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常山公爵
316話 そういえば、僕もまだ本調子じゃない・・・・
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何とかオイヴィさんを鎮める事が出来たのはいいのですが、まだ僕も本調子じゃないんです、実のところ。
未だ普通に歩けるようになっておらず、領地を視察しているのは、落ちた体力及び筋力を元に戻すのに、歩いているにすぎません。
しかも先ほどの決闘。
あれきっと、オイヴィさんは実力の半分も出ていないはず。
動きに精彩を欠いていましたし、エリクサーの過剰投与の影響が大きかったはずです。
どう見ても外での冒険者との闘いとは動きが違ってましたから。
そんな彼女となんとか戦って勝利を収めましたが、そろそろ僕も限界です。
ちょうどここには他にもベッドがありますから少しそこで休もうかなあ、と。
「秘書さん、僕も疲れました・・・・横になります。」
「先ほどの戦闘見事でございました。落ちた体力はエリクサーを含めポーションの類では回復いたしませんので、寝て回復させるのが一番でしょう・・・・お休みなさいませ。」
僕はそう言われて、そのままベッドに横たわります。
そして・・・・すぐに眠りについてしまったようです。
【また妻が増えるのですね?】
【でも森江さん、順平さんを守ってくれそうな女性ですよ?】
【確かに順平さんの周りの女性で戦闘向けの方はいませんわね。剣の腕前は全員素人ですからね。】
【人との争いでは私らは足手まといになりそうだからな!】
何か聞こえている気がしますがもう駄目、限界です。
・・・・
・・・
・・
・
なんでこうなった?
僕は今必死になって逃げています。
かなりの数の人が、僕を追ってきています。
しかしどうあっても距離が開きません。
むしろ縮まってしまっています。
【逃げるな!】
【責任を取れ!】
【捨てるのか!】
僕は必死になって逃げますが・・・・ふと気が付きました。あれ?僕は何に対して逃げてるのでしょうか?
そして足を止め逃げるのをやめてみます。そして肩に手がかかったので振り返ると・・・・
【やっと捕まえた!もう逃がさん!】
そこで見たのは・・・・
「うわあ!」
ゴン!
「きゃっ!」
僕は気が付けばベッドの上で起き上がっていました。そして・・・おでこが痛いです・・・・どうやら誰かの頭とぶつかった?
何が起こったのか周りを見渡すと、僕と同じく頭を押さえてうずくまっている一人の女性の姿がそこにはあります。
椅子に座っているようですが、ええと何この状況は?全く覚えていません。
「うう・・・・痛い・・・・は!気が付いたようだな。」
そこには超絶美女の顔が。
え?誰?
「ええと、此処は何処でしょうか?そして、貴女はどなたでしょうか?」
「ここは常山公爵殿の領地の病室。うなされ大汗をかいていたのでな、汗を拭いていたのだ。そして我はオイヴィ・ラハテラ。覚えておらぬのか?」
「そのごめんなさい、何の事やらさっぱり分かりません。」
「話には聞いていたが、これは相当だな。ここまで記憶に影響があるとは、想像以上の深刻さだな。」
「ええと、オイヴィさんでしたか?何の事でしょうか?僕には何の事だかさっぱりわからないのですが。」
「そなたは魔王の精神攻撃で危うく死にかけていたのだ。」
「え?魔王の襲撃があったのですか?」
「いや、魔王の最後の置き土産らしい。だが何とかなったようだ。」
何の事を言ってるのかさっぱり分かりません。そして目の前の女性は何者?初対面のはずなのですが、相手はそう思っていない様子です。こんな超絶美女を一度見たら、忘れるはずがないのですけれど。
こんな美人・・・・アーダさん以上ではないですか?彼女以上の美女は存在しない・・・・というかアーダさん以上の女性がいるとは思えなかったのですが・・・・信じられない事に目の前に存在しています。
しかし・・・・このオイヴィさん?この女性を・・・・以前僕は知っていた?
思い出そうとすると、頭が痛みます。
「うう・・・・頭が痛い・・・・その・・・・ごめんなさい、僕、オイヴィさんに以前会った事があるのでしょうか?思い出そうとすると耐え難い頭痛が・・・・い・・・・痛いい!」
また何かあったのでしょうか?
未だ普通に歩けるようになっておらず、領地を視察しているのは、落ちた体力及び筋力を元に戻すのに、歩いているにすぎません。
しかも先ほどの決闘。
あれきっと、オイヴィさんは実力の半分も出ていないはず。
動きに精彩を欠いていましたし、エリクサーの過剰投与の影響が大きかったはずです。
どう見ても外での冒険者との闘いとは動きが違ってましたから。
そんな彼女となんとか戦って勝利を収めましたが、そろそろ僕も限界です。
ちょうどここには他にもベッドがありますから少しそこで休もうかなあ、と。
「秘書さん、僕も疲れました・・・・横になります。」
「先ほどの戦闘見事でございました。落ちた体力はエリクサーを含めポーションの類では回復いたしませんので、寝て回復させるのが一番でしょう・・・・お休みなさいませ。」
僕はそう言われて、そのままベッドに横たわります。
そして・・・・すぐに眠りについてしまったようです。
【また妻が増えるのですね?】
【でも森江さん、順平さんを守ってくれそうな女性ですよ?】
【確かに順平さんの周りの女性で戦闘向けの方はいませんわね。剣の腕前は全員素人ですからね。】
【人との争いでは私らは足手まといになりそうだからな!】
何か聞こえている気がしますがもう駄目、限界です。
・・・・
・・・
・・
・
なんでこうなった?
僕は今必死になって逃げています。
かなりの数の人が、僕を追ってきています。
しかしどうあっても距離が開きません。
むしろ縮まってしまっています。
【逃げるな!】
【責任を取れ!】
【捨てるのか!】
僕は必死になって逃げますが・・・・ふと気が付きました。あれ?僕は何に対して逃げてるのでしょうか?
そして足を止め逃げるのをやめてみます。そして肩に手がかかったので振り返ると・・・・
【やっと捕まえた!もう逃がさん!】
そこで見たのは・・・・
「うわあ!」
ゴン!
「きゃっ!」
僕は気が付けばベッドの上で起き上がっていました。そして・・・おでこが痛いです・・・・どうやら誰かの頭とぶつかった?
何が起こったのか周りを見渡すと、僕と同じく頭を押さえてうずくまっている一人の女性の姿がそこにはあります。
椅子に座っているようですが、ええと何この状況は?全く覚えていません。
「うう・・・・痛い・・・・は!気が付いたようだな。」
そこには超絶美女の顔が。
え?誰?
「ええと、此処は何処でしょうか?そして、貴女はどなたでしょうか?」
「ここは常山公爵殿の領地の病室。うなされ大汗をかいていたのでな、汗を拭いていたのだ。そして我はオイヴィ・ラハテラ。覚えておらぬのか?」
「そのごめんなさい、何の事やらさっぱり分かりません。」
「話には聞いていたが、これは相当だな。ここまで記憶に影響があるとは、想像以上の深刻さだな。」
「ええと、オイヴィさんでしたか?何の事でしょうか?僕には何の事だかさっぱりわからないのですが。」
「そなたは魔王の精神攻撃で危うく死にかけていたのだ。」
「え?魔王の襲撃があったのですか?」
「いや、魔王の最後の置き土産らしい。だが何とかなったようだ。」
何の事を言ってるのかさっぱり分かりません。そして目の前の女性は何者?初対面のはずなのですが、相手はそう思っていない様子です。こんな超絶美女を一度見たら、忘れるはずがないのですけれど。
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しかし・・・・このオイヴィさん?この女性を・・・・以前僕は知っていた?
思い出そうとすると、頭が痛みます。
「うう・・・・頭が痛い・・・・その・・・・ごめんなさい、僕、オイヴィさんに以前会った事があるのでしょうか?思い出そうとすると耐え難い頭痛が・・・・い・・・・痛いい!」
また何かあったのでしょうか?
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