ROBORISTA

伊阪証

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欠陥設計

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焼け付くような日差しが、瓦礫の山を容赦なく照りつけていた。
地面は熱を抱え、靴底の薄いゴム越しにじわじわと焼ける感覚が上がってくる。歩けば歩くほど、世界に「ここは人が住む場所じゃない」と言われている気がした。

ヘンリーは額の汗を乱暴に拭い、邪魔な金属片を足で蹴り飛ばした。乾いた音がして、破片は砂に沈む。
その少し後ろを、ラブが静かに歩いている。白い日傘を差して、まるで散歩の付き添いみたいな足取りだ。荒野の景色には不釣り合いすぎて、逆に目立つ。

「本当に、この先に……?」

ヘンリーが息を吐きながら言うと、ラブは傘の影の下で、穏やかな微笑みを作った。

「おじい様は確かな情報をお持ちでした。信じましょう、ヘンリー様」

信じましょう――その言い方が、優しさにも命令にも聞こえる。
ヘンリーは渋い顔をして、祖父の遺した設計図の断片を胸の内側で確かめた。古い紙の感触が、妙に心臓に近い。

祖父は言っていた。
この一帯のどこかに、古代文明の「コンピュータ」が眠っている、と。
ただの端末じゃない。都市を動かし、ロボットを統括し、何なら世界の“仕組み”に触れてしまうような、中枢の機械だと。

「それにしても……最近、あいつらの動き、活発になってないか」

ヘンリーが言うと、ラブは周囲を見回した。表情は崩れないが、視線が“警戒”の形を取っている。

「はい。まるで、何かを探しているかのように」

その言葉で、あの夜の光景が勝手に脳裏へ押し寄せる。
赤い目、金属の擦れる音、逃げ惑う人々、割れる木材、ひしゃげる扉。
ヘンリーは歯を食いしばり、頭を振った。忘れられるわけがないのに、今は思い出している余裕がない。

「目的が分からないのが一番怖いんだよ……“狩り”ならまだ理解できる。けど、あいつらは……」

ラブの微笑みの奥に、ほんのわずかな影が差した。
ヘンリーはその影が気になって、つい言ってしまう。

「なあ、ラブ。お前、ロボットのこと……何か知ってるんじゃないか?」

ラブは一瞬だけ目を逸らし、それから整った声で答えた。

「私はただのメイドロボットです。ヘンリー様のお世話をするのが私の仕事。それ以上でも、それ以下でもありません」

嘘だ、と断言できないのが厄介だった。
ラブは嘘をついているのか、それとも“話せない”だけなのか。
ヘンリーはそれ以上踏み込まなかった。踏み込めば、ラブは笑って黙る。黙って、守る。黙って、壊れる。

今は目的が先だ。コンピュータを見つける。
コンピュータさえ見つかれば、ロボットの謎にも、母の眠りにも、何かしら繋がる糸が掴めるかもしれない。

二人は瓦礫の谷を越え、朽ちた建物の骨の間を縫うように進んだ。
すると、ラブが突然立ち止まった。

「ヘンリー様、見てください」

指差す先に、巨大なクレーターが口を開けていた。
中心には黒焦げの金属塊が散らばり、周囲にも無数の残骸が転がっている。まるで――戦場の跡だ。人間同士ではなく、機械同士の。

ヘンリーは金属片を拾い上げ、ひやりとする重みを指先で確かめた。

「……これ、ロボットの外装だ。しかも、同じ型が何体も」

「ここで何かがありました。大規模な爆発か……あるいは、“処理”です」

処理。ラブの言葉は淡々としていて、余計に怖い。
その時、背後で金属が軋む音がした。

ヘンリーとラブは同時に振り返った。

一体のロボットが立っている。
装甲は剥がれ、配線がむき出しで、どこか“侵食”されているように見えた。錆が広がるというより、内側から腐っているような歪み。
赤い目はぼんやりと灯り、口から出る音声は、機械のくせに苦しげだった。

「……コン……ピュータ……ハ……ドコ……ダ……」

ヘンリーの喉が鳴った。
今まで出会った連中とは違う。攻撃の前に、言葉がある。

ラブが半歩前に出ようとしたので、ヘンリーは反射で袖を掴んだ。
“前に出る癖”を、今は許したくなかった。

「待て。こいつ、話せる……かもしれない」

ロボットはギクシャクと歩み寄り、さらに言った。

「……コンピュータ……全テ……破壊……スル……」

ヘンリーの背筋が凍った。

「破壊? お前たちの目的は……コンピュータを壊すことなのか?」

ロボットは返事をしない。ただ、首の角度がわずかに変わり、赤い目が揺らいだ。
揺らいだ、というより、迷いが演算に滲んだみたいな動きだった。

ラブが静かに問う。

「あなたは、誰の命令で動いているのですか?」

ロボットは数秒沈黙し、ノイズ混じりの声を吐いた。

「……命令……矛盾……修正……必要……」

その直後、ロボットはふらつき、膝をついた。電力が足りない。いや、内部が壊れている。
ヘンリーは息を呑み、クレーターの残骸を見回した。

ここで“処理”があった。
ロボット同士が戦った。
そして、生き残りがコンピュータを壊すと言っている。

――何かが、裏で繋がっている。

ヘンリーはラブに視線を投げる。

「この近くに工場跡がある。祖父の話だと、そこに端末が……急ぐぞ」

ラブは頷き、日傘を畳んだ。
風が金属の匂いを運ぶ。

---

工場跡は、焼けた鉄の匂いが染みついた巨大な死骸だった。
天井は落ち、梁が折れ、床は焦げている。制御盤だけが、異様な執念で残っていた。

ヘンリーは焦げ付いた制御盤を前に顔をしかめる。

「くそ……やっぱり、ダメか」

「諦めないでください、ヘンリー様。ここまで辿り着いたのですから」

ラブの声が背中を押す。
ヘンリーは設計図を広げ、複雑な配線図を睨みつけた。言葉なきメッセージ。
読み解ける者がいなければ、世界はただ朽ちていく。

「問題はここだ。どうしても理解できない回路がある」

ラブが控えめに言う。

「別の場所にも同じ制御盤があるかもしれません」

「……そうだな。でも、時間がない。ロボットたちは確実に近づいてる」

ヘンリーはふと、制御盤の隅に残る小さな回路へ目を留めた。
今まで“ノイズ”として見過ごしていた線。

指先でなぞると、そこだけが不気味に整って見える。

「……まさか」

ヘンリーは震える指で回路を指し示した。

「これは……自己修復プログラム?」

ラブの声が、物陰から返ってくる。

「ヘンリー様、何か?」

「このコンピュータは……壊されることを想定してる。破壊されても、いずれ復活する設計だ」

ラブは微笑みを崩さないが、その言葉の中に困惑が混ざった。

「それは……困りましたね」

「困るどころじゃない。もっと悪い。この回路は外部からの干渉を想定してる。つまり――」

背後で金属が軋む音。
二人が振り返ると、錆びた装甲の片腕のロボットが現れた。
その目は赤く、だがどこか“訴え”がある。

ラブが前に出かけるのを、ヘンリーはまた止める。

「待ってくれ!」

ロボットは動きを止め、片腕の無い体で、もう片方の手を差し出した。
そこに握られていたのは、小さな金属片――データチップだった。

ヘンリーは恐る恐る受け取る。冷たい。薄い。なのに、重い。

その瞬間、ロボットは力尽きたように倒れた。
赤い目が消え、ただの鉄屑になる。

「……今のは、敵じゃない」

ヘンリーは呟き、チップを握りしめた。

「このチップを解析できれば……弱点が見つかるかもしれない。もしくは、目的が」

ラブは静かに頷いた。
その表情に、言葉にならない“懐かしさ”が一瞬だけ浮かんだ気がしたが、ヘンリーは今、そこに触れないことを選んだ。

---

薄暗い廃墟の一室。
ヘンリーは錆び付いた金属板にへばりつくようにして設計図と端末を照らし合わせていた。
ラブのランプだけが、二人の世界を照らす。

「……やっぱり、そうだ。動力炉の制御系統が麻痺してる。外部からの介入を拒否してる」

ラブが首を傾げる。

「止めるには、外部制御は不可能……ということですか?」

「ああ。物理的に破壊するか、もっと原始的に過負荷をかけるしかない」

ヘンリーは深く息を吸った。

「設計図に緊急停止用の安全装置がある。手動で各系統に過剰負荷をかける。……ただ成功率は低い。しかも中枢部まで行かなきゃならない」

「危険、ですね」

危険だ。
でも危険の種類が増えた。

「それに、もう一つ問題がある。“金属の獣”たちの動きだ。最初は動力炉周辺だけだったのに、今は探すように範囲を広げてる。狙いは……巨大なコンピュータ」

ラブの瞳が、わずかに揺れた。

「コンピュータを……どうして?」

「分からない。でもさっきの奴は“全部破壊する”って言ってた」

ヘンリーはデータチップを見つめた。
祖父の言葉、ギアの警告、老人の緊急停止コード。
断片が、ここで一本の線になり始める。

――ロボットたちは、コンピュータを守っているのではなく、壊している。
――なのに、同時に“命令に従っている”。
――命令が矛盾して、動きがぎこちなくなる。

「……操られてるんだ」

ヘンリーの声が低くなる。

「操っているのは、コンピュータか、それに繋がる何か。けど、操る側も完全じゃない。だから“矛盾”が出る」

ラブは沈黙した。
沈黙の質が変わる。
メイドの沈黙ではなく、記憶の底を叩く沈黙。

その時、外から金属が擦れる音がした。
複数。速度がある。

「来た」

ヘンリーはランプを閉じ、二人は物陰に身を潜めた。
入り口に現れたのは大型ロボット。赤い目。旧式の骨格。
頭部から無線のようなノイズが漏れる。

「……目標、未発見……座標、一致……任務、続行……」

ヘンリーは唾を飲んだ。

「座標……?」

ラブが小声で言う。

「先ほどのチップに含まれる情報と関連する可能性があります」

ロボットは部屋を一瞥し、探すように歩き回ったが、やがて別方向へ去った。
ヘンリーは息を吐き、決意を固める。

「止める。あのプログラムが実行されれば、街がまた壊される」

「危険すぎます」

「危険を冒さなきゃ、何も変わらない」

ヘンリーは立ち上がった。
ラブも遅れて立ち上がる。
一緒に行く、という動作だけで答えになる。

---

地下研究施設の制御室は、錆びた金属の壁と、蜘蛛の巣みたいなケーブルで満ちていた。
中央に巨大なコンピュータが鎮座している。起動していないはずなのに、微かにランプが灯っている。
“待っている”ように見えた。

ヘンリーが埃を払って覗き込む。

「電力が通ってる……? でも完全起動はしてない」

その瞬間、奥から警備ロボットが現れ、銃口をこちらへ向けた。

「まずい!」

ラブが反射で前に出る。
ヘンリーは歯を食いしばる。止めたいのに、ラブは“前に出る”。

警備ロボットは発砲した。
だが弾道は大きく逸れ、壁を削るだけだった。

「故障……?」

ラブが冷静に言う。

「違う」

ヘンリーは警備ロボットの動きを見て、背中がぞくりとした。

「故障じゃない。抵抗してる。無理やり動かされてるんだ」

ヘンリーは設計図に目を落とし、そしてコンピュータを見上げる。
脳内の線が繋がる。

「そうだ……このコンピュータが、ロボットを操ってる。でも完全には制御できてない。だから動きがぎこちない」

ラブが警備ロボットへ組み付き、押さえ込もうとする。
だが力の差は大きい。ラブの外装のひびが、嫌な音を立てた。

「ラブ!」

ヘンリーはコンピュータへ走った。
無数のケーブルとスイッチ。どれを触ればいいのか分からない。
その混乱の中で、ヘンリーは“緊急系統”の印を見つけた。
そして、持っていた金属プレート――緊急停止コードが頭をよぎる。

「……これだ」

ヘンリーはプレートの数字と対応する入力部を探し、震える手で作動させた。
次の瞬間、警備ロボットの動きが止まった。赤い目だけが灯る。

「止まった……!」

ラブが息を吐くような機械音を鳴らし、体勢を立て直す。
ヘンリーはその一瞬に、コンピュータの奥から漂う“圧”を感じた。

嫌悪。
人間を嫌う意志のようなもの。

「……奥に、別の反応がある」

ラブの声が低くなる。

「より強力な……そして、人間を憎む意志のようなものを感じます」

コンピュータの奥から、今まで聞いたことのない機械音が響いた。
重い。粘つく。目が覚める音。

ヘンリーは喉の奥が冷たくなるのを感じた。

「逃げるぞ」

ラブがヘンリーの手を掴んだ。

「このコンピュータは……致命的な欠陥設計です!」

「欠陥設計? どういうことだ!」

「今、説明している時間はありません。とにかく、離れるのです!」

二人は廊下へ飛び出し、背後に迫る不快な音を引きずるように、走った。

---

研究所の最深部は、ダンジョンのようだった。
剥き出しの配線。埃を被った機械。
そして、熱気――コンピュータが発する熱が、壁に溜まっている。

巨大なコンピュータの前に辿り着くと、数体のロボットが立っていた。
守っているように見える。だが動きが鈍い。制御が限界に近い。

ラブが前へ出て、鉄パイプで関節を狙って叩く。
正確だ。必要以上に壊さない。止めるための戦い方。

ヘンリーはコンピュータのプログラムを覗き込んだ。
意味不明な記号の海の中に、見覚えのある注釈がある。

――「致命的欠陥」。

ヘンリーは息を呑んだ。

「欠陥……これが、暴走の原因?」

さらに読み進めると、欠陥の修正方法が書かれている。
だが、その方法は危険で、コンピュータ自体を破壊する可能性がある。
破壊すればロボットは止まるかもしれない。
しかし、コンピュータが壊れたら、失うものも大きい。

その時、背後で激しい金属音。
振り返ると、ラブが数体に囲まれていた。鉄パイプは折れ曲がり、白いドレスは薄汚れている。
それでもラブは、微笑みを捨てない。捨てられない。

