155 / 247
世界征服編
おい?どうした?
しおりを挟む
金管楽器が鳴らすようなキーンみたいなあの耳鳴り。
異質な風と土埃。
悪寒と嫌な予感が的中した。
最悪だ。
心拍がどんどん速くなるのを感じる。
分かるさ。
空間から出てくるのはこれでもかという程紅い髪。
ウルフカットより少し短いくらいで、バサバサなあ、あぁ⋯⋯あの感じ。
そんで身長は2m10行かないくらいだし。
顔も良いに加えて鋭い目つきで全体的に男らしい。
何が言いたいか。
非の打ち所のないほど完成された男であるということ。
あーちくしょう。
こっちは色々やったってのに。
俺の容姿が悪いとまでは言わん。
だがよ。
あっちは最初からあのままであの強さなのは変わらねぇんだから溜まったもんじゃねぇ。
数百年ぶりに抱く感想だ。
⋯⋯あぁ懐かしい。
鍛えてもねぇのに上裸でも似合う筋肉もりもりの体で、両手で前にあるズボンのゴムの所を常に持ってる感じ。
「おい馬鹿弟子」
容赦なく自分のアソコを躊躇なく掻く実家にいるおっさんのノンデリなあの感じ。
ボリボリ頭を掻いて重心が上にあるような体の動かし方と歩く感じ。
なのにこれ以上ないほど野性味とイケメンが組み合わさった存在は見たことがない。
というか、なんか色々フィルター掛かって相殺されるのなんなん?
なんだ?段々腹立ってきた。
「ちなみにジジイ」
「ん?なんだ?」
「気付いてないか。馬鹿だなやはり」
「さぁアカシックに眠る強き魂よ!」
⋯⋯、⋯⋯、⋯⋯?
一瞬の沈黙だった。
ジジイは既に──四肢というものは消え去っている。
「ケルビン」
あぁ⋯⋯思い出すぜ。
この絶望感。
顎が無意識にカクカクすんの。
「やっぱさすがだな。
顔が変わっていても分かるなんて」
「なーに当たり前な事言ってるんだ。
考えなくてもわかるっての」
笑い方は昔から変わらない。
猛獣が笑ったような感じだ。
「なんでこんな状態で呼び出されたのかはわからんが、おそらくお前が呼んだ訳でもあるまい?」
「まぁ」
「おっ、爺さん、大丈夫か!?」
あの人正真正銘のサイコだ。
まぁ仕方ないか。
あの人は全てにおいて異質な存在だ。
声に魔力を乗せられる。
そう。初見殺しだ。
あの人が発すると一定以下レベルの敵と判断される生命体は命を奪われないしても、致命傷を負う。
つまり全体攻撃を常に掛けているということだ。
魔力を操作するというのは、物語ではさも簡単に映し出される。
だが現実はそんなに上手く行くわけがない。
一番わかりやすいのは、血液をさも当たり前のように動かしているようなものに近い。
ファンタジーとはいえ、それは無理だろう?
──一緒だ。
願っても、やれる芸当ではない。
それをあの人は声に乗せて喋るという常識外のことを平気でやってくる。
乗せている効果は多種多様。
腕が飛んだり、足が飛んだり。
ただ、弱ければ弱いほどその効果が高まる。
だから一定レベルというラインを引いているわけだ。
「きっ、貴様⋯⋯!どういうことだ!?」
「あァ?どうしたんだ爺さん?」
子供のようにキラキラした瞳。
ある意味、"俺より質が悪い"。
「クソ師匠」
「んぁ?」
「子供扱いしてやるな。魔導師だ」
「おぉ⋯⋯まじか!
爺さん魔導師だったのか!
悪い悪い、こんなに弱いと思ってなかったんだ」
俺が最初この人に抱いた感想は、
──「子供」だった。
人は幼少期があり、少年になる。
そして少年から青年へ。
青年から大人へとステップアップしていく。
だが誰しも自分は無敵だと思う時期というのは言葉にしないにしろあったと思う。
俺もあったし。
この人はある種、天才過ぎてその少年の時にあった全ての感情や行動パターンがそのまま大人になったというべき人間だ。
だから、お金がない大人を見ても何も思わないし、弱いやつを見ても何も思わない。
"ただ、謝る"。
俺は完膚なきまで潰しにかかるスタイルで生きてきたが、この人は違う。
存在するだけで人を絶望させる天才だ。
相手の強さなんて眼中にない。
一人の人間として向き合ってる。
謝る?優しい?
