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ロキュス・目覚める
第214話 個人カードの制限
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カードの入金・・・・正確にはカードへ入金できる限度があるようで、僕は限度いっぱいになってしまい、これ以上は無理になってしまったようです。
どうやら個人カードでは10桁まで、つまり9,999,999,999Gまで、つまり約100億Gまでが限度のようです。
普通ここまで貯める事は出来ないので、今まで10桁で問題が発生する事が無かったようです。
ギルド長のヨハンネスさんが、
「あー確かに限度いっぱいになっていますなあ・・・・さて如何なさいますか?聞けばロキュス様はレンタル業をマルセル男爵に委託し営んでいるとか。であればそれ即ちロキュス商会となりますので、商会用カードを発行いたしましょうか?いかがです?ロキュス様、そしてマルセル男爵。」
僕はどうしたらいいのか判断できず黙っていたのですが・・・・横からレネーさんが突っついているので、何かと思えばマルセルさんの方を指していて、もしかしてマルセルさんに確認したほうがいいって意味かな?
察したのかマルセルさんが、
「ヨハンネスギルド長、ロキュス君の事なのだが、レンタル業が軌道に乗ってから商会を設立、と考えていたのだが、その前にロキュス君の行方が分からなくなってしまってね。元々スライムとワームが主力のレンタルだったが、そこに天馬も加わり、立ち上げるならもっと規模を大きく、そう思っていたのだが、僕達夫妻も国王夫妻にも色々問題が発生してしまってね。それが落ち着いてからいよいよ、という事だったのだが・・・・その後は知っての通り、結局商会の設立はできずじまいでね。」
知らなかった。そんな事まで考えてくれていたんだ。だけど商会?僕が??
「ロキュスさんだったら出来るわ。私がついているのだから何かあったら私を頼ってくれたらいいのよ?」
その前に商会を設立?したら何がどう変わってどういった変化があるのかな?
「あの、それで後どれぐらい残高があるのですか?」
「あ、はい!そうですね・・・・今調べます・・・・ってギャアアアア!!!なんじゃこりゃああああ助けてギルド長!!!!」
今受付の女性から、女性から聞こえてはいけない声が聞こえた気がします。
「これアレッタ、何度言ったらわかるのだ・・・・ああ、これは驚くのも仕方がない。ひょっとして商会カードでも入りきらんかもしれんなあ。」
ギルド長さんは僕に端末を見せて下さいました。
そこには
EEEEEEEEEEEE
どうやら12桁あるようで、それが一杯過ぎて表示が不可能な状態だったようです。
「ちょっと待て、商会の魔道具は15桁まで表示ができる。そちらの表示に切り替えるぞ。」
億を超えて兆ですか。もう訳が分かりません。
2039147893791
一寸数が多すぎて分かりません。
「アレッタ、見ずらいから表示を変更してくれ。」
「は、はい!分かりました。」
2,039,147,893,791
つまり13桁、2兆Gの資産がある、という事なのですね。
2兆Gってどれぐらいなのかな?
僕はこの時失念していた事があります。
レンタルは商人ギルドだけで行っていた訳ではなかったからです。
冒険者ギルドでも行っていたからです。
特に冒険者向けの回復に役立つ眷属達は冒険者ギルドで頑張っているはずです。
さらに言えばランメルト伯爵とペーテル子爵・・・・侯爵と伯爵だった・・・・からの収入がここには入っていないという事をこの時は気付いていませんでした。
どうやら個人カードでは10桁まで、つまり9,999,999,999Gまで、つまり約100億Gまでが限度のようです。
普通ここまで貯める事は出来ないので、今まで10桁で問題が発生する事が無かったようです。
ギルド長のヨハンネスさんが、
「あー確かに限度いっぱいになっていますなあ・・・・さて如何なさいますか?聞けばロキュス様はレンタル業をマルセル男爵に委託し営んでいるとか。であればそれ即ちロキュス商会となりますので、商会用カードを発行いたしましょうか?いかがです?ロキュス様、そしてマルセル男爵。」
僕はどうしたらいいのか判断できず黙っていたのですが・・・・横からレネーさんが突っついているので、何かと思えばマルセルさんの方を指していて、もしかしてマルセルさんに確認したほうがいいって意味かな?
察したのかマルセルさんが、
「ヨハンネスギルド長、ロキュス君の事なのだが、レンタル業が軌道に乗ってから商会を設立、と考えていたのだが、その前にロキュス君の行方が分からなくなってしまってね。元々スライムとワームが主力のレンタルだったが、そこに天馬も加わり、立ち上げるならもっと規模を大きく、そう思っていたのだが、僕達夫妻も国王夫妻にも色々問題が発生してしまってね。それが落ち着いてからいよいよ、という事だったのだが・・・・その後は知っての通り、結局商会の設立はできずじまいでね。」
知らなかった。そんな事まで考えてくれていたんだ。だけど商会?僕が??
「ロキュスさんだったら出来るわ。私がついているのだから何かあったら私を頼ってくれたらいいのよ?」
その前に商会を設立?したら何がどう変わってどういった変化があるのかな?
「あの、それで後どれぐらい残高があるのですか?」
「あ、はい!そうですね・・・・今調べます・・・・ってギャアアアア!!!なんじゃこりゃああああ助けてギルド長!!!!」
今受付の女性から、女性から聞こえてはいけない声が聞こえた気がします。
「これアレッタ、何度言ったらわかるのだ・・・・ああ、これは驚くのも仕方がない。ひょっとして商会カードでも入りきらんかもしれんなあ。」
ギルド長さんは僕に端末を見せて下さいました。
そこには
EEEEEEEEEEEE
どうやら12桁あるようで、それが一杯過ぎて表示が不可能な状態だったようです。
「ちょっと待て、商会の魔道具は15桁まで表示ができる。そちらの表示に切り替えるぞ。」
億を超えて兆ですか。もう訳が分かりません。
2039147893791
一寸数が多すぎて分かりません。
「アレッタ、見ずらいから表示を変更してくれ。」
「は、はい!分かりました。」
2,039,147,893,791
つまり13桁、2兆Gの資産がある、という事なのですね。
2兆Gってどれぐらいなのかな?
僕はこの時失念していた事があります。
レンタルは商人ギルドだけで行っていた訳ではなかったからです。
冒険者ギルドでも行っていたからです。
特に冒険者向けの回復に役立つ眷属達は冒険者ギルドで頑張っているはずです。
さらに言えばランメルト伯爵とペーテル子爵・・・・侯爵と伯爵だった・・・・からの収入がここには入っていないという事をこの時は気付いていませんでした。
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