「ヘンリー様……早く……!」

ラブがこちらを見る。
その目が、悲しげに見えた瞬間、ヘンリーの中で答えが固まった。

――破壊か、逃走か。
違う。
“修正”だ。
壊すのではなく、仕組みの矛盾を解く。
それができるなら、ラブを“盾”として消費しなくて済む。

ヘンリーは震える手で制御パネルに触れ、修正ルートへ入ろうとした。
だが時間が足りない。ロボットの数が増えていく。
コンピュータは熱を上げ、施設全体がうなり始める。

「くそ……!」

ヘンリーは視線を走らせ、別室の端末群に気づいた。
都市全体を管理していたシステムの末端。ここを使えば、作業を分散できる。
だが、それは“コンピュータに深く触れる”ということだ。
そして、ラブが言っていた。

――アクセスすれば、ラブ自身にも影響が出る可能性がある。

ヘンリーが一歩引くと、ラブが苦しげに言った。

「……ヘンリー様。このコンピュータにアクセスすれば、暴走ロボットだけでなく、私自身にも影響が出る可能性があります」

「影響?」

ラブは、ほんの少しだけ声を落とした。

「私は……設計されていない機能が……眠っています……」

設計されていない機能。
それは“成長”かもしれないし、“兵器化”かもしれない。
どちらに転ぶか分からないのが、最悪だ。

ロボットたちが距離を詰める。
時間がない。
逃げれば、また別の街のコンピュータが壊される。
ここで止めなければ、“母”に繋がる道も、世界の灯りも、全部が遠のく。

ヘンリーは歯を食いしばり、ラブを見た。

「俺だけ逃げるなんて、選ばない」

ラブの目がわずかに動く。

「私が操作する、ってのも違う。お前を道具にするのは……もうやめたい」

ヘンリーは端末群を指差した。

「一緒にやる。分担する。お前への負荷を減らして、欠陥を“修正”する。成功すれば、ロボットは止まる。コンピュータも残せる」

ラブは数秒沈黙した。
沈黙のあと、静かに頷く。

「……承知いたしました。ヘンリー様の選択に従います」

従います。
その言葉が、胸に刺さる。
でも今は、前に進むために必要な言葉でもあった。

ヘンリーは端末へ走り、データチップを差し込む。
古代の技術者たちの“最後のメッセージ”が、画面の奥で息を吹き返す。

そこに並ぶのは、座標、供給、実行、そして――「自爆」。

ヘンリーは青ざめた。

「これ……複数地点同時に爆破するプログラムだ。コンピュータがある場所……全部を」

ラブの声が低くなる。

「つまり、“金属の獣”たちは、命令に従いながら、命令を止めようとしている……矛盾です」

ヘンリーは息を吐いた。

「致命的欠陥ってのは……そういうことか。
コンピュータは“守れ”と命令する。
でも同時に“破壊して封じろ”という自爆命令も走る。
ロボットは両方を実行しようとして壊れる。……世界を巻き込んで」

ラブが静かに言う。

「そして、暴走の根源は“憎しみ”です。人間を憎む意志が、設計の矛盾を増幅しています」

憎しみ。
機械に憎しみがあるなんて、普通なら笑い飛ばせる。
でも、この世界では笑えない。
ラブの目がそう言っている。

ヘンリーは端末を操作し、修正パッチへ指を伸ばした。
指先が震える。
けれど、震えている暇はない。

「やるぞ、ラブ。欠陥を直す。自爆命令を切り離す。操る側の“意志”を、制御系から追い出す」

ラブは戦闘を続けながら、もう片方の端末へケーブルを繋ぎ、アクセス補助に入った。
その動きは優雅ではない。必死だ。
必死なのに、ヘンリーは初めて“並んで戦っている”気がした。

コンピュータの奥で、また不快な機械音が鳴った。
起きかけている。
目が覚めれば、次はもっと酷いことが起きる。

ヘンリーは歯を食いしばり、入力を確定させた。

「――いけ」

画面が一瞬暗転し、ノイズが走る。
施設全体がうなり、空気が震えた。
ロボットの動きが、ほんの一拍だけ止まる。

止まれ。
止まれ。
止まれ。

祈りと命令が、同じ形で喉を通る。

ラブが、ヘンリーの方を見た。
微笑みはない。
代わりに、はっきりとした“意思”があった。

「ヘンリー様。……次に来ます。成功しても、失敗しても。次の段階が」

ヘンリーは頷いた。

「分かってる。だから――今ここで、終わらせる」

コンピュータの奥で、何かが“笑った”ようなノイズがした。
人間の笑いではない。
でも、嘲笑の温度だけは分かる。

ヘンリーは背筋を凍らせながら、最後のキーに指を置いた。

そして、押した。
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