100 / 129
第5章 中央編
第100話 捜索
しおりを挟む
1週間後、いつ案内されるのかと皆が思い始めた頃になって漸く再度領主館へと案内された。
『準備に時間がかかり、大変お待たせしました。』
『それでは試練の間へと案内します。』
前回と同様の場所へ通され、オクタとオクトが入ってくるなり試練の開始を宣言した。
宣言と同時に辺り一面が光を放ち、光が消えた時には周囲の景色が変わっていた。
『ここは一体…?』
アルクス達がいる場所は周囲が山に囲まれた平地へと移り変わっていた。
『ここは私達が作り出した試練の空間。』
『仲間達と協力してこの宝玉を守り抜いたら合格です。』
『『それでは絆の試練を開始します。』』
オクタとオクトが2人の間にある球体を指して、これを守れとだけ言い残して開始の合図を出した瞬間、今度は周囲の空間が歪んだ。
『あれ、何も起きていない…?』
空間が歪んだ後、アルクスが周囲を見渡すと先程までいた場所と変わらなかった。
ただ一つ違ったことは、アルクスと宝玉以外の全てが消え去っていたということだった。
『皆どこに行ったんだろう。さっきの空間の歪みは転移術…?
周りには何の気配もないし、どうしたものか。』
アルクスは1人取り残され、自分が目の前にある宝玉を守り切らないといけないという事実に頭を悩ませたが、まずは今自分にできることを1つずつ進めることにした。
『とりあえず味方が多いに越したことはない。この空間は龍気に満ち溢れているからフルー達を召喚しておこう。』
アルクスはフルー達精霊を召喚し、当面の行動指針を共有した。
『これが八竜震天最後の絆の試練だ。
この宝玉を守り抜かないといけないけど、今この場にいない皆の力を合わせないとおそらく難しいと思う。
なので最初は他の皆を探す班とここを守る2つの班に分けたいと思う。
探索班はフルーとヘルバとトニー、防衛班は僕とナトゥだ。』
『ワカッタ』
『アオン!』
『じゃあ皆、よろしく頼んだよ!』
フルー達が周囲を探索に出てしばらくすると、魔獣が宝玉へと近づいてきた。
『これを倒して行かないといけないのか。
ナトゥ、1体ずつ倒せば良い様に上手く土壁で誘導してくれるかな?』
『マカセテ』
そうして、アルクス達による宝玉を守るために戦いが始まった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『うーん…ここは?』
アリシアが目を覚ますと体を鎖の様なもので拘束されていることに気がついた。
『力が入らない…。この鎖から吸われてるのかな…。何も考えられない…。』
力が吸われ、頭がぼーっとして何も考えられない状況が続き、アリシアはきっとアルクスがなんとかしてくれるだろうと思い考えることをやめた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
フルー達が周囲の探索を始めてしばらく経つも、仲間達の気配は見当たらない。
『ワカレテサガソウ』
フルーの指示で個別で探索を行うことになった。
そして各々が探索をし始めてしばらく経ち、トニーの咆哮と雷鳴が鳴り響いた。
何かを見つけた合図だと感じ取ったフルーとヘルバは雷鳴の落ちた場所へと急いだ。
フルーとヘルバが辿り着いた場所は洞穴の入り口で、中へ入るとクリオが鎖に繋がれていた。
クリオは力を吸われているためか、ぐったりとして意識を失っていた。
ニンブスとトニーはクリオの鎖を解こうと苦戦していた。
ニンブスが鎌鼬で鎖を斬ろうとするも硬い音がするのみで鎖は斬れず、トニーの雷撃も弾かれてしまっていた。
フルーとヘルバは鎖を壊すのは正解ではないと判断し、鎖の根本を探した。
ヘルバは鎖越しに草を這わせて鎖の根本を辿ったところ、地中に魔石の様なものが埋まった球体を見つけてそれを引き抜いた。
ヘルバが引き抜いた球体をトニーが叩くと球体は壊れ、クリオを拘束している鎖は消え去った。
鎖の拘束が解かれたクリオは意識を取り戻すと、転移直後にニンブスを召喚した後に何が起きたかを聞き出し、精霊達に感謝すると共にアルクスの下へと急いだ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『はぁ、これが続くとちょっとしんどいな。フルー達は誰か見つけられたかな…』
アルクスが愚痴を溢すと、再度大量の魔獣達が現れた。
『これはちょっと厳しいかも…』
アルクスが魔獣の群れに襲われそうになった瞬間、竜巻が現れて魔獣達を吹き飛ばした。
『お待たせ!アルクス、大丈夫だった?』
『あぁ、助かったよクリオ。フルー達もクリオを連れてきてくれてありがとう。』
魔獣の群れを一掃した後、アルクスはクリオ達から転移後から今までのことを聞き出した。
『なるほど、皆どこかに捕まっているんだね。そうしたら班の構成を変えよう。
現れる1体1体の魔獣は強くないから防衛班は殲滅力がある方が良いからクリオとニンブスとフルーとナトゥにお願いしようと思う。僕とヘルバとトニーは探索班だ。
強力な魔獣に備えて早めにバルトロ兄さんを見つけたいところだけど…。』
『わかったわ。これを守れば良いのね?任せておいて!』
クリオ達に宝玉の防衛を任せてアルクスは他の仲間の探索へと向かった。
『どうやらこの空間はこの大陸を模倣して作られているみたいだ。
クリオが1つ前の街の近くにいたってことは次は2つ前の街の近くにいるのかな?』
アルクスはトニーに跨り、道中に出現した魔獣達を蹴散らしつつ駆け抜けた。
街があったであろう場所の近くへと辿り着くとトニーが何かを見つけたのか、走り出した。
『アオン!』
トニーの示した先には洞穴があり、中へ入るとアリシアが鎖に繋がれていた。
『アリシア!』
アルクスがアリシアに気付き、駆け寄るも鎖に力を吸われているためかアリシアの意識がなかった。
その間にヘルバはクリオの時と同様に地中から鎖を生み出している球体を引きずり出し、トニーが球体を叩きつけて粉砕した。
鎖は消えて解放されるとアリシアはうっすらと目を覚ました。
『あれ、アルクスがいる…おはよう…』
アリシアは寝ぼけ眼でアルクスに抱きつくとそのまま寝てしまった。
『ふぅ、なんとか大丈夫そうだね。トニー、2人で重いかもしれないけど大丈夫かな?』
了解!とばかりにトニーは返事をして、2人を乗せて再度走り出した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『これ、いつまで続くの!?』
アルクス達が探索に向かった後も定期的に湧き出す魔獣の群れに対して、クリオは疲労が見え始めていた。
ニンブス、フルーやナトゥのお陰で魔力の消費は抑えられているものの、終わりが見えないというところで精神的に疲れていた。
『強い魔獣がいないのは助かるけど、良い加減終わって欲しい…』
『アブナイ!』
クリオが座り込んだタイミングで突然空から襲いかかる魔獣が現れた。
『空からも来るなんて聞いてない!』
クリオが突然のことに避けようとした瞬間、どこかから飛んできた矢に魔獣は撃ち落とされた。
『クリオ、大丈夫?空からの魔獣は私に任せて!』
すっかりと目を覚ましたアリシアが矢を番えると空から飛来した魔獣達を次々と撃ち落としていった。
『お待たせ、クリオ。アリシアも見つかったし、あとはスペルビアとバルトロ兄さんだね。やっぱりどこかに鎖で捕まっているのかな..』
魔獣の群れが一段落して、次はどうしようかと悩んでいるタイミングで少し離れた場所から戦いの音が聞こえてきた。
『あっちの方で誰かが戦っている…スペルビアかバルトロ兄さんがいるかも?ちょっと急いで見てくるよ。』
『ここは私達に任せて!』
アルクスはトニーに跨り、戦闘音が聞こえた場所へと急いだ。
『スペルビア、正気を取り戻してくれ!』
『グァァァー!』
アルクスが音のあった場所へと辿り着くと、バルトロが巨大な竜の形をしたゴーレムと戦っているのが見えた。
『バルトロ兄さん大丈夫?』
『おぉ、アルクスか。スペルビアがちょっとゴーレムと合体して正気を失っているみたいでな。ずっと暴れ回っているんだ。』
アルクスとバルトロが話している間も、スペルビア・ゴーレムの攻撃は止まなかった。
『一度逃げようか。アリシアとクリオも一緒にいるから。』
『確かに時間を置くのも一つあるか、スペルビアなんとかするから待っててくれよ!』
アルクスが以前アリシアからもらった煙玉を投げ、スペルビア・ゴーレムの視界を奪い皆のもとへと撤退した。
『兄さん!』
『あぁ、アリシアか。無事だったか。』
『戦っていたのは兄さんだったんだね。何と戦っていたの?』
『相手はスペルビアだ。ゴーレムと合体しているみたいで正気を失っていたんだ。』
それからバルトロは転移した後、今まで何があったのかを話し始めた。
『準備に時間がかかり、大変お待たせしました。』
『それでは試練の間へと案内します。』
前回と同様の場所へ通され、オクタとオクトが入ってくるなり試練の開始を宣言した。
宣言と同時に辺り一面が光を放ち、光が消えた時には周囲の景色が変わっていた。
『ここは一体…?』
アルクス達がいる場所は周囲が山に囲まれた平地へと移り変わっていた。
『ここは私達が作り出した試練の空間。』
『仲間達と協力してこの宝玉を守り抜いたら合格です。』
『『それでは絆の試練を開始します。』』
オクタとオクトが2人の間にある球体を指して、これを守れとだけ言い残して開始の合図を出した瞬間、今度は周囲の空間が歪んだ。
『あれ、何も起きていない…?』
空間が歪んだ後、アルクスが周囲を見渡すと先程までいた場所と変わらなかった。
ただ一つ違ったことは、アルクスと宝玉以外の全てが消え去っていたということだった。
『皆どこに行ったんだろう。さっきの空間の歪みは転移術…?
周りには何の気配もないし、どうしたものか。』
アルクスは1人取り残され、自分が目の前にある宝玉を守り切らないといけないという事実に頭を悩ませたが、まずは今自分にできることを1つずつ進めることにした。
『とりあえず味方が多いに越したことはない。この空間は龍気に満ち溢れているからフルー達を召喚しておこう。』
アルクスはフルー達精霊を召喚し、当面の行動指針を共有した。
『これが八竜震天最後の絆の試練だ。
この宝玉を守り抜かないといけないけど、今この場にいない皆の力を合わせないとおそらく難しいと思う。
なので最初は他の皆を探す班とここを守る2つの班に分けたいと思う。
探索班はフルーとヘルバとトニー、防衛班は僕とナトゥだ。』
『ワカッタ』
『アオン!』
『じゃあ皆、よろしく頼んだよ!』
フルー達が周囲を探索に出てしばらくすると、魔獣が宝玉へと近づいてきた。
『これを倒して行かないといけないのか。
ナトゥ、1体ずつ倒せば良い様に上手く土壁で誘導してくれるかな?』
『マカセテ』
そうして、アルクス達による宝玉を守るために戦いが始まった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『うーん…ここは?』
アリシアが目を覚ますと体を鎖の様なもので拘束されていることに気がついた。
『力が入らない…。この鎖から吸われてるのかな…。何も考えられない…。』
力が吸われ、頭がぼーっとして何も考えられない状況が続き、アリシアはきっとアルクスがなんとかしてくれるだろうと思い考えることをやめた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
フルー達が周囲の探索を始めてしばらく経つも、仲間達の気配は見当たらない。
『ワカレテサガソウ』
フルーの指示で個別で探索を行うことになった。
そして各々が探索をし始めてしばらく経ち、トニーの咆哮と雷鳴が鳴り響いた。
何かを見つけた合図だと感じ取ったフルーとヘルバは雷鳴の落ちた場所へと急いだ。
フルーとヘルバが辿り着いた場所は洞穴の入り口で、中へ入るとクリオが鎖に繋がれていた。
クリオは力を吸われているためか、ぐったりとして意識を失っていた。
ニンブスとトニーはクリオの鎖を解こうと苦戦していた。
ニンブスが鎌鼬で鎖を斬ろうとするも硬い音がするのみで鎖は斬れず、トニーの雷撃も弾かれてしまっていた。
フルーとヘルバは鎖を壊すのは正解ではないと判断し、鎖の根本を探した。
ヘルバは鎖越しに草を這わせて鎖の根本を辿ったところ、地中に魔石の様なものが埋まった球体を見つけてそれを引き抜いた。
ヘルバが引き抜いた球体をトニーが叩くと球体は壊れ、クリオを拘束している鎖は消え去った。
鎖の拘束が解かれたクリオは意識を取り戻すと、転移直後にニンブスを召喚した後に何が起きたかを聞き出し、精霊達に感謝すると共にアルクスの下へと急いだ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『はぁ、これが続くとちょっとしんどいな。フルー達は誰か見つけられたかな…』
アルクスが愚痴を溢すと、再度大量の魔獣達が現れた。
『これはちょっと厳しいかも…』
アルクスが魔獣の群れに襲われそうになった瞬間、竜巻が現れて魔獣達を吹き飛ばした。
『お待たせ!アルクス、大丈夫だった?』
『あぁ、助かったよクリオ。フルー達もクリオを連れてきてくれてありがとう。』
魔獣の群れを一掃した後、アルクスはクリオ達から転移後から今までのことを聞き出した。
『なるほど、皆どこかに捕まっているんだね。そうしたら班の構成を変えよう。
現れる1体1体の魔獣は強くないから防衛班は殲滅力がある方が良いからクリオとニンブスとフルーとナトゥにお願いしようと思う。僕とヘルバとトニーは探索班だ。
強力な魔獣に備えて早めにバルトロ兄さんを見つけたいところだけど…。』
『わかったわ。これを守れば良いのね?任せておいて!』
クリオ達に宝玉の防衛を任せてアルクスは他の仲間の探索へと向かった。
『どうやらこの空間はこの大陸を模倣して作られているみたいだ。
クリオが1つ前の街の近くにいたってことは次は2つ前の街の近くにいるのかな?』
アルクスはトニーに跨り、道中に出現した魔獣達を蹴散らしつつ駆け抜けた。
街があったであろう場所の近くへと辿り着くとトニーが何かを見つけたのか、走り出した。
『アオン!』
トニーの示した先には洞穴があり、中へ入るとアリシアが鎖に繋がれていた。
『アリシア!』
アルクスがアリシアに気付き、駆け寄るも鎖に力を吸われているためかアリシアの意識がなかった。
その間にヘルバはクリオの時と同様に地中から鎖を生み出している球体を引きずり出し、トニーが球体を叩きつけて粉砕した。
鎖は消えて解放されるとアリシアはうっすらと目を覚ました。
『あれ、アルクスがいる…おはよう…』
アリシアは寝ぼけ眼でアルクスに抱きつくとそのまま寝てしまった。
『ふぅ、なんとか大丈夫そうだね。トニー、2人で重いかもしれないけど大丈夫かな?』
了解!とばかりにトニーは返事をして、2人を乗せて再度走り出した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『これ、いつまで続くの!?』
アルクス達が探索に向かった後も定期的に湧き出す魔獣の群れに対して、クリオは疲労が見え始めていた。
ニンブス、フルーやナトゥのお陰で魔力の消費は抑えられているものの、終わりが見えないというところで精神的に疲れていた。
『強い魔獣がいないのは助かるけど、良い加減終わって欲しい…』
『アブナイ!』
クリオが座り込んだタイミングで突然空から襲いかかる魔獣が現れた。
『空からも来るなんて聞いてない!』
クリオが突然のことに避けようとした瞬間、どこかから飛んできた矢に魔獣は撃ち落とされた。
『クリオ、大丈夫?空からの魔獣は私に任せて!』
すっかりと目を覚ましたアリシアが矢を番えると空から飛来した魔獣達を次々と撃ち落としていった。
『お待たせ、クリオ。アリシアも見つかったし、あとはスペルビアとバルトロ兄さんだね。やっぱりどこかに鎖で捕まっているのかな..』
魔獣の群れが一段落して、次はどうしようかと悩んでいるタイミングで少し離れた場所から戦いの音が聞こえてきた。
『あっちの方で誰かが戦っている…スペルビアかバルトロ兄さんがいるかも?ちょっと急いで見てくるよ。』
『ここは私達に任せて!』
アルクスはトニーに跨り、戦闘音が聞こえた場所へと急いだ。
『スペルビア、正気を取り戻してくれ!』
『グァァァー!』
アルクスが音のあった場所へと辿り着くと、バルトロが巨大な竜の形をしたゴーレムと戦っているのが見えた。
『バルトロ兄さん大丈夫?』
『おぉ、アルクスか。スペルビアがちょっとゴーレムと合体して正気を失っているみたいでな。ずっと暴れ回っているんだ。』
アルクスとバルトロが話している間も、スペルビア・ゴーレムの攻撃は止まなかった。
『一度逃げようか。アリシアとクリオも一緒にいるから。』
『確かに時間を置くのも一つあるか、スペルビアなんとかするから待っててくれよ!』
アルクスが以前アリシアからもらった煙玉を投げ、スペルビア・ゴーレムの視界を奪い皆のもとへと撤退した。
『兄さん!』
『あぁ、アリシアか。無事だったか。』
『戦っていたのは兄さんだったんだね。何と戦っていたの?』
『相手はスペルビアだ。ゴーレムと合体しているみたいで正気を失っていたんだ。』
それからバルトロは転移した後、今まで何があったのかを話し始めた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】剣の世界に憧れて上京した村人だけど兵士にも冒険者にもなれませんでした。
もる
ファンタジー
剣を扱う職に就こうと田舎から出て来た14歳の少年ユカタは兵役に志願するも断られ、冒険者になろうとするも、15歳の成人になるまでとお預けを食らってしまう。路頭に迷うユカタは生きる為に知恵を絞る。
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
50歳元艦長、スキル【酒保】と指揮能力で異世界を生き抜く。残り物の狂犬と天然エルフを拾ったら、現代物資と戦術で最強部隊ができあがりました
月神世一
ファンタジー
「命を捨てて勝つな。生きて勝て」
50歳の元イージス艦長が、ブラックコーヒーと海軍カレー、そして『指揮能力』で異世界を席巻する!
海上自衛隊の艦長だった坂上真一(50歳)は、ある日突然、剣と魔法の異世界へ転移してしまう。
再就職先を求めて人材ギルドへ向かうも、受付嬢に言われた言葉は――
「50歳ですか? シルバー求人はやってないんですよね」
途方に暮れる坂上の前にいたのは、誰からも見放された二人の問題児。
子供の泣き声を聞くと殺戮マシーンと化す「狂犬」龍魔呂。
規格外の魔力を持つが、方向音痴で市場を破壊する「天然」エルフのルナ。
「やれやれ。手のかかる部下を持ったもんだ」
坂上は彼らを拾い、ユニークスキル【酒保(PX)】を発動する。
呼び出すのは、自衛隊の補給物資。
高品質な食料、衛生用品、そして戦場の士気を高めるコーヒーと甘味。
魔法は使えない。だが、現代の戦術と無限の補給があれば負けはない。
これは、熟練の指揮官が「残り物」たちを最強の部隊へと育て上げ、美味しいご飯を食べるだけの、大人の冒険譚。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる