31 / 247
国内無双編
なぁ? 俺ってさ?唯一の法則だったよな?
しおりを挟む
⋯⋯なぁ。
「わーい! 今日はごちそーだー!」
ビキビキと今、俺の額には血管が浮き上がっている事だろう。
「おい鈴! そっちの部屋に行くな!」
ドタバタ俺の作業中に目の前で走り回る二人のガキ。
「伊崎さーん。カレーまだですか?」
ビキビキビキビキビキビキと。
何かがブチブチ切れそう。
殺すぞ、コイツら。
「石田、やめないか。
大将は今一生懸命何かやってるんだ。
カレーの催促など──俺達は警護しているんだぞ?」
そうだな。
冷静な目線だ、銀。
でもな?
今駆け回ってるガキ二人──お前んとこの兄弟なんだわ。
「ねぇ! お兄ちゃん、何やってるの?」
「何やってるの?」
⋯⋯俺ってさ。
法則なんだよね?
王族達が頭を下げる存在なの。
おもてなしで高級娼婦がこぞってくるのね?
そうだよ。
ただの面会でね?
なのになんだこれ。
なんでこんな猫みたいに俺の背中によじ登って⋯⋯。
「おい、降りろ」
「いやっ! 降りない!」
「ここ私のとくとーせき!」
終いには半ば強引な肩車である。
ブチッと音が聞こえるのだが、我慢だ。
相手はガキだな?
そうだな?
どう考えてもまだ小学生のガキだ。
我慢しろ、法則。
どうにかしろ、銀。
視線を送るのだが。
返答はふいっと視線を逸らされる始末である。
⋯⋯オメェの兄弟だろうがよ。おい、てめぇコラァ。
「なにやってるの?」
「なにやってるの!」
「あァ? 株見てんだよ」
「かぶー? おいしいの?」
覗き込んでくるから仕方ねぇか。
「ウマかねぇよ。そうだな。
あそこにいる銀譲お兄ちゃんみたいに頑張らなくてもいいようにお金を稼げる方法だよー」
「「ごほっ!!ごほっ!」」
お茶を飲んでいた銀と石田が同時に噴く。
「そ、そんなのあんまりですよ!」
「あァ!?」
「⋯⋯やべ、伊崎さんの怒りが」
シューンみたいな効果音の如く、石田はパパッと姿を消した。
それでいい。余計な奴は今いらん!!
「だから大将を選んだ。鈴と大地が困らない選択をさせるには」
「プライドはないのかねぇ」
「⋯⋯無い。兄弟を食わせないといけないから」
ま、気持ちはわかりますっと。
「ほら、見ろ」
「んー?」
「なんか色々書いてあるだろ?
お金さえあれば、こういうのをやっていけばそこそこいっぱいご飯が食べられるようになるぞ」
「ほんと? お兄ちゃんが頑張らなくてもいいの?」
そう言って俺を見る目は、どこまでも純粋。
子供はこういう所があるからな。
「まぁな。ただ、勉強が出来ないとな」
「勉強いやー!」
「まぁそれは仕方ない」
俺も過去では定時制しか結局行ってないしな。
ただ、簿記とかは取ってたからまぁそこそこ?
あんま覚えてないや。
ただ、頭は言うてだった気がする。
ごめん。頭が良い人。
「ま、こんなところでいっか」
まだ乗っかってるな。
「ほら、カレー作ってやるから、降りろ」
「「え!?やったー!!」」
*
きっかけは銀の一言だった。
『すまん。一週間分の飯を作ってやらなければならない』
いや知らんがな。
とは思ったが、警護の都合上帰れないと言いたいのを理解するのに2秒掛かった。
どうせここに来る人間などほぼいない。
聞けば銀のご両親は中々のモノらしい。
放っておくと碌なことにならないそうだ。
と、いうわけで、ウチに連れてくることで、警護と兄弟に飯を食わせるという理由を作れたのはいい。
しかしだな。
兄弟は当たり前だが俺が誰かを知らない。
"無邪気"である。
まぁ当たり前だが。
なので逆に俺が困った事になった。
石田がカレーカレー言うもんだから感化されてるし。
はぁ。カレー作ろ。
「おい、銀。エイノとハーレンシアは何処にある?」
「⋯⋯⋯⋯?なんだって大将?」
しまった。つい向こうの癖が。
「野菜の皮剥きをやるから野菜を持ってきてくれ」
「了解した」
まぁ、カレー作りなんて大したことではない。
ただ、気になってる人間も多い事だから、一応説明する。
皮を剥いて、材料を切る。
炒めて、煮る。
カレーのルーを最後に入れて、コトコト出来上がるのを待つ。
ツッコミは分かってる。
普通のカレーやないか。
仰る通り。
まぁここまでが至って普通のカレーだろう。
実際、作成手順としてはここまでは一緒。
じゃあ何が違うのか?
