親友の代わり?

あいうえお

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親友の代わり

Love

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「っ?ちょっと何してんの?」

俺を押し倒した樹はまた不機嫌そうに俺の上に跨った。俺は状況が理解出来ず、樹をじっと見つめれば樹は俺にキスをした。

「お前…ふざけ…んっ」

キスもした事もなければ、こんな状況になるとも思わなかった俺は酷く狼狽えた。
そんな俺を無視して舌をねじ込んでくる樹。胸元を押して離れようとするも、樹の方が力が強く俺はされるがままだった。

「っは。ほら、俺の方が気持ちよく出来んだろ?」

怒ってるかのようなその表情で俺に口付けしてくる樹はまだおっさんとの勝負に拘ってるみたいだった。樹は遥にもこうやって迫って襲おうとしているのだろうか?そんな樹を想像してしまいなぜか苛立った俺は咄嗟に「それでも無理だって」と言えば今度は俺の服を脱がせ始めた。

「お、い、っいい加減怒るぞ」

いやらしく俺のお腹を撫でる樹の手を掴めば樹は俺の手を振り払うようにして解いた。
すぐ様俺もまた抵抗しようとすればそれに気づいた樹が俺の両手首を片手で難なく抑え、また俺に口に舌をねじ込み、口内を蹂躙した。

「…ぁ。やめっ…」

「梓音お前キスだけで感じてんじゃん。なのにお前は俺じゃ無理だって言うわけ?」

少し馬鹿にするように俺を見下しまた服をぬがし始める樹には余裕が感じられなかった。
俺が抵抗しようとするたびにキスしてくる樹。
その度に力が抜けてしまってキスされるだけで抵抗出来なくなってしまう。

いつの間にか上半身の服は脱がされ、俺の肌が樹の目に触れる。

ちゅっと樹が俺の胸の先端に唇をつけ、舌で舐め始めた。

「やっ…んっ」

「はっ嫌なくせにエロい声出してんじゃねーよ」

そう言いながら俺の肌にキスを落とす樹の表情は相変わらず不機嫌で、辛そうだ。 

そんなに辛いなら辞めればいいのに…。

そう思わなくもないがそれを口に出せばこれ以上に不機嫌になりそうなので黙っておく。
俺の意識が他に逸れたのが分かったのかグイッと顔を掴みまた荒いキスをする。

俺はもう抵抗することすらしなくなっていた。
それに気づいたのか気づかないのかは分からないが、ついに樹の手がお腹より下に手が伸び始めた。
ズボン越しに俺のソレは撫でられた。

ぐわっと顔が今以上に燃え上がるように熱くなる。今から樹がしようとしてることが分からないほど俺は無知では無い……無いが、まさか男同士でこんなことをすると思っていなかったため、男同士の行為についてなど分かるわけもない。

「…勃ってんな」

「っうるさい」

指摘されたせいでますます顔が熱くなるが、それと共に撫でられているソレは大きくなっていく。

「っは…あっ」

ズボン越しですらこんなに燃え上がるように気持ちいいのにこれから先のことを考えるとどうなってしまうのか。
ずるりとズボンを下げられ、俺の大きくなった肉棒が露わになる。
今度は直接触られ、熱くなった俺の熱棒にも負けないほど熱い樹の手が触れる。

最初は撫でられるような手つきだったものが激しくなっていく。

「あっっあっ やめ…ろっ…」

ビュッと熱い粘液が俺の熱を持って大きくなった肉棒の先端からでる。

早漏と呼ばれそうなくらい早い自分の射精に男としてのプライドはズタボロになりそうだったが、それ以上に真っ白になった思考の中に快感のようなものが浮かぶ。

呆然としてしまった俺を無視して、今度は仰向けになっていた俺を無理矢理引っばりあげ四つん這いにする。股の間に何か熱いものが押し付けられる。

「コレって…あっ…えっ…?待ってっ」

白い粘液で汚れた俺の体に擦り付けるようにあてがった樹のソレは熱く、そして俺のものよりも大きく固くなっていた。
ゆっくりと腰を動かされ、俺の股の間で樹の熱くなった肉棒が擦れる。

自分のペニスをいじられてるわけでもないのに俺から出た精液で滑らかになった股の間で何度も何度も擦り付けられ、変な感覚が俺を襲った
暫くして樹の「っ…くっ」と言う限界だというような声と共に熱く白い粘液が俺の股にかかる。
そして今度は俺の尻の秘部に樹の肉棒が宛てがわれた。

「待って、汚いよそこは…ってか怖…い…」

そんな自分の声を無視して興奮したままの樹が自分の尻の秘部に遂に突っ込んだのだ。
俺はもはや何も考えられなかった。熱い、痛い、とにかく痛い。
なのに何故だかその痛みから段々と気持ちよさも感じ始めてきた。俺と樹の粘液で滑りやすくなったからだろうか、変な感覚と共に快楽が訪れた。

そして気持ちいいその行為に俺はなすすべもなく従ってしまったのだ。

激しい行為の全てが終わった後、疲れて寝て起きた俺に樹はこう言った。

「こんだけやったんだから付き合ってくれるよな?俺の考えてること分かるだろ?」…と。

俺はその言葉が遥の代わりだと告げていることは分かっていても頷いた。
それから樹は俺を遥と同じくらい大切に扱った。
偶に「好きだ」と告げてきては遥が彼氏と会ってる日は必ず不機嫌になりながら俺を抱いた。

初めの時はもしかして俺にもチャンスがあるかもしれない、俺に心移りするかもしれないと思っていたけれど、毎回遥が居なくなって不機嫌そうにする樹を見る度に俺の考えは無駄だと言われてるような気分になった。


──まぁそれももう終わったのだ。

止まっていた手を動かし、課題をしようとした時、窓の外から声が聞こえた。

「え?樹!お前が休みに学校来るなんて珍しくね?」

「…せんせーに課題置いてったのがバレてたんだよ」

遥と上手くいってないのか、はたまた単純に休みの日に学校に呼ばれた事が嫌だったのか不機嫌そうな顔でそう言う樹は相変わらず目立つ金髪をしていた。

久しぶりの樹に思わずじっと見つめてしまったが、今聞く限りだと樹も課題を取りに来たみたいだったので、すぐさま取り出したばかりの課題をまたしても鞄の中に入れ、席を立つ。

樹のクラスは俺のクラスから2つ奥にある。だからこそここの教室の前も出るのだ。今会うのは気まずすぎる。冬休みの期間中で連絡を取らなければ冬休み明けにはきっと忘れているだろうと思っていたのだが、流石に今は早すぎる。

教室のドアの前にしゃがみこみ、廊下の音を聞く。

「てか、なんでそんな不機嫌なん?」

「別に」

「それこそ遥と一緒じゃねーの?」

「知らね」

適当に答える樹とその友人達が教室の中へ入ったのを確認して物音を立てないようにドアを開け、玄関へと向かった。
いつもいる遥も今は居ないみたいだし、樹に会いさえしなければ後は時間が経つのを待てばいい。

靴を履いて、玄関から出れば先程より雪は少しやんでいた。

学校を出て暫くしてから後ろから居るはずもないはずの人の声が聞こえた。

「おい、梓音。止まれよ」

後ろを振り向きたくないと思いながらも嫌々と後ろを振り向けばそこには教室にいるはずの樹がいた。
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