31 / 54
第1章〔地球編〕
19.アメリカへ行こう!
しおりを挟む
「昨晩、テルが来た?」
須藤勇矢……、ユウヤが驚いた表情を見せ、すぐに失笑した。
「偉そうにおれ様も着いて行くってさ、何様のつもりだよ?」
「だから、おれ様だよ」
キアトが呆れた口調で言うとひろなが笑いながら返答した。
キアトの言うとおり。あの忍者擬きのバカテルは偉そうな態度で、ひろながおちょくるように俺様主義のバカで、ウザくてキモい。
まゆはテルが大嫌いっ!
「まぁまぁ、キアトもまゆも抑えて、同じ幼馴染で、同じ釜の飯を食べた仲なんだし……」
ユウヤの隣にいた葉山くるみちゃんがまゆとキアトを宥める。
ひろなもだけど、ユウヤもくるみもバカテルのウザさを知らないから言えるんだろうけど、ホントにアイツは受け付けれない。
「ところで、バルエースや他のWEGSはどうしたんだ?」
キアトが話題を変え、辺りを見回した。この場にいるのは、まゆとひろなとユウヤとくるみ、そしてキアトの五人。
ここはWEGS生産工場の内部で、大きな大きなWEGS、マザーウィッチ・マルクが収納できる程の大きさを持つドーム形の建物なんだ。マルクの大きな顔がまゆの目の前に映り、よく見るとなんだかマルクが可愛く見えた。
「マルクの中だよ」
ユウヤはそう答え、右手の親指でマルクを指した。
「すでに仙道さんと愛亞はマルクの中にいるよ」
「愛亞も?」
キアトは妹の名前を少し恥ずかしそうに言い、マルクを見つめた。
恥ずかしそうにって、やっぱり昨日今日、突然に妹が現れた心情は複雑なのかも知れないね。
「愛亞は優れたWEGS製造知識を持っているんだよ。あのマルクやボクの相棒も、そしてキアト、キミのWEGSも愛亞が殆ど組み立てだんだよ」
「えっ?バルエース作ったのってユウヤじゃないのか?」
「バルエース自身もユウヤに作られたって言ってたよ」
キアトとひろながユウヤの発言に反論した。
「ボクは設計しただけ。作業は愛亞と愛亞のWEGSが作ったんだ」
「あっちゃって凄いんだね」
まゆは心の底から感心した。
「何故、五十のWEGSが復活したのか調査中だけど、愛亞があのWEGS達も新型に修理しているよ。」
「マジかよ?」
ユウヤの言葉にキアトもまゆもひろなも笑顔になった。
「新型にすれば、曲がったことが大嫌いな仙道さんも納得するしね」
くるみがウィンクしながら頬笑むと、ユウヤがマルクへと歩き始めた。
「さぁ、行こう、マルクの中に……、ボクのWEGSとくるみのWEGSを紹介するよ。勿論、ひろなとまゆのWEGSも中にいるから」
ユウヤの後にまゆ達も歩きだした。
マザーウィッチ・マルクの中はとても広く、それでいて綺麗で例えるならば、豪華なホテルな感じ。
三層階に分類された造りは上がコックピットで、真ん中の層が三十以上の部屋とか食堂やらホールやらが完備され、下の層が出入口とWEGS収納やちょっとした工場があるんだ。
まったく、マルク一つで生活できる至れり尽くせりの羨ましいWEGSだよ。
そんな世界第二位と呼ばれる大きさのWEGSを所有する沖田仙道さんって、どんなに強くて金持ちなんだよって話し。
実際、WEGSを所有するには能力者の強さに応じたWEGSを義務づけられていて、それをベースに能力者がWEGSを国から無料で貰えるんだけど、それ以外でWEGSが欲しければ購入するわけ。おそらくだけど、内部の豪華さをみればマルクは仙道さんが購入したとみれる。
実際、仙道さんは地球一の地球政府公認のワールド13の一人だし、給料もまゆ達が思っている以上に貰っているんだと思う。ストライダーは大小の能力で国から給料貰っているから間違いなく仙道さんは高給取りだ。
まゆ達の給料なんて雀の涙程度だよ……グスン……
「おはようございます。ひろ姉、まゆ姉」
挨拶したのはキアトの妹の愛亞ちゃん。あっちゃって、まゆとひろなは呼んでいるよ。まゆもひろなもあっちゃに笑顔で挨拶を交わした。
「それからキア兄も」
「お、おう、おはよう……」
キアトはあっちゃを見て未だに緊張している。まだ妹がいる実感が湧かないのかな?
あっちゃは昨日と同じ三つのお団子結びの頭につなぎのような作業着を着ていた。今でも可愛いのにお洒落したらどんだけ可愛くなるんだよって思えるくらいの可愛い女の子だよ。
「WEGS達はこの扉の奥だよ」
「ねえ、あっちゃ、五十体のWEGSはいつ頃修理が完成するの?」
ひろながあっちゃに質問した。それと同時に仙道さんがまゆ達の前に現れた。
「全WEGSの修復は早くても一ヶ月はかかるね」
「キア兄、さすがのあっちゃもあれだけのWEGSを修理して、さらに新型にするのに一ヶ月は早いくらいだよ」
仙道さんとあっちゃの言葉にキアトは少し残念な表情を見せた。
「まあ、時間もあるし、仲間探しにアメリカへ行こうと思う」
ユウヤの提案にまゆ達三人がユウヤに注目する。
「アメリカって、誰がいるの?」
「ヒロヤとちなみがいるんだ」
「ヒロヤとちなみか……」
まゆは二人の名前を聞き、感慨深くなった。
大島洋也くんと赤橋ちなみちゃん。確か二人は付き合っているって聞いたけど……
「よし、じゃあヒロヤとちなみに会いに行こう」
キアトの一言にまゆもひろなも首肯く。
「なら、僕のマルクで移動しよう」
「えっ?仙道さんも着いて行くの?」
仙道さんの言葉にひろなが驚きながら聞いた。
「ああ、僕も行くよ。アメリカにちょっと別件で用があるし、大丈夫、あのWEGS達もマルクの中で修理するから」
「もちろん、あっちゃも行くよ」
仙道さんとあっちゃの同行にここにいるみんなが納得した。
「じゃあ決まりだな」
とキアト。
「楽しみだな~」「みんなに早く会いたい」
とひろなとまゆ。
「まゆちゃん、おれ様がいれば安心だ」「うん」
とバカテルとまゆ。
「おれ様が守るからね」
ん?
「てか、なんでお前がいるんだよっ!?」
キアトの怒鳴り声に全員が集中する。
「ぎゃあぁぁぁ!!」
まゆは突然現れ隣に何気なくいるテルのバカタレに悲鳴をあげた。
「ふふふ……、おれ様も着いて行くぜ」
「「入らねぇって!来んな!!」」
バカテルの宣言にまゆとキアトの台詞がハモると、ひろな達は苦笑いした。
と、とにかく、アメリカに行くことになったから!
もう、嫌だ~!助けてキアト~ッ!グスン……
テルくんの衝撃登場でまゆは意気消沈しているから私、ひろなが一言。
この時、アメリカで大変な事件が起こっているなんてこの時の私達にはまだ知らなかったんだ……
須藤勇矢……、ユウヤが驚いた表情を見せ、すぐに失笑した。
「偉そうにおれ様も着いて行くってさ、何様のつもりだよ?」
「だから、おれ様だよ」
キアトが呆れた口調で言うとひろなが笑いながら返答した。
キアトの言うとおり。あの忍者擬きのバカテルは偉そうな態度で、ひろながおちょくるように俺様主義のバカで、ウザくてキモい。
まゆはテルが大嫌いっ!
「まぁまぁ、キアトもまゆも抑えて、同じ幼馴染で、同じ釜の飯を食べた仲なんだし……」
ユウヤの隣にいた葉山くるみちゃんがまゆとキアトを宥める。
ひろなもだけど、ユウヤもくるみもバカテルのウザさを知らないから言えるんだろうけど、ホントにアイツは受け付けれない。
「ところで、バルエースや他のWEGSはどうしたんだ?」
キアトが話題を変え、辺りを見回した。この場にいるのは、まゆとひろなとユウヤとくるみ、そしてキアトの五人。
ここはWEGS生産工場の内部で、大きな大きなWEGS、マザーウィッチ・マルクが収納できる程の大きさを持つドーム形の建物なんだ。マルクの大きな顔がまゆの目の前に映り、よく見るとなんだかマルクが可愛く見えた。
「マルクの中だよ」
ユウヤはそう答え、右手の親指でマルクを指した。
「すでに仙道さんと愛亞はマルクの中にいるよ」
「愛亞も?」
キアトは妹の名前を少し恥ずかしそうに言い、マルクを見つめた。
恥ずかしそうにって、やっぱり昨日今日、突然に妹が現れた心情は複雑なのかも知れないね。
「愛亞は優れたWEGS製造知識を持っているんだよ。あのマルクやボクの相棒も、そしてキアト、キミのWEGSも愛亞が殆ど組み立てだんだよ」
「えっ?バルエース作ったのってユウヤじゃないのか?」
「バルエース自身もユウヤに作られたって言ってたよ」
キアトとひろながユウヤの発言に反論した。
「ボクは設計しただけ。作業は愛亞と愛亞のWEGSが作ったんだ」
「あっちゃって凄いんだね」
まゆは心の底から感心した。
「何故、五十のWEGSが復活したのか調査中だけど、愛亞があのWEGS達も新型に修理しているよ。」
「マジかよ?」
ユウヤの言葉にキアトもまゆもひろなも笑顔になった。
「新型にすれば、曲がったことが大嫌いな仙道さんも納得するしね」
くるみがウィンクしながら頬笑むと、ユウヤがマルクへと歩き始めた。
「さぁ、行こう、マルクの中に……、ボクのWEGSとくるみのWEGSを紹介するよ。勿論、ひろなとまゆのWEGSも中にいるから」
ユウヤの後にまゆ達も歩きだした。
マザーウィッチ・マルクの中はとても広く、それでいて綺麗で例えるならば、豪華なホテルな感じ。
三層階に分類された造りは上がコックピットで、真ん中の層が三十以上の部屋とか食堂やらホールやらが完備され、下の層が出入口とWEGS収納やちょっとした工場があるんだ。
まったく、マルク一つで生活できる至れり尽くせりの羨ましいWEGSだよ。
そんな世界第二位と呼ばれる大きさのWEGSを所有する沖田仙道さんって、どんなに強くて金持ちなんだよって話し。
実際、WEGSを所有するには能力者の強さに応じたWEGSを義務づけられていて、それをベースに能力者がWEGSを国から無料で貰えるんだけど、それ以外でWEGSが欲しければ購入するわけ。おそらくだけど、内部の豪華さをみればマルクは仙道さんが購入したとみれる。
実際、仙道さんは地球一の地球政府公認のワールド13の一人だし、給料もまゆ達が思っている以上に貰っているんだと思う。ストライダーは大小の能力で国から給料貰っているから間違いなく仙道さんは高給取りだ。
まゆ達の給料なんて雀の涙程度だよ……グスン……
「おはようございます。ひろ姉、まゆ姉」
挨拶したのはキアトの妹の愛亞ちゃん。あっちゃって、まゆとひろなは呼んでいるよ。まゆもひろなもあっちゃに笑顔で挨拶を交わした。
「それからキア兄も」
「お、おう、おはよう……」
キアトはあっちゃを見て未だに緊張している。まだ妹がいる実感が湧かないのかな?
あっちゃは昨日と同じ三つのお団子結びの頭につなぎのような作業着を着ていた。今でも可愛いのにお洒落したらどんだけ可愛くなるんだよって思えるくらいの可愛い女の子だよ。
「WEGS達はこの扉の奥だよ」
「ねえ、あっちゃ、五十体のWEGSはいつ頃修理が完成するの?」
ひろながあっちゃに質問した。それと同時に仙道さんがまゆ達の前に現れた。
「全WEGSの修復は早くても一ヶ月はかかるね」
「キア兄、さすがのあっちゃもあれだけのWEGSを修理して、さらに新型にするのに一ヶ月は早いくらいだよ」
仙道さんとあっちゃの言葉にキアトは少し残念な表情を見せた。
「まあ、時間もあるし、仲間探しにアメリカへ行こうと思う」
ユウヤの提案にまゆ達三人がユウヤに注目する。
「アメリカって、誰がいるの?」
「ヒロヤとちなみがいるんだ」
「ヒロヤとちなみか……」
まゆは二人の名前を聞き、感慨深くなった。
大島洋也くんと赤橋ちなみちゃん。確か二人は付き合っているって聞いたけど……
「よし、じゃあヒロヤとちなみに会いに行こう」
キアトの一言にまゆもひろなも首肯く。
「なら、僕のマルクで移動しよう」
「えっ?仙道さんも着いて行くの?」
仙道さんの言葉にひろなが驚きながら聞いた。
「ああ、僕も行くよ。アメリカにちょっと別件で用があるし、大丈夫、あのWEGS達もマルクの中で修理するから」
「もちろん、あっちゃも行くよ」
仙道さんとあっちゃの同行にここにいるみんなが納得した。
「じゃあ決まりだな」
とキアト。
「楽しみだな~」「みんなに早く会いたい」
とひろなとまゆ。
「まゆちゃん、おれ様がいれば安心だ」「うん」
とバカテルとまゆ。
「おれ様が守るからね」
ん?
「てか、なんでお前がいるんだよっ!?」
キアトの怒鳴り声に全員が集中する。
「ぎゃあぁぁぁ!!」
まゆは突然現れ隣に何気なくいるテルのバカタレに悲鳴をあげた。
「ふふふ……、おれ様も着いて行くぜ」
「「入らねぇって!来んな!!」」
バカテルの宣言にまゆとキアトの台詞がハモると、ひろな達は苦笑いした。
と、とにかく、アメリカに行くことになったから!
もう、嫌だ~!助けてキアト~ッ!グスン……
テルくんの衝撃登場でまゆは意気消沈しているから私、ひろなが一言。
この時、アメリカで大変な事件が起こっているなんてこの時の私達にはまだ知らなかったんだ……
0
あなたにおすすめの小説
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる