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酒と紫色のスライム
第170話 ゴミの問題
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実際はまだまだ人がやってきそうだったので、レネーさんの周囲にいた騎士でいいのかな?立派な装備をしていた人々に、人がやって来た時の対応を、と思ったのですが、そこは何故か商人の方が引き受けてくれました。
「はっきり言って、スラムの住民が一筋の希望をと思い、着の身着のままやってくると思います。そのとき立派な装備に身を纏っている騎士が待ち構えていれば?それを思うと私共の方がこうして居残っている方が良いと思うのですよ。スラムの住民は、数人残ればいいと感じます。誰も残らなければやってきた住民を私共がどうこうしたと思われ可能性もありますし、物資もありますので残って出遅れた事による不利益も発生させないようにいたしましょう。それと少し提案なのですが、少々宜しいですかな?」
「色々とありがとうございます。先に提案を聞きましょう。」
「先ほど回収した【ゴミ】です。私共で分別いたしましたので、食べ物の残骸と、そもそも食糧ではないものと分けて御座います。これらをロキュス殿のスライムで処理できないかと思いまして。」
今までトイレの汚物を、という白いスライムはいました。
残飯や、ゴミを処理するスライムはいません。白いスライムが対処可能なのかな?
あくまで浄化という位置づけだと思っています。
主に人の排せつ物を糧としている白いスライム。
ゴミは何か違う気もします。
分身スライムにやってもらおうかな?
【残飯は可能でしょう。それ以外のごみは分かりません。尤も私達スライム本来の能力であれば溶かしてしまう事で可能だとは思います。】
スラちゃんが僕が頭の中で問いかけた事に返答してくれました。
【ありがとう。一度試してみて。】
何処からか分身スライムが数体現れました。
そして商人が指摘してくれた分けてあった残飯と、その他のごみに向かっていきます。
「スライムの事を含め、後をお願いします。スライムに何か伝えてくれると、僕に伝わります。あと天馬を置いていきますから、緊急時は天馬で移動をして下さい。一応念の為ですが、彼等を騙すとそれ相応の報いを受ける事になりますから気をつけて下さい。単に移動手段として利用するとかです。それはでレンタルして下さいね。」
「色々了解いたしました。天馬を使って私用での移動はありません。はっきり申せば私はもう儲けると言う意味での欲はありません。あるのは子供達に自分の跡をどう継がすか、という関心だけですから。」
レネーさんは信用できると何度か言ってくれたので、信じて託しました。
しかし、ゴミは気付かなかったなあ。
その後僕とレネーさんは先に出発した人々の後を追いました。
遅れて到着をしましたが、フェンリルのリーフェさんによる先導によって、全員無事に目的地へと到着していまた。
「はっきり言って、スラムの住民が一筋の希望をと思い、着の身着のままやってくると思います。そのとき立派な装備に身を纏っている騎士が待ち構えていれば?それを思うと私共の方がこうして居残っている方が良いと思うのですよ。スラムの住民は、数人残ればいいと感じます。誰も残らなければやってきた住民を私共がどうこうしたと思われ可能性もありますし、物資もありますので残って出遅れた事による不利益も発生させないようにいたしましょう。それと少し提案なのですが、少々宜しいですかな?」
「色々とありがとうございます。先に提案を聞きましょう。」
「先ほど回収した【ゴミ】です。私共で分別いたしましたので、食べ物の残骸と、そもそも食糧ではないものと分けて御座います。これらをロキュス殿のスライムで処理できないかと思いまして。」
今までトイレの汚物を、という白いスライムはいました。
残飯や、ゴミを処理するスライムはいません。白いスライムが対処可能なのかな?
あくまで浄化という位置づけだと思っています。
主に人の排せつ物を糧としている白いスライム。
ゴミは何か違う気もします。
分身スライムにやってもらおうかな?
【残飯は可能でしょう。それ以外のごみは分かりません。尤も私達スライム本来の能力であれば溶かしてしまう事で可能だとは思います。】
スラちゃんが僕が頭の中で問いかけた事に返答してくれました。
【ありがとう。一度試してみて。】
何処からか分身スライムが数体現れました。
そして商人が指摘してくれた分けてあった残飯と、その他のごみに向かっていきます。
「スライムの事を含め、後をお願いします。スライムに何か伝えてくれると、僕に伝わります。あと天馬を置いていきますから、緊急時は天馬で移動をして下さい。一応念の為ですが、彼等を騙すとそれ相応の報いを受ける事になりますから気をつけて下さい。単に移動手段として利用するとかです。それはでレンタルして下さいね。」
「色々了解いたしました。天馬を使って私用での移動はありません。はっきり申せば私はもう儲けると言う意味での欲はありません。あるのは子供達に自分の跡をどう継がすか、という関心だけですから。」
レネーさんは信用できると何度か言ってくれたので、信じて託しました。
しかし、ゴミは気付かなかったなあ。
その後僕とレネーさんは先に出発した人々の後を追いました。
遅れて到着をしましたが、フェンリルのリーフェさんによる先導によって、全員無事に目的地へと到着していまた。
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