何を言う。
弱いのを理由に謝られた事のないやつが抱く感想だ。
その子供のような言葉に、どれだけプライドが傷つけられることか。
それで何人もの魔導を極めようとした大人たちが泣いて筆を折り、研究を止め、引き篭もったことか。
「⋯⋯は」
「凄いじゃないか!
死者の魂と疑似生命の錬成!
弱いが魔導師としての本懐はあるんだな!」
「わ、儂が弱い?」
「どうした?弱いのはいいんだよ!
死者の魂をアカシック?
中々出来ることじゃない!」
「わ、わしは⋯⋯これでも宮廷魔導師として⋯⋯」
「宮廷魔導師?
おぉ、"そんなに質が下がったんだな"」
あぁ爺さん。気持ち分かるぜ。
その理解できない壁を見た時の絶望感。
「ふーん。
まぁ分からんが、とりあえず強力な制御機能を持ってるな。
確かに天帝くらいの実力を持っていても、魂に束縛を掛けられている状態では、会話は出来るにしろ、かなりの制御ができるに違いない」
あの人がそこまで言うということは、間違いない。
「だが相手が悪かったなー。
俺ってさ、そういうのすぐ分かんだよね。
だがらすぐ取っちゃった」
地力の差を理解させられるよ。
懐かしい。
「よーし。では馬鹿弟子」
⋯⋯まずい。
「折角だ。
この爺さんの記憶だと、どうやら俺を使ってお前を殺してほしいらしい」
「き、記憶の魔法だと!?
あ、あるわけがない!!」
「⋯⋯何するつもりだ?クソ師匠」
「この爺さん、弱いけどお前に恨みがあるらしいぞ?
とりあえず沿ってやるよ。
術式はとって制限はねぇし、まっ、自由の身だ。
うい、ほら。
かかってk──」
「雷轟炎墜」
肘を曲げ、拳を握る。
固有結界。
あのクソ師匠⋯⋯いつの間に強化してやがった。
一気に距離を取り、上級魔法であるエグリッションを撃ち込む。
矢印状になった炎の周りに紫電が絡みつく魔法が着弾し、きのこ雲がモクモク登る。
だが、そうだよなぁ?
「オイオイ⋯⋯さすが──俺の弟子だ」
煙の中から見える月夜が獅子を照らし嗤うような絶望感。
首を回しながら吐息混じりに煙から見えたその姿は、何千回とみた男の姿。
「何も言わなくても容赦なく撃ち込むその姿勢──やはり俺様の弟子だ」
鼻くそをほじりながら笑う、全くノーガードで防ぐその化物っぷりは健在だ。
亜空間から即効で指輪と小物を増やす。
今の俺では、少なくとも魔導具に頼らないとアレには太刀打ち出来ん。
源流の魔法陣を背後に展開させ、一気に射出する。
数秒で数百発。
ジジイの真似事ではない、俺の純魔力を込めた数百発。
「これなら⋯⋯」
更にあの人も知らない俺独自の魔法。
無数の魔法式と今までの魔法を重ね、重ね。
撃ち込み、撃ち込み⋯⋯とにかく短時間でやりまくる。
「さすがにこれなら⋯⋯⋯⋯っ!」
撃ち込み続け、展開していた俺の魔法陣。
それらが突然機能しない。
「オイオイ──」
脂汗と冷や汗が止まらない。
振り返ると、呆れたように立ち尽くす師の姿。
「馬鹿弟子⋯⋯歳とったか?
俺相手に魔法陣なんて良い度胸してんな」
陣空権。
ジジイに俺がやってみせたように、魔法使いというのはその魔法陣を破れるかどうかでその資質が大きく左右される。
ハッキング力、そして破られないように構築するセキュリティ能力。
そう。
俺が黄金の雫を使う時に最初に流用した──。
師であるこの男の持つ異質な眼。
"星眼"
「ほれ」
俺の手に返ってきた感覚。
全身が。
大昔の感覚が。
俺の身体を震わせる。
「んぁ?」
陣空権を返し、クソ師匠は至って普通に。
それはまるで、犬の散歩のリードを渡してくるような軽快さで言う。
「おい、どうした?」
異質な風と土埃。
悪寒と嫌な予感が的中した。
最悪だ。
心拍がどんどん速くなるのを感じる。
分かるさ。
空間から出てくるのはこれでもかという程紅い髪。
ウルフカットより少し短いくらいで、バサバサなあ、あぁ⋯⋯あの感じ。
そんで身長は2m10行かないくらいだし。
顔も良いに加えて鋭い目つきで全体的に男らしい。
何が言いたいか。
非の打ち所のないほど完成された男であるということ。
あーちくしょう。
こっちは色々やったってのに。
俺の容姿が悪いとまでは言わん。
だがよ。
あっちは最初からあのままであの強さなのは変わらねぇんだから溜まったもんじゃねぇ。
数百年ぶりに抱く感想だ。
⋯⋯あぁ懐かしい。
鍛えてもねぇのに上裸でも似合う筋肉もりもりの体で、両手で前にあるズボンのゴムの所を常に持ってる感じ。
「おい馬鹿弟子」
容赦なく自分のアソコを躊躇なく掻く実家にいるおっさんのノンデリなあの感じ。
ボリボリ頭を掻いて重心が上にあるような体の動かし方と歩く感じ。
なのにこれ以上ないほど野性味とイケメンが組み合わさった存在は見たことがない。
というか、なんか色々フィルター掛かって相殺されるのなんなん?
なんだ?段々腹立ってきた。
「ちなみにジジイ」
「ん?なんだ?」
「気付いてないか。馬鹿だなやはり」
「さぁアカシックに眠る強き魂よ!」
⋯⋯、⋯⋯、⋯⋯?
一瞬の沈黙だった。
ジジイは既に──四肢というものは消え去っている。
「ケルビン」
あぁ⋯⋯思い出すぜ。
この絶望感。
顎が無意識にカクカクすんの。
「やっぱさすがだな。
顔が変わっていても分かるなんて」
「なーに当たり前な事言ってるんだ。
考えなくてもわかるっての」
笑い方は昔から変わらない。
猛獣が笑ったような感じだ。
「なんでこんな状態で呼び出されたのかはわからんが、おそらくお前が呼んだ訳でもあるまい?」
「まぁ」
「おっ、爺さん、大丈夫か!?」
あの人正真正銘のサイコだ。
まぁ仕方ないか。
あの人は全てにおいて異質な存在だ。
声に魔力を乗せられる。
そう。初見殺しだ。
あの人が発すると一定以下レベルの敵と判断される生命体は命を奪われないしても、致命傷を負う。
つまり全体攻撃を常に掛けているということだ。
魔力を操作するというのは、物語ではさも簡単に映し出される。
だが現実はそんなに上手く行くわけがない。
一番わかりやすいのは、血液をさも当たり前のように動かしているようなものに近い。
ファンタジーとはいえ、それは無理だろう?
──一緒だ。
願っても、やれる芸当ではない。
それをあの人は声に乗せて喋るという常識外のことを平気でやってくる。
乗せている効果は多種多様。
腕が飛んだり、足が飛んだり。
ただ、弱ければ弱いほどその効果が高まる。
だから一定レベルというラインを引いているわけだ。
「きっ、貴様⋯⋯!どういうことだ!?」
「あァ?どうしたんだ爺さん?」
子供のようにキラキラした瞳。
ある意味、"俺より質が悪い"。
「クソ師匠」
「んぁ?」
「子供扱いしてやるな。魔導師だ」
「おぉ⋯⋯まじか!
爺さん魔導師だったのか!
悪い悪い、こんなに弱いと思ってなかったんだ」
俺が最初この人に抱いた感想は、
──「子供」だった。
人は幼少期があり、少年になる。
そして少年から青年へ。
青年から大人へとステップアップしていく。
だが誰しも自分は無敵だと思う時期というのは言葉にしないにしろあったと思う。
俺もあったし。
この人はある種、天才過ぎてその少年の時にあった全ての感情や行動パターンがそのまま大人になったというべき人間だ。
だから、お金がない大人を見ても何も思わないし、弱いやつを見ても何も思わない。
"ただ、謝る"。
俺は完膚なきまで潰しにかかるスタイルで生きてきたが、この人は違う。
存在するだけで人を絶望させる天才だ。
相手の強さなんて眼中にない。
一人の人間として向き合ってる。
謝る?優しい?
何を言う。
弱いのを理由に謝られた事のないやつが抱く感想だ。
その子供のような言葉に、どれだけプライドが傷つけられることか。
それで何人もの魔導を極めようとした大人たちが泣いて筆を折り、研究を止め、引き篭もったことか。
「⋯⋯は」
「凄いじゃないか!
死者の魂と疑似生命の錬成!
弱いが魔導師としての本懐はあるんだな!」
「わ、儂が弱い?」
「どうした?弱いのはいいんだよ!
死者の魂をアカシック?
中々出来ることじゃない!」
「わ、わしは⋯⋯これでも宮廷魔導師として⋯⋯」
「宮廷魔導師?
おぉ、"そんなに質が下がったんだな"」
あぁ爺さん。気持ち分かるぜ。
その理解できない壁を見た時の絶望感。
「ふーん。
まぁ分からんが、とりあえず強力な制御機能を持ってるな。
確かに天帝くらいの実力を持っていても、魂に束縛を掛けられている状態では、会話は出来るにしろ、かなりの制御ができるに違いない」
あの人がそこまで言うということは、間違いない。
「だが相手が悪かったなー。
俺ってさ、そういうのすぐ分かんだよね。
だがらすぐ取っちゃった」
地力の差を理解させられるよ。
懐かしい。
「よーし。では馬鹿弟子」
⋯⋯まずい。
「折角だ。
この爺さんの記憶だと、どうやら俺を使ってお前を殺してほしいらしい」
「き、記憶の魔法だと!?
あ、あるわけがない!!」
「⋯⋯何するつもりだ?クソ師匠」
「この爺さん、弱いけどお前に恨みがあるらしいぞ?
とりあえず沿ってやるよ。
術式はとって制限はねぇし、まっ、自由の身だ。
うい、ほら。
かかってk──」
「雷轟炎墜」
肘を曲げ、拳を握る。
固有結界。
あのクソ師匠⋯⋯いつの間に強化してやがった。
一気に距離を取り、上級魔法であるエグリッションを撃ち込む。
矢印状になった炎の周りに紫電が絡みつく魔法が着弾し、きのこ雲がモクモク登る。
だが、そうだよなぁ?
「オイオイ⋯⋯さすが──俺の弟子だ」
煙の中から見える月夜が獅子を照らし嗤うような絶望感。
首を回しながら吐息混じりに煙から見えたその姿は、何千回とみた男の姿。
「何も言わなくても容赦なく撃ち込むその姿勢──やはり俺様の弟子だ」
鼻くそをほじりながら笑う、全くノーガードで防ぐその化物っぷりは健在だ。
亜空間から即効で指輪と小物を増やす。
今の俺では、少なくとも魔導具に頼らないとアレには太刀打ち出来ん。
源流の魔法陣を背後に展開させ、一気に射出する。
数秒で数百発。
ジジイの真似事ではない、俺の純魔力を込めた数百発。
「これなら⋯⋯」
更にあの人も知らない俺独自の魔法。
無数の魔法式と今までの魔法を重ね、重ね。
撃ち込み、撃ち込み⋯⋯とにかく短時間でやりまくる。
「さすがにこれなら⋯⋯⋯⋯っ!」
撃ち込み続け、展開していた俺の魔法陣。
それらが突然機能しない。
「オイオイ──」
脂汗と冷や汗が止まらない。
振り返ると、呆れたように立ち尽くす師の姿。
「馬鹿弟子⋯⋯歳とったか?
俺相手に魔法陣なんて良い度胸してんな」
陣空権。
ジジイに俺がやってみせたように、魔法使いというのはその魔法陣を破れるかどうかでその資質が大きく左右される。
ハッキング力、そして破られないように構築するセキュリティ能力。
そう。
俺が黄金の雫を使う時に最初に流用した──。
師であるこの男の持つ異質な眼。
"星眼"
「ほれ」
俺の手に返ってきた感覚。
全身が。
大昔の感覚が。
俺の身体を震わせる。
「んぁ?」
陣空権を返し、クソ師匠は至って普通に。
それはまるで、犬の散歩のリードを渡してくるような軽快さで言う。
「おい、どうした?」
65
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる