レンタル従魔始めました!

よっしぃ

文字の大きさ
上 下
183 / 200
新たな領地

第183話 国王陛下からの呼び出し

しおりを挟む
レネーさんが僕に領主云々の話をしていたのですが・・・・

「え?手紙?」
レネーさんに手紙が届いたようです。
僕に届いても読めないので、結局レネーさんが読む事になります。

「ちょっと待ってね。」

何か仰々しい封がしてあります。蜜蝋というやつかな?

「あ、お父様からね。」
お父様って、つまりは国王陛下。

「・・・・ねえロキュスさん、一度王都へ出向く必要があるみたい。」
一体なんだろう。
「急ぐのかな?」

そうはいっても急げば数時間で王都へ着く位置にいます。

「ロキュスさんの従魔で移動すれば今日中に着くわね。」

空からは天馬のてんちゃん、それにドラゴンのドラちゃんに乗って戻るという方法もあります。
そういえば一度もドラちゃんに乗っていなかったり・・・・乗ってみる?

「じゃあ折角だし、ドラちゃんの背に乗ってみる?」
「え?ドラゴンの背に乗るの?大丈夫なの?」

いつの間にやらドラちゃんがやってきていました。
【問題ない。われの周囲は障壁が展開する故、風の影響を受けずに済む。】
天ちゃん達も似たような能力があるんだよね。
フェンリルのリーフェさんも地上を高速で移動するけれど、その背に乗っている時も揺れないし、風の影響を受けません。

「ドラちゃんが問題ないって言っているし、今回はドラちゃんで。」
ちょっとワクワクしちゃいます。

・・・・
・・・
・・


ドラちゃんの乗り心地は安定、ただその一言に尽きます。
天ちゃん達の背に乗る時は背に跨ぐ感じなので、ずっと同じ態勢のままじっとしていないとダメなんです。

ですが流石でかいドラゴン。
多少背中を歩くことが出来るうえに、もし危険な位置に向かえばドラちゃんから警告を発してもらえます。

「なんだか贅沢ね。天馬に曳かせる乗り物よりも自由度があるわ。雨だったら駄目だけど。あと強い日差しを遮ることが出来ないのが難点ね。それさえ何とかなればいいわね。」

レネーさんは気に入ったようです。

移動続度は天ちゃん達と操そう差がないような気がします。
まあ比べても仕方がないので比較しませんけれど。

・・・・
・・・
・・


王都へ到着しました。

馬車で陸路となると、まだ道が出来上がっていなかったりするので時間がかかります。
道自体は明日ワムちゃん達によってある程度造られています。
但し開拓した場所が中心です。

なので
実際王都と新たな領地との境目近くは馬車が通れるような道がありません。

徒歩では問題ありません。

ここまで開拓が進んだので今後は・・・・あれ?こういう時はどうしたらいいのかな?
折角だから王様に聞いてみよう。
王都へ到着すると既に出迎えがありました。
どうやらドラゴンが飛来した事で何かしらの連絡があったみたい。
もし魔物だ!とか言われ攻撃を受けたらどうしようとか今更ですが思ってしまいました。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

異世界を救え~善なる8人の転生者の中に1人の偽善者が紡ぐ世界~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:7

異世界じゃスローライフはままならない~聖獣の主人は島育ち~

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:575pt お気に入り:8,712

世界神様、サービスしすぎじゃないですか?

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:11,581pt お気に入り:2,212

異世界無双したい

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:0

神の子

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:3

異世界召喚された俺は余分な子でした

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:220pt お気に入り:1,752

処理中です...