6 / 54
第1章〔地球編〕
past1 運命の出会い
しおりを挟む
一九七七年五月。
「龍神さま、お考えを改めたほうが……」
私はこの人何を言っても無駄だと理解しながらも助言した。
私は不死鳥モデルの全身赤く光るWEGSアースフィール。相棒は背中まで伸びた長髪を首もとで束ねている185センチの長身の25歳になる、私の目の前にいる男だ。
理不尽でぶっきらぼうで俺様主義で、とても頭が弱くとても頭が弱い、ハッキリ言えば、バカである。
名を那賀龍神。相棒であるはずなのに私は那賀龍神を呼ぶ時、さま付けしなければならない。要はこの人が先程も述べたように、俺様主義で私にそう呼ぶように命令したからだ。
「何を言ってんだか……、さっきも言ったけど、ここに俺の輝ける未来があるんだぜ」
瞳を輝かせ龍神は、目の前のビルのような建物に大きな期待を求めている。
眼前にそびえ建つ白く巨体な鋼鉄のビル。高さ三十階位のビルひとつ。廻りはビルを囲む広大な運動場に花畑や遊具の数々。更にそれらを守る高さ三十メートルはある鋼鉄の外壁。遠くから見れば、ここは小学校と呼ぶよりも要塞にしか見えない。
更に言えば、この小学校は一学年の為だけに造られた校舎なのだ。
日本の各地にも同じように六つの小学校があり、一年生、二年生、三年生と区切られているのだ。
この愛知県の小等学校は今年入学した一年生であり、校門には〔日本能力小等学校一年〕と記されていた。
ここで今、一年生の子供達は六年間、四六時中生活し、学びに励む。
前置きはさておき、私と相棒はこのビルのような校舎の前に降り、那賀龍神は今にも校舎の中に入ろうとしている。
「じゃ、行って来る」
「ちょっと、待ってください!ここが何処か解っているのですか?ここは小学校ですよ」
……と、私が言っている最中に硝子の大きな扉を開けて中に入って行った。多分、ここが何処か解っているのですか?の辺りで消えたので、小学校とは気づいてない。
「絶対にあの人、帰って来るなり「おめぇが止めねぇから、俺が恥を描いたじゃねえか!」って当たり散らす」
私は誰もいない場所で思考回路に思ったことを言葉にした。
理不尽な彼の行動は目に見えている。思い切り私のボディを素手で殴り、素手だから痛がり、罵声を浴びせる。
私は泣くことや怒る感情はないが、きっと今、泣けるなら泣きたい気持ちなんだろう。
「仕方ない、私も着いて行くか」
私の体長三メートルなのだが、この格好では校舎の中は狭く身動きが限られてしまう。私は身動きできるように機械の頭部を切り離し、私の鋼鉄の頭部を浮遊させ、そのまま、那賀龍神を追った。
「誰かいませんか!ここで働きたいんすけど!」
那賀龍神は勝手に校舎の中に入り、辺りを見回しながら、声を大にしながら呼んだ。
廊下に階段は当たり前に存在し、何らかの部屋の扉が一階だけでもざっと十はある。外見とは違い中は
、鋼鉄の赤い鳥頭だけの私でも自由に動ける広さだ。
那賀龍神がゆっくりと歩いていると、那賀龍神の後ろの階段下の物陰から何かが動く。
私はその動いた物体に集中する。子供だ。小さな男の子が声を潜め、ゆっくりと物音をたてないように、両手を合わせ両人差し指を立て、那賀龍神の背後へ近付く。その瞬間!
「うお~~っ!喰らえ!かんちょ~~っ!」
男の子の両人差し指は寸分狂わず那賀龍神のお尻の○へと突き刺さった。
「ぎゃあああ!痛ぁあぁ~~っ!」
那賀龍神の今までに聞いた事のない悲鳴を聞き、私に感情があるならば、きっと大声を上げ笑っていただろう。それほどに今の突然の現象は、最近の私の中で一番の衝撃だった。少年よ、よくやった。ありがとう。
「誰だっ!ゴルァァアアっ!!」
那賀龍神が振り向き様、今までに見たこともない怒りの表情を見せた。今の表情も見たことがなく、私は笑えるものなら笑いたいと思考回路が認識した。
「……えっ!こ、子供?」
那賀龍神は自分のお尻に攻撃した犯人を見て拍子抜けした。
「おじちゃん、ワルもんだろ」
ボサボサの寝癖頭の少年が真顔で質問した。おそらくこの小学校の生徒の一人だろう。
「はあ~ん?俺が、ワルもん?それにおじちゃんじゃねぇ、お兄さんだ」
那賀龍神は男子児童の発言に対し、軽く溜息をはき、児童をあしらい奥へと歩きはじめた。
「喰らえ~っ!ワルもん!かんちょ「鬱陶しいわ!」
男子児童の更なる攻撃を那賀龍神は、児童の身長を軽く跨ぎながら、今度は簡単に交わした。
「ガキは母ちゃんとこに帰れよ」
「母ちゃんなんていねぇわい」
那賀龍神の発言に児童はすぐに返答をし、また那賀龍神に攻撃をした。
「じゃあ、父ちゃんのとこに帰れ」
「いないわ~っ!喰らえ、ワルもん!」
児童の攻撃を難なく返し、那賀龍神は腰を折り、迫る児童の額に手を当て制止させた。
「いないって、独りか?」
「違うわい!オレ含めて三十人の友達が居るんだ」
児童の発言に那賀龍神は少しだけ驚きの表情を見せた。と言うか、この小学校では四六時中、児童達は生活をしているのだから当たり前の事であり、ここが何かを知らないで、驚きの表情を見せる那賀龍神に問題がある。
「どうかしました?」
突然、階段の上の方から女性の声が響いた。
見上げれば那賀龍神と同じか、それよりも下の年齢の美しい女性が那賀龍神を見つめていた。
その女性と那賀龍神にちょっかいをかけた男子児童は、後に那賀龍神の運命を大きく変える出会いだった。
「龍神さま、お考えを改めたほうが……」
私はこの人何を言っても無駄だと理解しながらも助言した。
私は不死鳥モデルの全身赤く光るWEGSアースフィール。相棒は背中まで伸びた長髪を首もとで束ねている185センチの長身の25歳になる、私の目の前にいる男だ。
理不尽でぶっきらぼうで俺様主義で、とても頭が弱くとても頭が弱い、ハッキリ言えば、バカである。
名を那賀龍神。相棒であるはずなのに私は那賀龍神を呼ぶ時、さま付けしなければならない。要はこの人が先程も述べたように、俺様主義で私にそう呼ぶように命令したからだ。
「何を言ってんだか……、さっきも言ったけど、ここに俺の輝ける未来があるんだぜ」
瞳を輝かせ龍神は、目の前のビルのような建物に大きな期待を求めている。
眼前にそびえ建つ白く巨体な鋼鉄のビル。高さ三十階位のビルひとつ。廻りはビルを囲む広大な運動場に花畑や遊具の数々。更にそれらを守る高さ三十メートルはある鋼鉄の外壁。遠くから見れば、ここは小学校と呼ぶよりも要塞にしか見えない。
更に言えば、この小学校は一学年の為だけに造られた校舎なのだ。
日本の各地にも同じように六つの小学校があり、一年生、二年生、三年生と区切られているのだ。
この愛知県の小等学校は今年入学した一年生であり、校門には〔日本能力小等学校一年〕と記されていた。
ここで今、一年生の子供達は六年間、四六時中生活し、学びに励む。
前置きはさておき、私と相棒はこのビルのような校舎の前に降り、那賀龍神は今にも校舎の中に入ろうとしている。
「じゃ、行って来る」
「ちょっと、待ってください!ここが何処か解っているのですか?ここは小学校ですよ」
……と、私が言っている最中に硝子の大きな扉を開けて中に入って行った。多分、ここが何処か解っているのですか?の辺りで消えたので、小学校とは気づいてない。
「絶対にあの人、帰って来るなり「おめぇが止めねぇから、俺が恥を描いたじゃねえか!」って当たり散らす」
私は誰もいない場所で思考回路に思ったことを言葉にした。
理不尽な彼の行動は目に見えている。思い切り私のボディを素手で殴り、素手だから痛がり、罵声を浴びせる。
私は泣くことや怒る感情はないが、きっと今、泣けるなら泣きたい気持ちなんだろう。
「仕方ない、私も着いて行くか」
私の体長三メートルなのだが、この格好では校舎の中は狭く身動きが限られてしまう。私は身動きできるように機械の頭部を切り離し、私の鋼鉄の頭部を浮遊させ、そのまま、那賀龍神を追った。
「誰かいませんか!ここで働きたいんすけど!」
那賀龍神は勝手に校舎の中に入り、辺りを見回しながら、声を大にしながら呼んだ。
廊下に階段は当たり前に存在し、何らかの部屋の扉が一階だけでもざっと十はある。外見とは違い中は
、鋼鉄の赤い鳥頭だけの私でも自由に動ける広さだ。
那賀龍神がゆっくりと歩いていると、那賀龍神の後ろの階段下の物陰から何かが動く。
私はその動いた物体に集中する。子供だ。小さな男の子が声を潜め、ゆっくりと物音をたてないように、両手を合わせ両人差し指を立て、那賀龍神の背後へ近付く。その瞬間!
「うお~~っ!喰らえ!かんちょ~~っ!」
男の子の両人差し指は寸分狂わず那賀龍神のお尻の○へと突き刺さった。
「ぎゃあああ!痛ぁあぁ~~っ!」
那賀龍神の今までに聞いた事のない悲鳴を聞き、私に感情があるならば、きっと大声を上げ笑っていただろう。それほどに今の突然の現象は、最近の私の中で一番の衝撃だった。少年よ、よくやった。ありがとう。
「誰だっ!ゴルァァアアっ!!」
那賀龍神が振り向き様、今までに見たこともない怒りの表情を見せた。今の表情も見たことがなく、私は笑えるものなら笑いたいと思考回路が認識した。
「……えっ!こ、子供?」
那賀龍神は自分のお尻に攻撃した犯人を見て拍子抜けした。
「おじちゃん、ワルもんだろ」
ボサボサの寝癖頭の少年が真顔で質問した。おそらくこの小学校の生徒の一人だろう。
「はあ~ん?俺が、ワルもん?それにおじちゃんじゃねぇ、お兄さんだ」
那賀龍神は男子児童の発言に対し、軽く溜息をはき、児童をあしらい奥へと歩きはじめた。
「喰らえ~っ!ワルもん!かんちょ「鬱陶しいわ!」
男子児童の更なる攻撃を那賀龍神は、児童の身長を軽く跨ぎながら、今度は簡単に交わした。
「ガキは母ちゃんとこに帰れよ」
「母ちゃんなんていねぇわい」
那賀龍神の発言に児童はすぐに返答をし、また那賀龍神に攻撃をした。
「じゃあ、父ちゃんのとこに帰れ」
「いないわ~っ!喰らえ、ワルもん!」
児童の攻撃を難なく返し、那賀龍神は腰を折り、迫る児童の額に手を当て制止させた。
「いないって、独りか?」
「違うわい!オレ含めて三十人の友達が居るんだ」
児童の発言に那賀龍神は少しだけ驚きの表情を見せた。と言うか、この小学校では四六時中、児童達は生活をしているのだから当たり前の事であり、ここが何かを知らないで、驚きの表情を見せる那賀龍神に問題がある。
「どうかしました?」
突然、階段の上の方から女性の声が響いた。
見上げれば那賀龍神と同じか、それよりも下の年齢の美しい女性が那賀龍神を見つめていた。
その女性と那賀龍神にちょっかいをかけた男子児童は、後に那賀龍神の運命を大きく変える出会いだった。
0
あなたにおすすめの小説
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ホスト異世界へ行く
REON
ファンタジー
「勇者になってこの世界をお救いください」
え?勇者?
「なりたくない( ˙-˙ )スンッ」
☆★☆★☆
同伴する為に客と待ち合わせしていたら異世界へ!
国王のおっさんから「勇者になって魔王の討伐を」と、異世界系の王道展開だったけど……俺、勇者じゃないんですけど!?なに“うっかり”で召喚してくれちゃってんの!?
しかも元の世界へは帰れないと来た。
よし、分かった。
じゃあ俺はおっさんのヒモになる!
銀髪銀目の異世界ホスト。
勇者じゃないのに勇者よりも特殊な容姿と特殊恩恵を持つこの男。
この男が召喚されたのは本当に“うっかり”だったのか。
人誑しで情緒不安定。
モフモフ大好きで自由人で女子供にはちょっぴり弱い。
そんな特殊イケメンホストが巻きおこす、笑いあり(?)涙あり(?)の異世界ライフ!
※注意※
パンセクシャル(全性愛)ハーレムです。
可愛い女の子をはべらせる普通のハーレムストーリーと思って読むと痛い目をみますのでご注意ください。笑
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる