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ようこそ!国王陛下!
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のらりくらりと師匠の弟子であるエリーさん(エリザベス)をうまく言いくるめながら7歳になりました!
たくさんのお偉い方々が家に来るようになり流石に重い腰を上げたお父さん。
今日は国王が我が家にくる日です!!
何故こうなったのか?だってお父さん「王都には行かん!」って言い切っちゃうんだもんね~何がそんなに嫌なのかな~?
まぁ私は好きな事ができればなんでもいいのだよ!ほっほっ!
いつかは王都にも行ってみたいけどまだいいかな~
でもね、流石に国王って1番偉い人な訳だから不敬罪にならないのか心配で聞いてみたの。そしたらね!なんと!
「奴とは勇者パーティーを一緒に組んでてたくさん貸しがあるんじゃ」
だって!
「いい歳だから早く子供に席を譲れと言っておるのにいつまで王でいるつもりなんだか…まったくいかんの~」
確かにお父さんとパーティー組んでたならもうかなりお爺ちゃんだよな~って思ってたらエリーさんが
「陛下も引退したいとは思いますが国民や周辺諸国が許さないでしょう。世代交代は亡くなってからでしょうね。
王子(息子)様と王女(娘)様は次の王はお孫様だとお思いですし、既にそのように手続きも進めております!」
は~なんか大人の事情かな~大変ね!
「王子様は魔法大臣ですし、王女様は騎士団長ですからね!お二人とも素晴らしいお方です!」
「頑張ってるの~」
「…そろそろお二人とも支度なさっては?」
あー後2時間後に来ちゃうんだ~怖くない人だといいなぁドキドキ…
まだ7歳なのでお化粧はちょっと口紅を塗って気分を上げる程度に、服は娘溺愛お父さんがたくさん買ってくれた服の中から1番リボンの多い水色とピンクの可愛いデザインのものをチョイス
お父さんは賢者様らしい服にゴテっとした勲章がついたものに
ーーーーー
「私を呼び出すのはお前ぐらいだぞ、久しぶりだな。」
「娘を見たいならそちがくるのが当たり前だろうが」
なんかお父さん話し方がシャキッとしてる!
「で、そこのか?」
「お初にお目にかかります。賢者の娘、アンジェリーナと申します。」
「ふ~ん、で?何処の馬の骨だ?」
「わしのじゃ」
「言わんか」
「もういいじゃろ?娘は見せた。王はおかえりだ」
え?いいの?おしまい?やった!
「んな訳ないだろ。もてなせ。」
「何を言っておるか、娘に対しての無礼どう落とし前つけるつもりだ」
「賢者よ、それは陛下の私に対しての態度か?」
「なにをいうか、わしへの数々の借りを忘れた訳ないじゃろうな」
「もう仮は返したりたではないか?」
「んな訳ねぇだろ?じゃあどの話がいいかの?弓のやつの話でも…」
「まっまて!分かった。悪かったよ、娘、アンジェリーナと言ったか、悪かったな。この通りだ。」
お父さん強っ!てかこの国のトップがそう簡単に頭下げていいの!?
「まぁだがそろそろ賢者も終わりが近そうだから資産についてだけは話をさせてくれ。その感じだと話してないだろ」
お父さんは嫌な感情を出しつつうなづいた
簡単に言うとお父さんの資産、例えばこの家とか沢山の本、薬草畑等は私には残らない。と言うことだった。
お父さんの貯金は残るみたいだけど日々の生活で莫大にはないのは知っている。お父さんも私も研究沢山してるしね!
とはいえ普通の人よりはあると言っていた。それで十分だ。
「と言うことだ。期待するな。賢者が亡き後、お前には何が残る?賢者の娘として何をする?」
それに私は拾ってもらえて名前までもらえて親になってもらえただけでお腹いっぱい幸せなんだけど??
「お父さんの思い出があれば私は生きていける…ます。賢者の娘としては別に何も考えてないですけど、私は私ですし、多分何も変わらないです。やりたい事やって自由に生きていきます。」
「自由か…そうか、その気持ちを引き継ぐってことか。できる限りのことはしよう。賢者に助けられた恩は亡き後も引き継がれると約束する。」
「アンジー、もうこいつの話は終わりだ。貯金だけは残るが、知っての通り多くはない。すまんな、」
「お父さん、私は幸せだよ?お父さん、大好き!だから1日でも長く生きてね?」
「ああ、そう簡単にはいかんよ」
たくさんのお偉い方々が家に来るようになり流石に重い腰を上げたお父さん。
今日は国王が我が家にくる日です!!
何故こうなったのか?だってお父さん「王都には行かん!」って言い切っちゃうんだもんね~何がそんなに嫌なのかな~?
まぁ私は好きな事ができればなんでもいいのだよ!ほっほっ!
いつかは王都にも行ってみたいけどまだいいかな~
でもね、流石に国王って1番偉い人な訳だから不敬罪にならないのか心配で聞いてみたの。そしたらね!なんと!
「奴とは勇者パーティーを一緒に組んでてたくさん貸しがあるんじゃ」
だって!
「いい歳だから早く子供に席を譲れと言っておるのにいつまで王でいるつもりなんだか…まったくいかんの~」
確かにお父さんとパーティー組んでたならもうかなりお爺ちゃんだよな~って思ってたらエリーさんが
「陛下も引退したいとは思いますが国民や周辺諸国が許さないでしょう。世代交代は亡くなってからでしょうね。
王子(息子)様と王女(娘)様は次の王はお孫様だとお思いですし、既にそのように手続きも進めております!」
は~なんか大人の事情かな~大変ね!
「王子様は魔法大臣ですし、王女様は騎士団長ですからね!お二人とも素晴らしいお方です!」
「頑張ってるの~」
「…そろそろお二人とも支度なさっては?」
あー後2時間後に来ちゃうんだ~怖くない人だといいなぁドキドキ…
まだ7歳なのでお化粧はちょっと口紅を塗って気分を上げる程度に、服は娘溺愛お父さんがたくさん買ってくれた服の中から1番リボンの多い水色とピンクの可愛いデザインのものをチョイス
お父さんは賢者様らしい服にゴテっとした勲章がついたものに
ーーーーー
「私を呼び出すのはお前ぐらいだぞ、久しぶりだな。」
「娘を見たいならそちがくるのが当たり前だろうが」
なんかお父さん話し方がシャキッとしてる!
「で、そこのか?」
「お初にお目にかかります。賢者の娘、アンジェリーナと申します。」
「ふ~ん、で?何処の馬の骨だ?」
「わしのじゃ」
「言わんか」
「もういいじゃろ?娘は見せた。王はおかえりだ」
え?いいの?おしまい?やった!
「んな訳ないだろ。もてなせ。」
「何を言っておるか、娘に対しての無礼どう落とし前つけるつもりだ」
「賢者よ、それは陛下の私に対しての態度か?」
「なにをいうか、わしへの数々の借りを忘れた訳ないじゃろうな」
「もう仮は返したりたではないか?」
「んな訳ねぇだろ?じゃあどの話がいいかの?弓のやつの話でも…」
「まっまて!分かった。悪かったよ、娘、アンジェリーナと言ったか、悪かったな。この通りだ。」
お父さん強っ!てかこの国のトップがそう簡単に頭下げていいの!?
「まぁだがそろそろ賢者も終わりが近そうだから資産についてだけは話をさせてくれ。その感じだと話してないだろ」
お父さんは嫌な感情を出しつつうなづいた
簡単に言うとお父さんの資産、例えばこの家とか沢山の本、薬草畑等は私には残らない。と言うことだった。
お父さんの貯金は残るみたいだけど日々の生活で莫大にはないのは知っている。お父さんも私も研究沢山してるしね!
とはいえ普通の人よりはあると言っていた。それで十分だ。
「と言うことだ。期待するな。賢者が亡き後、お前には何が残る?賢者の娘として何をする?」
それに私は拾ってもらえて名前までもらえて親になってもらえただけでお腹いっぱい幸せなんだけど??
「お父さんの思い出があれば私は生きていける…ます。賢者の娘としては別に何も考えてないですけど、私は私ですし、多分何も変わらないです。やりたい事やって自由に生きていきます。」
「自由か…そうか、その気持ちを引き継ぐってことか。できる限りのことはしよう。賢者に助けられた恩は亡き後も引き継がれると約束する。」
「アンジー、もうこいつの話は終わりだ。貯金だけは残るが、知っての通り多くはない。すまんな、」
「お父さん、私は幸せだよ?お父さん、大好き!だから1日でも長く生きてね?」
「ああ、そう簡単にはいかんよ」
応援ありがとうございます!
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