4 / 5
透過機能で幼馴染にイタズラする話
しおりを挟む「あっちィ~……」
真夏の現在、気温36°
こんな日にエアコンが壊れるなんてつくづくついてない
ベッドに寝転び、うちわでパタパタと顔を仰ぐが、もう手を動かす気力すらなくなってきた
「暇だなー」
プルルルル、プルル
「おーっす」
『うぃ。なぁなぁ、これから一緒に図書館行って課題終わらせよーぜ。県立のとこ。
あそこ涼しいだろ』
「は?最高かよ。すぐ準備するわ」
『先図書館行ってるわー』
ガラリと部屋の窓を開けると、向かいの家の窓からアイツが手を振っているのが見えた
「秒で行く」
『へーい』
プツッ
自転車を漕ぐこと5分
「うわ涼しっ」
「お、きたきた。こっちー」
「やべー、課題全然終わってねー」
「知ってる」
「はぁー?」
無駄口を叩きながら課題を進めていく
「数学意味わかんねー…。ってもう1時間もやってんじゃん」
「うわマジ?」
「俺ちょっとトイレ」
「おー」
ピコン
『『ラブ×アクション♡』がインストールされました』
「ん…?なんだこれ」
トイレを出てスマホの通知を確認すると、変なアプリが入っていた
「透過機能…?んなことできる分けねーじゃん」
面白半分でスタートボタンを押す
ピロン
『透過機能を実行いたします』
「ほら。何も起こらねぇ。……うっし、戻る……え?」
壁にある鏡
何の変哲もないただの鏡だ。異常なんてない俺が鏡にうつっていないこと以外は
「は…え、なん……っ」
ピロン
『効果は30分間継続します』
「と、透過機能…。マジだったのかよ…!ってことは30分たったら戻るのか……」
変なアプリが本物だったということに驚きが隠せない
「……あっ、いーこと思いついた!ちょうど勉強も飽きてきた頃だしなぁ」
マサにイタズラしてやろーっと
マサside
「うぉっ」
頬に触れる何か
驚いて振り返るが、後ろには何もない
「気のせいか…、っひ…ッ」
するっ、する……
誰かに服の上から体を触られている感覚がする
しかしここには自分以外は誰もいない
「なっ、うわっ」
不気味な感覚は徐々に下へと降りてゆき、ついに俺のアソコを握る感覚がした
「ちょ、うそだろっ!触ってないのに、」
ズボンのチャックが勝手におりる
「あっ、ンッ♡」
スリッ♡スリッコスコスッ♡
「ふっ、はっ、♡♡んだよ、これっ…!♡」
スルッシコシコシコ♡♡♡
「きもちっ♡♡はぁ、はぁっ♡♡♡うっ、イクっ♡♡」
ドピュッ♡ビュルルルルルルルルルルッッッ♡♡♡
main side
ふはっ。マサのやつ、俺が少しチンコいじったくらいでイキやがった
せっかくだから綺麗にしてやるか
…うわーべとべとしてる
パクっ♡♡♡
「あひっ、?♡♡」
まだまだイけるだろ?マサ♡♡
20
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
「レジ袋はご利用になりますか?」
すずかけあおい
BL
仕事帰りに寄る、いつものコンビニで五十嵐 歩(いがらし あゆむ)はイヤホンをつけたまま会計をしてしまい、「――――?」なにかを聞かれたけれどきちんと聞き取れず。
「レジ袋はご利用になりますか?」だと思い、「はい」と答えたら、実際はそれは可愛い女性店員からの告白。
でも、ネームプレートを見たら『横山 天志(よこやま たかし)』…店員は男性でした。
天志は歩に「俺だけのネコになってください」と言って…。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
人気俳優に拾われてペットにされた件
米山のら
BL
地味で平凡な社畜、オレ――三池豆太郎。
そんなオレを拾ったのは、超絶人気俳優・白瀬洸だった。
「ミケ」って呼ばれて、なぜか猫扱いされて、執着されて。
「ミケにはそろそろ“躾”が必要かな」――洸の優しい笑顔の裏には、底なしの狂気が潜んでいた。
これは、オレが洸の変態的な愛情と執着に、容赦なく絡め取られて、逃げ道を失っていく話。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
姫を拐ったはずが勇者を拐ってしまった魔王
ミクリ21
BL
姫が拐われた!
……と思って慌てた皆は、姫が無事なのをみて安心する。
しかし、魔王は確かに誰かを拐っていった。
誰が拐われたのかを調べる皆。
一方魔王は?
「姫じゃなくて勇者なんだが」
「え?」
姫を拐ったはずが、勇者を拐ったのだった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる