【完結】俺の可愛い牛

甘塩ます☆

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 搾乳を終えた哉汰は、疲れて眠った牛美をベッドに寝かせる。
 他の牛達も搾乳器での搾乳を終えてポヤポヤした表情をしていた。
 搾乳器を外し、褒めてやりながら一人ずつベッドに寝かせてあげる。 
 さて、牛五郎は反省してくれただろうか。
 見れば顔をグシャグシャにしながら目を瞑っていた。 
 泣き疲れて眠ってしまったか。
 もしくは、刺激が強すぎて気絶してしまったか。
 
 尿道とアナルのバイブを止め、取ってやる。

「あッ、んんン」

 意識を失いながらも、引き抜く感覚に身悶えながら、鈴口からチョロチョロと液体を流す牛五郎。
 おお、珍しい。
 本当にお漏らししている。
 立ったまま、方尿する牛五郎は可愛い。

 牛五郎は何をしてても本当に可愛いなぁ。

 首輪を外し、抱っこして部屋まで運んだ。
 

 牛五郎が本当に人間なら、こんな可哀想な事をしなくても良かったのに。
 そうは思うが、牛五郎が牛じゃなければ出会えていなかった。
 それに牛五郎が牛だったからこうして調教して俺のモノに出来るのだ。
 捕まった相手が悪かったね。
 俺なんかに気に入られてしまって、牛五郎は本当に運が無い。
 可哀想で可愛い牛五郎。



 眠ている牛五郎を自分のベッドに寝かせる哉汰。
 今日は何とか自分のスペースも作って一緒に寝る。
 もっと、大きいベッドを買おうかな。
 牛と一緒に寝るのはあまり良くないし、父親に見つかると怒られそうだ。
 やっぱり今日だけにしよう。
 今日は沢山虐めてしまったから、このぐらいは良いよな?

「ごめんね牛五郎」

 ヨシヨシと、頭を撫でる。
 少し微笑んだ様に見えた。
 哉汰も牛五郎相手では気を張ってしまい、調教に疲れてしまう。
 その日はぐっすり寝た。



 翌朝。

 哉汰が起きても牛五郎はまだ寝ていた。
 全く、寝坊助さんだなぁと思ったが、どうも様子がおかしい。

「ウ~ウ~」
 
 唸っている。

「どうしたの? 具合が悪い?」

 触ってみると冷や汗をかいていた。
 額に触れると少し熱いようだ。
 牛は元々体温が高いので良く解らない。


「ちょっと、ごめんね」
  
 哉汰は牛用の体温計を取り出すと、牛五郎のズボンを下げ、アナルに差し込んだ。
 牛用の体温計はアナルで計るのが正確である。

「嘘、めっちゃ高い」

 計り終えた体温計を確認したら、かなり高熱である。
 哉汰は牛医の免許も取得しているが、ここでは何も出来ない。
 原因が定かで無いのに座薬を入れる訳にもいかなかった。
 直ぐに血液検査をしなければ。

「ウ~ウ~」
「苦しいね。直ぐにお医者さん連れて行くから」

 苦しそうに唸る牛五郎が心配である。
 直ぐに自分の知り合いの病院に連絡を入れる哉汰だった。
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