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第四章
仮装担当
朝登校すると、加賀くんが既に来ていて加山さんと何やら楽しそうに話をしていた。
「おはよう」
「よう、歩」
「おはよう、鹿倉君。ねえねえ、鹿倉君は何に出る?」
「なにって?」
話が見えないなーと思いながら、荷物を机に置く。
「だーかーらー、新歓スポーツ大会があるでしょ! バレーとサッカーのどれに出たい?」
「……え、えっと……。サ、サッカー?」
「うわっ、サッカー!? 鹿倉君サッカー得意なの?」
「まさか! そうじゃなくてっ。……バレーは逃げ場がないけど、サッカーならボールを取らずに走り回ってればいいかなーって……」
「……それってー」
「歩、運動苦手なんだってさ」
「あー……。そんな風に、見えるわね……」
2人に同情するように見つめられて居心地が悪い。僕の話を終わらせようと、今度は僕から加山さんに尋ねてみた。
「……加山さんは何に出るの?」
「私? 私はドッジボール! あれ結構楽しいのよねー。気に入らない子をめがけて当ててやるんだ。スカッとするよ!」
「キャッチされたらまたムカつくんだろ?」
「当たり前じゃん! そうならないようにうまく投げるんだから!」
「…………」
2人はとても楽しそうに新歓の話をし続けている。
運動音痴の僕としては、羨ましい限りだ。
そしてその日のSHRで、誰がどこに出るのかを皆で話し合った。
……結果、さんざん揉めた末、僕は仮装担当になってしまったーーーーー!!!
酷いよっ!!
「歩……」
「鹿倉君……、ま、元気出して」
「……開き直れ。俺は何とか気持ちを切り替えたぞ」
「……高橋くん」
僕のクラスは男子が19人、女子が18人。
おかげで男子だけが2人競技からあぶれてしまう。
クラスの人数によって違うのだけど、もしもあぶれる人がいる場合はその人数分が、自動的に仮装担当に割り当てられるのだ。
よって、僕のクラスからは僕と高橋君の2人が仮装担当に選ばれてしまった。
仮装担当は午後の試合が始まる前にグラウンドにステージが用意されていて、そこで個々のパフォーマンスを要求される。
だからダンスをするならその振り付けも、自分たちで考えなければならないんだ。
ただ衣装に関しては、クラスの女子が全面的に協力してくれると言ってくれた。
「おはよう」
「よう、歩」
「おはよう、鹿倉君。ねえねえ、鹿倉君は何に出る?」
「なにって?」
話が見えないなーと思いながら、荷物を机に置く。
「だーかーらー、新歓スポーツ大会があるでしょ! バレーとサッカーのどれに出たい?」
「……え、えっと……。サ、サッカー?」
「うわっ、サッカー!? 鹿倉君サッカー得意なの?」
「まさか! そうじゃなくてっ。……バレーは逃げ場がないけど、サッカーならボールを取らずに走り回ってればいいかなーって……」
「……それってー」
「歩、運動苦手なんだってさ」
「あー……。そんな風に、見えるわね……」
2人に同情するように見つめられて居心地が悪い。僕の話を終わらせようと、今度は僕から加山さんに尋ねてみた。
「……加山さんは何に出るの?」
「私? 私はドッジボール! あれ結構楽しいのよねー。気に入らない子をめがけて当ててやるんだ。スカッとするよ!」
「キャッチされたらまたムカつくんだろ?」
「当たり前じゃん! そうならないようにうまく投げるんだから!」
「…………」
2人はとても楽しそうに新歓の話をし続けている。
運動音痴の僕としては、羨ましい限りだ。
そしてその日のSHRで、誰がどこに出るのかを皆で話し合った。
……結果、さんざん揉めた末、僕は仮装担当になってしまったーーーーー!!!
酷いよっ!!
「歩……」
「鹿倉君……、ま、元気出して」
「……開き直れ。俺は何とか気持ちを切り替えたぞ」
「……高橋くん」
僕のクラスは男子が19人、女子が18人。
おかげで男子だけが2人競技からあぶれてしまう。
クラスの人数によって違うのだけど、もしもあぶれる人がいる場合はその人数分が、自動的に仮装担当に割り当てられるのだ。
よって、僕のクラスからは僕と高橋君の2人が仮装担当に選ばれてしまった。
仮装担当は午後の試合が始まる前にグラウンドにステージが用意されていて、そこで個々のパフォーマンスを要求される。
だからダンスをするならその振り付けも、自分たちで考えなければならないんだ。
ただ衣装に関しては、クラスの女子が全面的に協力してくれると言ってくれた。
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