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ロキュス・目覚める
第125話 ロキュスさんは悪くない
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「ロキュスさんは悪くないのよ!」
何故かレネー様・・・・レネーさんが僕を抱きしめて・・・・慰めてくれているのかな?
あ、そこでプリスカ様とカトリナ様が僕とレネーさんを見てニヤニヤしている!
一寸!何そのニヤニヤは?
それに外野がニヤニヤしている!確かヨドークスさんといったかな?彼もにやついているんですけれど!
「モテモテだなロキュス殿。まあ僕やレネー様はロキュス殿が居なければ生まれる事もなかったからね、感謝しかないんだよ。」
僕はしゃべろうとしましたが、残念?ながら顔はレネーさんの胸に埋没してしまっているので・・・・意外と力が強く、引き剥がせない・・・・僕の意識は遠のいていきました。だって息が出来ないんだもん。
・・・・
・・・
・・
・
誰かが優しく頭を撫でてくれています。
とっても気持ちがいい・・・・なんだか温かく心地良い枕で寝ていると気持ちがよくって、つい枕を触れると・・・・
「きゃああ!駄目ロキュスさん!そんな所を触っちゃああ!」
ゴン!
僕はしこたま頭を床に強打したようです。
あれ?僕の枕は何処へ行ったの?
「ロキュスさんって意外とエッチだったんですね!」
僕は後頭部を抑えながら起き上がりました。
「え?あの、エッチって何の事ですか?」
「そ、その、私の大事な・・・・触ったでしょ!」
「え?何だって?」
「な、何て事!ここで難聴とかあなた鈍感属性持ちだったのね!」
何だか顔を真っ赤にさせながらプリプリしているレネーさん。
そんなレネーさんがとってもかわいく見えて、
「よくわからないけれど、怒った顔も可愛いなあ。」
無意識に呟いちゃってました。
「な、何口説いているのよ?」
「口説く?何を?」
「く!ここで負けたら・・・・け、まあ、負けてもいいかしら?こ、今度はちゃんと断ってからにしなさいね?」
何だか・・・・まだ出会って2日なので分かりませんが、さっきまでの感じと違うレネーさん。
女性って謎ですね。
「15年前は私とカトリナも、ロキュスさんを好きで好きで仕方がなかったのだけれど、それに2人とも20歳までは待ったのよ?だけどその間にお互い惹かれる何かがあって・・・・待てなくてごめんなさいね?そして結果的にはその方がよかったと今は納得しているの。」
「そうよ?お互い姉妹になったのよ私達。普通の貴族同士ではここまで親密にはならないの。そして重要な事だけれど本来貴族の次男は貴族にはなれないのよ。しかし・・・・国王陛下のご意向で、もうすぐ新たな家名を頂いて、子爵として他の地を治める事になるの。実際は未開拓地を開拓し、そこを領地とする必要があるのだけど、幸いロキュスさんが残してくれていたワーム達が頑張ってくれているので、ある程度開墾も終わっているのよ?そしてスライム達の何体かを導入すれば、あっという間に移住希望者で領地は発展する計画なの。」
ワームって土地の開墾もできるんだ?畑専用に頑張ってもらっていたから知らなかった。
そしてプリスカ様とカトリナ様は、それぞれ伯爵夫人と子爵夫人になるんだね。
ランメルト伯爵とペーテル子爵が、それぞれランメルト侯爵とペーテル伯爵、2家の位が上がっている事をちゃんと把握するのに相当時間がかかってしまいました。
何故かレネー様・・・・レネーさんが僕を抱きしめて・・・・慰めてくれているのかな?
あ、そこでプリスカ様とカトリナ様が僕とレネーさんを見てニヤニヤしている!
一寸!何そのニヤニヤは?
それに外野がニヤニヤしている!確かヨドークスさんといったかな?彼もにやついているんですけれど!
「モテモテだなロキュス殿。まあ僕やレネー様はロキュス殿が居なければ生まれる事もなかったからね、感謝しかないんだよ。」
僕はしゃべろうとしましたが、残念?ながら顔はレネーさんの胸に埋没してしまっているので・・・・意外と力が強く、引き剥がせない・・・・僕の意識は遠のいていきました。だって息が出来ないんだもん。
・・・・
・・・
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誰かが優しく頭を撫でてくれています。
とっても気持ちがいい・・・・なんだか温かく心地良い枕で寝ていると気持ちがよくって、つい枕を触れると・・・・
「きゃああ!駄目ロキュスさん!そんな所を触っちゃああ!」
ゴン!
僕はしこたま頭を床に強打したようです。
あれ?僕の枕は何処へ行ったの?
「ロキュスさんって意外とエッチだったんですね!」
僕は後頭部を抑えながら起き上がりました。
「え?あの、エッチって何の事ですか?」
「そ、その、私の大事な・・・・触ったでしょ!」
「え?何だって?」
「な、何て事!ここで難聴とかあなた鈍感属性持ちだったのね!」
何だか顔を真っ赤にさせながらプリプリしているレネーさん。
そんなレネーさんがとってもかわいく見えて、
「よくわからないけれど、怒った顔も可愛いなあ。」
無意識に呟いちゃってました。
「な、何口説いているのよ?」
「口説く?何を?」
「く!ここで負けたら・・・・け、まあ、負けてもいいかしら?こ、今度はちゃんと断ってからにしなさいね?」
何だか・・・・まだ出会って2日なので分かりませんが、さっきまでの感じと違うレネーさん。
女性って謎ですね。
「15年前は私とカトリナも、ロキュスさんを好きで好きで仕方がなかったのだけれど、それに2人とも20歳までは待ったのよ?だけどその間にお互い惹かれる何かがあって・・・・待てなくてごめんなさいね?そして結果的にはその方がよかったと今は納得しているの。」
「そうよ?お互い姉妹になったのよ私達。普通の貴族同士ではここまで親密にはならないの。そして重要な事だけれど本来貴族の次男は貴族にはなれないのよ。しかし・・・・国王陛下のご意向で、もうすぐ新たな家名を頂いて、子爵として他の地を治める事になるの。実際は未開拓地を開拓し、そこを領地とする必要があるのだけど、幸いロキュスさんが残してくれていたワーム達が頑張ってくれているので、ある程度開墾も終わっているのよ?そしてスライム達の何体かを導入すれば、あっという間に移住希望者で領地は発展する計画なの。」
ワームって土地の開墾もできるんだ?畑専用に頑張ってもらっていたから知らなかった。
そしてプリスカ様とカトリナ様は、それぞれ伯爵夫人と子爵夫人になるんだね。
ランメルト伯爵とペーテル子爵が、それぞれランメルト侯爵とペーテル伯爵、2家の位が上がっている事をちゃんと把握するのに相当時間がかかってしまいました。
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