49 / 119
ワワラドナ王国国立魔道学院(この章の後半から恋愛スタートします)
馬車での旅路
しおりを挟む
あれ?そう言えばこの国に流れ着いてから、馬車って初めてだ。
前はよく、家族で馬車に乗って出かけてたっけ?なつかしいな。
そんな事を思いながら馬車に揺られてると、えっと確かこの女性、フロリーナさんって言ってたよね。
フェンがいるから安心だよね?
そう思って馬車に乗ったんだ。
僕、馬車の中に入った瞬間、ビクッとなっちゃった。
だって・・・・広いんだもん。
それにそう、それだけじゃないんだよね、一寸びりりときたって言うのかな。
独特な感じ。
しいて言うなら僕のお家かな?
お家の中を広げてて、それと同じ感覚。
そこで僕、ついぽろっと言っちゃった。
「フロリーナさん、僕のお家と同じで、ここも空間が広がっているんですね。」
!?
フロリーナさんが何か驚いた顔してたけど、あれ?何かおかしな事言った?
「ええ、その通りですよ?ヘルト卿。この馬車は王国最高の空間魔術師10名がかりで、やっとの事でこれだけの空間を広げる事に成功したのですよ。どうですか?素晴らしいでしょう?」
えっと、どう突っ込めばいいのかなあ?馬車なのだから、もう少しこじんまりしててもいいのでは?あ、でもそれ言ったら機嫌が悪くなるかなあ?
「ええ、ちょっとしたお家ですね。あれ?何かいい香りがします。何ですか?」
うん別に毒じゃないよね?
《大丈夫だよ、何だか揺れが気持ちよくて、眠くなっちゃう。》
《大丈夫フェン?眠いなら少し横になっててもいいんだよ?》
《うん、そうするう・・・ねむねむ・・・》
フェンが元の姿に戻って寝ちゃった。
あ、やっぱりこのもふもふ感、いいよねえ。気持ちいい!
あ、こんな気持ちのいい抱き枕があれば、僕も眠くなっちゃう。
それに、何だかこの馬車の揺れが気持ちよくって、ついウトウト・・・うと・・・う・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あらあら、流石にまだ12歳の子供ね。気持ちよさそうだ事。それにしてもこの子、この馬車の中の空間魔法に、恐ろしい反応を示しましたね。まさかとは思いますが、ヘルトちゃん、自分の住んでいる家に空間魔法を、しかも一人で展開しているのかしら?だとしたら恐ろしい才能だわ。今はこんな無邪気な子供だけれど、ここは我々がしっかりと良き道へ導かねば。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・卿?ヘルト卿? 着きましたわ?」
誰かが僕をゆすってる。駄目、まだ眠いの。もう少しもふっておきたいの。
あれ?此処はどこ?
ああ、やっちゃった。フェンが僕の涎だらけじゃないの。
だってフェンって気持ちいがとってもいいんだから、仕方ないよね。
そう思ってたら,ふと視線を感じ、見ると、ありゃ?フロリーナさんだっけ?が僕を見つめてる。
は・・恥ずかしい・・・・
「おはよーございましゅ!」
あ、噛んじゃったよ。更に恥ずかしさが倍増。
「はい、おはようございます、ヘルト卿。いかがでしたか?馬車での旅は。」
「その、気持ちよくってつい、寝ちゃいました。」
「いいのよ、気にしなくて。」
(それにしてもこの子・・・・どうしてこんな姿をしてるのかしら?まあ、本人から語ってくれるまでは黙っておきましょう。)
僕は王都に、いつの間にか到着してた?
前はよく、家族で馬車に乗って出かけてたっけ?なつかしいな。
そんな事を思いながら馬車に揺られてると、えっと確かこの女性、フロリーナさんって言ってたよね。
フェンがいるから安心だよね?
そう思って馬車に乗ったんだ。
僕、馬車の中に入った瞬間、ビクッとなっちゃった。
だって・・・・広いんだもん。
それにそう、それだけじゃないんだよね、一寸びりりときたって言うのかな。
独特な感じ。
しいて言うなら僕のお家かな?
お家の中を広げてて、それと同じ感覚。
そこで僕、ついぽろっと言っちゃった。
「フロリーナさん、僕のお家と同じで、ここも空間が広がっているんですね。」
!?
フロリーナさんが何か驚いた顔してたけど、あれ?何かおかしな事言った?
「ええ、その通りですよ?ヘルト卿。この馬車は王国最高の空間魔術師10名がかりで、やっとの事でこれだけの空間を広げる事に成功したのですよ。どうですか?素晴らしいでしょう?」
えっと、どう突っ込めばいいのかなあ?馬車なのだから、もう少しこじんまりしててもいいのでは?あ、でもそれ言ったら機嫌が悪くなるかなあ?
「ええ、ちょっとしたお家ですね。あれ?何かいい香りがします。何ですか?」
うん別に毒じゃないよね?
《大丈夫だよ、何だか揺れが気持ちよくて、眠くなっちゃう。》
《大丈夫フェン?眠いなら少し横になっててもいいんだよ?》
《うん、そうするう・・・ねむねむ・・・》
フェンが元の姿に戻って寝ちゃった。
あ、やっぱりこのもふもふ感、いいよねえ。気持ちいい!
あ、こんな気持ちのいい抱き枕があれば、僕も眠くなっちゃう。
それに、何だかこの馬車の揺れが気持ちよくって、ついウトウト・・・うと・・・う・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あらあら、流石にまだ12歳の子供ね。気持ちよさそうだ事。それにしてもこの子、この馬車の中の空間魔法に、恐ろしい反応を示しましたね。まさかとは思いますが、ヘルトちゃん、自分の住んでいる家に空間魔法を、しかも一人で展開しているのかしら?だとしたら恐ろしい才能だわ。今はこんな無邪気な子供だけれど、ここは我々がしっかりと良き道へ導かねば。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・卿?ヘルト卿? 着きましたわ?」
誰かが僕をゆすってる。駄目、まだ眠いの。もう少しもふっておきたいの。
あれ?此処はどこ?
ああ、やっちゃった。フェンが僕の涎だらけじゃないの。
だってフェンって気持ちいがとってもいいんだから、仕方ないよね。
そう思ってたら,ふと視線を感じ、見ると、ありゃ?フロリーナさんだっけ?が僕を見つめてる。
は・・恥ずかしい・・・・
「おはよーございましゅ!」
あ、噛んじゃったよ。更に恥ずかしさが倍増。
「はい、おはようございます、ヘルト卿。いかがでしたか?馬車での旅は。」
「その、気持ちよくってつい、寝ちゃいました。」
「いいのよ、気にしなくて。」
(それにしてもこの子・・・・どうしてこんな姿をしてるのかしら?まあ、本人から語ってくれるまでは黙っておきましょう。)
僕は王都に、いつの間にか到着してた?
2
あなたにおすすめの小説
【完結済】私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~
降魔 鬼灯
恋愛
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。 前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。 ヒロインちゃん登場まで三年。早く私を救ってください。
異世界転移したと思ったら、実は乙女ゲームの住人でした
冬野月子
恋愛
自分によく似た攻略対象がいるからと、親友に勧められて始めた乙女ゲームの世界に転移してしまった雫。
けれど実は、自分はそのゲームの世界の住人で攻略対象の妹「ロゼ」だったことを思い出した。
その世界でロゼは他の攻略対象、そしてヒロインと出会うが、そのヒロインは……。
※小説家になろうにも投稿しています
【完結】転生白豚令嬢☆前世を思い出したので、ブラコンではいられません!
白雨 音
恋愛
エリザ=デュランド伯爵令嬢は、学院入学時に転倒し、頭を打った事で前世を思い出し、
《ここ》が嘗て好きだった小説の世界と似ている事に気付いた。
しかも自分は、義兄への恋を拗らせ、ヒロインを貶める為に悪役令嬢に加担した挙句、
義兄と無理心中バッドエンドを迎えるモブ令嬢だった!
バッドエンドを回避する為、義兄への恋心は捨て去る事にし、
前世の推しである悪役令嬢の弟エミリアンに狙いを定めるも、義兄は気に入らない様で…??
異世界転生:恋愛 ※魔法無し
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
【完結】異世界転移した私、なぜか全員に溺愛されています!?
きゅちゃん
恋愛
残業続きのOL・佐藤美月(22歳)が突然異世界アルカディア王国に転移。彼女が持つ稀少な「癒しの魔力」により「聖女」として迎えられる。優しく知的な宮廷魔術師アルト、粗野だが誠実な護衛騎士カイル、クールな王子レオン、最初は敵視する女騎士エリアらが、美月の純粋さと癒しの力に次々と心を奪われていく。王国の危機を救いながら、美月は想像を絶する溺愛を受けることに。果たして美月は元の世界に帰るのか、それとも新たな愛を見つけるのか――。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
せっかく転生したのにモブにすらなれない……はずが溺愛ルートなんて信じられません
嘉月
恋愛
隣国の貴族令嬢である主人公は交換留学生としてやってきた学園でイケメン達と恋に落ちていく。
人気の乙女ゲーム「秘密のエルドラド」のメイン攻略キャラは王立学園の生徒会長にして王弟、氷の殿下こと、クライブ・フォン・ガウンデール。
転生したのはそのゲームの世界なのに……私はモブですらないらしい。
せめて学園の生徒1くらいにはなりたかったけど、どうしようもないので地に足つけてしっかり生きていくつもりです。
少しだけ改題しました。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
『異世界転生してカフェを開いたら、庭が王宮より人気になってしまいました』
ヤオサカ
恋愛
申し訳ありません、物語の内容を確認しているため、一部非公開にしています
この物語は完結しました。
前世では小さな庭付きカフェを営んでいた主人公。事故により命を落とし、気がつけば異世界の貧しい村に転生していた。
「何もないなら、自分で作ればいいじゃない」
そう言って始めたのは、イングリッシュガーデン風の庭とカフェづくり。花々に囲まれた癒しの空間は次第に評判を呼び、貴族や騎士まで足を運ぶように。
そんな中、無愛想な青年が何度も訪れるようになり――?
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる