379 / 600
クチタ領”クチタ”
第379話 奴隷解放
しおりを挟む
俺は船に乗る前に、一つのアイテムを、創造スキルその他のスキルを駆使し作った。
まあ・・・・奴隷にされている方法をシビルに解析してもらい、結果はまあ、わかっていたけど、隷属の首輪なる魔道具で拘束されていたので、それを無力化するアイテムを作ったのだ。
簡単な造りだったので、これを大量に作った。
作ったというか・・・・ミサンガ?手首か足首にそれを装着すれば首輪の効果が無力化されるという代物。
・・・・ごめん、ミサンガと言えば格好よく聞こえるが・・・・単なるカラーの輪ゴム・・・・・袋入りのを大量にポチって、一気に付与した感じ。なので、数十万個とか一気に付与できたわけだ。
これを大量に持ち込み、後はここに残った兵士達に付けさせ、帝国領へ侵入した後は、奴隷にこれをつけてもらう、と言うもの。
上手くいけばいいけどね・・・・
俺は上空から目的の場所へ侵入する。
念のため隠蔽スキルで存在を隠蔽、影使いの奴に街に入ってもらう。
後はずらかるのみ。
そう思ったのだが・・・・何とここに奴隷以外いなかった。なので、俺も姿を現し・・・・
街に細工を施す。
恐らく撤退中の帝国の奴らは、この街を目指すと思われるので、道から街へ入れない様に鉄でバリケードを作る。
後は、道の両端に罠を仕掛ける。
一度きりの・・・・道自体を加工する。
道をくりぬき、深い穴を掘り、落ちれば串刺し、しかも、ある程度の重量に耐えるように道に細工をし、蓋をする。
隠蔽スキルで、細工を隠す。
あ、ある程度の重みで蓋が中に開き、落下すれば蓋が閉まる仕組み。閉まれば・・・中からは開けられないやつ。
で、頃合いを見計らい、埋めてしまえば終わり。
念のため壁はすべすべで、硬くしてある。
時間稼ぎができればいいんだが・・・
・・・・
・・・
・・
・
2万人程が此処にはいたようで、全員脱出する。
ゲート1つではどうにもならないので、複数のゲートを設置した。
そして・・・・この街から人質を移動させるのに成功したのと同時ぐらいに、何も知らずに戻ってきた約千人の帝国幹部とあの怪しい2人。
・・・・罠は上手く作動し、半数が一気に穴に落ちる。ほぼ即死のようだ。見事に串刺し・・・・たぶん。
残りはどうするかと思えば・・・・あれ?帝国の残った兵士に、何故か俺の領内に残してきた兵士がどんどん現れ、襲っている。いつの間にかゲートでこちらに来た?
混乱のさなかに襲われる帝国兵。
どんどん死んでいく。一方此方は犠牲が出ていない。
そんな中・・・・この一行の中で中心人物的な奴らは罠にかからなかったようで、怪しい2人の助けで脱出していった。
だが・・・・俺は逃がさんよ。ここで逃がせば・・・・
俺は石を拾い、どんどん投げる。
怪しい2人は何故か俺の投げた石を避けている。
だが、それ以外の奴らには命中、絶命、または戦闘不能になっていく。
遂には・・・・2人だけになった。だがこの2人は、どんどん逃げていく。森に入られ・・・・見失った。
くそ・・・・逃がした・・・・
そして俺は・・・・逃げられなかった奴らを確認すると・・・・お、どうやらあの偉そうなやつと、その隣にいた・・・・参謀?がまだ生きているのを確認。捕獲した。
「やあ・・・また会ったな。まさか俺の領地に侵入し、お咎めなしとか思ってないよな?」
「痛い痛い・・・・なんで先回りしてんだ畜生!」
此方は・・・・今回の一番役職の上の奴だな。
「帝国に・・・・刃向かえばどうなるか・・・・分かってるのですか?」
こっちは参謀と言われてたな。
「いや、あんたらが勝手に領地に侵入してきたんだろう?むしろこちらは宣戦布告されて、戦争状態なんじゃないか?俺のスキル総動員して、帝国を滅ぼしてやろうか?」
「そんなことできる訳が・・・・」
「できないと思ったか?言っとくが、本気を出せば国一つぐらいものの数分で壊滅できるぞ。俺の魔法はすごいからな。まあ後々面倒だからしないけど。」
・・・・するつもりないけど、ハッタリ・・・・でもないか、出来なくはないから。
「く・・・・何が望みですか?」
「そうこなくちゃあ。ま、一応言っとくが、俺は平和主義者だからな。そっちから、ちょっかい出さなければ、こんな事しなかったんだよ?」
やべえ・・・・事がどんどん大きくなる。
まあ・・・・奴隷にされている方法をシビルに解析してもらい、結果はまあ、わかっていたけど、隷属の首輪なる魔道具で拘束されていたので、それを無力化するアイテムを作ったのだ。
簡単な造りだったので、これを大量に作った。
作ったというか・・・・ミサンガ?手首か足首にそれを装着すれば首輪の効果が無力化されるという代物。
・・・・ごめん、ミサンガと言えば格好よく聞こえるが・・・・単なるカラーの輪ゴム・・・・・袋入りのを大量にポチって、一気に付与した感じ。なので、数十万個とか一気に付与できたわけだ。
これを大量に持ち込み、後はここに残った兵士達に付けさせ、帝国領へ侵入した後は、奴隷にこれをつけてもらう、と言うもの。
上手くいけばいいけどね・・・・
俺は上空から目的の場所へ侵入する。
念のため隠蔽スキルで存在を隠蔽、影使いの奴に街に入ってもらう。
後はずらかるのみ。
そう思ったのだが・・・・何とここに奴隷以外いなかった。なので、俺も姿を現し・・・・
街に細工を施す。
恐らく撤退中の帝国の奴らは、この街を目指すと思われるので、道から街へ入れない様に鉄でバリケードを作る。
後は、道の両端に罠を仕掛ける。
一度きりの・・・・道自体を加工する。
道をくりぬき、深い穴を掘り、落ちれば串刺し、しかも、ある程度の重量に耐えるように道に細工をし、蓋をする。
隠蔽スキルで、細工を隠す。
あ、ある程度の重みで蓋が中に開き、落下すれば蓋が閉まる仕組み。閉まれば・・・中からは開けられないやつ。
で、頃合いを見計らい、埋めてしまえば終わり。
念のため壁はすべすべで、硬くしてある。
時間稼ぎができればいいんだが・・・
・・・・
・・・
・・
・
2万人程が此処にはいたようで、全員脱出する。
ゲート1つではどうにもならないので、複数のゲートを設置した。
そして・・・・この街から人質を移動させるのに成功したのと同時ぐらいに、何も知らずに戻ってきた約千人の帝国幹部とあの怪しい2人。
・・・・罠は上手く作動し、半数が一気に穴に落ちる。ほぼ即死のようだ。見事に串刺し・・・・たぶん。
残りはどうするかと思えば・・・・あれ?帝国の残った兵士に、何故か俺の領内に残してきた兵士がどんどん現れ、襲っている。いつの間にかゲートでこちらに来た?
混乱のさなかに襲われる帝国兵。
どんどん死んでいく。一方此方は犠牲が出ていない。
そんな中・・・・この一行の中で中心人物的な奴らは罠にかからなかったようで、怪しい2人の助けで脱出していった。
だが・・・・俺は逃がさんよ。ここで逃がせば・・・・
俺は石を拾い、どんどん投げる。
怪しい2人は何故か俺の投げた石を避けている。
だが、それ以外の奴らには命中、絶命、または戦闘不能になっていく。
遂には・・・・2人だけになった。だがこの2人は、どんどん逃げていく。森に入られ・・・・見失った。
くそ・・・・逃がした・・・・
そして俺は・・・・逃げられなかった奴らを確認すると・・・・お、どうやらあの偉そうなやつと、その隣にいた・・・・参謀?がまだ生きているのを確認。捕獲した。
「やあ・・・また会ったな。まさか俺の領地に侵入し、お咎めなしとか思ってないよな?」
「痛い痛い・・・・なんで先回りしてんだ畜生!」
此方は・・・・今回の一番役職の上の奴だな。
「帝国に・・・・刃向かえばどうなるか・・・・分かってるのですか?」
こっちは参謀と言われてたな。
「いや、あんたらが勝手に領地に侵入してきたんだろう?むしろこちらは宣戦布告されて、戦争状態なんじゃないか?俺のスキル総動員して、帝国を滅ぼしてやろうか?」
「そんなことできる訳が・・・・」
「できないと思ったか?言っとくが、本気を出せば国一つぐらいものの数分で壊滅できるぞ。俺の魔法はすごいからな。まあ後々面倒だからしないけど。」
・・・・するつもりないけど、ハッタリ・・・・でもないか、出来なくはないから。
「く・・・・何が望みですか?」
「そうこなくちゃあ。ま、一応言っとくが、俺は平和主義者だからな。そっちから、ちょっかい出さなければ、こんな事しなかったんだよ?」
やべえ・・・・事がどんどん大きくなる。
6
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる