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二章 高校入学編
31 委員決めと放課後
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学級委員と委員会決めは恙なく終わりました。
一番決まり辛い学級委員があっという間に決まったのが大きかったですね。
私は無事、図書委員に納まりました。
もう一人の図書委員は、伊集院彰君。私の左隣の方ですね。
ちなみに、学級委員は相川愛華さんと藤井遊星君です。
本当に電光石火で決まったので、先生も驚愕していました。
凛は体育委員に。凪沙さんは保健委員になりました。
「それでは、席を移動してもいいので、五分間ほど同じ委員会の人と交流を深めてください。最初の委員会は明後日になりますので、それだけは忘れないように!」
進行役を務めていた相川さんがそのように指示を出しました。
無理やりにでも話せる人をつくらせてしまおうという魂胆ですね。分かります。
「凪沙さん、友達ができるいい機会だね?」
「あはは・・・小声で言ってくれるのはありがたいんだけどね・・・?」
さて、それでは左隣の伊集院君と交流しましょう。
「初めまして、影山若葉です。一年間よろしくお願いしますね?」
「は、はい。僕は伊集院彰です。よ、よろしくお願いします」
「そんなに緊張せずとも、扇で叩いたりはしませんよ?」
「お、扇・・・?い、いえ、女性に慣れていないだけですから」
なるほど。そういうことでしたら仕方ありませんね。
慣れてくれるのをのんびり待つとしましょう。
その後、明後日の委員会について話をして、一息。
「あ、あの、後で連絡先を教えてもらってもいいですか・・・?」
「はい、構いませんよ。連絡を取れた方がいいでしょうから」
ですから、そんなに申し訳なさそうにせずともいいのですよ?
「はい。それでは、今日はここまで。あ、来週からは部活動の見学が始まりますが、桜台高校は全員部活制ではないので、入部は自由です。覚えておいてくださいね。では相川さん、挨拶を」
「はい。起立。礼」
そういう訳で、高校初日は終了です。
さて、帰ってお店を開きましょう。
「あ、学級委員と影山さんは残ってくださいね?お話がありますから」
はい、すっかり忘れていました。
帰るのは少し先になりそうです。
「まずは学級委員の二人から。早々に立候補してくれてありがとうございます。おかげで明日のホームルームは丸々別のことができます。大変なこともあると思いますが、一年間頑張ってくださいね」
「はい、精一杯やらせてもらいます」
「うっす。何とか頑張りますよ」
それから一言二言と仕事の確認をして、話は終了。
「これで話は終わりです。もう帰っても構いませんよ。あ、藤井君は待ちなさい」
「ええーっ!」
早々に立ち去って難を逃れようとした藤井君ですが、先生に止められました。
残念でしたね、藤井君。
「さて・・・それで二人とも、何故残されたのか分かりますか?」
「ああ・・・先生のことを小さいと言ったらですね」
「小さいと言わないでくださいっ!」
「理不尽!?」
藤井君が即座にツッコミを入れました。
確かに、先生が言わせたのですから怒られるのは理不尽ですね。
「それで、影山さんはどう思いますか?」
どう、と言われましても・・・そんなのは決まっています。
「はい。先生はとっても可愛らしいと思いますよ」
「そんなことを聞いたんじゃありませんっ!」
「ぶふっ・・・あははははははっ!!」
笹川先生、頬を染めて・・・何と可愛らしいことでしょう。
やはり二十八歳というのは信じられませんね。
藤井君は笑い過ぎです。何が面白かったのでしょうか。
「藤井君、笑うのならば、鏡を見てから笑ってください」
「酷くね!?」
「父がよく母に言われていたことですので、意味は分かりかねますけどね」
「じゃあ何で言ったし!」
何故と言われても・・・何故かここで言うべきだと思ったんです。
「はぁ・・・影山さんのことはよく分かりました。これはどうしようもないですね」
何だか、妙な納得の仕方をされたような・・・?
「無駄だと分かってて言いますが、次は気を付けてくださいね。
藤井君は、次に言ったら反省文を書かせますのでそのつもりで」
「俺だけ!?何で・・・いえ、納得しました」
藤井君が私の顔を見たかと思うと、直ぐに納得してしまいました。
私のことを何だと思ってるのでしょうね?
その後、藤井君は帰されましたが、何故か私はまだ居残りです。
教室には既に私一人。
笹川先生は、私に何か話があるようですが・・・?
「それで、ね・・・。
先生は、貴方のご両親に・・・不幸があったということを聞かされています」
・・・・その話でしたか。
一番決まり辛い学級委員があっという間に決まったのが大きかったですね。
私は無事、図書委員に納まりました。
もう一人の図書委員は、伊集院彰君。私の左隣の方ですね。
ちなみに、学級委員は相川愛華さんと藤井遊星君です。
本当に電光石火で決まったので、先生も驚愕していました。
凛は体育委員に。凪沙さんは保健委員になりました。
「それでは、席を移動してもいいので、五分間ほど同じ委員会の人と交流を深めてください。最初の委員会は明後日になりますので、それだけは忘れないように!」
進行役を務めていた相川さんがそのように指示を出しました。
無理やりにでも話せる人をつくらせてしまおうという魂胆ですね。分かります。
「凪沙さん、友達ができるいい機会だね?」
「あはは・・・小声で言ってくれるのはありがたいんだけどね・・・?」
さて、それでは左隣の伊集院君と交流しましょう。
「初めまして、影山若葉です。一年間よろしくお願いしますね?」
「は、はい。僕は伊集院彰です。よ、よろしくお願いします」
「そんなに緊張せずとも、扇で叩いたりはしませんよ?」
「お、扇・・・?い、いえ、女性に慣れていないだけですから」
なるほど。そういうことでしたら仕方ありませんね。
慣れてくれるのをのんびり待つとしましょう。
その後、明後日の委員会について話をして、一息。
「あ、あの、後で連絡先を教えてもらってもいいですか・・・?」
「はい、構いませんよ。連絡を取れた方がいいでしょうから」
ですから、そんなに申し訳なさそうにせずともいいのですよ?
「はい。それでは、今日はここまで。あ、来週からは部活動の見学が始まりますが、桜台高校は全員部活制ではないので、入部は自由です。覚えておいてくださいね。では相川さん、挨拶を」
「はい。起立。礼」
そういう訳で、高校初日は終了です。
さて、帰ってお店を開きましょう。
「あ、学級委員と影山さんは残ってくださいね?お話がありますから」
はい、すっかり忘れていました。
帰るのは少し先になりそうです。
「まずは学級委員の二人から。早々に立候補してくれてありがとうございます。おかげで明日のホームルームは丸々別のことができます。大変なこともあると思いますが、一年間頑張ってくださいね」
「はい、精一杯やらせてもらいます」
「うっす。何とか頑張りますよ」
それから一言二言と仕事の確認をして、話は終了。
「これで話は終わりです。もう帰っても構いませんよ。あ、藤井君は待ちなさい」
「ええーっ!」
早々に立ち去って難を逃れようとした藤井君ですが、先生に止められました。
残念でしたね、藤井君。
「さて・・・それで二人とも、何故残されたのか分かりますか?」
「ああ・・・先生のことを小さいと言ったらですね」
「小さいと言わないでくださいっ!」
「理不尽!?」
藤井君が即座にツッコミを入れました。
確かに、先生が言わせたのですから怒られるのは理不尽ですね。
「それで、影山さんはどう思いますか?」
どう、と言われましても・・・そんなのは決まっています。
「はい。先生はとっても可愛らしいと思いますよ」
「そんなことを聞いたんじゃありませんっ!」
「ぶふっ・・・あははははははっ!!」
笹川先生、頬を染めて・・・何と可愛らしいことでしょう。
やはり二十八歳というのは信じられませんね。
藤井君は笑い過ぎです。何が面白かったのでしょうか。
「藤井君、笑うのならば、鏡を見てから笑ってください」
「酷くね!?」
「父がよく母に言われていたことですので、意味は分かりかねますけどね」
「じゃあ何で言ったし!」
何故と言われても・・・何故かここで言うべきだと思ったんです。
「はぁ・・・影山さんのことはよく分かりました。これはどうしようもないですね」
何だか、妙な納得の仕方をされたような・・・?
「無駄だと分かってて言いますが、次は気を付けてくださいね。
藤井君は、次に言ったら反省文を書かせますのでそのつもりで」
「俺だけ!?何で・・・いえ、納得しました」
藤井君が私の顔を見たかと思うと、直ぐに納得してしまいました。
私のことを何だと思ってるのでしょうね?
その後、藤井君は帰されましたが、何故か私はまだ居残りです。
教室には既に私一人。
笹川先生は、私に何か話があるようですが・・・?
「それで、ね・・・。
先生は、貴方のご両親に・・・不幸があったということを聞かされています」
・・・・その話でしたか。
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