86 / 262
ものつくり
第86話 セバスティアーン・テオドルス・ホフステーデ
しおりを挟む
本物のセバスが其処に居た。
俺はこの瞬間、とんでもない過ちを犯してしまった事を悟った。
これ死んだな。
一体何の事か?
それは国王陛下が自らの名を告げた事に起因するんだが、何故誰も言わなかったんだ!
「余がセバスティアーン・テオドルス・ホフステーデである。魔族の脅威から国を救ってくれた事、感謝するのである。」
俺はこの瞬間、固まってしまった。
国王陛下の名前がセバスティアーンだと!
待て!フロリーナにヤーナ、そしてセバスチャン!お前等貴族とそれに関わる者が、なぜあの時指摘しなかったんだ!
俺はこの時全身から異様な汗が噴き出すのを感じた。セバス何某の衝撃が大きすぎて、その後の言葉が頭に入らなかった。
だがそれを知ったか知らないか、王妃様の言葉が続く。
「此方の可愛い息子と娘を助けてくれた事、感謝いたすわえ。此方の名はステファニー・テオドルス・ホフステーデ。さて、此方のかわいい子を助けてくれた手前、どうするのか悩んだのじゃ・・・・汝、この世に何をもたらすのかえ?」
注:此方・身分のある女性の一人称。今は殆ど使われていない。
俺は王妃様の顔と声に見惚れてしまった。
なので対応が遅くなった。
王妃様がしゃべっている時、国王陛下が抜刀したのに気が付かず、俺は吸い込まれるように王妃様の目を見ていたのだが、いきなり2人が目の前に現れたから驚くと同時に、危険を本能?で感じ、咄嗟に目の前に壁を作った。
因みに服のポケットに入っていた土の残りで壁を作った。
ポケットに仕舞っている土は浄化では取り除けなかったのが幸いした。
異世界あるあるで一番やばいパターン。
俺が裂けたかった、いや避けたかった・・・・裂けたら死ぬじゃねえか!
俺が何かをしたと勘違いしたのか、俺の存在が意味不明とか危険と判断、国王自ら剣を手にし俺を殺しに来るというパターンだ。
一応警戒はしていたんだが、王妃様の目で思考が変になった。だから王妃様の顔が目の前に来るまで気が付かなかった。
そして国王陛下の剣先が目の前に現れるまでは。
キ―――――――――ン!!!!
ドゴ―――――ン!
国王陛下の剣が俺の壁に突き刺さった。
そして王妃様が俺に何かを唱えたようで壁で防ぐ事に成功した。
だがその瞬間衝撃で俺は後方に吹き飛んだ。
何とか止められたが、まさかの2人掛かりでの襲撃。
俺は咄嗟に壁を変化させた。
一瞬で網状になり、広範囲で攻撃を防ぐ。
そして周囲に土をワイヤー状に形成した物で、俺の周囲でぐるぐると回転させる!
カキ―――――ン!
キュイ――――――ン!!
何故こうなる?そして何故誰も助けてくれない?
ひょとして俺は嵌められたのか?
だが国王陛下や王妃様に敵対した覚えはない!
むしろ王子と王女を助けた恩人のはずだ!
それにヤーナやフロリーナは?
それよりニールスにいとティーデとヒセラが俺の助けに入らないのに違和感を感じる!何かがおかしい!
何かお礼が?と少しだけ期待しつつ、爵位は勘弁してほしいなあとか考えていた過去の俺を呪いたい!
俺はこの瞬間、とんでもない過ちを犯してしまった事を悟った。
これ死んだな。
一体何の事か?
それは国王陛下が自らの名を告げた事に起因するんだが、何故誰も言わなかったんだ!
「余がセバスティアーン・テオドルス・ホフステーデである。魔族の脅威から国を救ってくれた事、感謝するのである。」
俺はこの瞬間、固まってしまった。
国王陛下の名前がセバスティアーンだと!
待て!フロリーナにヤーナ、そしてセバスチャン!お前等貴族とそれに関わる者が、なぜあの時指摘しなかったんだ!
俺はこの時全身から異様な汗が噴き出すのを感じた。セバス何某の衝撃が大きすぎて、その後の言葉が頭に入らなかった。
だがそれを知ったか知らないか、王妃様の言葉が続く。
「此方の可愛い息子と娘を助けてくれた事、感謝いたすわえ。此方の名はステファニー・テオドルス・ホフステーデ。さて、此方のかわいい子を助けてくれた手前、どうするのか悩んだのじゃ・・・・汝、この世に何をもたらすのかえ?」
注:此方・身分のある女性の一人称。今は殆ど使われていない。
俺は王妃様の顔と声に見惚れてしまった。
なので対応が遅くなった。
王妃様がしゃべっている時、国王陛下が抜刀したのに気が付かず、俺は吸い込まれるように王妃様の目を見ていたのだが、いきなり2人が目の前に現れたから驚くと同時に、危険を本能?で感じ、咄嗟に目の前に壁を作った。
因みに服のポケットに入っていた土の残りで壁を作った。
ポケットに仕舞っている土は浄化では取り除けなかったのが幸いした。
異世界あるあるで一番やばいパターン。
俺が裂けたかった、いや避けたかった・・・・裂けたら死ぬじゃねえか!
俺が何かをしたと勘違いしたのか、俺の存在が意味不明とか危険と判断、国王自ら剣を手にし俺を殺しに来るというパターンだ。
一応警戒はしていたんだが、王妃様の目で思考が変になった。だから王妃様の顔が目の前に来るまで気が付かなかった。
そして国王陛下の剣先が目の前に現れるまでは。
キ―――――――――ン!!!!
ドゴ―――――ン!
国王陛下の剣が俺の壁に突き刺さった。
そして王妃様が俺に何かを唱えたようで壁で防ぐ事に成功した。
だがその瞬間衝撃で俺は後方に吹き飛んだ。
何とか止められたが、まさかの2人掛かりでの襲撃。
俺は咄嗟に壁を変化させた。
一瞬で網状になり、広範囲で攻撃を防ぐ。
そして周囲に土をワイヤー状に形成した物で、俺の周囲でぐるぐると回転させる!
カキ―――――ン!
キュイ――――――ン!!
何故こうなる?そして何故誰も助けてくれない?
ひょとして俺は嵌められたのか?
だが国王陛下や王妃様に敵対した覚えはない!
むしろ王子と王女を助けた恩人のはずだ!
それにヤーナやフロリーナは?
それよりニールスにいとティーデとヒセラが俺の助けに入らないのに違和感を感じる!何かがおかしい!
何かお礼が?と少しだけ期待しつつ、爵位は勘弁してほしいなあとか考えていた過去の俺を呪いたい!
25
あなたにおすすめの小説
社畜の異世界再出発
U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!?
ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。
前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。
けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
不遇スキル「わらしべ長者」で殺せぬ勇者 〜魔力ゼロでも無双します〜
カジキカジキ
ファンタジー
スキル「わらしべ長者」って何ですか?
アイテムを手にすると、スキル「わらしべ長者」が発動し、強制イベントになるんです。
これ、止めること出来ないんですか?!
十歳のスキル授与で「わらしべ長者」を授かった主人公アベルは幼い頃から勇者への憧れが強い子供だった、憧れていたスキル「勇者」は引っ込み思案の友達テツが授かり王都へと連れて行かれる。
十三歳になったアベルは自分のスキル「わらしべ長者」を使いながら冒険者となり王都を目指した。
王都に行き、勇者のスキルを得た友達に会いたいと思ったからだ。
魔物との戦争が行われているはずの王都は、平和で市民は魔物なんて全く知らずに過ごしていた。
魔物のいる南の地を目指すため、王立学園へと入学するアベル、勇者になった友達の行方は、アベルのスキルはどう進化して行くのか。
スキルを駆使して勇者を目指せ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
扉絵は、AI利用したイラストです。
アベルとニヤ、イヅミのFA大歓迎です!!
描いて下さる絵師さんも募集中、要相談Xにて。
異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~
小狸日
ファンタジー
交通事故に巻き込まれて、異世界に転移した拓(タク)と浩司(コウジ)
そこは、剣と魔法の世界だった。
2千年以上昔の勇者の物語、そこに出てくる勇者の遺産。
新しい世界で遺跡探検と異世界料理を楽しもうと思っていたのだが・・・
気に入らない異世界の常識に小さな喧嘩を売ることにした。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる