ゲーム作りと高校と、少しの恋愛の話。

何度でもスーパーオア

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第6話 恵斗とゲーム作り

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 放課後、俺はいつも通り部室へ向かう。

「よし、やるぞ。」

 もちろんまとめていた通りに進める。

「よし、ここはいつものプログラムだな。」

経験から、ある程度のパターンのプログラムの組み方は覚えている。

「ここわからないな…。えっと、メモは…。」

メモに、自分がよくやり方を調べるパターンをまとめている。結構便利。

「…ここで進行度を17にするか。」

 進行度というのは俺が勝手につけている変数名である。名の通りどれだけ進んだかが数値で表される。
特に、変数の名前は分かりやすくしないとわけが分からなくなるので名前を付けるのは重要だ。

「で、ここでのセリフは…。」

 __________

「よし、一旦休憩するか。」

保存をする。

 廊下に出ようとしたところで、ふと思い出した。

「…そういや、暮葉が居ないな…。何でだったっけ…。
 えっと…確か朝に、今日は用事があるって言ってたな…。」

 部活の時はいつも居るせいで、変な違和感がある。

「じゃあ今日は一人で作業か…。」

「あっ、いた!おーい、秋人ー!」

「ケート!?」

 __________

「何でお前がいるんだよ…。」

「いや、どういうことやってるか気になるじゃん?」

「いや、そりゃゲーム作りをやってるに決まってるだろ。」

「いや、そうじゃなくて……あれ?暮葉はどこだ?」

「今日は用事があるらしい。」

「あ、そうなのか…。それで、どんなゲームを作ってるんだ?」

「…今は遺跡を探索するゲームかな…。」

「へぇ、面白そうだな。試しにやってみてもいいか?」

「いや、いいけど…そういやケートは何の部活に入ってるんだ?」

「バスケ部だな。最近やめたけど。」

「お前らしいな…。」

__________

「おお、すげぇ!あの頃とはクオリティが違うな!」

「4年の成果だ。」

「あ、そうか、俺ら4年も会ってなかったのか。」

「学生の4年はでかいからな。」

「これを、暮葉と共同制作してるのか。あれ?でも暮葉ってゲーム作れたっけ?」

「だからテストプレイとドット絵をやってもらってるんだよ。」

「ああ、そういうことなのか。」

「お前やっぱ天才じゃないな。」

「なんでだよ。」
__________

「そういや、ケートは中学で何をやってたのか?」

「サッカーだな。」

「お前やるスポーツころころ変えすぎだろ…。」

「飽き性だからな。」

「なんでドヤ顔で言ってるんだよ…。」

「……お、時間だな。」

休憩(と決めている時間)が終わる。

「よし、集中するか。」

「おう。頑張れ。」

__________

「よし、今日はこれで終わりだな。」

進捗をまとめ、帰路につく。

「たまに俺見に来ようかな…。」

「ああ。いいよ。」

「じゃあな。」

「また明日。」
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