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第五章
いよいよです
そしてついに新入生歓迎スポーツ大会の日になった。
クラスのみんなもどことなくお祭りムードで、いつもよりリラックスムードだ。
テンション低いのは、多分僕だけ……。
開会の挨拶も終わって、みんなそれぞれに動き出した。
「歩―、これスケジュール。俺らのクラスのバレーは最初の試合だから、見て行けよ」
「うん、もちろん。しっかり応援するからね」
僕は加賀くんから渡されたスケジュール表に目を落とした。
僕らのクラスの試合のチェックはもちろんだけど、礼人さんのクラスのサッカーの試合も確認する。
ええっと、加賀くんの試合が一番初めの9時からで……。
礼人さんのは……、9時50分頃からか。
ああ、よかった。これなら両方ちゃんと応援出来るね。
午後からのスケジュールも確認していると、今度は高橋君が向坂さんらと一緒にやって来た。
「鹿倉、俺らは1時半ごろだってさ。1時には着替えてくれってさ」
「衣装は私の席に置いてあるから、教室で着替えるでしょ?」
「……うん」
嫌だけど、渋々頷いた。
どんなに反抗しても、覆らない事だもんな……。
はあ……。
高橋君とはしばらく仮装のことで少し話をして別れた。高橋君は、どうやら別のクラスにいる好きな子がドッジボールの試合に出るみたいで、バレーよりもそちらを優先したようだ。
「鹿倉君、鹿倉君」
ため息をついていると、向こうの方からうれしそうに加山さんが手を振りながら走ってきた。
「あ、加山さん。加山さんのドッジボールは……」
「それはいいから!」
「え?」
「ドッジボールなんて5分で終わりだし、バレーの応援してていいから。……それよりさ、紫藤先輩の試合一緒に見に行こうよ。私の方は9時半には試合終わるし」
「ああ……。うん、僕もそうしてもらえるとうれしい」
「ふふっ。うれしいのは私の方だったりするけど、じゃあ、約束ね! 試合終わったら、バレーの応援に移動するから」
「凛―、行くよー」
「はあい。じゃあね、鹿倉君! また後で!」
頷いて手を振って、僕は加山さんを見送って加賀くんのバレーを見るために移動した。
クラスのみんなもどことなくお祭りムードで、いつもよりリラックスムードだ。
テンション低いのは、多分僕だけ……。
開会の挨拶も終わって、みんなそれぞれに動き出した。
「歩―、これスケジュール。俺らのクラスのバレーは最初の試合だから、見て行けよ」
「うん、もちろん。しっかり応援するからね」
僕は加賀くんから渡されたスケジュール表に目を落とした。
僕らのクラスの試合のチェックはもちろんだけど、礼人さんのクラスのサッカーの試合も確認する。
ええっと、加賀くんの試合が一番初めの9時からで……。
礼人さんのは……、9時50分頃からか。
ああ、よかった。これなら両方ちゃんと応援出来るね。
午後からのスケジュールも確認していると、今度は高橋君が向坂さんらと一緒にやって来た。
「鹿倉、俺らは1時半ごろだってさ。1時には着替えてくれってさ」
「衣装は私の席に置いてあるから、教室で着替えるでしょ?」
「……うん」
嫌だけど、渋々頷いた。
どんなに反抗しても、覆らない事だもんな……。
はあ……。
高橋君とはしばらく仮装のことで少し話をして別れた。高橋君は、どうやら別のクラスにいる好きな子がドッジボールの試合に出るみたいで、バレーよりもそちらを優先したようだ。
「鹿倉君、鹿倉君」
ため息をついていると、向こうの方からうれしそうに加山さんが手を振りながら走ってきた。
「あ、加山さん。加山さんのドッジボールは……」
「それはいいから!」
「え?」
「ドッジボールなんて5分で終わりだし、バレーの応援してていいから。……それよりさ、紫藤先輩の試合一緒に見に行こうよ。私の方は9時半には試合終わるし」
「ああ……。うん、僕もそうしてもらえるとうれしい」
「ふふっ。うれしいのは私の方だったりするけど、じゃあ、約束ね! 試合終わったら、バレーの応援に移動するから」
「凛―、行くよー」
「はあい。じゃあね、鹿倉君! また後で!」
頷いて手を振って、僕は加山さんを見送って加賀くんのバレーを見るために移動した。
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