43 / 300
遊び人への弟子入り?
第43話 セシル・ヴァウテルス その2
しおりを挟む
神聖騎士に選ばれると国へ報告をするようだ。
それに教会?司祭様は別の教会へ報告をしているようだ。
それがどういう事を意味するのか、私にはわからない。
ただ言える事は、司祭様が報告をした翌日には、国から御大層な装備一式が届いたという事。
「セシルはまずその防具を装備したまま動くことができるようにならぬとな。」
そうはいっても私は小さい。同年代の女の子と比べても小さい。
なので力がない。
それなのにこの装備。
私の体重より重い。
いくら頑張っても動けない、動かない。
「司祭様、無理。」
困り果ててそう言うけれど司祭様は、
「だがな・・・・神聖騎士はこれを装備する決まりなのだ。暫くは体力作りだな。」
私はひたすら体力増強に努めた。
その甲斐あってか3か月後には、鎧を装備しても歩けるようになった。
そしてそうなると、他の冒険者が私を獲得しようと教母様の所へやってくる。
教母様は私の暮らしている修道院の責任者。
司祭様とは旧知の仲らしく、私の事で頻繁に話をしている。
ああ、家族とは修道院で一緒に暮らす人の事。
既に父や母はこの世にいない・・・・はず。
物心ついた頃にはもういなかった。
教母様が母代わりだ。
そして私は見た。教母様が何か重そうな袋を受け取っているのを。
「セシル、貴女をこちらのパーティーが受け入れて下さります。」
・・・・折角凄いと言われている職業を引いたのに、私に選択肢はないのでしょうか?
「はい・・・・」
「セシルちゃんだっけ?歓迎するぜ!俺達に任せときゃすぐに立派な神聖騎士様になれっからよ!」
別に立派になりたいわけではないのだが。
「そういうわけですので、今後はこちらの方々とご一緒するように。」
「かしこまりました・・・・」
こうして私は売られていきました。
【あの小汚い娘にこんな価値があるなんてね・・・・】
私は聞こえない振りをしました。
そして私はCランクのクランへ所属となりました。
現在同じ日に選定を受けた人も数人います。
「よしお前達よく聞け!今回最大の目玉でる神聖騎士をやっともらい受けた。魔法とあの装備でもって前衛を強力にこなしてくれる職業だ。魔法は回復と防御らしい。」
おお!と聞こえる。
そんなに回復魔法は珍しい?
「回復魔法か!よく教会が手放したな!」
「ふっ・・・・そこは俺様の交渉力の賜物さ!何せ滅多にお目にかかれねえレアジョブをメンバーに加えれば、クランに箔が付くってなもんさ!」
・・・・私は何の為にここにやってきたのか・・・・
「それにだ、神聖騎士は成長すればそりゃあ強力なパーティーメンバーになるからな。」
私は此処で1ヶ月、色々な知識を教えてもらいつつ、外で戦闘訓練も欠かさず行った。
万が一には時は己の身一つが頼りになる・・・・
回復魔法を覚え、たまに実戦形式で数人と共に草原へ繰り出し、居合わせた魔物と戦い、経験を積む。
しかし最近周りの目が冷たい。
何故かと言えば・・・・
それに教会?司祭様は別の教会へ報告をしているようだ。
それがどういう事を意味するのか、私にはわからない。
ただ言える事は、司祭様が報告をした翌日には、国から御大層な装備一式が届いたという事。
「セシルはまずその防具を装備したまま動くことができるようにならぬとな。」
そうはいっても私は小さい。同年代の女の子と比べても小さい。
なので力がない。
それなのにこの装備。
私の体重より重い。
いくら頑張っても動けない、動かない。
「司祭様、無理。」
困り果ててそう言うけれど司祭様は、
「だがな・・・・神聖騎士はこれを装備する決まりなのだ。暫くは体力作りだな。」
私はひたすら体力増強に努めた。
その甲斐あってか3か月後には、鎧を装備しても歩けるようになった。
そしてそうなると、他の冒険者が私を獲得しようと教母様の所へやってくる。
教母様は私の暮らしている修道院の責任者。
司祭様とは旧知の仲らしく、私の事で頻繁に話をしている。
ああ、家族とは修道院で一緒に暮らす人の事。
既に父や母はこの世にいない・・・・はず。
物心ついた頃にはもういなかった。
教母様が母代わりだ。
そして私は見た。教母様が何か重そうな袋を受け取っているのを。
「セシル、貴女をこちらのパーティーが受け入れて下さります。」
・・・・折角凄いと言われている職業を引いたのに、私に選択肢はないのでしょうか?
「はい・・・・」
「セシルちゃんだっけ?歓迎するぜ!俺達に任せときゃすぐに立派な神聖騎士様になれっからよ!」
別に立派になりたいわけではないのだが。
「そういうわけですので、今後はこちらの方々とご一緒するように。」
「かしこまりました・・・・」
こうして私は売られていきました。
【あの小汚い娘にこんな価値があるなんてね・・・・】
私は聞こえない振りをしました。
そして私はCランクのクランへ所属となりました。
現在同じ日に選定を受けた人も数人います。
「よしお前達よく聞け!今回最大の目玉でる神聖騎士をやっともらい受けた。魔法とあの装備でもって前衛を強力にこなしてくれる職業だ。魔法は回復と防御らしい。」
おお!と聞こえる。
そんなに回復魔法は珍しい?
「回復魔法か!よく教会が手放したな!」
「ふっ・・・・そこは俺様の交渉力の賜物さ!何せ滅多にお目にかかれねえレアジョブをメンバーに加えれば、クランに箔が付くってなもんさ!」
・・・・私は何の為にここにやってきたのか・・・・
「それにだ、神聖騎士は成長すればそりゃあ強力なパーティーメンバーになるからな。」
私は此処で1ヶ月、色々な知識を教えてもらいつつ、外で戦闘訓練も欠かさず行った。
万が一には時は己の身一つが頼りになる・・・・
回復魔法を覚え、たまに実戦形式で数人と共に草原へ繰り出し、居合わせた魔物と戦い、経験を積む。
しかし最近周りの目が冷たい。
何故かと言えば・・・・
7
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
勝手にダンジョンを創られ魔法のある生活が始まりました
久遠 れんり
ファンタジー
別の世界からの侵略を機に地球にばらまかれた魔素、元々なかった魔素の影響を受け徐々に人間は進化をする。
魔法が使えるようになった人類。
侵略者の想像を超え人類は魔改造されていく。
カクヨム公開中。
追放された最弱ハンター、最強を目指して本気出す〜実は【伝説の魔獣王】と魔法で【融合】してるので無双はじめたら、元仲間が落ちぶれていきました〜
里海慧
ファンタジー
「カイト、お前さぁ、もういらないわ」
魔力がほぼない最低ランクの最弱ハンターと罵られ、パーティーから追放されてしまったカイト。
実は、唯一使えた魔法で伝説の魔獣王リュカオンと融合していた。カイトの実力はSSSランクだったが、魔獣王と融合してると言っても信じてもらえなくて、サポートに徹していたのだ。
追放の際のあまりにもひどい仕打ちに吹っ切れたカイトは、これからは誰にも何も奪われないように、最強のハンターになると決意する。
魔獣を討伐しまくり、様々な人たちから認められていくカイト。
途中で追放されたり、裏切られたり、そんな同じ境遇の者が仲間になって、ハンターライフをより満喫していた。
一方、カイトを追放したミリオンたちは、Sランクパーティーの座からあっという間に転げ落ちていき、最後には盛大に自滅してゆくのだった。
※ヒロインの登場は遅めです。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる