に戻って着替え、鞄とトレンチコートを持ってリビングのソファでTVを見始めた科戸さんに声をかけた。
「科戸さん、僕、そろそろ出ますね」
「お待ち」
「はい」
「寝癖。伸びた分が直ってないわヨ」
「! 直してきます!」
そうだった。少し前に通っていた学校もどき(訓練校)が終わってから今日まで、女性の身体になる必要がなかったから、うっかりしてた。頭髪、伸びるんだった。慌てて洗面所に飛び込もうとした僕を科戸さんが止めた。
「おいで。直してあげる」
「ありがとうございます」
科戸さんは僕をソファのヘリに座らせた。
「しかし地味よねぇ。このスーツ。もっといいの持ってるじゃない」
「最初は地味目な方がいいかと。でもこれ就活にも使えましたし新入社員って感じもしますし、変に目立っても面倒そうで困ります」
「まあそうね。いきなりブランドスーツ身に付けて行くような会社でもなさそうだし」
「いきなりもなにも、そんな高級スーツ着てる人、一人も見ませんでしたよ」
「お姫サマ、いるんじゃないの?」
「いらっしゃるとは思いますが……いえ、いらっしゃらないと困るんですけど……面接のときにはそれらしい方にはお会いしませんでした」
「……なるほどねェ……でもナルちゃん、女の子の服なれたものね」
「そうでしょうか? ネクタイがないので胸元がスースーするのが気になりますが」
「情報省のユニフォームからしたら何だってスースーするんじゃないの? スカートなんだし」
「あ、それは慣れました。このストッキングと言うやつがなかなか手強かったですけど」
僕は足を持ち上げて見せてみた。最近は伝線させることもあまりない。伝線しづらいものを選んで買ってるんだけど。最初はひどかった。ストッキングで経費を使い切ったらどうしようかと本気で悩んだ。びっくりしたのは、ストッキングを履いたまま虫除けスプレーをかけたら、その部分が一瞬で禿げたときだ。なんであんなことになったのか今でも不可解。今年の夏は気を付けよう。
「変なところで順応力高いのね。って言うか足おろしなさい、女子」
「すみません」といいつつも、ストッキングのつま先が微妙にずれているのが気になって手を伸ばした。
「アラ? その時計……」
伸ばした手の袖口から見えた時計を言っているらしい。
「これは就職祝い?に、ちょ……」
「チョ?」
「……ちょっといいでしょ?」
科戸さんの眉毛が器用に片方持ち上がる。
「そう言えばピアスなんていつあけたの?」
寝癖を直したついでに髪を結うことにしたらしい科戸さんは持ち上げた髪の隙間から見える小さな赤い石を言っているらしい。
「これは緊急時用とのことで任務中は身に付けるようにとちょ……」
「チョ?」
「……ちょっと痛かったです」
「そう」
「はい」
穏やかに、平和に、頭髪を無事に守って出社するため、僕は可能な限りの清々しい笑顔を作ってみた。
「はい。出来た」
「有難うございます」
「リボンでもつけようかしら。可愛いの、あるのヨ~」
「謹んでお断り申し上げます。それでは行って参ります」
いざ出陣――これはこの世界に来てはまった大河ドラマで覚えた言葉だ――と、鞄を手にした僕を、科戸さんが再び制止した。
「待ちなさい」
「?」
「これ」
「なんでしょう、これ」
「見ればわかるでしょ。眼鏡よ」
確かにどこからどうみても黒縁の眼鏡がそこにある。それはわかる。
「僕は視力は悪くありませんが。20.0ぐらいは見えると思うんですけど」
「それがまずいって言ってんのよ。ほんの数ヶ月前に、訓練中の慎ましい親睦会(?)か何かに出掛けて行って、うっかり人類度外視の裸眼視力で物見て電波受信してるって言われてなかったかしら? 天然へっぽこちゃんはこれだから……」
天然へっぽこ?
「これかけてれば1.2ぐらいになるわ。透視力だの地獄耳だの変な噂たてられたら困るでショ。電波受信中ぐらいなら天然ちゃんか宇宙人でなんとかなるかもしれないけど」
「宇宙人はまずいです! いきなりバレてますよ!」
あわあわした僕に科戸さんは溜息をついて「言葉のアヤって覚えてちょーだい」と言い「それに」と続けた。
「それに?」
「変態胸どっきゅん萌え死にしちまえには、ちびっこぺったんめがねっこ、でしょ? そういう相場なの。決まってるの」
え? 相場? どのような? 変態って?
?を頭上に乱発させている僕を、科戸さんは「いいの。いいの。天然ちゃんは気にしないで。それよりもう出ないと遅刻するわよ」と玄関まで背中を押し最後に「頑張ってね」と笑顔で外へと送り出した。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
皆に優しい幸崎さんは、今日も「じゃない方」の私に優しい
99
ライト文芸
奥手で引っ込み思案な新入社員 × 教育係のエリート社員
佐倉美和(23)は、新入社員研修時に元読者モデルの同期・橘さくらと比較され、「じゃない方の佐倉」という不名誉なあだ名をつけられてしまい、以来人付き合いが消極的になってしまっている。
そんな彼女の教育係で営業部のエリート・幸崎優吾(28)は「皆に平等に優しい人格者」としてもっぱらな評判。
美和にも当然優しく接してくれているのだが、「それが逆に申し訳なくて辛い」と思ってしまう。
ある日、美和は学生時代からの友人で同期の城山雪の誘いでデパートのコスメ売り場に出かけ、美容部員の手によって別人のように変身する。
少しだけ自分に自信を持てたことで、美和と幸崎との間で、新しい関係が始まろうとしていた・・・
素敵な表紙はミカスケ様のフリーイラストをお借りしています。
http://misoko.net/
他サイト様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる