314 / 600
新領地の命名
第314話 妻’sの悩み
しおりを挟む
妻’s代表の佐和が女性陣を招集する。
因みに、俺が風呂で意識を失ってから、ベッドに寝かされている間に、だ。
リビングには世津、三津枝、佐和、イベッテ、シビル・・・・妻以外にはロンダーヴ、ノエラ、ヒルダ、ミシェレ、そして何故か港に居るはずのオデット、更にはダンジョンから来た女性・・・・
「集まってくれてありがとう。士門さんが過労で暫く起き上がれないわ。なのでこの際士門さんの事で話し合いたいのよ。」
「何かあるの?私達まで話し合いに呼ばれるなんて・・・・」
普段ほとんど同行できていないヒルダが聞く。
「最初はどんどん増える妻に、危機感を持っていたのよ?ですが・・・・最近の士門さんを思うに、もっと増やすべきと判断したわ。」
「やっぱりあっちの方が?」
三津枝が聞く。
「ええ・・・・領地を持ってからのストレスがものすごいらしくてね。夜はもう物凄く激しくて。嬉しいのだけど、世津達に聞いたら、同じ日に5人以上抱いているのよ。もう絶倫。」
「男の人ってそんなんじゃないの?」
ヒルダがさらに聞く。
「私が知る限り、普通はそこまで性欲は強くないわ。どうやら、何かしらそういったスキルを手にしてしまったみたいなのよ。絶倫か、性豪か、そんな感じの。」
皆押し黙る・・・・
「流石に私達の身体が耐えられないので、ここは士門さんの性欲をもっと沢山の女性に受け止めてもらいたいんです・・・・ですが、誰でもという訳には・・・・」
世津が顔をゆがめて言う。
誰でもよければ、娼館とかで人を呼べば済む話。
「私ならどんと受け入れられます。元の身体は大きいですし。」
最近食いしん坊キャラが発覚したミシェレ。
「あ、私も王子さまとならいいよ?」
「え?王子さま?」
世津がオデットに聞き返す。
「士門さん、私にとっては白馬の王子さまだから。」
ニッコリして言うオデット。
「わたくしも受け入れ態勢は整っております。」
ダンジョンの管理者がそう言う。
「えっと。ありがとう?でいいのかな?実際微妙ね。あ、ロンダーヴさんはどうなのかしら?」
聞かれたロンダーヴは一瞬身体をビクッと震わす。
皆最近ロンダーヴの様子がおかしい事に気が付いている。
最初の頃は殆ど顕在化していなかったにもかかわらず、最近は常に人の姿なのだ。
しかも体調が悪いと言って、寝込んでいる事も暫し見受けられる。
「あーそのーボク・・・・言わなくちゃダメ?」
「あら?ロンダーヴさんは何か隠し事かしら?あまり感心はしないわ。」
佐和がそう言う。
「どうしても言えないのなら仕方が無いけれど、困った事があったら言ってね?精霊の事は分からないけれど、女性の事なら・・・・ね?」
イベッテがロンダーヴに言う。
「えっと・・・・その・・・・へへ・・・・ボク、妊娠しちゃった!」
「「「「「えっ?」」」」」
皆一様に驚く。
「人の姿で妊娠しちゃったら、剣に戻れなくなっちゃって。ごめんね黙っていて。まさかボクが人と性行為をして妊娠すると思ってなかったから。」
「ロンダーヴさまおめでとうございます。私達にもその機会は与えられるのですか?佐和様。」
ノエラが聞く。
「・・・・ノエラさん、ヒルダさん、貴女方次第ですが・・・・今までここの商店の発展に尽力してくれた二人ですし・・・・士門さんと関係を持ちたいようでしたら・・・・今がチャンスよ。ベッドから起きたら、美女が2人看病してくれていたら・・・・今の士門さんならきっと・・・・」
「佐和様ありがとうございます。ご厚意に感謝いたします。それではヒルダ様、士門様の所へ向かいましょうか?」
「え・・ええ?今から?どうしましょう!勝負下着なる物を着用したほうがいいかしら?」
今まで何も言わなかったシビルが何かを差し出す。
「もし士門さんが渋るようなら、これ使えばイチコロ。」
ラベルには
”精力剤”
”性欲増強剤”
と書いてあった・・・・
因みに、俺が風呂で意識を失ってから、ベッドに寝かされている間に、だ。
リビングには世津、三津枝、佐和、イベッテ、シビル・・・・妻以外にはロンダーヴ、ノエラ、ヒルダ、ミシェレ、そして何故か港に居るはずのオデット、更にはダンジョンから来た女性・・・・
「集まってくれてありがとう。士門さんが過労で暫く起き上がれないわ。なのでこの際士門さんの事で話し合いたいのよ。」
「何かあるの?私達まで話し合いに呼ばれるなんて・・・・」
普段ほとんど同行できていないヒルダが聞く。
「最初はどんどん増える妻に、危機感を持っていたのよ?ですが・・・・最近の士門さんを思うに、もっと増やすべきと判断したわ。」
「やっぱりあっちの方が?」
三津枝が聞く。
「ええ・・・・領地を持ってからのストレスがものすごいらしくてね。夜はもう物凄く激しくて。嬉しいのだけど、世津達に聞いたら、同じ日に5人以上抱いているのよ。もう絶倫。」
「男の人ってそんなんじゃないの?」
ヒルダがさらに聞く。
「私が知る限り、普通はそこまで性欲は強くないわ。どうやら、何かしらそういったスキルを手にしてしまったみたいなのよ。絶倫か、性豪か、そんな感じの。」
皆押し黙る・・・・
「流石に私達の身体が耐えられないので、ここは士門さんの性欲をもっと沢山の女性に受け止めてもらいたいんです・・・・ですが、誰でもという訳には・・・・」
世津が顔をゆがめて言う。
誰でもよければ、娼館とかで人を呼べば済む話。
「私ならどんと受け入れられます。元の身体は大きいですし。」
最近食いしん坊キャラが発覚したミシェレ。
「あ、私も王子さまとならいいよ?」
「え?王子さま?」
世津がオデットに聞き返す。
「士門さん、私にとっては白馬の王子さまだから。」
ニッコリして言うオデット。
「わたくしも受け入れ態勢は整っております。」
ダンジョンの管理者がそう言う。
「えっと。ありがとう?でいいのかな?実際微妙ね。あ、ロンダーヴさんはどうなのかしら?」
聞かれたロンダーヴは一瞬身体をビクッと震わす。
皆最近ロンダーヴの様子がおかしい事に気が付いている。
最初の頃は殆ど顕在化していなかったにもかかわらず、最近は常に人の姿なのだ。
しかも体調が悪いと言って、寝込んでいる事も暫し見受けられる。
「あーそのーボク・・・・言わなくちゃダメ?」
「あら?ロンダーヴさんは何か隠し事かしら?あまり感心はしないわ。」
佐和がそう言う。
「どうしても言えないのなら仕方が無いけれど、困った事があったら言ってね?精霊の事は分からないけれど、女性の事なら・・・・ね?」
イベッテがロンダーヴに言う。
「えっと・・・・その・・・・へへ・・・・ボク、妊娠しちゃった!」
「「「「「えっ?」」」」」
皆一様に驚く。
「人の姿で妊娠しちゃったら、剣に戻れなくなっちゃって。ごめんね黙っていて。まさかボクが人と性行為をして妊娠すると思ってなかったから。」
「ロンダーヴさまおめでとうございます。私達にもその機会は与えられるのですか?佐和様。」
ノエラが聞く。
「・・・・ノエラさん、ヒルダさん、貴女方次第ですが・・・・今までここの商店の発展に尽力してくれた二人ですし・・・・士門さんと関係を持ちたいようでしたら・・・・今がチャンスよ。ベッドから起きたら、美女が2人看病してくれていたら・・・・今の士門さんならきっと・・・・」
「佐和様ありがとうございます。ご厚意に感謝いたします。それではヒルダ様、士門様の所へ向かいましょうか?」
「え・・ええ?今から?どうしましょう!勝負下着なる物を着用したほうがいいかしら?」
今まで何も言わなかったシビルが何かを差し出す。
「もし士門さんが渋るようなら、これ使えばイチコロ。」
ラベルには
”精力剤”
”性欲増強剤”
と書いてあった・・・・
6
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる