209 / 247
世界征服編
都市伝説
しおりを挟む
不気味なBGMと共に、一人の男にスポットライトが当たる。
テレビのテロップには"悪魔崇拝"という文字。
ひな壇の芸能人たちがええ?という顔をしている中、一人の都市伝説テラーである樋口が前傾姿勢になって口を開いた。
『これね、今話題になってる話なんですけど』
『悪魔崇拝が?まさかぁ』
『いやいや、これマジなんですよ。
それでですね?』
そのまま喋りだす。
『まずこの発端となるのが1968年のフロリダ州にあるところで撮影されたこれなんですよ』
浮かび上がるのは謎の血塗られた現場の写真。
『これって言うのが、所謂悪魔崇拝の痕跡と呼ばれているものでして近代では中々お目にかかることのない本物の儀式が行われた場所として、都市伝説が好きな人たちには広く知れ渡ってるものなんですね』
『えぇ~不気味』
『このコンクリートに染み付いた痕跡あるでしょ?
明美ちゃん』
『はい』
『これが人間の生き血を啜ったとされる』
『きゃああ!やめてくださいよっ!』
ビビりながら女芸人の明美に肩を引っぱたかれている。
『なんで嬉しそうなのよ』
『ごめんごめん。
それでね?というか、皆さんにお聞きしたいのが、どんな理由で悪魔儀式をするんや?と思いません?』
『え?気になる気になる』
『流星くんも気になるねんな?』
『え、めっちゃ気になります』
『流星くんはちなみになんだと思う?』
『えー⋯⋯悪魔なので、多分⋯⋯願いを叶えてもらえるとか?』
『あー!良い線行ってる行ってる』
『ホンマか?適当言ってるんちゃうの?』
先輩芸人に突っ込まれながらも、樋口はいやいやと続ける。
『これ、実は、モハネの黙示録や様々な予言の書でも言われているんですよ』
と、予言の書の説明が写真とテロップで出てくる。
『これ、れっきとした有名な教典ですし、聖なる書なので、しっかりしているんです。
ご興味ある方は調べてもらって』
一笑いとって樋口は進める。
『これ、何が話題になっているかなんですけども、この写真だと英語なんですけど、これを翻訳すると、
"悪魔に祈る事で、全ての生物は救われる"
っていう文になるんですよ、これ』
司会の芸人はキョロキョロして声を張る。
『ちょちょ、誰か英語出来るやつおらへん?』
『あ、出来ます』
高学歴芸人の一人がそれをしっかり見つめて読むと。
『直訳なのであれですけど、今の意味で間違いないです』
スタジオの空気は氷る。
『そう。
それで、この悪魔儀式の"祈り"⋯⋯なんですけど、この祈りが、僕達人間だったら祈りってこうじゃないですか?』
『そうやな?
高両膝ついてこう両手を合わしてな?』
司会が後輩芸人の一人にやらせる。
『そうでそうです!
なんですけど、ここが悪魔と人間の違いになってて』
『ほうほう』
『悪魔の祈りは、人間で言うところの生贄を捧げるということなんです』
ヒェーという表情のひな壇の芸人。
『それでこれをするとどうなんの?』
『そうなんです。
これをすることによって、悪魔に力を与えることになってしまうわけなんですね』
『ほうほう』
『与えられた結果、本来なら悪魔というのは目に見えない存在なんですが──これが目に見えるくらい具現化したような悪魔が出てきてしまうと、世界が滅ぶと言われているんです』
『そんな事あるかぁー?
なぁ?』
司会芸人の言葉に観客も同じような反応を見せる。
『何より怖いのは、今から1000年前ほどに作られたこの聖なる書にも、そのようなことが書かれていて、こちらには黒い髪をした人間が大好物という風に書かれているんですね』
『おぉ?』
『それで思い当たるのが我々東洋の人間たちな訳ですよ』
『おぉ、おぉ』
『今、移民が多いじゃないですか?
聖なる書の記述にも2016年で一度世界は東の小さい島で停止するという風にも書かれているんです』
『えぇ、てことは今の移民が危ないって言うこと?』
『これがねぇ、分からないんですよ。
ただ、聞くところによると、結構色々宗教では黒いというのはあまり良くないとされているので、犯罪率も上がっている昨今、これみんな気をつけてね?っていう注意喚起になるんじゃないかっていう話ですね』
『何処が都市伝説やねん』
綺麗に芸人たちがダダンとわざとらしく転ぶ。
『いやいや、でもこの悪魔儀式は本当で、今日本で噂がちょくちょく上がってるんですよ、気になったら調べてみてください。
今はスマホで検索ができる時代になりましたからね』
「⋯⋯中々手が込んでるな?石田」
ソファに座りながら該当部分を見終わった俺は、振り返って飯を作っている石田に声をかける。
「白波会長に訊ねたところ、これなら行けるんじゃないか?ということで試してみました。
別に批判的でもなく、あくまでもオカルトの範囲でアプローチができるんじゃないかという事で」
秘密基地ではないが、いくつか土地を買っていた中にうちの近くにイイ感じの1軒家が建てられそうな場所があったので、異能を使うということにしてアパートを建てた。
石田にはしっかりとした魔法を見せる初めての機会だった。
もちろん、ぽかんとした顔をして「最初から全部やってくださいよ」なんて真顔で爆詰めされたのだが。
徒歩数分のところなので、実家にはすぐに帰れる。
基本的には石田にしか話していなくて、銀も治り次第こちらに来てくれるようだ。
意外と⋯⋯ではないか。
このヘンテコ右腕に助けられた。
詰んだと正直思っていたからだ。
「伊崎さん濃すぎず薄すぎない程度に味付けした奴と濃いめのやつどっちが良いですか」
「ガツンとする方」
「了解でーす。
あと一応、諸星さんにもそれとなく伝えておきました。
プロジェクトアマテラスに関与している企業、下請けにも、今後の事については各々対策するように」
「もう俺いらねぇんじゃね?」
「何言ってるんですか。
あなたが変えたのでしょう?日本を。
以前なら俺が言ったところで聞いてくれませんよ。
それだけ大和魂があるからその言葉に重みがあるんじゃないですか」
「まぁ⋯⋯そうか?」
「あなたはこういう真面目な話になると途端に逃げ腰ですね。
どうぞ、シチューです」
コトッと置かれたのはモクモク湯気くんと共に現れるホワイトシチューである。
「悩むのは良いですが、しっかりご飯食べて、飲み物飲んで、風呂に入って寝ることです。
ただ異能を使えばどうにでもなるわけじゃないんですから」
スプーンを持つ俺に、彼女みたいに笑いかけてくれる。
「お前結婚したいのか?」
「はい?
冗談言ってないで食べてくださいよ。
とにかく、てるてるなんちゃらという飲み物を飲まないといけないんですよね?
お風呂の準備は終わっていますし、早く済ましちゃってくださいね。
とりあえず、特殊作戦群の檜山さんと芦屋さんに声かけときましたから」
「そいつらは?」
「どうやら裏で超常的な物と戦闘経験や関わりがあるという事で有名な人間たちです。
とにかく会ってみて私的には良さげだったので伊崎さんと一目会わせようということに」
⋯⋯本当、なんか成長ってこんな気持ちだったなぁ。
優秀になったなぁ、石田くん。
テレビのテロップには"悪魔崇拝"という文字。
ひな壇の芸能人たちがええ?という顔をしている中、一人の都市伝説テラーである樋口が前傾姿勢になって口を開いた。
『これね、今話題になってる話なんですけど』
『悪魔崇拝が?まさかぁ』
『いやいや、これマジなんですよ。
それでですね?』
そのまま喋りだす。
『まずこの発端となるのが1968年のフロリダ州にあるところで撮影されたこれなんですよ』
浮かび上がるのは謎の血塗られた現場の写真。
『これって言うのが、所謂悪魔崇拝の痕跡と呼ばれているものでして近代では中々お目にかかることのない本物の儀式が行われた場所として、都市伝説が好きな人たちには広く知れ渡ってるものなんですね』
『えぇ~不気味』
『このコンクリートに染み付いた痕跡あるでしょ?
明美ちゃん』
『はい』
『これが人間の生き血を啜ったとされる』
『きゃああ!やめてくださいよっ!』
ビビりながら女芸人の明美に肩を引っぱたかれている。
『なんで嬉しそうなのよ』
『ごめんごめん。
それでね?というか、皆さんにお聞きしたいのが、どんな理由で悪魔儀式をするんや?と思いません?』
『え?気になる気になる』
『流星くんも気になるねんな?』
『え、めっちゃ気になります』
『流星くんはちなみになんだと思う?』
『えー⋯⋯悪魔なので、多分⋯⋯願いを叶えてもらえるとか?』
『あー!良い線行ってる行ってる』
『ホンマか?適当言ってるんちゃうの?』
先輩芸人に突っ込まれながらも、樋口はいやいやと続ける。
『これ、実は、モハネの黙示録や様々な予言の書でも言われているんですよ』
と、予言の書の説明が写真とテロップで出てくる。
『これ、れっきとした有名な教典ですし、聖なる書なので、しっかりしているんです。
ご興味ある方は調べてもらって』
一笑いとって樋口は進める。
『これ、何が話題になっているかなんですけども、この写真だと英語なんですけど、これを翻訳すると、
"悪魔に祈る事で、全ての生物は救われる"
っていう文になるんですよ、これ』
司会の芸人はキョロキョロして声を張る。
『ちょちょ、誰か英語出来るやつおらへん?』
『あ、出来ます』
高学歴芸人の一人がそれをしっかり見つめて読むと。
『直訳なのであれですけど、今の意味で間違いないです』
スタジオの空気は氷る。
『そう。
それで、この悪魔儀式の"祈り"⋯⋯なんですけど、この祈りが、僕達人間だったら祈りってこうじゃないですか?』
『そうやな?
高両膝ついてこう両手を合わしてな?』
司会が後輩芸人の一人にやらせる。
『そうでそうです!
なんですけど、ここが悪魔と人間の違いになってて』
『ほうほう』
『悪魔の祈りは、人間で言うところの生贄を捧げるということなんです』
ヒェーという表情のひな壇の芸人。
『それでこれをするとどうなんの?』
『そうなんです。
これをすることによって、悪魔に力を与えることになってしまうわけなんですね』
『ほうほう』
『与えられた結果、本来なら悪魔というのは目に見えない存在なんですが──これが目に見えるくらい具現化したような悪魔が出てきてしまうと、世界が滅ぶと言われているんです』
『そんな事あるかぁー?
なぁ?』
司会芸人の言葉に観客も同じような反応を見せる。
『何より怖いのは、今から1000年前ほどに作られたこの聖なる書にも、そのようなことが書かれていて、こちらには黒い髪をした人間が大好物という風に書かれているんですね』
『おぉ?』
『それで思い当たるのが我々東洋の人間たちな訳ですよ』
『おぉ、おぉ』
『今、移民が多いじゃないですか?
聖なる書の記述にも2016年で一度世界は東の小さい島で停止するという風にも書かれているんです』
『えぇ、てことは今の移民が危ないって言うこと?』
『これがねぇ、分からないんですよ。
ただ、聞くところによると、結構色々宗教では黒いというのはあまり良くないとされているので、犯罪率も上がっている昨今、これみんな気をつけてね?っていう注意喚起になるんじゃないかっていう話ですね』
『何処が都市伝説やねん』
綺麗に芸人たちがダダンとわざとらしく転ぶ。
『いやいや、でもこの悪魔儀式は本当で、今日本で噂がちょくちょく上がってるんですよ、気になったら調べてみてください。
今はスマホで検索ができる時代になりましたからね』
「⋯⋯中々手が込んでるな?石田」
ソファに座りながら該当部分を見終わった俺は、振り返って飯を作っている石田に声をかける。
「白波会長に訊ねたところ、これなら行けるんじゃないか?ということで試してみました。
別に批判的でもなく、あくまでもオカルトの範囲でアプローチができるんじゃないかという事で」
秘密基地ではないが、いくつか土地を買っていた中にうちの近くにイイ感じの1軒家が建てられそうな場所があったので、異能を使うということにしてアパートを建てた。
石田にはしっかりとした魔法を見せる初めての機会だった。
もちろん、ぽかんとした顔をして「最初から全部やってくださいよ」なんて真顔で爆詰めされたのだが。
徒歩数分のところなので、実家にはすぐに帰れる。
基本的には石田にしか話していなくて、銀も治り次第こちらに来てくれるようだ。
意外と⋯⋯ではないか。
このヘンテコ右腕に助けられた。
詰んだと正直思っていたからだ。
「伊崎さん濃すぎず薄すぎない程度に味付けした奴と濃いめのやつどっちが良いですか」
「ガツンとする方」
「了解でーす。
あと一応、諸星さんにもそれとなく伝えておきました。
プロジェクトアマテラスに関与している企業、下請けにも、今後の事については各々対策するように」
「もう俺いらねぇんじゃね?」
「何言ってるんですか。
あなたが変えたのでしょう?日本を。
以前なら俺が言ったところで聞いてくれませんよ。
それだけ大和魂があるからその言葉に重みがあるんじゃないですか」
「まぁ⋯⋯そうか?」
「あなたはこういう真面目な話になると途端に逃げ腰ですね。
どうぞ、シチューです」
コトッと置かれたのはモクモク湯気くんと共に現れるホワイトシチューである。
「悩むのは良いですが、しっかりご飯食べて、飲み物飲んで、風呂に入って寝ることです。
ただ異能を使えばどうにでもなるわけじゃないんですから」
スプーンを持つ俺に、彼女みたいに笑いかけてくれる。
「お前結婚したいのか?」
「はい?
冗談言ってないで食べてくださいよ。
とにかく、てるてるなんちゃらという飲み物を飲まないといけないんですよね?
お風呂の準備は終わっていますし、早く済ましちゃってくださいね。
とりあえず、特殊作戦群の檜山さんと芦屋さんに声かけときましたから」
「そいつらは?」
「どうやら裏で超常的な物と戦闘経験や関わりがあるという事で有名な人間たちです。
とにかく会ってみて私的には良さげだったので伊崎さんと一目会わせようということに」
⋯⋯本当、なんか成長ってこんな気持ちだったなぁ。
優秀になったなぁ、石田くん。
60
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる