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王都ルーペルト
第90話 新たなスライム達
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《王都の外・スライムを埋めた場所》
朝、【幻影神話】のパーティーと合流したので、早速天馬に乗って向かいます。
どうやら今日はメラニーさんと天ちゃんに乗る事になったようです。
「よし!」と何故かガッツポーズをしていました。因みに昨日の帰りはゾーイさんと一緒でした。
「さあロキュス君、慌てなくてもいいからね!ゆっくりで!(天ちゃん様察して下さい。)」
何か天ちゃんに声を掛けてくれたようですね。
【我が主よ、どうするのだ?ゆっくり行くようこの女は言っている。それでは我の背に乗った意味がないのではないか?】
ここは念話でいいかな?
【きっと安全に、という意味だよ。いつもの速度でいいよ。】
【わかった。】
メラニーの願いは叶わず、あっという間にスライムの埋まっている付近に到着した一行だった。
「では降りましょう。」
僕は自分で降りようとしましたが、
「は!待ってね!私が降ろしますわ!」
何やらメラニーさんの慌てようがおかしくて、そのまま身を任せてしまいました。
妙に不自然な感じでしたが、気にしないでおきましょう。
「ありがとうございます。ではスラちゃん達を・・・・もう気が付いたようですね。」
そう、いつものように僕はスラちゃん達の埋まっている場所に近づいていたのですが、やっぱり先に地面からスラちゃんは飛び出してきたんです。
もうそれはすごい勢いで。
【主!いい子が増えたよー!】
その後に青と白のスライムも飛び出してきました。
最近青いスライムは凄い勢いで増えているのですが大丈夫でしょうか?
白いスライムはおトイレ事情の激変という事で優先的に頑張ってもらいました。
但し最近、特に女性に青いスライムが大人気で、気が付けば白いスライムの2倍ほどの数になっちゃっているんです。
スラちゃんに確認すると、
【大丈夫だよー!】
との事。
まあ役立ってくれているのだったら、そしてスライム達の負担に問題が無いのであれば気にしないでおきましょう。
その後4体の青いスライムと、3体の白いスライムも地面から出てきました。
青いスライムはあっという間に女性陣の腕の中に納まってしまいました。
どうやら3人共、青いスライムを手元に置いておきたい様です。
そんな中【幻影神話】のパーティーリーダー・トーンさんは、
「ロキュス君、この白いスライムを連れて行っても問題はないだろうか?」
どうやらトーンさんは白いスライムを連れて行きたいようです。
「ええと、大丈夫ですよ。」
「ありがとう。では有り難く借りる事にするよ。僕達の場合は冒険者ギルド経由でお金を渡せばいいかな?」
「あ、はい、最近では商人ギルドだけでなく冒険者ギルドでもスライムのレンタルは受け付けているようですので、そちらでお願いします。」
僕とトーンさんはスライムのレンタルについて話し合いをしていました。
そんな折、新たに増えた子達が僕の足元にいるのに気が付きました。
あ、ごめんね気が付くのが遅くなって。
薄い黄色・・・・薄黄色のスライムです。
確か臭い消しの薬草があるんでしたよね。昨日ケフィンさんの鑑定で、臭い消しの薬草が生えていると教え下さいました。
そしてもう1体、薄い茶色・・・・これも薄茶色というのでしょうね。
何だか甘い匂いをさせているスライムに気が付きました。あれ?何だろうこの子は。
朝、【幻影神話】のパーティーと合流したので、早速天馬に乗って向かいます。
どうやら今日はメラニーさんと天ちゃんに乗る事になったようです。
「よし!」と何故かガッツポーズをしていました。因みに昨日の帰りはゾーイさんと一緒でした。
「さあロキュス君、慌てなくてもいいからね!ゆっくりで!(天ちゃん様察して下さい。)」
何か天ちゃんに声を掛けてくれたようですね。
【我が主よ、どうするのだ?ゆっくり行くようこの女は言っている。それでは我の背に乗った意味がないのではないか?】
ここは念話でいいかな?
【きっと安全に、という意味だよ。いつもの速度でいいよ。】
【わかった。】
メラニーの願いは叶わず、あっという間にスライムの埋まっている付近に到着した一行だった。
「では降りましょう。」
僕は自分で降りようとしましたが、
「は!待ってね!私が降ろしますわ!」
何やらメラニーさんの慌てようがおかしくて、そのまま身を任せてしまいました。
妙に不自然な感じでしたが、気にしないでおきましょう。
「ありがとうございます。ではスラちゃん達を・・・・もう気が付いたようですね。」
そう、いつものように僕はスラちゃん達の埋まっている場所に近づいていたのですが、やっぱり先に地面からスラちゃんは飛び出してきたんです。
もうそれはすごい勢いで。
【主!いい子が増えたよー!】
その後に青と白のスライムも飛び出してきました。
最近青いスライムは凄い勢いで増えているのですが大丈夫でしょうか?
白いスライムはおトイレ事情の激変という事で優先的に頑張ってもらいました。
但し最近、特に女性に青いスライムが大人気で、気が付けば白いスライムの2倍ほどの数になっちゃっているんです。
スラちゃんに確認すると、
【大丈夫だよー!】
との事。
まあ役立ってくれているのだったら、そしてスライム達の負担に問題が無いのであれば気にしないでおきましょう。
その後4体の青いスライムと、3体の白いスライムも地面から出てきました。
青いスライムはあっという間に女性陣の腕の中に納まってしまいました。
どうやら3人共、青いスライムを手元に置いておきたい様です。
そんな中【幻影神話】のパーティーリーダー・トーンさんは、
「ロキュス君、この白いスライムを連れて行っても問題はないだろうか?」
どうやらトーンさんは白いスライムを連れて行きたいようです。
「ええと、大丈夫ですよ。」
「ありがとう。では有り難く借りる事にするよ。僕達の場合は冒険者ギルド経由でお金を渡せばいいかな?」
「あ、はい、最近では商人ギルドだけでなく冒険者ギルドでもスライムのレンタルは受け付けているようですので、そちらでお願いします。」
僕とトーンさんはスライムのレンタルについて話し合いをしていました。
そんな折、新たに増えた子達が僕の足元にいるのに気が付きました。
あ、ごめんね気が付くのが遅くなって。
薄い黄色・・・・薄黄色のスライムです。
確か臭い消しの薬草があるんでしたよね。昨日ケフィンさんの鑑定で、臭い消しの薬草が生えていると教え下さいました。
そしてもう1体、薄い茶色・・・・これも薄茶色というのでしょうね。
何だか甘い匂いをさせているスライムに気が付きました。あれ?何だろうこの子は。
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