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ロキュス・目覚める
第136話 15年分の清算
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目の前にある見知らぬ建物が、自身の所有物という事実になかなかピンときませんでした。
案内されて・・・・この頃にはルート村長・・・・あ、町長になっていたようなので、今ではルート町長なのですが、町長自ら案内してくれました。
「ロキュス殿、勝手に建て替えてしまい申し訳ない。」
そんな風にずっと謝られっぱなしなんですが、元々古い空き家を買って、畑を管理するのに便利だったから使っていただけであって、謝られるほど元々立派な建物じゃなかったのに、こんな立派な建物にしてもらっているので、むしろ感謝なのですけれど。
「何だか申し訳ないですよ。一介の冒険者には過分な物件だと思うんですけれど。」
「何を仰るロキュス殿!貴方の国に対する貢献を考えれば、このような物件で申し訳ないと思っておるのですよ。今まではロキュス殿がいつ帰還なされるか分からずこの程度で済ませておりましたが、今後はもっと立派な館にいたします!」
あれ?何だか話が大事になっていく?
この後デイケン村・・・・じゃなく町で暮らす住民の皆さんと共に野外での立食パーティー?を行ってもらい、僕は色々お話を聞きました。
結構疲れたはずなのですが、何故か元気なままなんです。
あれ?おかしいな。
後で教えてもらいましたが、眷属スライムから得られたポーションの効能で、疲れがたまらない?すぐに解消?よくわかりませんがそのような効能が発見されていて、その成分を食事に混ぜたのだとか。
そして今やデイケン名物薬膳料理。
その名の通り食事に薬の効果があって、食べると元気になったりするんだそうで、かなり好評だそうです。
それにワーム達が畑を常に良い状態に保ってくれる上に、最近では今まで荒れ地で手のつけようがなかった土地を開墾してくれて、随分と畑が広がったようです。
そして極めつけは、地中深く潜ってもらい、何と温泉を引き当てたんだとか。
何処まで凄いのでしょう眷属達。
スラちゃんとアスワムちゃんには感謝です!
勿論移動を楽にしてくれる天ちゃんにも感謝!
この後流石に眠くなったので、寝る事にしました。
新しい家で寝られるといいのですけれど。
そう思って家の中へ入ったのですが、何故かレネーさんが付いてきます。
「あのレネーさん、もしかして一緒に寝るんですか?」
「うん。今日はロキュスさんがデイケンの方々と親睦を深めているのでずっと控えていたの。寝る時だけは譲れないの。」
・・・・何が譲れないのか分かりませんが、幸いな事に寝室にはベッドが2つありました。一緒のベッドで寝ようとしていたようですが、そこはしっかりと断りました。
そもそも一緒の寝室で寝ること自体間違いなのですが、僕の頭は色々あり過ぎてそこまで気付きませんでした。
「ロキュスさんおやすみなさい。」
「はいレネーさんおやすみなさい。」
まあ一日だけならいいよね?と思ったのですが、これがずっと続いていく事になるとはこの時僕は思ってもみませんでした。
レネーさん僕の好みなんだよね・・・・って何を考えているんだ僕は!
そこまで考えていたのですが、これ以上考えられなくなって・・・・気が付けば朝になっていました。
うーん。どうやら僕、レネーさんに惚れちゃったみたいです。
案内されて・・・・この頃にはルート村長・・・・あ、町長になっていたようなので、今ではルート町長なのですが、町長自ら案内してくれました。
「ロキュス殿、勝手に建て替えてしまい申し訳ない。」
そんな風にずっと謝られっぱなしなんですが、元々古い空き家を買って、畑を管理するのに便利だったから使っていただけであって、謝られるほど元々立派な建物じゃなかったのに、こんな立派な建物にしてもらっているので、むしろ感謝なのですけれど。
「何だか申し訳ないですよ。一介の冒険者には過分な物件だと思うんですけれど。」
「何を仰るロキュス殿!貴方の国に対する貢献を考えれば、このような物件で申し訳ないと思っておるのですよ。今まではロキュス殿がいつ帰還なされるか分からずこの程度で済ませておりましたが、今後はもっと立派な館にいたします!」
あれ?何だか話が大事になっていく?
この後デイケン村・・・・じゃなく町で暮らす住民の皆さんと共に野外での立食パーティー?を行ってもらい、僕は色々お話を聞きました。
結構疲れたはずなのですが、何故か元気なままなんです。
あれ?おかしいな。
後で教えてもらいましたが、眷属スライムから得られたポーションの効能で、疲れがたまらない?すぐに解消?よくわかりませんがそのような効能が発見されていて、その成分を食事に混ぜたのだとか。
そして今やデイケン名物薬膳料理。
その名の通り食事に薬の効果があって、食べると元気になったりするんだそうで、かなり好評だそうです。
それにワーム達が畑を常に良い状態に保ってくれる上に、最近では今まで荒れ地で手のつけようがなかった土地を開墾してくれて、随分と畑が広がったようです。
そして極めつけは、地中深く潜ってもらい、何と温泉を引き当てたんだとか。
何処まで凄いのでしょう眷属達。
スラちゃんとアスワムちゃんには感謝です!
勿論移動を楽にしてくれる天ちゃんにも感謝!
この後流石に眠くなったので、寝る事にしました。
新しい家で寝られるといいのですけれど。
そう思って家の中へ入ったのですが、何故かレネーさんが付いてきます。
「あのレネーさん、もしかして一緒に寝るんですか?」
「うん。今日はロキュスさんがデイケンの方々と親睦を深めているのでずっと控えていたの。寝る時だけは譲れないの。」
・・・・何が譲れないのか分かりませんが、幸いな事に寝室にはベッドが2つありました。一緒のベッドで寝ようとしていたようですが、そこはしっかりと断りました。
そもそも一緒の寝室で寝ること自体間違いなのですが、僕の頭は色々あり過ぎてそこまで気付きませんでした。
「ロキュスさんおやすみなさい。」
「はいレネーさんおやすみなさい。」
まあ一日だけならいいよね?と思ったのですが、これがずっと続いていく事になるとはこの時僕は思ってもみませんでした。
レネーさん僕の好みなんだよね・・・・って何を考えているんだ僕は!
そこまで考えていたのですが、これ以上考えられなくなって・・・・気が付けば朝になっていました。
うーん。どうやら僕、レネーさんに惚れちゃったみたいです。
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