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第六章
怖い以上に、欲しいんだ 2
「でも、あの……。せんせ……っ、その前に……」
「……何?」
「服、先生も……、脱いで」
「……あ」
その時初めて先生は、自分がパジャマを着たままになっている事に気が付いたようだった。
俺も余裕なんて全然ないけど、先生も同じなんだと思ったら、ちょっぴり安心したと同時に嬉しかった。
だって、俺とこんな時間を過ごしながら余裕しゃくしゃくだって言ったら、なんか癪に障るじゃん。
先生は苦笑いをして、ぱぱっとボタンを外してパジャマの上も下も脱ぎ捨てた。
「今日は何も持って来てないから、指だけな。初めてなんだし、傷つけたくないから」
「あっ……」
先生の言葉に、俺は今頃になってローションやゴムを準備していることを思い出した。
万が一、チャンスがやって来た時のことを考えて、ドキドキしながらネットで買ったものだ。初めての買い物に、無駄に指が緊張で震えたっけ。
「ん? 何?」
「俺、持ってきてる。……先生と、もしイイ感じになれたら……って思って、持ってきた」
「え?」
先生は俺の言葉に心底驚いたようで、目を見開いて俺を見た。
……恥ずかしいから、そんな驚いた眼であんま見ないで?
「ええっと、ね。あのリュックの中に入ってる。紙袋に入れて」
「……ちょっと待ってろ」
先生は少し戸惑った表情を見せたけど、立ってリュックの中の紙袋を持って来てくれた。
そして俺のところに戻ってきて、俺の目をじっと見る。
「本当にいいんだな? これが手元にあってこのまま先に進んだら、俺は途中で止めてやることは出来ないぞ?」
先生の熱いけれど真剣な瞳。俺の喉がコクッと鳴る。
「うん、いいよ。俺、先生のこと欲しい。先生が俺だけのものだって……」
俺の言葉は途中で途切れた。
先生が俺の首裏を持ち上げて、噛みつくようなキスをしたからだ。
性急で獰猛なキス。
舌を絡め歯列をなぞり、角度を変えて……。
呼吸まで奪いそうなキスにくらくらする。
俺の背中を這いまわる先生の手のひらは、強く、そしてその指は淫らに蠢いて俺を翻弄していく。
背中を這っていた掌は、だんだんと下に下降していき腰を撫でた後、俺の尻をいやらしく揉み始めた。
「……あっ、はあっ……。っん……」
体の筋がピンと伸びる。
先生の唇や掌に翻弄されて疼く熱を、やり過ごしたくて足を布団に擦りつける。……んだけど、熱は次から次へと溢れだし、一向に鎮まってくれそうになかった。
「南……、好きだよ」
「あ……っ」
先生が俺を覗き込んで、熱の籠った瞳で俺を見ている。
先生のその瞳とその言葉が嬉しくて、俺の顔が綻んでいくのがわかる。先生に向かってにっこりと微笑むと、先生がどういう訳か息を呑んだ。
「……まずいな。あんま、煽るなよ?」
「えっ?」
何、それ。理不尽。
先生の告白が嬉しくての反応なのに、煽るって何?
「あっ」
ヒヤリと、俺の奥にある蕾に冷たく濡れる感触がした。
「解すからな」
「う、ん……」
俺は緊張して、そっとシーツを握りしめた。
「……何?」
「服、先生も……、脱いで」
「……あ」
その時初めて先生は、自分がパジャマを着たままになっている事に気が付いたようだった。
俺も余裕なんて全然ないけど、先生も同じなんだと思ったら、ちょっぴり安心したと同時に嬉しかった。
だって、俺とこんな時間を過ごしながら余裕しゃくしゃくだって言ったら、なんか癪に障るじゃん。
先生は苦笑いをして、ぱぱっとボタンを外してパジャマの上も下も脱ぎ捨てた。
「今日は何も持って来てないから、指だけな。初めてなんだし、傷つけたくないから」
「あっ……」
先生の言葉に、俺は今頃になってローションやゴムを準備していることを思い出した。
万が一、チャンスがやって来た時のことを考えて、ドキドキしながらネットで買ったものだ。初めての買い物に、無駄に指が緊張で震えたっけ。
「ん? 何?」
「俺、持ってきてる。……先生と、もしイイ感じになれたら……って思って、持ってきた」
「え?」
先生は俺の言葉に心底驚いたようで、目を見開いて俺を見た。
……恥ずかしいから、そんな驚いた眼であんま見ないで?
「ええっと、ね。あのリュックの中に入ってる。紙袋に入れて」
「……ちょっと待ってろ」
先生は少し戸惑った表情を見せたけど、立ってリュックの中の紙袋を持って来てくれた。
そして俺のところに戻ってきて、俺の目をじっと見る。
「本当にいいんだな? これが手元にあってこのまま先に進んだら、俺は途中で止めてやることは出来ないぞ?」
先生の熱いけれど真剣な瞳。俺の喉がコクッと鳴る。
「うん、いいよ。俺、先生のこと欲しい。先生が俺だけのものだって……」
俺の言葉は途中で途切れた。
先生が俺の首裏を持ち上げて、噛みつくようなキスをしたからだ。
性急で獰猛なキス。
舌を絡め歯列をなぞり、角度を変えて……。
呼吸まで奪いそうなキスにくらくらする。
俺の背中を這いまわる先生の手のひらは、強く、そしてその指は淫らに蠢いて俺を翻弄していく。
背中を這っていた掌は、だんだんと下に下降していき腰を撫でた後、俺の尻をいやらしく揉み始めた。
「……あっ、はあっ……。っん……」
体の筋がピンと伸びる。
先生の唇や掌に翻弄されて疼く熱を、やり過ごしたくて足を布団に擦りつける。……んだけど、熱は次から次へと溢れだし、一向に鎮まってくれそうになかった。
「南……、好きだよ」
「あ……っ」
先生が俺を覗き込んで、熱の籠った瞳で俺を見ている。
先生のその瞳とその言葉が嬉しくて、俺の顔が綻んでいくのがわかる。先生に向かってにっこりと微笑むと、先生がどういう訳か息を呑んだ。
「……まずいな。あんま、煽るなよ?」
「えっ?」
何、それ。理不尽。
先生の告白が嬉しくての反応なのに、煽るって何?
「あっ」
ヒヤリと、俺の奥にある蕾に冷たく濡れる感触がした。
「解すからな」
「う、ん……」
俺は緊張して、そっとシーツを握りしめた。
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