「うわー美味しそうー」
「カレーだー!」
「ほら、離れてろ」
ガキ二人をどかし、俺は鍋に手を"翳す"。
誰もゲームのようなエフェクトは見えないだろうが、俺には見えてる。
漂う生気と自身の魔力の流れが。
俺の世界の錬金術師は⋯⋯というか、俺と師匠はだが、万物を弄れると言ったほうがいいのかな。
魔力の流れを操作したり、成分を変えたりする事ができる。
そのレベルが他と違いすぎる。
それが──俺と師匠が錬金術師として最強という単語を冠している理由だ。
特に、俺は水に関しては最強と言われる師匠よりも上である。
エリクサーも、元を辿っていけば血液の成分を弄るのが取り掛かる最初のことだから。
翳して数秒。
俺はそれを終えると、あとは配膳を任せようと銀達のいる方へ向くと。
ーーヴヴ!
携帯を見ると、そこには知らない番号。
「はい、もしもし」
『初めまして──と言ったほうがいいかな?
それとも、死神と呼べばいいですかな?
または天使様と呼べば?』
まぁ色々あったから仕方なかったが、意外と時間が掛かったな。
「ただの人間ですよ。
もう時期高校受験を控える──ね?」
『ハハハハ!謙遜するとは面白い御仁ですな!
ではその御仁と会うためにはいつ頃がいいですかな?』
「こちらは夏休みですからね。
時間さえ仰っていただければ」
『ではすぐ車で出発するとしましょう。
場所を教えていただいても?』
住所を教え、軽く雑談してすぐに電話は終わる。
直接会うんだから会話はこれ以上必要ない。
と振り返ると。
既に俺を放置してカレーを食べる強面数十人と、純粋に食べる子供たちが視界には映った。
⋯⋯頼むから無言でカレーを食うのだけは勘弁してくれ。
そんで、上下関係があるお前らは、俺を差し置いてかっこむな。
殺すぞ。
「わーい! 今日はごちそーだー!」
ビキビキと今、俺の額には血管が浮き上がっている事だろう。
「おい鈴! そっちの部屋に行くな!」
ドタバタ俺の作業中に目の前で走り回る二人のガキ。
「伊崎さーん。カレーまだですか?」
ビキビキビキビキビキビキと。
何かがブチブチ切れそう。
殺すぞ、コイツら。
「石田、やめないか。
大将は今一生懸命何かやってるんだ。
カレーの催促など──俺達は警護しているんだぞ?」
そうだな。
冷静な目線だ、銀。
でもな?
今駆け回ってるガキ二人──お前んとこの兄弟なんだわ。
「ねぇ! お兄ちゃん、何やってるの?」
「何やってるの?」
⋯⋯俺ってさ。
法則なんだよね?
王族達が頭を下げる存在なの。
おもてなしで高級娼婦がこぞってくるのね?
そうだよ。
ただの面会でね?
なのになんだこれ。
なんでこんな猫みたいに俺の背中によじ登って⋯⋯。
「おい、降りろ」
「いやっ! 降りない!」
「ここ私のとくとーせき!」
終いには半ば強引な肩車である。
ブチッと音が聞こえるのだが、我慢だ。
相手はガキだな?
そうだな?
どう考えてもまだ小学生のガキだ。
我慢しろ、法則。
どうにかしろ、銀。
視線を送るのだが。
返答はふいっと視線を逸らされる始末である。
⋯⋯オメェの兄弟だろうがよ。おい、てめぇコラァ。
「なにやってるの?」
「なにやってるの!」
「あァ? 株見てんだよ」
「かぶー? おいしいの?」
覗き込んでくるから仕方ねぇか。
「ウマかねぇよ。そうだな。
あそこにいる銀譲お兄ちゃんみたいに頑張らなくてもいいようにお金を稼げる方法だよー」
「「ごほっ!!ごほっ!」」
お茶を飲んでいた銀と石田が同時に噴く。
「そ、そんなのあんまりですよ!」
「あァ!?」
「⋯⋯やべ、伊崎さんの怒りが」
シューンみたいな効果音の如く、石田はパパッと姿を消した。
それでいい。余計な奴は今いらん!!
「だから大将を選んだ。鈴と大地が困らない選択をさせるには」
「プライドはないのかねぇ」
「⋯⋯無い。兄弟を食わせないといけないから」
ま、気持ちはわかりますっと。
「ほら、見ろ」
「んー?」
「なんか色々書いてあるだろ?
お金さえあれば、こういうのをやっていけばそこそこいっぱいご飯が食べられるようになるぞ」
「ほんと? お兄ちゃんが頑張らなくてもいいの?」
そう言って俺を見る目は、どこまでも純粋。
子供はこういう所があるからな。
「まぁな。ただ、勉強が出来ないとな」
「勉強いやー!」
「まぁそれは仕方ない」
俺も過去では定時制しか結局行ってないしな。
ただ、簿記とかは取ってたからまぁそこそこ?
あんま覚えてないや。
ただ、頭は言うてだった気がする。
ごめん。頭が良い人。
「ま、こんなところでいっか」
まだ乗っかってるな。
「ほら、カレー作ってやるから、降りろ」
「「え!?やったー!!」」
*
きっかけは銀の一言だった。
『すまん。一週間分の飯を作ってやらなければならない』
いや知らんがな。
とは思ったが、警護の都合上帰れないと言いたいのを理解するのに2秒掛かった。
どうせここに来る人間などほぼいない。
聞けば銀のご両親は中々のモノらしい。
放っておくと碌なことにならないそうだ。
と、いうわけで、ウチに連れてくることで、警護と兄弟に飯を食わせるという理由を作れたのはいい。
しかしだな。
兄弟は当たり前だが俺が誰かを知らない。
"無邪気"である。
まぁ当たり前だが。
なので逆に俺が困った事になった。
石田がカレーカレー言うもんだから感化されてるし。
はぁ。カレー作ろ。
「おい、銀。エイノとハーレンシアは何処にある?」
「⋯⋯⋯⋯?なんだって大将?」
しまった。つい向こうの癖が。
「野菜の皮剥きをやるから野菜を持ってきてくれ」
「了解した」
まぁ、カレー作りなんて大したことではない。
ただ、気になってる人間も多い事だから、一応説明する。
皮を剥いて、材料を切る。
炒めて、煮る。
カレーのルーを最後に入れて、コトコト出来上がるのを待つ。
ツッコミは分かってる。
普通のカレーやないか。
仰る通り。
まぁここまでが至って普通のカレーだろう。
実際、作成手順としてはここまでは一緒。
じゃあ何が違うのか?
「うわー美味しそうー」
「カレーだー!」
「ほら、離れてろ」
ガキ二人をどかし、俺は鍋に手を"翳す"。
誰もゲームのようなエフェクトは見えないだろうが、俺には見えてる。
漂う生気と自身の魔力の流れが。
俺の世界の錬金術師は⋯⋯というか、俺と師匠はだが、万物を弄れると言ったほうがいいのかな。
魔力の流れを操作したり、成分を変えたりする事ができる。
そのレベルが他と違いすぎる。
それが──俺と師匠が錬金術師として最強という単語を冠している理由だ。
特に、俺は水に関しては最強と言われる師匠よりも上である。
エリクサーも、元を辿っていけば血液の成分を弄るのが取り掛かる最初のことだから。
翳して数秒。
俺はそれを終えると、あとは配膳を任せようと銀達のいる方へ向くと。
ーーヴヴ!
携帯を見ると、そこには知らない番号。
「はい、もしもし」
『初めまして──と言ったほうがいいかな?
それとも、死神と呼べばいいですかな?
または天使様と呼べば?』
まぁ色々あったから仕方なかったが、意外と時間が掛かったな。
「ただの人間ですよ。
もう時期高校受験を控える──ね?」
『ハハハハ!謙遜するとは面白い御仁ですな!
ではその御仁と会うためにはいつ頃がいいですかな?』
「こちらは夏休みですからね。
時間さえ仰っていただければ」
『ではすぐ車で出発するとしましょう。
場所を教えていただいても?』
住所を教え、軽く雑談してすぐに電話は終わる。
直接会うんだから会話はこれ以上必要ない。
と振り返ると。
既に俺を放置してカレーを食べる強面数十人と、純粋に食べる子供たちが視界には映った。
⋯⋯頼むから無言でカレーを食うのだけは勘弁してくれ。
そんで、上下関係があるお前らは、俺を差し置いてかっこむな。
殺すぞ。
200
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる