女神のチョンボで異世界に召喚されてしまった。どうしてくれるんだよ?

よっしぃ

文字の大きさ
443 / 600
領地の発展

第443話 クチタ領に専念したいが・・・・

しおりを挟む
俺は黒い奴のメンバーの装備を・・・・俺が渡した物だけど・・・・代わりに俺が作った装備を渡した。

一応俺なりに元の素材・・・異世界売買で購入してるものだったみたいで、コートやら靴やら、似たのを、同じのがあれば同じのを購入し、色んな付与を施した。

敢えて同じのにした。

下手に違和感があれば、大ごとになる可能性があるからだ。

回収したアイテム、装備は全部白河さんの作った物。

まあ、概ね俺が作ったのと変わらないだろう。

そして、ティンドールの建物は、店以外をすべて本白水君に引き渡した。

ゲートもクランの拠点にあったのはすべて引き上げ、店に一部を設置。

何かあれば、店のゲートを使ってもらう事に。

こうして俺が率先してクラン”御国台”に係わる事はなくなった・・・・

・・・・
・・・
・・


俺達がクチタ領の館に到着して数日後、マウリシオさんが一人の青年を伴ってやってきた。

「口田様、この者が領地の管理に適していると思われるので、連れてまいりました。どうぞ使ってやって下さい。」

「口田様、どうぞよろしくお願いいたします。」

マウリシオさんが育てている2人のうちの一人だ。もう1人がティンドールに残るのだろう。

「ああ、頼むよ。後で案内と、引き合わせないといけない人とかいるから、紹介もしよう。」

「口田様、まだ私の方はこちらへは来られませんが、メイドを数人先に連れてまいりましたので、どうぞ使ってやってください。」


「「「「どうぞよろしくお願いいたします。」」」」

「口田様、私がこの者達の責任者となる予定です。どうぞよろしくお願いいたします。」

「ああ、頼むよ。」

やっとまともに館の管理をしてくれる人が来た。

ぶっちゃけ大きいんだよな建物が。
掃除なんてしようものなら、1日では終わらないだろう。

帰っていくマウリシオさんを見送った後、マウリシオさんの弟子?とメイドに何処に行ってもらうか話してもらう事に。まあ実際見せてからかな?

そして・・・・

「士門さん?世津さんと三津枝さんが、疲れているようだけど、休ませる?」

・・・・御国台と、ある意味決別したからな・・・・

知り合いの多い2人には辛い事だろうし、その所為で体調が悪くなった?

「ああ、色々大変だったからなあ。たまには少し休んでもらうか。」

俺は寝込んでしまった2人に会ってみる。


「世津すまないな。御国台との事実上の決別だったから、精神的にきつかったんじゃないか?」


「はいその・・・・士門さんの決定は、間違ってないのですが、一寸色々考えてしまって・・・・」

「・・・・無理し過ぎだな。少しゆっくりと休んでほしい。」

「その、ごめんなさい・・・・」

「気にしないでいいさ。」


俺は世津に会った後、三津枝の所へ向かった。

「士門さんごめん。なんだか急に疲れた感じなんだ。」

「ああ、世津にも会ったが、2人共御国台との決別になったから、精神的にきついんだろう・・・・たまにはゆっくり休んでほしい。」

「ええ、そうする。」

なんだかんだ言って二人とも御国台の召喚者と親しい間柄の人もいただろうし、精神的にきつかったんだろう・・・・すまないな、2人とも。
しおりを挟む
感想 29

あなたにおすすめの小説

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?

木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。 追放される理由はよく分からなかった。 彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。 結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。 しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。 たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。 ケイトは彼らを失いたくなかった。 勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。 しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。 「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」 これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

最強の異世界やりすぎ旅行記

萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。 そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。 「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」 バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!? 最強が無双する異世界ファンタジー開幕!

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした

桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。

克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作 「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位

『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる

農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」 そんな言葉から始まった異世界召喚。 呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!? そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう! このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。 勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定 私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。 ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。 他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。 なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

処理中です...