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37話 ※お風呂で乳首責め
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城まで戻ると、既に客人が見えてしまっていた。
他の者が対応してくれている様子だ。
伊吹は急いで春岳を湯浴みに連れて行く。
「客人が来ると言うのに私なんかを迎えに来て、私なんて放って置いて下されば良たのです」
湯浴みを手伝いつつ、伊吹はプンプンしていた。
「客人が来ると言うのに帰って来ない伊吹が悪いのでしょう。泣きべそをかいていた癖に」
迎えに行ってあげたのに、怒られて理不尽な春岳。
自分が迎えに行かなかれば、きっと伊吹は彼処から動けなかった事だろう。
狼とかに襲われたらどうするつもりだったんだ。
「先に私に何も言わずに出かけたのは殿じゃないですか。私、泣きべそなんてかいてませんし」
伊吹の怒りは治まらない様子だ。
「それは…… まぁ私が悪かったです。今度からはちゃんと伊吹に言います。でも泣きべそはかいてましてよ。涙目でした」
「目にゴミでも入ってたんじゃないですか」
「まぁ、そう言う事にしときます」
プンスカしている伊吹の腕を徐に掴んで強く引き寄せる春岳。
「うわあ!」
思わぬ春岳の行動に何の受け身も取れず、されるがままになる。
春岳に風呂の中に引っ張り込まれてしまう伊吹だ。
ザッブーンと、お湯が溢れた。
「ぶあっ! 何をなさるのですか?」
不意打ちに驚く伊吹。
受け身も取れなかったので、ちょっと痛かった。
「私ばかり洗われるのは申し訳ないので伊吹も洗ってあげようかと思いまして」
「結構です。離して下さい」
また酔狂な事を!
伊吹はより不機嫌になる。
殿は俺を怒らせる事が楽しくて仕方ないのだきっと。
「……匂い、移ってて嫌なんですよ」
「え?」
なんの意味もない悪戯を仕掛けられたと思った伊吹であるが、春岳から不満気な声が聞こえた。
小声で伊吹は聞き取れなかったが、何か怒っている様子に見える。
伊吹も不機嫌であったが、春岳も実は不機嫌であった。
伊吹はどうやら怪我をした婦人を助けた時に、結構、密着したのだろう。
キツイ香の匂いが移っている。
こんなキツイ香り付ける女性等、春を売ってる女しか居ないだろう。
お前、誘惑されてたんだぞ!
それに気づかないとは、この天然。
美人局に騙されそうになっていたらしいが、普通に助けて置いてきた様なので、まぁ良いのだが。
目を離すと何処で毒牙に掛かってしまうか解らない。
全く、危なっかしい。
「殿、風呂が壊れてしまいます」
この浴槽は伊吹や家臣達が使う広い大浴場ではなく、身分の高い殿専用の殿しか使わない予定のお風呂である。
大の男が二人で入る様な設計になっていない。
「ならばもっと寄れば良い」
そう言う春岳に抱き寄せられ、密着がする身体。
伊吹はドキドキしてしまう。
あっ、どうしよう。
「どうした? 股間が膨らんでいるな。女の色香にでも当てられたか?」
少し反応してしまっている下半身に気付かれ、恥ずかしくなる伊吹。
「殿のせいで疲れたので……」
疲れ摩羅だと言い訳する伊吹。
それに……
「殿も、その、当たってますが? 私に移った女の香に当てられたのですか?」
尻に違和感を覚えた。
伊吹は後ろから春岳に抱き寄せられ、膝に載せられる形になっている。
と、言う事はだ。
お尻に当たるこの固い物は、殿の反応した摩羅。
と、言う事になると思う。
「何でそうなるんだ?」
普通に目の前の伊吹に反応しているのに、見ず知らずの女に当てられる訳が無い。
「……殿、お戯れが過ぎます。客人を待たせているのですよ」
湯船で密着し、男二人で魔羅を勃起させるなど、一体、どういう状態なのだ。
伊吹は訳が解らない。
取り敢えず、ここままでは不味いと思う。
早く殿から離れなければと、腕を解いて逃げ出そうと試みる。
「こんな下半身で客人の前に出ろと言うのか?」
しかし、春岳はガッチリと伊吹をおさえており、その腕からは逃げ出せない。
「……では、色小姓か女中を呼びます」
「何方も私の相手にならないな」
「禅問答の様な言い方はやめて下さい」
身をよじってみても、手に力を入れて見ても、睨んでみても、春岳は伊吹を離してはくれず、伊吹は困り果て、春岳から視線を逸らした。
ハァー
溜息が漏れてしまう。
殿は一体何を考えて……
「アッ!」
徐に乳首を摘まれ、変な声が上がってしまう伊吹。
「ん、もう、お戯れはやめて下さい!」
春岳を睨む。
「私の世話は、伊吹がしてくれるのでは無かったか?」
春岳はそう、伊吹の耳元で囁いた。
この状況で何を求められているか解らない程、流石の伊吹も疎くはない。
「え、待って下さい。私、そちらの方は不得手で……」
何故、殿は自分等を相手にしようと思っているのか。
伊吹は訳が解らない。
色小姓も女中も要らないと言う殿が、何故、俺に?
「私は伊吹にして欲しいのですが?」
「やっ、殿、私を誂うのはやめて下さい!」
強く乳首を摘まれ、伊吹は春岳から逃れようと身を引くが、狭い風呂の中で逃げ場が無い。
「随分とやらしい乳首をしてるじゃないですか。まるで女の様に喘いで端ないですね」
「わ、解らない。何でこんな…… ヒッ、殿、お許し下さい」
訳が解らず、頭が回らない伊吹。
こんなのおかしい、変だと思うのに、春岳が乳首を弄る度に頭がポヤポヤとしてしまい、何も考えられなくなる。
ただ気持ちいい。
乳首がピリピリして、刺激される度に恥ずかしい声が漏れてしまう。
伊吹が頭が追いつかない。
こんな変な声を出してしまって、恥ずかしい。
殿は気持ち悪くないのだろうか?
伊吹の乳首は、この前、媚薬を塗って弄った事で敏感になってしまった様だ。
おそらくはそれだけではなく、元々素質があったのかも知れない。
伊吹が乳首でこんなに感じていると思うと、春岳は興奮した。
伊吹の乳首に爪を立て引っ掻いてやる。
「アアァァ、ンン……」
悲鳴めいた声が上がり、伊吹は唇を噛んでしまう。
「伊吹、声を聞かせて」
「声、響いてしまいます」
風呂で声が反響してしまい、伊吹は恥ずかしい様子だ。
ああ顔を真っ赤にして可愛いなぁ……
「殿、お願いします私、もう駄目です……」
涙目で訴えてくる伊吹。
自分の乳首がまるで違うものに感じ、頭がおかしくなりそうな快感に、伊吹は恐怖していた。
こんなの知らない。
怖い……
「うん、俺ももう駄目。伊吹が欲しい」
でも、伊吹は初めてだからお尻を解してあげないと。
「伊吹…… あれ? 伊吹??」
急にグッタリして反応を示さなくなってしまった伊吹に、春岳は慌てた。
しまった!!
「伊吹! 伊吹!!」
慌てて風呂から上げ、床に寝かせる。
完全に逆上せさせてしまった。
「伊吹、しっかりしなさい!! 誰かーー! 誰か氷を持ってきてくれーー!!」
必死に大声を上げて助けを呼べば、何事かと氷を持って駆けて来る家臣。
伊吹の身体は布で隠しつつ、家臣が持ってきた氷で冷やす春岳。
春岳の頭も、急激に冷えた。
他の者が対応してくれている様子だ。
伊吹は急いで春岳を湯浴みに連れて行く。
「客人が来ると言うのに私なんかを迎えに来て、私なんて放って置いて下されば良たのです」
湯浴みを手伝いつつ、伊吹はプンプンしていた。
「客人が来ると言うのに帰って来ない伊吹が悪いのでしょう。泣きべそをかいていた癖に」
迎えに行ってあげたのに、怒られて理不尽な春岳。
自分が迎えに行かなかれば、きっと伊吹は彼処から動けなかった事だろう。
狼とかに襲われたらどうするつもりだったんだ。
「先に私に何も言わずに出かけたのは殿じゃないですか。私、泣きべそなんてかいてませんし」
伊吹の怒りは治まらない様子だ。
「それは…… まぁ私が悪かったです。今度からはちゃんと伊吹に言います。でも泣きべそはかいてましてよ。涙目でした」
「目にゴミでも入ってたんじゃないですか」
「まぁ、そう言う事にしときます」
プンスカしている伊吹の腕を徐に掴んで強く引き寄せる春岳。
「うわあ!」
思わぬ春岳の行動に何の受け身も取れず、されるがままになる。
春岳に風呂の中に引っ張り込まれてしまう伊吹だ。
ザッブーンと、お湯が溢れた。
「ぶあっ! 何をなさるのですか?」
不意打ちに驚く伊吹。
受け身も取れなかったので、ちょっと痛かった。
「私ばかり洗われるのは申し訳ないので伊吹も洗ってあげようかと思いまして」
「結構です。離して下さい」
また酔狂な事を!
伊吹はより不機嫌になる。
殿は俺を怒らせる事が楽しくて仕方ないのだきっと。
「……匂い、移ってて嫌なんですよ」
「え?」
なんの意味もない悪戯を仕掛けられたと思った伊吹であるが、春岳から不満気な声が聞こえた。
小声で伊吹は聞き取れなかったが、何か怒っている様子に見える。
伊吹も不機嫌であったが、春岳も実は不機嫌であった。
伊吹はどうやら怪我をした婦人を助けた時に、結構、密着したのだろう。
キツイ香の匂いが移っている。
こんなキツイ香り付ける女性等、春を売ってる女しか居ないだろう。
お前、誘惑されてたんだぞ!
それに気づかないとは、この天然。
美人局に騙されそうになっていたらしいが、普通に助けて置いてきた様なので、まぁ良いのだが。
目を離すと何処で毒牙に掛かってしまうか解らない。
全く、危なっかしい。
「殿、風呂が壊れてしまいます」
この浴槽は伊吹や家臣達が使う広い大浴場ではなく、身分の高い殿専用の殿しか使わない予定のお風呂である。
大の男が二人で入る様な設計になっていない。
「ならばもっと寄れば良い」
そう言う春岳に抱き寄せられ、密着がする身体。
伊吹はドキドキしてしまう。
あっ、どうしよう。
「どうした? 股間が膨らんでいるな。女の色香にでも当てられたか?」
少し反応してしまっている下半身に気付かれ、恥ずかしくなる伊吹。
「殿のせいで疲れたので……」
疲れ摩羅だと言い訳する伊吹。
それに……
「殿も、その、当たってますが? 私に移った女の香に当てられたのですか?」
尻に違和感を覚えた。
伊吹は後ろから春岳に抱き寄せられ、膝に載せられる形になっている。
と、言う事はだ。
お尻に当たるこの固い物は、殿の反応した摩羅。
と、言う事になると思う。
「何でそうなるんだ?」
普通に目の前の伊吹に反応しているのに、見ず知らずの女に当てられる訳が無い。
「……殿、お戯れが過ぎます。客人を待たせているのですよ」
湯船で密着し、男二人で魔羅を勃起させるなど、一体、どういう状態なのだ。
伊吹は訳が解らない。
取り敢えず、ここままでは不味いと思う。
早く殿から離れなければと、腕を解いて逃げ出そうと試みる。
「こんな下半身で客人の前に出ろと言うのか?」
しかし、春岳はガッチリと伊吹をおさえており、その腕からは逃げ出せない。
「……では、色小姓か女中を呼びます」
「何方も私の相手にならないな」
「禅問答の様な言い方はやめて下さい」
身をよじってみても、手に力を入れて見ても、睨んでみても、春岳は伊吹を離してはくれず、伊吹は困り果て、春岳から視線を逸らした。
ハァー
溜息が漏れてしまう。
殿は一体何を考えて……
「アッ!」
徐に乳首を摘まれ、変な声が上がってしまう伊吹。
「ん、もう、お戯れはやめて下さい!」
春岳を睨む。
「私の世話は、伊吹がしてくれるのでは無かったか?」
春岳はそう、伊吹の耳元で囁いた。
この状況で何を求められているか解らない程、流石の伊吹も疎くはない。
「え、待って下さい。私、そちらの方は不得手で……」
何故、殿は自分等を相手にしようと思っているのか。
伊吹は訳が解らない。
色小姓も女中も要らないと言う殿が、何故、俺に?
「私は伊吹にして欲しいのですが?」
「やっ、殿、私を誂うのはやめて下さい!」
強く乳首を摘まれ、伊吹は春岳から逃れようと身を引くが、狭い風呂の中で逃げ場が無い。
「随分とやらしい乳首をしてるじゃないですか。まるで女の様に喘いで端ないですね」
「わ、解らない。何でこんな…… ヒッ、殿、お許し下さい」
訳が解らず、頭が回らない伊吹。
こんなのおかしい、変だと思うのに、春岳が乳首を弄る度に頭がポヤポヤとしてしまい、何も考えられなくなる。
ただ気持ちいい。
乳首がピリピリして、刺激される度に恥ずかしい声が漏れてしまう。
伊吹が頭が追いつかない。
こんな変な声を出してしまって、恥ずかしい。
殿は気持ち悪くないのだろうか?
伊吹の乳首は、この前、媚薬を塗って弄った事で敏感になってしまった様だ。
おそらくはそれだけではなく、元々素質があったのかも知れない。
伊吹が乳首でこんなに感じていると思うと、春岳は興奮した。
伊吹の乳首に爪を立て引っ掻いてやる。
「アアァァ、ンン……」
悲鳴めいた声が上がり、伊吹は唇を噛んでしまう。
「伊吹、声を聞かせて」
「声、響いてしまいます」
風呂で声が反響してしまい、伊吹は恥ずかしい様子だ。
ああ顔を真っ赤にして可愛いなぁ……
「殿、お願いします私、もう駄目です……」
涙目で訴えてくる伊吹。
自分の乳首がまるで違うものに感じ、頭がおかしくなりそうな快感に、伊吹は恐怖していた。
こんなの知らない。
怖い……
「うん、俺ももう駄目。伊吹が欲しい」
でも、伊吹は初めてだからお尻を解してあげないと。
「伊吹…… あれ? 伊吹??」
急にグッタリして反応を示さなくなってしまった伊吹に、春岳は慌てた。
しまった!!
「伊吹! 伊吹!!」
慌てて風呂から上げ、床に寝かせる。
完全に逆上せさせてしまった。
「伊吹、しっかりしなさい!! 誰かーー! 誰か氷を持ってきてくれーー!!」
必死に大声を上げて助けを呼べば、何事かと氷を持って駆けて来る家臣。
伊吹の身体は布で隠しつつ、家臣が持ってきた氷で冷やす春岳。
春岳の頭も、急激に冷えた。
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