職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!

よっしぃ

文字の大きさ
164 / 300
ギルド

第164話 油断していると、地上に生息している魔物がやってくるわけで

しおりを挟む
 僕達が相手をしていたのは、偶然なのか必然なのか、全てダンジョン産の魔物だったようで魔物の死体は見当たりません。
 つまりすべてドロップアイテムになって地面に落ちてしまっている、という事ですね。

 そして門が開き、冒険者達が一斉に外へ向かいます。
 いやちょっと多いよ!
 というかなんで戦うのを協力してくれなかったのだろう?
 そんな事を思っていると、マウト女史・・・・副ギルドマスターがいつの間にか隣に居ました。

「何が不満かなデルク君。」
「はいその、ドロップアイテムを回収するのって別にかまわないのですが、何で魔物と戦ってくれなかったのかな、と。」

 するとマウト女史は僕をジトッとした目つきで見てきます。

「それは本気で言っているのかな?あの魔物はどう見てもダンジョン下層の魔物だろう?しかもあの数だ。この近辺で活動している冒険者が仕留めるなんて無理だね。単独及び数匹なら数パーティーで何とかなるだろうが・・・・」

 僕は驚きました。
 今も精霊が相手をしてくれている魔物ですが、ダンジョン中層ぐらいのレベルだと思うんです。

「デルク、私達は短い期間で強くなりすぎたんだ。」
 セシルがそんな事を言っていますが、うーん、ダンジョンを脱出するのに必要なレベル上げだったんだけど、短い期間だったのかな?

「納得していないようだから指摘しておくが、君達の年齢ならレベル5がやっとなんだ。15歳までにレベル5を目指すように最初に言われたはずだ。」

 3年前にそんな事を言われた気もします。
 うん、確かに言っていた。

「しかしなデルク。普通はレベル5からが大変なんだ。5から6になるのに普通は数年かかる。そして6から7になるにも下手をすれば10年程かかる。そしてレベル8だが・・・・30代でレベル8なら一流だろう。9は・・・・普通の冒険者は一生かかってもそこまで到達できない。」

「え?でも僕はレベル9なんだけど。」

「いいかい、ダンジョン上層で50年魔物を毎日10匹仕留めてもレベルは恐らく5止まりだ。高レベルの冒険者がレベルを上げようと思えば、格上の魔物と戦うか、仕留める必要がある。明らかにレベルが低い魔物を仕留めても殆んど経験値は入らない。しかし、下層の魔物なら話は別だ。運良くレベル5の冒険者が70層辺りで魔物を仕留める事が出来れば?あっという間にレベルアップ間違いなしだ。」

 敢えて言わないけれど、魚エリアでこんなのでいいのかな?というやり方でレベル上げしちゃったけど・・・・それも含めてのレベリング。教えたらマネする人が続出しそう。
 この方法だと他の冒険者もあっという間にレベルが上がりそうだから注意が必要だね。

 僕がマウト女史の話を聞いていると、ドロップアイテムを回収している冒険者が血相を変えてこちらに走ってきます。
 あ、魔物が追いかけてきてますね。

「デルク!見た事のない魔物!」
 セシルが魔物の群れを見てそう指摘してくれます。
 いやあ、ドロップアイテムを回収してくれるのはいいのだけど、魔物を連れて戻っちゃ駄目なんじゃ?

 そしてその魔物、セシルの指摘がある通り見た事がない魔物です。
 商人になって鑑定してみよう。

「セシル、商人にジョブチェンジするので、少しの間僕を守ってくれるかい?」
「ん。わかった。」

 こういう時精霊に守ってもらえれば楽なんだろうけど、今の僕には精霊使いのジョブをそこまで使いこなしていないので、いきなりそういう事はしないでおこう・・・・上手くいかなければ身の危険が増大する上に、周囲に迷惑が掛かりますし。

 急ぎ鑑定をしましょうか。

【マンティコア】
 と出ました。
 これ以上は時間がありません。

「マンティコアって出た。」
「知らない。」

 僕も知りません。セシルも知らないようです、何だろうね?
 しかし何だか複数の魔物の特徴があるような?それに羽らしいのがあるけれど、空を飛べるの?

 逃げている冒険者達が僕達の横をすり抜けていきます。
 おや?マウト女史は逃げないのかな?

「君たちの戦いぶりを、とくと見させてもらおう。」
「いいんですか?守れませんよ?」
「気にするな。これでも冒険者だ。あれぐらいの魔物なら自分の身ぐらい守れる。」

「セシル来たよ!僕は魔法を使ってみる。」
 前衛2人は既に剣を抜いて迎撃の態勢が既にできています。流石は本職。
「うん、わかった。剣先に集中し、魔力を込めた一撃を放ってみる。」

 さっきセシルがやっていた攻撃方法だね。いいよねあれ。何だかカッコいいし。
しおりを挟む
感想 28

あなたにおすすめの小説

転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~

ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。 コイツは何かがおかしい。 本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。 目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

紅月シン
ファンタジー
 七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。  才能限界0。  それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。  レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。  つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。  だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。  その結果として実家の公爵家を追放されたことも。  同日に前世の記憶を思い出したことも。  一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。  その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。  スキル。  そして、自らのスキルである限界突破。  やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。 ※小説家になろう様にも投稿しています

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜

サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。 父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。 そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。 彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。 その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。 「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」 そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。 これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。

勝手にダンジョンを創られ魔法のある生活が始まりました

久遠 れんり
ファンタジー
別の世界からの侵略を機に地球にばらまかれた魔素、元々なかった魔素の影響を受け徐々に人間は進化をする。 魔法が使えるようになった人類。 侵略者の想像を超え人類は魔改造されていく。 カクヨム公開中。

追放された最弱ハンター、最強を目指して本気出す〜実は【伝説の魔獣王】と魔法で【融合】してるので無双はじめたら、元仲間が落ちぶれていきました〜

里海慧
ファンタジー
「カイト、お前さぁ、もういらないわ」  魔力がほぼない最低ランクの最弱ハンターと罵られ、パーティーから追放されてしまったカイト。  実は、唯一使えた魔法で伝説の魔獣王リュカオンと融合していた。カイトの実力はSSSランクだったが、魔獣王と融合してると言っても信じてもらえなくて、サポートに徹していたのだ。  追放の際のあまりにもひどい仕打ちに吹っ切れたカイトは、これからは誰にも何も奪われないように、最強のハンターになると決意する。  魔獣を討伐しまくり、様々な人たちから認められていくカイト。  途中で追放されたり、裏切られたり、そんな同じ境遇の者が仲間になって、ハンターライフをより満喫していた。  一方、カイトを追放したミリオンたちは、Sランクパーティーの座からあっという間に転げ落ちていき、最後には盛大に自滅してゆくのだった。 ※ヒロインの登場は遅めです。

収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?

木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。 追放される理由はよく分からなかった。 彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。 結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。 しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。 たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。 ケイトは彼らを失いたくなかった。 勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。 しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。 「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」 これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。

はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~

さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。 キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。 弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。 偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。 二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。 現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。 はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!

処理中です...