15 / 91
一章 妖符師誕生編
15 お守り
しおりを挟む
翌日、数日ぶりにたっぷり眠り、目を覚ますと早朝。
怪我をした分は長く睡眠をとれば回復が促進されるのですが・・・少し怠いだけで怪我自体は治ってますね。つくづく便利な体になったものです。
それでは、朝食をつくって頂きましょう。その後はあやかし屋の開店です。
「凪沙さんは照れ屋さんなのかな?」
「いきなり何の話なの!?私はそんなんじゃないよっ!」
お昼を過ぎて客足が減少したころ、沢渡製糸の凪沙さんがあやかし屋を訪れました。用件は単純で、注文していた製品の納品です。これで全て揃ったわけですね。わざわざすみません。
「でも、中々呼び捨てで呼んでくれないよね?」
「うっ・・・それは、でも・・・恥ずかしいから・・・!」
やはり照れやさんのようですね。頬を赤らめていて可愛いです。セミロングの髪の毛をクルクルさせているのがまた、何とも言い難い・・・。
小さな切っ掛けさえあればもっと親密になれると思うのですが、もう少しかかりそうです。急かすようなことではありませんし、のんびり根気強くいきましょう。
「ところで、愛するお父さんのお具合はどうですか?」
「一言余計だよ!それで、お父さんなんだけど・・・どうもあんまりよくないみたいで。あやかし屋さんにも迷惑を掛けることになると思う。御免なさい・・・!」
「そうですか・・・。こちらのことは大丈夫だから、気にし過ぎないで?
それと・・・お父さんが快方に向かうことを、陰ながら祈っています」
「うん・・・ありがと、若葉」
おお・・・!呼び捨てで呼んでくれた・・・!
でも、凪沙さんは気づいていないみたいだから黙っておきましょう。
以前のように指摘して元に戻してしまう行動は避けるべきです。
しかし、お父さんの具合は良くならないままですか・・・。
凪沙さんの家へ毎晩訪れていたであろう中位悪霊のせいかと思っていましたが、それだけが原因ではなかったのか。はたまた別の理由で再び悪化しているのか。
直接目で見てみない限りは何とも言えませんね。見たからといって必ずしも分かる訳ではありませんけども、見ないよりは遥かにマシですから。
「今度私もお見舞いに行こうかな・・・?」
「えっ?いいよいいよ!そんな手を煩わせるのも悪いし・・・!」
残念ながら断られてしまいました。
ここで食い下がるのも変だし、素直に引き下がるしかないかな。
でもせめて、少しでも役に立ちたい・・・!
「凪沙さん、あやかし屋特製のお守り、お一つどうですか?」
「へっ?あ、うん。じゃあ頂こうかな・・・」
どうやらお買い上げの意志はある模様。藁にもすがりたい心境なのでしょうね。
・・・詐欺師の方に騙されないか心配です。
「では・・・これなんてどうでしょう?」
「えっと・・・?『安産祈願のお守り』・・・!?いらないよっ!」
どうやらお気に召さなかったご様子。
あやかし屋特製『安産祈願のお守り』は、松が千円、竹が五百円、梅が百円です。
効果のほどは不明ですが、是非お買い求めくださいね。
・・・誰に宣伝しているのでしょうか、私は。
「では、こちらはどうですか?」
「これは・・・『交通安全祈願のお守り』かぁ・・・。どうしようかな・・・?」
今回は迷っておられるご様子。
なお、お値段のほどは安産祈願のお守りと同じです。
まだ高校生になっていない凪沙さんには、松は高いかもしれませんね。
そういえばもう一つ、一番お薦めすべきお守りがありましたね。
こちらも宣伝しておきましょうか。
「それから、これが一番のお薦めだよ?」
「お薦め?えっと、『悪霊退散のお守り』、か。こういうのも売ってるんだね。
私は悪霊なんて信じてないけど・・・。それで値段は・・・・・・ええっ!?
梅の百円と竹の二千円はまだ分かるからいいとしても、松が一万円から!?
ねぇ若葉、これって値段設定を間違えているわけじゃないんだよね・・・?」
はい、もちろん間違えてはいませんよ。松の『悪霊退散のお守り』は一万円からとなっております。
なお、これは最低価格であり、上限ではありません。その気になれば十万円のお守りも販売いたしますよ。
この値段設定には勿論ちゃんとした理由があるのですが・・・。
「もし『交通安全祈願のお守り』をお買い上げいただけるのであれば、大サービスで『悪霊退散のお守り・松』をお付けしましょう」
「ええっ!?そんな高価なものをおまけにつけちゃっていいの!?」
勿論大丈夫ですよ。経営的にも全く打撃はありません。
「うん、大丈夫だよ。
だって、そのお守りには値段ほどの価値がないからね・・・!」
「絶対に言っちゃいけないことを笑顔&小さなガッツポーズで言い切った!」
「多分、材料費は千円も掛かってないよ・・・!」
「若葉っ!それは黙ってなきゃいけないことだよね!?」
はい。その通りですね。
他のお客さんが聞いていなくて良かったです。
「それと、当然お守りそのものに効果なんてないよっ・・・!」
「それも言ったら駄目なやつ!そこは何となく理解していたけれども!」
私が言った通り、この『悪霊退散のお守り・松』自体には、間違いなく効果なんてありません。千円で作れるお守りに効果を期待する方が間違っています。
ですが、これにはちょっとした仕掛けがあるんです。
まあ、簡単に言ってしまえば、依頼者が認識しない形での悪霊退治ですね。
一万円という価格は、悪霊退治依頼の依頼料ということです。
・・・ええ。こういう形にでもしないと、早々依頼なんて入りません。
これでもほんの申し訳程度の施策なのですけどね。
普通は一万円のお守りなんて買いませんから。
ですが、このお守りが効くという噂が流れれば・・・話は違うと思いませんか?
はい。凪沙さんにタダでオマケしようとしているのはそういう意図もあります。
私自身が噂を流すのは難しいですからね。
お守りも売れるようになり、凪沙さんのお父さんの為にもなる。
まさに一石二鳥です。
もっとも、上手くいくかは分かりませんので、布石の一つという扱いですけどね。
怪我をした分は長く睡眠をとれば回復が促進されるのですが・・・少し怠いだけで怪我自体は治ってますね。つくづく便利な体になったものです。
それでは、朝食をつくって頂きましょう。その後はあやかし屋の開店です。
「凪沙さんは照れ屋さんなのかな?」
「いきなり何の話なの!?私はそんなんじゃないよっ!」
お昼を過ぎて客足が減少したころ、沢渡製糸の凪沙さんがあやかし屋を訪れました。用件は単純で、注文していた製品の納品です。これで全て揃ったわけですね。わざわざすみません。
「でも、中々呼び捨てで呼んでくれないよね?」
「うっ・・・それは、でも・・・恥ずかしいから・・・!」
やはり照れやさんのようですね。頬を赤らめていて可愛いです。セミロングの髪の毛をクルクルさせているのがまた、何とも言い難い・・・。
小さな切っ掛けさえあればもっと親密になれると思うのですが、もう少しかかりそうです。急かすようなことではありませんし、のんびり根気強くいきましょう。
「ところで、愛するお父さんのお具合はどうですか?」
「一言余計だよ!それで、お父さんなんだけど・・・どうもあんまりよくないみたいで。あやかし屋さんにも迷惑を掛けることになると思う。御免なさい・・・!」
「そうですか・・・。こちらのことは大丈夫だから、気にし過ぎないで?
それと・・・お父さんが快方に向かうことを、陰ながら祈っています」
「うん・・・ありがと、若葉」
おお・・・!呼び捨てで呼んでくれた・・・!
でも、凪沙さんは気づいていないみたいだから黙っておきましょう。
以前のように指摘して元に戻してしまう行動は避けるべきです。
しかし、お父さんの具合は良くならないままですか・・・。
凪沙さんの家へ毎晩訪れていたであろう中位悪霊のせいかと思っていましたが、それだけが原因ではなかったのか。はたまた別の理由で再び悪化しているのか。
直接目で見てみない限りは何とも言えませんね。見たからといって必ずしも分かる訳ではありませんけども、見ないよりは遥かにマシですから。
「今度私もお見舞いに行こうかな・・・?」
「えっ?いいよいいよ!そんな手を煩わせるのも悪いし・・・!」
残念ながら断られてしまいました。
ここで食い下がるのも変だし、素直に引き下がるしかないかな。
でもせめて、少しでも役に立ちたい・・・!
「凪沙さん、あやかし屋特製のお守り、お一つどうですか?」
「へっ?あ、うん。じゃあ頂こうかな・・・」
どうやらお買い上げの意志はある模様。藁にもすがりたい心境なのでしょうね。
・・・詐欺師の方に騙されないか心配です。
「では・・・これなんてどうでしょう?」
「えっと・・・?『安産祈願のお守り』・・・!?いらないよっ!」
どうやらお気に召さなかったご様子。
あやかし屋特製『安産祈願のお守り』は、松が千円、竹が五百円、梅が百円です。
効果のほどは不明ですが、是非お買い求めくださいね。
・・・誰に宣伝しているのでしょうか、私は。
「では、こちらはどうですか?」
「これは・・・『交通安全祈願のお守り』かぁ・・・。どうしようかな・・・?」
今回は迷っておられるご様子。
なお、お値段のほどは安産祈願のお守りと同じです。
まだ高校生になっていない凪沙さんには、松は高いかもしれませんね。
そういえばもう一つ、一番お薦めすべきお守りがありましたね。
こちらも宣伝しておきましょうか。
「それから、これが一番のお薦めだよ?」
「お薦め?えっと、『悪霊退散のお守り』、か。こういうのも売ってるんだね。
私は悪霊なんて信じてないけど・・・。それで値段は・・・・・・ええっ!?
梅の百円と竹の二千円はまだ分かるからいいとしても、松が一万円から!?
ねぇ若葉、これって値段設定を間違えているわけじゃないんだよね・・・?」
はい、もちろん間違えてはいませんよ。松の『悪霊退散のお守り』は一万円からとなっております。
なお、これは最低価格であり、上限ではありません。その気になれば十万円のお守りも販売いたしますよ。
この値段設定には勿論ちゃんとした理由があるのですが・・・。
「もし『交通安全祈願のお守り』をお買い上げいただけるのであれば、大サービスで『悪霊退散のお守り・松』をお付けしましょう」
「ええっ!?そんな高価なものをおまけにつけちゃっていいの!?」
勿論大丈夫ですよ。経営的にも全く打撃はありません。
「うん、大丈夫だよ。
だって、そのお守りには値段ほどの価値がないからね・・・!」
「絶対に言っちゃいけないことを笑顔&小さなガッツポーズで言い切った!」
「多分、材料費は千円も掛かってないよ・・・!」
「若葉っ!それは黙ってなきゃいけないことだよね!?」
はい。その通りですね。
他のお客さんが聞いていなくて良かったです。
「それと、当然お守りそのものに効果なんてないよっ・・・!」
「それも言ったら駄目なやつ!そこは何となく理解していたけれども!」
私が言った通り、この『悪霊退散のお守り・松』自体には、間違いなく効果なんてありません。千円で作れるお守りに効果を期待する方が間違っています。
ですが、これにはちょっとした仕掛けがあるんです。
まあ、簡単に言ってしまえば、依頼者が認識しない形での悪霊退治ですね。
一万円という価格は、悪霊退治依頼の依頼料ということです。
・・・ええ。こういう形にでもしないと、早々依頼なんて入りません。
これでもほんの申し訳程度の施策なのですけどね。
普通は一万円のお守りなんて買いませんから。
ですが、このお守りが効くという噂が流れれば・・・話は違うと思いませんか?
はい。凪沙さんにタダでオマケしようとしているのはそういう意図もあります。
私自身が噂を流すのは難しいですからね。
お守りも売れるようになり、凪沙さんのお父さんの為にもなる。
まさに一石二鳥です。
もっとも、上手くいくかは分かりませんので、布石の一つという扱いですけどね。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる