異世界隠密冒険記

リュース

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第二部「創世神降臨」編

エピローグ18

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 愛の血肉を手に入れたクロト。

 クラリスへの感謝を愛と表現されることは、妙に気恥ずかしいクロト。


 それはさておき。

 残りの必要材料も、かなり減って来た。


 黄結晶、橙結晶、生命結晶、生命鉱石、万化の心水、三位一体の福音。

 そして、地底樹素材と、名称不明材料が一つ。


 クロトが目覚めてから五か月ほどが経過。

 眠り始めてからは、丁度半年。


 それがどうしたのかと思うかもしれないが、結構大事な事だ。






名前 クロト・ミカゲ
種族 黒天人(神)
性別 男性 
年齢 19
レベル 117
HP  6790
MP  6620
筋力  3323
防御力 3323
魔力  3305
速力  3992
幸運    90



創世スキル
『隠密神』ー気配遮断5/5ー暗殺  3/3
                    \
     ー魔力遮断5/5ー魔法遮断3/3ー暗殺魔法2/2 
                    \      \
     -存在遮断5/5ー存在創造3/3ー魔法存在2/2ー必殺の一撃1/1
                    \         
     -隠密者応用5/5ー??????ー?????

     -絶対遮断5/5ー???????

     -圧縮遮断1/5


ユニークスキル
黒天人(神)化8 始祖天剣術・速10 天神法術9 神の瞳7 神界突破2


レアスキル
天感10 天力10 汎用魔法2 


スキル
格闘術10 闇魔法10  


スキルポイント 残り37






 ステータスを見て分かるように、神界突破の使用が解禁された。


 神界突破は、レベル1の段階で、再使用に一年。

 レベル2の段階では、再使用に半年。

 レベルが1つ上がるごとに、半分になっていく仕組みだ。





 リュノアのレベルは74になった。

 創世種と幻想種の違いは良く分からないままである。

 また、次のレベルで何かあるかどうかも不明。


「キュ・・・・・・。」

「よしよし、いい子だね。」

「きゅいぃぃ・・・・・・。」


 眠そうにウトウトしているリュノアを撫でながら、クロトは思った。

 どんな方向へ進んでも、変わらず愛しい娘のような存在のままであろう、と。


 そのこの全てを肯定したくなるような感情を抑えるのは大変である。

 ダメな部分はダメと指摘しなければいけないというのに。


 子どもが、こんなに愛しいものだとは、クロトも知らなかった。





「そういう訳で、子ども、つくろうね?」

「あぅっ・・・!クロトさんの、子ども・・・!!」


 アクアは顔を手で押さえて、右往左往している。


 ちなみに、その発言に対する恋人たちの反応は、様々。


 ヴィオラは、冷静そうに見えるが、少し頬が赤い。

 クロトが話しかけると、挙動不審になった。
 

 エメラは、艶が覗く表情で、幸せそうな雰囲気が駄々洩れ。

 クロトが話しかけても全く動揺していないのは、その精神構造ゆえか。


 カレンは、子どもができた時、何をするべきなのか分からずに、慌てている。

 クロトが話しかけると、涙目で必要なことを尋ねた。


 一番面白かった反応は、マリア。


「こここ子どもですのっ!?気が早過ぎますわっ!」

「そうでもないよ?結婚まであと半年なんだから、さ。」

「それならっ、結婚してから、でも・・・・・・。」

「・・・マリア?」


 マリアの反応が無い。

 クロトと結婚することが現実的な話になってきて、動揺しているようだ。

 顔が赤く、しきりに髪形を弄っている。


 その様子を確認したクロトは、揶揄うことに。

 マリアの耳元で、こう囁いた。


「幸せな家庭を築こうね、マリア?」

「ッッ!?」


 囁かれたマリアは、腰砕けになってしまった。


 一連の様子を眺めていたナツメは、自分の願望をポロッと零してしまう。


「拙者、子どもに刀を教えたいでござる・・・。」

「ナツメに教育を一任するのは無しで。不安過ぎるから。」

「酷いでござるよっ、クロト殿っ!?」


 ナツメは涙目で文句を言うが、大事なことに気づいていない。

 それでこそナツメと言えるかもしれないが。


 クロトは、そろそろ保留にしている答えを出せそうだな、と思った。


「ナツメ、これをあげるね。」

「・・・?これは、何でござるか?」


 ナツメが渡されたのは、一枚の紙。


「ナツメが涎をたらして居眠りしている絵だよ。」

「居眠りなどしていないでござるよっ!?」


 裏返して、その絵を見てみると、ナツメは絶句した。

 それは、まるで現実の景色を切り取ったかのような、精巧な絵。


 それが実際の光景ならまだしも、そうでない為に、驚きは一際だ。


「クロト殿!拙者はこんな風に居眠りなどしていないでござる!」

「それはさておき。」

「さておかないで欲しいでござる!」


 ナツメの主張を意図的に無視して、クロトは告げた。


「その絵、無くしたら許さないからね?」

「これを持ち歩けと言うのでござるかっ!?」


 クロトの顔は本気なので、ナツメとしては、持ち歩かない選択肢などとれない。

 これも、惚れた弱みと言えるのだろうか。





 ナツメは知らない、その絵には、とある仕掛けがあることを。




 と、その時、梟の止まり木亭へ、駆け込んでくる女性が。








「お父・・・じゃないっ!クロトさん!地底樹の手掛かりを見つけました!」


 それは、クローナ雑貨店の採取担当。

 スソウ村でスカウトした、クロトを父親のように慕う少女、ファーナであった。


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