職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!

よっしぃ

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ギルド

第165話 マンティコアの群れ

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 どうやら逃げてきた冒険者は、群れごと連れてきちゃったようで、流石にこの頭数を仕留めきれるかな?といった数です。

 でも仕留めるのは問題なさそうなんだけど、逃がさずにという意味です。全てを仕留めるのは無理かなあ?

 僕は今回3つのジョブ全てを魔法使いにしました。
 空を飛ばれると面倒なので、魔法で仕留めてみようと。
「マンティコアに魔法は駄目!」

 僕が今まさに魔法を放とうとしたその時、マウト女史が慌てて僕に叫んで忠告をしてくれます。しかしもう遅いです。

 僕は火魔法を使って火事になったら危険だからと水魔法を唱えてみました。
 もし水魔法が駄目なら順次風魔法、土魔法、そして最後に火魔法を。

 闇属性の魔法や光属性の魔法は扱った事がないのでいきなりの実践には危険すぎるから試しませんが。

 一番近くに居たマンティコアに水魔法が当たります。
 今回は指先をマンティコアに向け、指ぐらい細い水を勢いよくマンティコアに当ててみました。

 すると・・・・マンティコアに当たる直前に水が霧散・・・・する事もなく、そのまま頭に穴が開いてしまいました。

 てっきり魔法が駄目なのかと思ったけれど、そうでもない?
 すると、後ろに居たマンティコアにも貫通し、数匹が死にました。

「えい!」
 セシルが剣先に魔力を貯め終わり、それを放ちました。

 僕の魔法に気が散ったのか、マンティコアの一部が横を向いてしまい、セシルが放った斬撃はマンティコアの体にでっかい穴をあけていきます。

 あ・・・・仕留められるけれど、せっかくいる魔物の体に大きな穴が開いちゃったよ。
 もし素材を、皮や毛皮を獲得するならもう少し違う手段だった方が良いかな?

 少し離れた所に居たレイナウトが戻ってきて、
「うわ・・・・もったいない。あれは地上の魔物だから、なるべく小さな傷で倒さないと。」

「ごめん。まさかあんなに大きな穴が開くとは思わなかった。」
 セシルはレイナウトの指摘に素直に謝っています。まあ僕もまさかあの程度しかない水魔法で仕留められると思っていなかったから仕方ないんだけど。

「まあ仕方ないさ。ドラゴン相手だとあれぐらいの威力じゃ鱗で弾かれるもんな。」
 セシルがさっき放った攻撃、あれぐらいのタメだとドラゴン相手では鱗で弾かれるから、あの倍ぐらいタメを作っておかないと厳しいんだよね。

「初めてだから威力を抑えたつもりだったんだが。」
 そうなんだよね。まあ見た目とは違い弱かったかな。
「セシル、今度は剣で切ってみたら?」
 剣なら綺麗に切れるだろうから。

「ん。やってみる。」
 セシルは素早く動きマンティコアに向かっていきます。

「僕もやってみるさ。」
 レイナウトが続いちゃった。
 流石は2人、前衛の本職だけあって数体の首をあっという間にはねちゃったよ。
 綺麗な切り口だから問題ないよね?

 じゃあ、僕も戦士になって攻撃してみようかな?
 僕は戦士になって剣を取り出しマンティコアに向かっていきます。

 動きの遅いマンティコア。
 僕が群れの中に駆けていくけれど余裕かな?マンティコアは動かないんだ。
 まあ狙いを外さなくて済むからいいんだけど。

 僕は10匹ぐらいの首を刎ねてみました。
 ああ!残りのマンティコアが飛んでいく!

「ロース、折角だから投げナイフで仕留めてみたら?」
 我関せずで見ているだけだったロースに声をかけると、
「そうね・・・・じゃあ投げてみよっか?デルクもね。」

 ロースがそう言うと、レイナウトとセシルは僕が渡しておいた短剣を収納かばんから取り出し、飛び立ったマンティコアに投げていきます。

 ダンジョンで鍛えた投擲スキルの成果を試す事が出来ます。

「えい!」
 セシルの可愛らしい掛け声。

「エイ!」
 レイナウトの鋭い掛け声。

「えいえい!」
 なんとも言えないのほほんとした?掛け声のロース。

「えい!えいえいえい!」
 僕も人の事が言えないかな?

 ダンジョンだと僕達4人以外居なかったから気にしていなかったけれど、今は他の冒険者やマウト女史の視線が気になります。

 だけど・・・・あっという間に動いているマンティコアはいなくなったみたいです。
「終わった?」

 僕がそう言うと、
「デルク!そんな事を言うとフラグが立つから駄目だ!」
「え?フラグって?」

 よくわからないけれど、結局この後マンティコアは現れませんでした。
 それに、他の冒険者はさっさと街の中へ戻ってしまっていたようです。
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