僕の彼氏はヤンデレ

ゆか

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実行

起きたら隣に恋人がいました。

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「んっ…?」


あれ…僕寝てた?


「今何時だろ…」


時計…は…無さそう。


「スマホ…」


グイッ


「うわっ!?」


ボフン…


「び、びっくりした…虎か…」


虎「…ねぇ、なんで昨日は俺のこと無視したの?」


「えっと…」


虎「俺に飽きた?俺以外の人でも好きになった?」


虎「そうなら、俺…その人を消してくるけど?」


やばい、やばい…


虎を怒らしてしまった…


と、どうしよう!?


虎「なぁ…」


プルルルル…


虎「チッ、誰だよ。」


ピッ…


虎「もしもし💢?」


陸「あっー!やっと出ましたねっ!!お頭!!」


虎「…誰かと思えば、陸じゃねぇか。今、取り込み中だし、暫く連絡は控えろと言ったはずだが?」


陸「それとごろじゃないんですってば!!」


虎「あ"っ"?どういう意味だ?」


陸「組宛てに手紙が届いたんですが…その手紙がなんともまぁやばいやつでして。」


虎「…言ってみろ。」


陸【今度の日曜日にお宅の愛人、夜黒を連れ去る。】


陸「誘拐予告ですよ!!どうしましょう!!お頭!!」


虎「ほぉ…???」


虎「俺のモンに手を出そうとはいい覚悟だなぁ…」


虎「陸、他の組の奴らにこう伝えておけ。」


虎【死ぬ気で守れ。】


陸「はいっ!!」


ガチャン…


「…今の…陸君から?」


虎「他の奴の名前をだすな、ブチ犯すぞ。」


「…ねぇ、虎。」


虎「なんだよ?」


「ごめん!!」


バチッ


虎「ど…して?夜…黒…」


ドサッ…


「僕は…虎から逃げるって決めたんだ。」


「だから…ごめんね。」


さようなら、虎。


もう会うことはないと思うけど。


「本当は僕だって…愛してるよっ…!!」


虎を布団まで運び、掛け布団をかける。


「今まで、ありがとう。」


そう言って僕は、虎の家を後にした、
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