婚約破棄?喜んで!!

もちもち太郎

文字の大きさ
6 / 8

6.

しおりを挟む

婚約破棄の書類を書き終わった。お父様と2人で帰ろうとしていると王太子が私たちのところまでやってきた。



「おい、お前のせいで僕が父上に怒られたではないか。僕は何も悪くないのに!!」


わざわざここまで来て言うことがそれ…?まず普通に考えて、悪いのは明らかに婚約破棄をしてきた王太子の方で怒られるのは当たり前なのでは…?と思った。


「お前のせいで僕は1週間何もせず反省していろと言われたんだぞ!」
「そうですか。私たちはこれで失礼致します。」


それだけで済んだんならいいじゃないかと思いながら私とお父様は馬車へ乗り込んだ。





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

不細工な男は無理と姉に婚約を押し付けられましたが、私は喜んでその話をお受けします。

coco
恋愛
「不細工な男は無理だから、代わりに婚約しなさい。」 姉に、そう婚約相手を押し付けられた私。 彼の名を知った私は、喜んでその話を受ける事にした─。

殿下をくださいな、お姉さま~欲しがり過ぎた妹に、姉が最後に贈ったのは死の呪いだった~

和泉鷹央
恋愛
 忌み子と呼ばれ、幼い頃から実家のなかに閉じ込められたいた少女――コンラッド伯爵の長女オリビア。  彼女は生まれながらにして、ある呪いを受け継いだ魔女だった。  本当ならば死ぬまで屋敷から出ることを許されないオリビアだったが、欲深い国王はその呪いを利用して更に国を豊かにしようと考え、第四王子との婚約を命じる。    この頃からだ。  姉のオリビアに婚約者が出来た頃から、妹のサンドラの様子がおかしくなった。  あれが欲しい、これが欲しいとわがままを言い出したのだ。  それまではとても物わかりのよい子だったのに。  半年後――。  オリビアと婚約者、王太子ジョシュアの結婚式が間近に迫ったある日。  サンドラは呆れたことに、王太子が欲しいと言い出した。  オリビアの我慢はとうとう限界に達してしまい……  最後はハッピーエンドです。  別の投稿サイトでも掲載しています。

婚約破棄されたばかりの私は、第一王子に呼び出される

さくしゃ
恋愛
他の貴族令嬢がマナーなどに時間を費やす中、農業に精を出す男爵令嬢メリアは、学園卒業式の日、誰も居ない教室に呼び出されーー 「メリア・フレグランス!貴様との婚約を破棄する!」  婚約者クロノから婚約破棄を言い渡された。しかもその隣に佇むのは友人のオルナ。  状況が掴めない中、クロノによってメリアは蔑まれ、オルナは賞賛される。最後には妾ならと誘われるがーー  その後領地に戻り、病んだメリアは農業に打ち込むが、突然「王城へ来られたし」との手紙を目にし青ざめる。メリアが呼び出された理由は一体ーー  農業女子貴族令嬢による婚約破棄ラブコメ物語。

ダンスパーティーで婚約者から断罪された挙句に婚約破棄された私に、奇跡が起きた。

ねお
恋愛
 ブランス侯爵家で開催されたダンスパーティー。  そこで、クリスティーナ・ヤーロイ伯爵令嬢は、婚約者であるグスタフ・ブランス侯爵令息によって、貴族子女の出揃っている前で、身に覚えのない罪を、公開で断罪されてしまう。  「そんなこと、私はしておりません!」  そう口にしようとするも、まったく相手にされないどころか、悪の化身のごとく非難を浴びて、婚約破棄まで言い渡されてしまう。  そして、グスタフの横には小さく可憐な令嬢が歩いてきて・・・。グスタフは、その令嬢との結婚を高らかに宣言する。  そんな、クリスティーナにとって絶望しかない状況の中、一人の貴公子が、その舞台に歩み出てくるのであった。

宮廷外交官の天才令嬢、王子に愛想をつかれて婚約破棄されたあげく、実家まで追放されてケダモノ男爵に読み書きを教えることになりました

悠木真帆
恋愛
子爵令嬢のシャルティナ・ルーリックは宮廷外交官として日々忙しくはたらく毎日。 クールな見た目と頭の回転の速さからついたあだ名は氷の令嬢。 婚約者である王子カイル・ドルトラードを長らくほったらかしてしまうほど仕事に没頭していた。 そんなある日の夜会でシャルティナは王子から婚約破棄を宣言されてしまう。 そしてそのとなりには見知らぬ令嬢が⋯⋯ 王子の婚約者ではなくなった途端、シャルティナは宮廷外交官の立場まで失い、見かねた父の強引な勧めで冒険者あがりの男爵のところへ行くことになる。 シャルティナは宮廷外交官の実績を活かして辣腕を振るおうと張り切るが、男爵から命じられた任務は男爵に文字の読み書きを教えることだった⋯⋯

婚約破棄されたのですが、その理由が信じられなく私は

mkrn
恋愛
ある朝、婚約者の第二王子殿下から婚約破棄を言い渡された。 「私は君のような女性とは結婚できない。婚約は破棄させてもらう!」 はぁ……!? ちょっと待って! なんで急にそうなった!? 「なぜですか!?」 「それは……」

辺境伯令嬢ファウスティナと豪商の公爵

桜井正宗
恋愛
 辺境伯令嬢であり、聖女でもあるファウスティナは家族と婚約の問題に直面していた。  父も母もファウスティナの黄金を求めた。妹さえも。  父・ギャレットは半ば強制的に伯爵・エルズワースと婚約させる。しかし、ファウスティナはそれを拒絶。  婚約破棄を言い渡し、屋敷を飛び出して帝国の街中へ消えた。アテもなく彷徨っていると、あるお店の前で躓く。  そのお店の名は『エル・ドラード』だった。  お店の中から青年が現れ、ファウスティナを助けた。これが運命的な出逢いとなり、一緒にお店を経営していくことになるのだが――。

【完結】婚約破棄した元婚約者の愛人に訴えられました。元婚約者には私以外に愛する人がいたようです。

五月ふう
恋愛
「愛人のことを本気で好きになってしまったんだ。すまないが婚約破棄してくれないか?」 婚約者ロペスは私に言いました。 「そんな、、、。婚約破棄だなんて、、、。私は貴方を愛しているのに。」 ロペスはもう、私のことを見ていませんでした。彼が少しずつ私に興味を失っているのは感じていました。 「ごめんな。」 その謝罪がなんの意味も持たないことを私は知っていました。 「わかりま、、、した、、、。」 ロペスとの関係が終わってしまったことは、私にとって人生で一番と言ってもいいほど悲しいことでした。 だから私は、この婚約破棄が不幸の始まりであることをまだ知らなかったのです。

処理中です...