8 / 8
なんで!?
しおりを挟む
「はぁ」
何かやってしまったのだろうか…寝てるところを起こされてまでライオネル様の書斎呼ばれるなんて…「あああ~」クビかな!?クビなのか!?
「すぅ~はぁ~すぅ~はぁ~ よしっ!」
「準備できたか?」
「うわっ!ラライオネル様!おはようございます!」
「ああ、おはよう。では中へ」
「はい!」
そういえばこの部屋に入るのは初めて。
「今日からエミリアは我が家の長女、つまり養子とする。」
「はい…?」
「今日からメイドの仕事ではなく先ずは貴族の礼儀やマナーを学んでもらう。」
…はい?はい?待て待て待て。養子?…え?侯爵家の長女?いやいや、確かにティーオ侯爵家は男世帯だけれど!?お子様は全員男子だけれども!?どういう展開!?
「婚約者はコール侯爵家の次男、ロイド・ル・コール。昨日会っているな。」
ロイドってロイド様?あの?昨日会ったってことはそういうことだよね?え?えーーー!?!?
放心状態でその後もあれこれ伝えられて覚えているけど申し訳ないけど心ここに在らずでしたよ。うん。落ち着きたい。でも仕事…はしなくていいのか?
結局、シンさんとメイさんにあれこれ指示を受けながら部屋移動をしたり今後のスケジュールを聞いたりしているとレオナルド様がやってきて改めて説明を聞いた。
レオナルド様と2日連続会うなんて稀~なんて現実逃避もさせてもらいながら話を聞かせてもらった。
「嫌なら言っていいからね」
「あっ、はい。ありがとうございます!大丈夫です!」
そう。別に問題ない。ロイド様かっこいいし、この国というかティーオ侯爵家大好きだし、恩返ししたいし。
私が承諾すればティーオ侯爵家も得?するみたいだし。
昨日はつまり、ユリウス王子はいろんな国の言葉を織り交ぜて話しかけていて、私は自然にそれに応えていた。という事だ。
スキル凄いね~私には日本語に聞こえましたよ。
あっ、でもね、検証の結果、意識すれば◯◯語って分かるよ。
もちろん読み書きも同様。
どちらにせよスラスラと読み書き会話出来る。うん。スキルって問答無用のチート能力だね!
会話したいって思えばというか、普通にしてたら勝手に変換されるし、意識すれば変換されない事も判明したから、内緒話も出来ちゃう。
自分が思っていたより便利なスキルだわ。
と、いうわけで、国としてもこの力を最大限使いたいわけで、手っ取り早くこの国に居てもらう為にはこの国の人と結婚してもらおうと。
王家に忠実で顔も地位も良く年齢的にも合う者…でも命令になっては意味がない。
ティーオ侯爵家にはレオナルド様が居るし、レオナルド様はユリウス王子と仲が良いのでユリウス王子に一任された。昨日の感じで悪い雰囲気も感じなかったしロイド様(カイル様も)乗り気だし、これはこのままいけんじゃね?てかいけ!的な感じだと。
はい。おっけー。理解はしました。
でも昨日の今日ですけど!?とは思う。
ついでに3ヶ月後にユリウス王子、レオナルド様…以下昨日いたメンバーとその他護衛部隊、聖女様で隣の隣の国に行く時に翻訳家として同行することにもなっていた。
「聖女様…」
思わず呟いてしまう。不安とドキドキ。
「なるようになるか!」と心でつぶやいたつもりが声に出ていたようで「大丈夫。私も皆んなも居るからさ。なんかあっても助けるよ!」と言っていただけて、本当に良い方に拾われた~??で合ってるよね?
正直、貴族の世界とか訳分からなすぎて怖いし、なんか国の重要人物みたいになってるし、侯爵家の人間になるって大丈夫?
私前世平民ってか一般人ってか、、うん。ちょっとだけ後悔。まぁでも。うん。なるようにしかならない。うん。大丈夫だよね!?ね?
「エミリア様、婚約者様がいらっしゃっております。いかがなさいますか?」
…いや、なんで!?
会わない選択肢はない?んだよね?
大急ぎで支度をされ、これまたいつ買ったん!?昨日の今日だよ!?と思うサイズぴったりなドレスを身に纏わされ、見た目ちょー天使な私は婚約者のロイド様と対面…いやいや!大量の赤いローズでロイド様のお顔隠れちゃってて見えませんけど!?
『生涯愛し続けます』
いやいや、重くない!?昨日の今日だし名前しか知らんし、フルネームさっき知ったし!てか私の侯爵家としての正式手続き流石にまだしてないよね!?もう終わってんのかな!?
婚約者には薔薇の花束常識なの!?この世界では普通なのか!?
と思いつつ、嬉しい自分もいる。
…いや、なんで!?
何かやってしまったのだろうか…寝てるところを起こされてまでライオネル様の書斎呼ばれるなんて…「あああ~」クビかな!?クビなのか!?
「すぅ~はぁ~すぅ~はぁ~ よしっ!」
「準備できたか?」
「うわっ!ラライオネル様!おはようございます!」
「ああ、おはよう。では中へ」
「はい!」
そういえばこの部屋に入るのは初めて。
「今日からエミリアは我が家の長女、つまり養子とする。」
「はい…?」
「今日からメイドの仕事ではなく先ずは貴族の礼儀やマナーを学んでもらう。」
…はい?はい?待て待て待て。養子?…え?侯爵家の長女?いやいや、確かにティーオ侯爵家は男世帯だけれど!?お子様は全員男子だけれども!?どういう展開!?
「婚約者はコール侯爵家の次男、ロイド・ル・コール。昨日会っているな。」
ロイドってロイド様?あの?昨日会ったってことはそういうことだよね?え?えーーー!?!?
放心状態でその後もあれこれ伝えられて覚えているけど申し訳ないけど心ここに在らずでしたよ。うん。落ち着きたい。でも仕事…はしなくていいのか?
結局、シンさんとメイさんにあれこれ指示を受けながら部屋移動をしたり今後のスケジュールを聞いたりしているとレオナルド様がやってきて改めて説明を聞いた。
レオナルド様と2日連続会うなんて稀~なんて現実逃避もさせてもらいながら話を聞かせてもらった。
「嫌なら言っていいからね」
「あっ、はい。ありがとうございます!大丈夫です!」
そう。別に問題ない。ロイド様かっこいいし、この国というかティーオ侯爵家大好きだし、恩返ししたいし。
私が承諾すればティーオ侯爵家も得?するみたいだし。
昨日はつまり、ユリウス王子はいろんな国の言葉を織り交ぜて話しかけていて、私は自然にそれに応えていた。という事だ。
スキル凄いね~私には日本語に聞こえましたよ。
あっ、でもね、検証の結果、意識すれば◯◯語って分かるよ。
もちろん読み書きも同様。
どちらにせよスラスラと読み書き会話出来る。うん。スキルって問答無用のチート能力だね!
会話したいって思えばというか、普通にしてたら勝手に変換されるし、意識すれば変換されない事も判明したから、内緒話も出来ちゃう。
自分が思っていたより便利なスキルだわ。
と、いうわけで、国としてもこの力を最大限使いたいわけで、手っ取り早くこの国に居てもらう為にはこの国の人と結婚してもらおうと。
王家に忠実で顔も地位も良く年齢的にも合う者…でも命令になっては意味がない。
ティーオ侯爵家にはレオナルド様が居るし、レオナルド様はユリウス王子と仲が良いのでユリウス王子に一任された。昨日の感じで悪い雰囲気も感じなかったしロイド様(カイル様も)乗り気だし、これはこのままいけんじゃね?てかいけ!的な感じだと。
はい。おっけー。理解はしました。
でも昨日の今日ですけど!?とは思う。
ついでに3ヶ月後にユリウス王子、レオナルド様…以下昨日いたメンバーとその他護衛部隊、聖女様で隣の隣の国に行く時に翻訳家として同行することにもなっていた。
「聖女様…」
思わず呟いてしまう。不安とドキドキ。
「なるようになるか!」と心でつぶやいたつもりが声に出ていたようで「大丈夫。私も皆んなも居るからさ。なんかあっても助けるよ!」と言っていただけて、本当に良い方に拾われた~??で合ってるよね?
正直、貴族の世界とか訳分からなすぎて怖いし、なんか国の重要人物みたいになってるし、侯爵家の人間になるって大丈夫?
私前世平民ってか一般人ってか、、うん。ちょっとだけ後悔。まぁでも。うん。なるようにしかならない。うん。大丈夫だよね!?ね?
「エミリア様、婚約者様がいらっしゃっております。いかがなさいますか?」
…いや、なんで!?
会わない選択肢はない?んだよね?
大急ぎで支度をされ、これまたいつ買ったん!?昨日の今日だよ!?と思うサイズぴったりなドレスを身に纏わされ、見た目ちょー天使な私は婚約者のロイド様と対面…いやいや!大量の赤いローズでロイド様のお顔隠れちゃってて見えませんけど!?
『生涯愛し続けます』
いやいや、重くない!?昨日の今日だし名前しか知らんし、フルネームさっき知ったし!てか私の侯爵家としての正式手続き流石にまだしてないよね!?もう終わってんのかな!?
婚約者には薔薇の花束常識なの!?この世界では普通なのか!?
と思いつつ、嬉しい自分もいる。
…いや、なんで!?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
21
この作品は感想を受け付けておりません。
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる