173 / 262
再生、そして
第172話 (メタボおっさんの)絶対服従
しおりを挟む
「ぎゃあああ!!!!!」
聞きたくねえ叫び声が、王都中に響き渡ったとか渡らなかったとか。
そう、メタボおっさん(50)だ。
チョッキンの刑・・・・じゃない、治療をした。
どうやらこの世界に麻酔のような都合のいい薬は無いようだ。
「あるわよ?」
「え?あるのに何で使ってないんだ?」
ヤーナ曰く麻酔はあるらしい。
「あれを使うと1ヶ月ほど変になっちゃうから、普通は使わないのよね。」
それ、麻酔というよりモルヒネじゃね?
そして俺は今更だが思い出した。
【異世界あるある】低体温療法だ。今回は違うが。これは頭の治療だからな。そして温度を低くするってので思い出したんだが、切ったりする部分を氷なんかで冷やすんだ。
冷たくなった部分って鈍くなるだろう?
何で思い出せなかったんだ。
「なあヤーナ、温度を低くして、つまり氷なんかで冷やしたら痛みって感じねえんじゃねえか?」
「え、そうなの?でも確かに雪の中で寝ちゃ駄目って聞くわね。だったら試してみたらよかったのに。」
「だってさあ、今思い出したんだから仕方ねえじゃねえか。」
折角の実験台が勿体ない。
「ヤーナ、そしてクーン様、終わりましたわ。」
フロリーナによる治療は無事終わったらしい。
「あんなの見たくありませんから、隠しての治療って大変なんですよ?それとあそこに取り出した魔道具を置いてありますけれど、何でしょうね。」
やっぱり魔道具だったんだ。
メタボおっさんの股間がどうなったとか興味はないから放っておくとして、やっぱり魔道具が仕込まれていたのかよ。
・・・・
・・・
・・
・
そこには金ではなく、怪しい光を発する小さな球が2つあった。
「なあ、これって誰か鑑定したのか?」
俺は球の周囲にいる連中に聞いてみた。特に手術前に鑑定した連中だ。
「いや、何かあると困るからやってないぞ。」
だそうだ。
「うーん、触ったらどうなるんだろうな?それか声を掛けるとか、道具を使って球に何かないか確認してみるか?それもしてねえんだよな?」
皆していないというジェスチャーをしている。
うーん・・・・触るのは無しだな。これが収まっていた場所が場所だからな。
「よし、一寸色々やってみる。何かあったらそれぞれの判断で対処してくれ。」
俺は【土】で棒やら球を掴む道具を作った。
まあトングみたいなのだな。
それで球を持ち上げ、全体を見ていく。
何かわからんがこの発光、暗いし赤黒いと言えばいいのか?嫌な色だよな。
そんな中いくつか気になる部分を見つけた。
針の穴ほどの小さな穴が数ヶ所あったのだ。それに網状になっている部分もあった。
俺の見立てではスピーカーかマイクに感じる。
違うか?そして突起はなく穴があるのな。
適当に穴に合う大きさの棒を用意し、突っ込んでみるか?
ああ、それとメタボおっさん、拘束されている魔道具が消えたせいで、完全に隷属化できたようだ。今までの隷属化って何だったんだ?
絶対服従・メタボおっさんの出来上がり。
先ずは痩せるように命令してみるか?
見るに堪えないからな、あの腹は。
● 作者からのお知らせです
お盆休みという事もあり、家族と過ごす事を優先します。
12日まで更新を止めたいと思います。
ご了承下さい。
聞きたくねえ叫び声が、王都中に響き渡ったとか渡らなかったとか。
そう、メタボおっさん(50)だ。
チョッキンの刑・・・・じゃない、治療をした。
どうやらこの世界に麻酔のような都合のいい薬は無いようだ。
「あるわよ?」
「え?あるのに何で使ってないんだ?」
ヤーナ曰く麻酔はあるらしい。
「あれを使うと1ヶ月ほど変になっちゃうから、普通は使わないのよね。」
それ、麻酔というよりモルヒネじゃね?
そして俺は今更だが思い出した。
【異世界あるある】低体温療法だ。今回は違うが。これは頭の治療だからな。そして温度を低くするってので思い出したんだが、切ったりする部分を氷なんかで冷やすんだ。
冷たくなった部分って鈍くなるだろう?
何で思い出せなかったんだ。
「なあヤーナ、温度を低くして、つまり氷なんかで冷やしたら痛みって感じねえんじゃねえか?」
「え、そうなの?でも確かに雪の中で寝ちゃ駄目って聞くわね。だったら試してみたらよかったのに。」
「だってさあ、今思い出したんだから仕方ねえじゃねえか。」
折角の実験台が勿体ない。
「ヤーナ、そしてクーン様、終わりましたわ。」
フロリーナによる治療は無事終わったらしい。
「あんなの見たくありませんから、隠しての治療って大変なんですよ?それとあそこに取り出した魔道具を置いてありますけれど、何でしょうね。」
やっぱり魔道具だったんだ。
メタボおっさんの股間がどうなったとか興味はないから放っておくとして、やっぱり魔道具が仕込まれていたのかよ。
・・・・
・・・
・・
・
そこには金ではなく、怪しい光を発する小さな球が2つあった。
「なあ、これって誰か鑑定したのか?」
俺は球の周囲にいる連中に聞いてみた。特に手術前に鑑定した連中だ。
「いや、何かあると困るからやってないぞ。」
だそうだ。
「うーん、触ったらどうなるんだろうな?それか声を掛けるとか、道具を使って球に何かないか確認してみるか?それもしてねえんだよな?」
皆していないというジェスチャーをしている。
うーん・・・・触るのは無しだな。これが収まっていた場所が場所だからな。
「よし、一寸色々やってみる。何かあったらそれぞれの判断で対処してくれ。」
俺は【土】で棒やら球を掴む道具を作った。
まあトングみたいなのだな。
それで球を持ち上げ、全体を見ていく。
何かわからんがこの発光、暗いし赤黒いと言えばいいのか?嫌な色だよな。
そんな中いくつか気になる部分を見つけた。
針の穴ほどの小さな穴が数ヶ所あったのだ。それに網状になっている部分もあった。
俺の見立てではスピーカーかマイクに感じる。
違うか?そして突起はなく穴があるのな。
適当に穴に合う大きさの棒を用意し、突っ込んでみるか?
ああ、それとメタボおっさん、拘束されている魔道具が消えたせいで、完全に隷属化できたようだ。今までの隷属化って何だったんだ?
絶対服従・メタボおっさんの出来上がり。
先ずは痩せるように命令してみるか?
見るに堪えないからな、あの腹は。
● 作者からのお知らせです
お盆休みという事もあり、家族と過ごす事を優先します。
12日まで更新を止めたいと思います。
ご了承下さい。
24
あなたにおすすめの小説
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる