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13章続き

250 収納

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ウラボン 視点

「おーい、グランファイズ!行くぞ!」

「グルル…」

「楽しかった!また踊って!」

「トカゲさんバイバイ!」

「あきゃー!!」

ギャラリーや一緒に踊っていた子供達が離れて行った。

あれで人気があるのか?

「さて、馬車は邪魔だし歩いて行くか。」

そう言うとおっさんは二足トカゲに指示を出すと馬車を分解しては二足トカゲの口に収めていった。

…俺はスルーする事に決めた。

「そ、それでどこに行くんだ?」

「宿だ。」

そう言えばそんな話をしていたな。

「でも、俺らお金が…」

そう、俺達の財布は空だ。

「それなら心配するな。冒険者の支援の宿屋だ。中級以上の依頼を受けているなら3日までは無料だ。」

「マジか!」

「だから、遠慮せず泊まれ。」

「わかった。ありがとよ。」

「明日朝迎えに来てやるから書類書いて宿にいとけ。」

「ああ…」

そう言っておっさん達は歩いてどこかに行った。
宿屋では無料なのを確認して泊まった。
宿屋は綺麗で飯も美味かった。
書類も全て記入し俺らはふかふかのベッドで眠った。

朝になり、鳥の囀りが…

チュン!チュ…ガラガラ…ペッ!
チュン!チューン!

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