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新たな出発
第235話 御国台の生徒に、いた・・・・
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以前、御国台高校の生徒、先生の中で戦闘をしないと拒否したメンバーを鑑定したんだが、これといったスキルが無いのがほとんど。
だから今回も期待しなかったんだが・・・・
あの時は漠然と、何か役立つスキル、特に戦闘で・・・と思ってたから、生産系のスキルは詳しく見てなかったなあ、と。
で・・・・今回、男子とくっつかなった女子生徒を中心に、何人かスキルで有用なメンバーが見つかった。
裁縫や清掃、料理、装飾、服飾、園芸、デザイン・・・・等々、こういったメンバーはもう既に割り振ってるのだが・・・・
これに引っかからなかったメンバーで、真面目そうな人を選んだのだけど、調合、調薬、陶芸のメンバーがいたので・・・陶芸は?と思ったが、皆シビルの元で仕事をやってもらう事になった。
石鹸やシャンプーも作りたいので、助かる。
そして、執事やメイド候補は、マウリシオさんに預けて、見てもらう事に。
最終的には、仕事のこなし方だからなあ。
勿論性格は重要。
いくら優秀でも、主人の秘密を漏らすようでは話にならないからな・・・・
なので、いくつかのグループに分けて、偽の情報を、いかにも金になりそうな情報を・・・・敢えて流して、漏れないかのチェックも行う。
・・・・
・・・
・・
・
俺は今、佐和と話をしている。
もう気が付いてはいたんだが・・・・何故か周りが俺に知らせないようにしている空気があったので、敢えて知らないふりをしていたが・・・・
まあ確かに最初は佐和が太った?と思ったけど、よく見ればあれは・・・・妊娠していて、もう結構日が経ってるからだよなあ?と、いい加減に気が付く。
流石にもう・・・・多分隠せない感じで。元々細い佐和だから、余計目立つ。
なので・・・・この際だから確認する事にした。
「佐和・・・・その・・・・今何ヶ月ぐらいなんだ?」
驚く佐和。
「士門さん・・・・気が付いてたの?」
「うん・・・・皆が気を遣ってか、何か思惑はあるだろうけど、俺に佐和の妊娠を気が付かせないようにしてるのは知っていて、敢えて気が付かないようにはしてたんだけどな・・・・」
「あ・・・・逆に気を遣わせてたのね・・・・」
「いいんだよ、たぶん、俺が色々作る邪魔をしたくなかったんだろう?」
俺は佐和をそっと抱きしめる。そして・・・うん、体調が悪いからと、ご無沙汰だったし、分かるよな・・・・?流石に。
「ありがとう・・・・うれしいわ。」
「うん・・・・妊娠、おめでとう、そして、ありがとう・・・・」
にっこりと笑顔になる佐和。
俺が父親かあ。
・・・・
・・・
・・
・
この際だから、イベッテの確認もする。
まだ体型には出てきてないけど、たぶん悪阻中だ。
「イベッテ、今いいか?」
「その・・・・なかなか体調がよくならなくてごめんね。色々忙しいこの時に。」
イベッテじゃないと中々伝手が無いから人材確保が厳しいんだけど、仕方が無い。
俺はやさしくイベッテを抱きしめ、そっとお腹に手をやる。
ビクッとするイベッテ。やっぱりな・・・・
「やっぱり、お腹に赤ちゃんが?」
「えっと・・・・分かっちゃうんだ?」
「ああ・・・・佐和もそうだけど、皆で俺に知らせないようにしてただろう?敢えて気が付かないふりしてた、ごめんな。」
「ううん、いいの。」
「そうか・・・・イベッテも妊娠か・・・・おめでとうでいいよな?イベッテ、おめでとう、そして・・・・ありがとう。」
「う・・・・嬉しい・・・・私幸せ・・・・」
こうして、忙しい中、小さな幸せが舞い込んできた。これで益々生きる目標もできたし、色々頑張るぞ!
だから今回も期待しなかったんだが・・・・
あの時は漠然と、何か役立つスキル、特に戦闘で・・・と思ってたから、生産系のスキルは詳しく見てなかったなあ、と。
で・・・・今回、男子とくっつかなった女子生徒を中心に、何人かスキルで有用なメンバーが見つかった。
裁縫や清掃、料理、装飾、服飾、園芸、デザイン・・・・等々、こういったメンバーはもう既に割り振ってるのだが・・・・
これに引っかからなかったメンバーで、真面目そうな人を選んだのだけど、調合、調薬、陶芸のメンバーがいたので・・・陶芸は?と思ったが、皆シビルの元で仕事をやってもらう事になった。
石鹸やシャンプーも作りたいので、助かる。
そして、執事やメイド候補は、マウリシオさんに預けて、見てもらう事に。
最終的には、仕事のこなし方だからなあ。
勿論性格は重要。
いくら優秀でも、主人の秘密を漏らすようでは話にならないからな・・・・
なので、いくつかのグループに分けて、偽の情報を、いかにも金になりそうな情報を・・・・敢えて流して、漏れないかのチェックも行う。
・・・・
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俺は今、佐和と話をしている。
もう気が付いてはいたんだが・・・・何故か周りが俺に知らせないようにしている空気があったので、敢えて知らないふりをしていたが・・・・
まあ確かに最初は佐和が太った?と思ったけど、よく見ればあれは・・・・妊娠していて、もう結構日が経ってるからだよなあ?と、いい加減に気が付く。
流石にもう・・・・多分隠せない感じで。元々細い佐和だから、余計目立つ。
なので・・・・この際だから確認する事にした。
「佐和・・・・その・・・・今何ヶ月ぐらいなんだ?」
驚く佐和。
「士門さん・・・・気が付いてたの?」
「うん・・・・皆が気を遣ってか、何か思惑はあるだろうけど、俺に佐和の妊娠を気が付かせないようにしてるのは知っていて、敢えて気が付かないようにはしてたんだけどな・・・・」
「あ・・・・逆に気を遣わせてたのね・・・・」
「いいんだよ、たぶん、俺が色々作る邪魔をしたくなかったんだろう?」
俺は佐和をそっと抱きしめる。そして・・・うん、体調が悪いからと、ご無沙汰だったし、分かるよな・・・・?流石に。
「ありがとう・・・・うれしいわ。」
「うん・・・・妊娠、おめでとう、そして、ありがとう・・・・」
にっこりと笑顔になる佐和。
俺が父親かあ。
・・・・
・・・
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この際だから、イベッテの確認もする。
まだ体型には出てきてないけど、たぶん悪阻中だ。
「イベッテ、今いいか?」
「その・・・・なかなか体調がよくならなくてごめんね。色々忙しいこの時に。」
イベッテじゃないと中々伝手が無いから人材確保が厳しいんだけど、仕方が無い。
俺はやさしくイベッテを抱きしめ、そっとお腹に手をやる。
ビクッとするイベッテ。やっぱりな・・・・
「やっぱり、お腹に赤ちゃんが?」
「えっと・・・・分かっちゃうんだ?」
「ああ・・・・佐和もそうだけど、皆で俺に知らせないようにしてただろう?敢えて気が付かないふりしてた、ごめんな。」
「ううん、いいの。」
「そうか・・・・イベッテも妊娠か・・・・おめでとうでいいよな?イベッテ、おめでとう、そして・・・・ありがとう。」
「う・・・・嬉しい・・・・私幸せ・・・・」
こうして、忙しい中、小さな幸せが舞い込んできた。これで益々生きる目標もできたし、色々頑張るぞ!
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