212 / 252
世界征服編
亜空間旅行(中編)
少し精神的にキツイものがあったのだが、目を背けずにいれた方だろう。
刻む事も、自分なら書きそうだなと思う文章だ。
「まっ」
扉から出て、指先に魔力を集中させて壁に刻む。
"2016年、俺はみんなの人生をどうにか出来た"
"大丈夫"
「これで、お焚き上げだな」
もう来ることはないだろう。
「⋯⋯⋯⋯」
振り返って俺は、そっと扉を触る。
「叶ったよ。
白波紗季、渡瀬美智、伊崎静音、伊崎吉伸、伊崎南、伊崎拳哉。
そして、伊崎湊翔。
⋯⋯今、全員生きてる」
少しジンと来るな。
「過去の俺よ、安らかに」
煙草に火をつけ、一吸い。
「さっ、そんな事より」
ゴミ箱とオートマタコレクションが気になって夜しか眠れない。
早速向かう。
「おぉ、ゴミ箱に看板があるなんてな」
到着するのだが、入口前に看板がある。
"ここから先、ゴミ箱にて"
"関係者以外立ち入りを禁ずる"
「ゴミ箱に立ち入りを禁ずるなんてどうかs──」
入りながら少し顔を上げると、そこには。
「⋯⋯あぁ。
当時の俺からしたらゴミだな」
瞳には大量の光が反射している大ホールである。
「懐かしい物がいくつもあるな」
まぁ要約すると、この部屋にある"ゴミ"と称されているのは、俺が万物の王として貴族や地方の人間たちに関与していた時代。
年に数回、遥々俺に献上品を持ってやってきていたんだ。
その時の献上品が、この大ホールに全て集められている。
献上品⋯⋯まぁ、分かるだろ?
「これは竜の涙、こっちはピンクダイヤモンド⋯⋯だっけ」
確か龍帝に勝利した後、毎年龍族から貰っていたな。
ちなみに余談だが、この竜の涙は球体なのだが、大きさで言うとネックレスの先端部分に付いているくらいの大きさだ。
この球体には竜族の特殊なマナが含まれており、人間が使う魔法とは別次元の威力と濃度がこの涙には込められている。
例えて言うなら、ファイヤーボールという魔法があったとして、竜の涙を使用すると4段階ぐらい人間の測りで言うと威力が上がる。
これには龍族ならではの特殊な臓器によるものだ。
まぁ詳細が知りたかったらいつか研究資料もあるだろうから説明してやるさ。
「俺、こう見たらマジで大悪党だな。
いや、実際そうか」
その場にしゃがみ込みながら大量の献上品を手でどかして一つずつ見ていく。
「おっ、これは港町のなんとかのビーナスがなんちゃらだったな。
こっちはイエローサファイヤ。
あーあったな。
確かガキ共が宝石を使った杖が欲しいというから、献上させたんだっけかな」
それだけではない。
大ホールにたっぷりあるのはドレスや貴重な素材、魔導具や魔剣の類もだ。
「白波や衣里たちにあげるか?」
この量⋯⋯。
とても消費できる量じゃない。
「あとは⋯⋯おぉ、お遊びで作った俺の実験品もあんのか」
小瓶に入った俺の精製した何か。
確か覚えてるのは、感度がゴニョゴニョだったり、夢見が良くなったりするやつとか、色々あったな。
「⋯⋯っと、マジでこんな事ばっかしてたら時間がかかって仕方ないな」
とりあえず女物と必要そうなものは回収してっと。
「昇降機でチラッと見て、帰りにオートマタと書斎に寄ろう」
流石に1000年以上溜め込んだこの亜空間をこんな一日で制覇できるわけないな。
左手の方に昇降機があるので乗って操作を試みる。
ゴミ箱に昇降機って感じだが。
「転移じゃないのは仕様か?」
ウウーンとゆっくり上がっていくエレベーターのようなもの。
魔力を使えば色々出来るはずなのに。
勿体無い。
手摺りに寄りかかり、じわじわしか上がっていかない昇降機が登るさまを、俺は待ち続けた。
*
「俺は錬金術師のはずなんだが⋯⋯科学者か何かか?」
とりあえず登り終わった。
登るとすぐに見えたのは、看板と明らかにヤバそうな台座に乗っているジジジと音を鳴らしそうな玉だ。
「なんだ?これ」
"戦略級兵器倉庫、触れたら死ぬ物もあるので、俺以外が触らないように"
看板もかなりだな。
明らかにヤバそうだ。
触れたらマジで壊れるか爆発するかの二択だ。
「⋯⋯ああ、待てよ?」
その場で考える。
確か⋯⋯
「これ、魔導の石じゃなかったか?」
そうだ。
確か全盛期の俺が作ったやつの中に音を鳴らすように設計した魔導具があったような気がする。
「魔導の石なら、結構色々ツッコミどころはある」
これは言わば、ゼウスプロジェクトの完全上位互換だ。
これはもう最初から俺の全盛期の魔力を永遠に込めていた代物だ。
「ただ、下手をすると詰む」
今の俺の知識量で触れたらまずいな。
「それに多分、この場所を動かすための動力源臭い」
広大で、無骨なこの場所。
天井はその果てを見せず、奥行きも果てを見ることはできない。
例えると全ての色がコンクリ一色。
そんなこの場所に一人でいたっていう事実。
「そんで、明らかに異質なモノがいくつも雑に置いてるな」
一番近いものを触ると。
「俺、馬鹿正直に看板置いてるやん」
"台風サイコロ!"
"振って1から6のどれかの天気に変えることが出来るよ!"
「これ、どこで使うんだ?」
だが、これは場所によって神様になるだろうな。
魔法で天気を変えることなどできない。
それを可能にしたって事は、だ。
美容室に置いてあるようなカートには他にも乱雑にご丁寧に付箋に近いものにその兵器の名前が書かれてある。
"不壊のツルハシ!
絶対に壊れないよ!"
"アースクイックルワイパー!
これは地震を起こして国を破壊する道具だよ!"
"ミラージュシンドリア!
任意の鏡とこの手鏡を繋ぐことができるよ!"
"スクロール・インパクト!
これを使うと任意の場所に隕石を落とすことができるよ!
これ使ったら他国の人に怒られた!"
「⋯⋯馬鹿、こんなものなんで一緒くたに集めてんだ馬鹿者」
思わず汚いものみたいに投げてしまった。
危ねぇじゃねぇか。
スクロールなんて何枚も置いてあるし。
あとは、わざと空間を確保してあるあそこにある銃とかデカイ塔、そんなんがゴロゴロ置いてある。
少し近付いてメモを見る。
"吸魔の塔。
半径100キロに存在する魔力を奪う代物。
転移後に空からこれを出して投げつければすぐに無力化出来る。
ただし自分も無くなるので、設置後10秒で転移することをおすすめする"
"デマイヤ。
周波数によって生命を絶命させるラッパだぞ"
"魔導船・アルタイヤ"
"魔力供給により、永遠に飛行可能。
カスタムパーツは別フロアに"
まぁ見るだけで近くにこれだけある。
奥も色々見えるし、一旦これくらいでいいだろう。
「とりあえず降りよう。
予想以上に時間が掛かりそうだな」
こんなんじゃマジで1年かかるな。
徒歩1分圏内にこれだけの兵器だなんだのってある訳だからな。
と、俺はそのまま下層の扉を見つけてまたスキャンを通すとカチャンと音が鳴る。
そしてまた。
光が俺に映し出される。
"お前はお前だ"
"下層は面白くない"
"ただの積み上げだ"
"きっと中層の感覚でいるとつまらなく感じるだろう"
"だがまぁ、見てくれ"
"遺した自分という存在の証を"
「あぁ。お前は俺だろうから」
少し鼻で笑って、俺はそのまま下層へと足を進めた。
刻む事も、自分なら書きそうだなと思う文章だ。
「まっ」
扉から出て、指先に魔力を集中させて壁に刻む。
"2016年、俺はみんなの人生をどうにか出来た"
"大丈夫"
「これで、お焚き上げだな」
もう来ることはないだろう。
「⋯⋯⋯⋯」
振り返って俺は、そっと扉を触る。
「叶ったよ。
白波紗季、渡瀬美智、伊崎静音、伊崎吉伸、伊崎南、伊崎拳哉。
そして、伊崎湊翔。
⋯⋯今、全員生きてる」
少しジンと来るな。
「過去の俺よ、安らかに」
煙草に火をつけ、一吸い。
「さっ、そんな事より」
ゴミ箱とオートマタコレクションが気になって夜しか眠れない。
早速向かう。
「おぉ、ゴミ箱に看板があるなんてな」
到着するのだが、入口前に看板がある。
"ここから先、ゴミ箱にて"
"関係者以外立ち入りを禁ずる"
「ゴミ箱に立ち入りを禁ずるなんてどうかs──」
入りながら少し顔を上げると、そこには。
「⋯⋯あぁ。
当時の俺からしたらゴミだな」
瞳には大量の光が反射している大ホールである。
「懐かしい物がいくつもあるな」
まぁ要約すると、この部屋にある"ゴミ"と称されているのは、俺が万物の王として貴族や地方の人間たちに関与していた時代。
年に数回、遥々俺に献上品を持ってやってきていたんだ。
その時の献上品が、この大ホールに全て集められている。
献上品⋯⋯まぁ、分かるだろ?
「これは竜の涙、こっちはピンクダイヤモンド⋯⋯だっけ」
確か龍帝に勝利した後、毎年龍族から貰っていたな。
ちなみに余談だが、この竜の涙は球体なのだが、大きさで言うとネックレスの先端部分に付いているくらいの大きさだ。
この球体には竜族の特殊なマナが含まれており、人間が使う魔法とは別次元の威力と濃度がこの涙には込められている。
例えて言うなら、ファイヤーボールという魔法があったとして、竜の涙を使用すると4段階ぐらい人間の測りで言うと威力が上がる。
これには龍族ならではの特殊な臓器によるものだ。
まぁ詳細が知りたかったらいつか研究資料もあるだろうから説明してやるさ。
「俺、こう見たらマジで大悪党だな。
いや、実際そうか」
その場にしゃがみ込みながら大量の献上品を手でどかして一つずつ見ていく。
「おっ、これは港町のなんとかのビーナスがなんちゃらだったな。
こっちはイエローサファイヤ。
あーあったな。
確かガキ共が宝石を使った杖が欲しいというから、献上させたんだっけかな」
それだけではない。
大ホールにたっぷりあるのはドレスや貴重な素材、魔導具や魔剣の類もだ。
「白波や衣里たちにあげるか?」
この量⋯⋯。
とても消費できる量じゃない。
「あとは⋯⋯おぉ、お遊びで作った俺の実験品もあんのか」
小瓶に入った俺の精製した何か。
確か覚えてるのは、感度がゴニョゴニョだったり、夢見が良くなったりするやつとか、色々あったな。
「⋯⋯っと、マジでこんな事ばっかしてたら時間がかかって仕方ないな」
とりあえず女物と必要そうなものは回収してっと。
「昇降機でチラッと見て、帰りにオートマタと書斎に寄ろう」
流石に1000年以上溜め込んだこの亜空間をこんな一日で制覇できるわけないな。
左手の方に昇降機があるので乗って操作を試みる。
ゴミ箱に昇降機って感じだが。
「転移じゃないのは仕様か?」
ウウーンとゆっくり上がっていくエレベーターのようなもの。
魔力を使えば色々出来るはずなのに。
勿体無い。
手摺りに寄りかかり、じわじわしか上がっていかない昇降機が登るさまを、俺は待ち続けた。
*
「俺は錬金術師のはずなんだが⋯⋯科学者か何かか?」
とりあえず登り終わった。
登るとすぐに見えたのは、看板と明らかにヤバそうな台座に乗っているジジジと音を鳴らしそうな玉だ。
「なんだ?これ」
"戦略級兵器倉庫、触れたら死ぬ物もあるので、俺以外が触らないように"
看板もかなりだな。
明らかにヤバそうだ。
触れたらマジで壊れるか爆発するかの二択だ。
「⋯⋯ああ、待てよ?」
その場で考える。
確か⋯⋯
「これ、魔導の石じゃなかったか?」
そうだ。
確か全盛期の俺が作ったやつの中に音を鳴らすように設計した魔導具があったような気がする。
「魔導の石なら、結構色々ツッコミどころはある」
これは言わば、ゼウスプロジェクトの完全上位互換だ。
これはもう最初から俺の全盛期の魔力を永遠に込めていた代物だ。
「ただ、下手をすると詰む」
今の俺の知識量で触れたらまずいな。
「それに多分、この場所を動かすための動力源臭い」
広大で、無骨なこの場所。
天井はその果てを見せず、奥行きも果てを見ることはできない。
例えると全ての色がコンクリ一色。
そんなこの場所に一人でいたっていう事実。
「そんで、明らかに異質なモノがいくつも雑に置いてるな」
一番近いものを触ると。
「俺、馬鹿正直に看板置いてるやん」
"台風サイコロ!"
"振って1から6のどれかの天気に変えることが出来るよ!"
「これ、どこで使うんだ?」
だが、これは場所によって神様になるだろうな。
魔法で天気を変えることなどできない。
それを可能にしたって事は、だ。
美容室に置いてあるようなカートには他にも乱雑にご丁寧に付箋に近いものにその兵器の名前が書かれてある。
"不壊のツルハシ!
絶対に壊れないよ!"
"アースクイックルワイパー!
これは地震を起こして国を破壊する道具だよ!"
"ミラージュシンドリア!
任意の鏡とこの手鏡を繋ぐことができるよ!"
"スクロール・インパクト!
これを使うと任意の場所に隕石を落とすことができるよ!
これ使ったら他国の人に怒られた!"
「⋯⋯馬鹿、こんなものなんで一緒くたに集めてんだ馬鹿者」
思わず汚いものみたいに投げてしまった。
危ねぇじゃねぇか。
スクロールなんて何枚も置いてあるし。
あとは、わざと空間を確保してあるあそこにある銃とかデカイ塔、そんなんがゴロゴロ置いてある。
少し近付いてメモを見る。
"吸魔の塔。
半径100キロに存在する魔力を奪う代物。
転移後に空からこれを出して投げつければすぐに無力化出来る。
ただし自分も無くなるので、設置後10秒で転移することをおすすめする"
"デマイヤ。
周波数によって生命を絶命させるラッパだぞ"
"魔導船・アルタイヤ"
"魔力供給により、永遠に飛行可能。
カスタムパーツは別フロアに"
まぁ見るだけで近くにこれだけある。
奥も色々見えるし、一旦これくらいでいいだろう。
「とりあえず降りよう。
予想以上に時間が掛かりそうだな」
こんなんじゃマジで1年かかるな。
徒歩1分圏内にこれだけの兵器だなんだのってある訳だからな。
と、俺はそのまま下層の扉を見つけてまたスキャンを通すとカチャンと音が鳴る。
そしてまた。
光が俺に映し出される。
"お前はお前だ"
"下層は面白くない"
"ただの積み上げだ"
"きっと中層の感覚でいるとつまらなく感じるだろう"
"だがまぁ、見てくれ"
"遺した自分という存在の証を"
「あぁ。お前は俺だろうから」
少し鼻で笑って、俺はそのまま下層へと足を進めた。
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
【完結】魅了の魔法にかけられて全てを失った俺は、最強の魔法剣士になり時を巻き戻す
金峯蓮華
ファンタジー
戦に負け、国が滅び、俺ひとりだけ生き残った。愛する女を失い、俺は死に場所を求め、傭兵となり各地を漂っていた。そんな時、ある男に声をかけられた。
「よぉ、にいちゃん。お前、魅了魔法がかかってるぜ。それも強烈に強いヤツだ。解いてやろうか?」
魅了魔法? なんだそれは?
その男との出会いが俺の人生を変えた。俺は時間をもどし、未来を変える。
R15は死のシーンがあるための保険です。
独自の異世界の物語です。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)