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第164話:才媛の告白、心の傷と生命樹の奇跡
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生命樹の麓で、凛はその掌に収まった聖なる果実を握りしめ、茫然と立ち尽くしていた。
アキオ、アウロラ、そしてシルヴィアが、彼女の決断を静かに、そして温かく見守っている。だが、凛の心は千々に乱れていた。
(願う…? わたくしが、何を…? この忌まわしい傷を消し去ること? それとも…子を望むこと? そんな資格が、わたくしにあるというの…?)
彼女の脳裏に、あの忌まわしい夜の記憶が鮮明に蘇る。その記憶は、彼女の魂に深く刻まれた呪いそのものだった。
やがて、凛はか細い声で、しかしはっきりとした意志を持って口を開いた。
「アキオ様…シルヴィア様、アウロラ様…。わたくしには、この聖なる果実に何かを願う資格など、ないのかもしれません…」
彼女は、アキオに果実を返そうと、震える手を差し出した。
「なぜだい、凛殿。君は、誰よりも幸せになる権利があるはずだ」アキオが、穏やかに、しかし力強く言う。
その言葉に、凛の瞳から一筋の涙がこぼれ落ちた。堰を切ったように、彼女は自らの過去を告白し始めた。
「わたくしは…かつて、王都で、ある有力貴族の嫡男との婚約が決まっておりました。ですが…彼は人の心を持たぬ男でした。ある夜、わたくしは彼に力ずくで犯されそうになり…抵抗した際に、とっさに床に落ちていた装飾品の鋭い突起で、彼の腕を刺してしまったのです」
凛の声は、震えていた。
「わたくしは、ただ、自分の身を守りたかっただけ…。ですが、その報復として、わたくしは彼から、激しい暴行を受けました。その時に負ったこの傷は…」
そう言うと、凛は意を決し、自らの衣服の襟元を、震える指でゆっくりと引き下げた。彼女の白く滑らかな肩から胸の上部にかけて、そこには、見るもおぞましい、引きつれた古い傷跡が、まるで醜い蛇のように横たわっていた。それは、彼女の美しさを無残に切り裂く、暴力の消えない痕跡だった。
「医者には、二度と完治することはない、と。シルヴィア様からいただいた『生命の霊薬』も、この傷には効果がありませんでした…。このような醜い肌を…人様、ましてやアキオ様のような方にお見せすることなど…できるはずもありません。だから、わたくしには…女性としての幸せを望むことなど…」
彼女の言葉は、嗚咽に変わった。
アキオは、彼女の告白と、その痛々しい傷跡を目の当たりにし、胸が張り裂けるような痛みと、犯人への激しい怒りを覚えた。しかし、彼はその感情を抑え、凛の前に静かに膝をついた。
彼は、彼女が返そうとした果実を持つその手を、両手で優しく包み込んだ。
「凛殿。君は何も悪くない。君は、自分の尊厳を守るために、必死で戦ったんだ。その傷は、君の気高さの証だ。決して、醜いものなんかじゃない」
アキオは、シルヴィアから凛の事情を知らされた時以上に、彼女の深い苦悩を理解した。そして、きっぱりと言った。
「その実は、君が『君自身の幸せを願いながら』もいだものだ。君が使うべきなんだ。俺が、俺たちが、君の幸せを心から願っている」
アキオのその言葉と、隣で涙ぐみながら深く頷くアウロラとシルヴィアの慈愛に満ちた眼差しに後押しされ、凛は、嗚咽を漏らしながら、自らがもいだ一つ目の実を、震える唇で口にした。
聖なる果実の甘美な雫が、彼女の喉を潤す。すると、凛の身体を、温かく、そして清浄な光が内側から包み込んだ。身体の傷は、消えない。しかし、長年彼女の心を苛んできた、あの夜の恐怖、自己嫌悪、そして未来への絶望といった負の感情が、まるで春の雪解け水に洗い流されるかのように、すっと消え去っていく。代わりに、穏やかで、満ち足りた、不思議な感覚が彼女の魂を満たした。心が、まず救済されたのだ。
心の平穏を取り戻したものの、まだ身体には暴力の痕が残っている。それを見届けたアキオは、静かに立ち上がると、自ら生命樹に歩み寄り、ひときわ力強い輝きを放つ二つ目の実を、強い祈りを込めてもぎ取った。そして、再び凛の前に戻り、その実を優しく差し出した。
「凛殿。今度は、俺からの願いだ。君の、その身体の痛みも、俺に癒させてくれないか」
凛は、アキオの真摯な瞳と、その手に乗せられた聖なる果実を、ただじっと見つめていた。そして、ゆっくりと、自らの手を伸ばした。彼女の指先が、アキオの温かい手のひらに、そして果実に触れた。暴行を受けて以来初めて、自らの意思で、異性の温もりに触れた瞬間だった。
(あ…大丈夫だ…この人は…この温もりは、わたくしを傷つけない…。傷ごと、ありのままのわたくしを、受け入れてくださると、そう言ってくださっている…)
凛の心の中に、確かな信頼と、そしてこれまで抱いたことのない、温かい感情が芽生えるのをはっきりと感じた。
彼女は、アキオの手から直接果実を受け取り、涙を流しながら、しかし今度は迷うことなく、それを口にした。
途端、凛の全身が熱を帯び、淡い黄金色の光に包まれた。そして、奇跡が起きた。アキオの「生命の祝福」を最大限に込めた果実の力が、彼女の身体を駆け巡り、長年彼女を苦しめてきたあの醜い傷跡が、まるで幻であったかのように、みるみるうちに薄れ、そして、ほとんど分からないほど綺麗に消え去っていったのだ。全快とはいかなくとも、それはまさしく奇跡的な治癒だった。
心と身体、二つの重い呪縛から同時に解放された凛は、抑えきれない感情の奔流に、子供のように声を上げて泣きじゃくり、アキオの胸に顔をうずめた。アキオは、そんな彼女の全てを受け止めるように、優しく、しかし力強く抱きしめ、その背中を何度も、何度もさすり続けた。アウロラとシルヴィアも、共に涙を浮かべながら、その光景を温かく見守っていた。
凛が願った三つ目の果実については、もはやこの場では必要なかった。彼女が本当に求めていたものは、傷の治癒そのものだけでなく、ありのままの自分を受け入れてくれる、揺るぎない絆だったのかもしれない。残された一つの実は、彼女の未来への、新たな希望の象徴として、次の機会を待つこととなる。
この日、この瞬間、アキオと凛の間に生まれた絆は、単なる主君と秘書官、あるいは保護者と被保護者という関係を遥かに超えた、より深く、そしてかけがえのない、特別なものへと劇的に変化したのだった。
アキオ、アウロラ、そしてシルヴィアが、彼女の決断を静かに、そして温かく見守っている。だが、凛の心は千々に乱れていた。
(願う…? わたくしが、何を…? この忌まわしい傷を消し去ること? それとも…子を望むこと? そんな資格が、わたくしにあるというの…?)
彼女の脳裏に、あの忌まわしい夜の記憶が鮮明に蘇る。その記憶は、彼女の魂に深く刻まれた呪いそのものだった。
やがて、凛はか細い声で、しかしはっきりとした意志を持って口を開いた。
「アキオ様…シルヴィア様、アウロラ様…。わたくしには、この聖なる果実に何かを願う資格など、ないのかもしれません…」
彼女は、アキオに果実を返そうと、震える手を差し出した。
「なぜだい、凛殿。君は、誰よりも幸せになる権利があるはずだ」アキオが、穏やかに、しかし力強く言う。
その言葉に、凛の瞳から一筋の涙がこぼれ落ちた。堰を切ったように、彼女は自らの過去を告白し始めた。
「わたくしは…かつて、王都で、ある有力貴族の嫡男との婚約が決まっておりました。ですが…彼は人の心を持たぬ男でした。ある夜、わたくしは彼に力ずくで犯されそうになり…抵抗した際に、とっさに床に落ちていた装飾品の鋭い突起で、彼の腕を刺してしまったのです」
凛の声は、震えていた。
「わたくしは、ただ、自分の身を守りたかっただけ…。ですが、その報復として、わたくしは彼から、激しい暴行を受けました。その時に負ったこの傷は…」
そう言うと、凛は意を決し、自らの衣服の襟元を、震える指でゆっくりと引き下げた。彼女の白く滑らかな肩から胸の上部にかけて、そこには、見るもおぞましい、引きつれた古い傷跡が、まるで醜い蛇のように横たわっていた。それは、彼女の美しさを無残に切り裂く、暴力の消えない痕跡だった。
「医者には、二度と完治することはない、と。シルヴィア様からいただいた『生命の霊薬』も、この傷には効果がありませんでした…。このような醜い肌を…人様、ましてやアキオ様のような方にお見せすることなど…できるはずもありません。だから、わたくしには…女性としての幸せを望むことなど…」
彼女の言葉は、嗚咽に変わった。
アキオは、彼女の告白と、その痛々しい傷跡を目の当たりにし、胸が張り裂けるような痛みと、犯人への激しい怒りを覚えた。しかし、彼はその感情を抑え、凛の前に静かに膝をついた。
彼は、彼女が返そうとした果実を持つその手を、両手で優しく包み込んだ。
「凛殿。君は何も悪くない。君は、自分の尊厳を守るために、必死で戦ったんだ。その傷は、君の気高さの証だ。決して、醜いものなんかじゃない」
アキオは、シルヴィアから凛の事情を知らされた時以上に、彼女の深い苦悩を理解した。そして、きっぱりと言った。
「その実は、君が『君自身の幸せを願いながら』もいだものだ。君が使うべきなんだ。俺が、俺たちが、君の幸せを心から願っている」
アキオのその言葉と、隣で涙ぐみながら深く頷くアウロラとシルヴィアの慈愛に満ちた眼差しに後押しされ、凛は、嗚咽を漏らしながら、自らがもいだ一つ目の実を、震える唇で口にした。
聖なる果実の甘美な雫が、彼女の喉を潤す。すると、凛の身体を、温かく、そして清浄な光が内側から包み込んだ。身体の傷は、消えない。しかし、長年彼女の心を苛んできた、あの夜の恐怖、自己嫌悪、そして未来への絶望といった負の感情が、まるで春の雪解け水に洗い流されるかのように、すっと消え去っていく。代わりに、穏やかで、満ち足りた、不思議な感覚が彼女の魂を満たした。心が、まず救済されたのだ。
心の平穏を取り戻したものの、まだ身体には暴力の痕が残っている。それを見届けたアキオは、静かに立ち上がると、自ら生命樹に歩み寄り、ひときわ力強い輝きを放つ二つ目の実を、強い祈りを込めてもぎ取った。そして、再び凛の前に戻り、その実を優しく差し出した。
「凛殿。今度は、俺からの願いだ。君の、その身体の痛みも、俺に癒させてくれないか」
凛は、アキオの真摯な瞳と、その手に乗せられた聖なる果実を、ただじっと見つめていた。そして、ゆっくりと、自らの手を伸ばした。彼女の指先が、アキオの温かい手のひらに、そして果実に触れた。暴行を受けて以来初めて、自らの意思で、異性の温もりに触れた瞬間だった。
(あ…大丈夫だ…この人は…この温もりは、わたくしを傷つけない…。傷ごと、ありのままのわたくしを、受け入れてくださると、そう言ってくださっている…)
凛の心の中に、確かな信頼と、そしてこれまで抱いたことのない、温かい感情が芽生えるのをはっきりと感じた。
彼女は、アキオの手から直接果実を受け取り、涙を流しながら、しかし今度は迷うことなく、それを口にした。
途端、凛の全身が熱を帯び、淡い黄金色の光に包まれた。そして、奇跡が起きた。アキオの「生命の祝福」を最大限に込めた果実の力が、彼女の身体を駆け巡り、長年彼女を苦しめてきたあの醜い傷跡が、まるで幻であったかのように、みるみるうちに薄れ、そして、ほとんど分からないほど綺麗に消え去っていったのだ。全快とはいかなくとも、それはまさしく奇跡的な治癒だった。
心と身体、二つの重い呪縛から同時に解放された凛は、抑えきれない感情の奔流に、子供のように声を上げて泣きじゃくり、アキオの胸に顔をうずめた。アキオは、そんな彼女の全てを受け止めるように、優しく、しかし力強く抱きしめ、その背中を何度も、何度もさすり続けた。アウロラとシルヴィアも、共に涙を浮かべながら、その光景を温かく見守っていた。
凛が願った三つ目の果実については、もはやこの場では必要なかった。彼女が本当に求めていたものは、傷の治癒そのものだけでなく、ありのままの自分を受け入れてくれる、揺るぎない絆だったのかもしれない。残された一つの実は、彼女の未来への、新たな希望の象徴として、次の機会を待つこととなる。
この日、この瞬間、アキオと凛の間に生まれた絆は、単なる主君と秘書官、あるいは保護者と被保護者という関係を遥かに超えた、より深く、そしてかけがえのない、特別なものへと劇的に変化したのだった。
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